ブックオフでのせどりはもう禁止?最新の事情と注意点

せどり黎明期は、ブックオフは代表的な仕入れ先でした。当時のブックオフ店内は1日中転売屋で賑わっていたものです。しかし、現在のブックオフでは転売屋をめっきり見かけなくなりました。その背景には、せどり禁止店舗の出現があります。

今回は、最新のブックオフ事情と、現在のブックオフせどりコツ注意点を解説します。

目次

ブックオフ事情

最初に、ブックオフの概要と最新のブックオフ事情について紹介します。

ブックオフとは?

そもそもブックオフとは、ブックオフコーポレーション株式会社が運営する中古本・中古家電販売のチェーン店です。全盛期は1,000店舗弱ありましたが、2021年12月時点で793店舗まで縮小しています。

3種類のブックオフ

ブックオフには3種類の店舗があります。

・BOOK OFF
・BOOKOFF PLUS
・BOOKOFF SUPER BAZAAR

BOOK OFFは、街中でもよく見かけるブックオフ実店舗のことです。中古の書籍・CD・DVD・ゲームソフトを主に扱っています。

BOOKOFF PLUSは、書籍・CD・DVD・ゲームソフトに加えて、家電やホビーグッズも扱っている実店舗です。

BOOKOFF SUPER BAZAARはブックオフの超大型店舗です。書籍・CD・DVD・ゲームソフトはもちろん、洋服・子供服、スポーツ用品、ベビー用品、ブランド品、楽器、生活雑貨など幅広い商品を扱っています。

また、3つの実店舗の他にブックオフにはオンラインショップもあります。

参考: BOOK OFF ONLINE

直営店・FC加盟店

ブックオフの店舗には直営店とFC加盟店があります。直営店は直営という名だけあり様々なバックアップから品数・品揃えが豊富で、安定した仕入れが可能ですが、相場を見極められた価格設定がされています。

FC加盟店の方は、逆に店舗ごとで自由が効き、独自のセールや型にハマらない価格設定が可能なので直営店より在庫数は劣りますが安く仕入れが可能です。それぞれの特徴を活かした効率的な仕入れを行いましょう。

また、直営店とFC加盟店の見分け方としては
1.店舗検索一覧から見分けたい店舗を探し

2.店舗の詳細ページを出したらURLを確認

3.shopの後に続く数字の部分を確認し、「1」から始まっていればFC店「2」から始まっていれば直営店です。

ブックオフの単品管理

ブックオフ全盛期は、店内の商品がカテゴリごとに一律に値付けされていたため、お買い得品がたくさんありました。

しかし、現在はAmazonの最安値を参考に商品1つずつ値付けがされています。具体的には、Amazonの中古品最安値の1割程度安い価格に設定されています。そのため、ブックオフで仕入れた商品をAmazonで転売しても利益を出すのが難しくなっているのが現状です。

ワンデーサンクスパスの廃止

また、昔のブックオフにはワンデーサンクスパスというクーポンがありました。これは購入時のスタンプを10個集めるともらえるクーポンで、会計時にワンデーサンクスパスを出すと価格が10%OFFになるという、せどり屋にとっては非常にありがたいサービスでした。

しかし、2015年にワンデーサンクスパスが廃止され、ブックオフからせどり屋が激減しました。

ブックオフせどりは、もう稼げないのか?

ここまで解説してきた情報では、今後もブックオフせどりで稼ぐことは難しい印象があり、「ブックオフせどりは、もう稼げない」といった声を聞くこともあります。

ここからは、ブックオフせどりは、本当にもう稼げないのか、実情を解説していきます。

ブックオフせどりの実情

ブックオフせどりは、全盛期に比べると、利用する人が少なくなってきているのは事実です。

全盛期の2012年頃は、多くのせどらーが日常的にブックオフへ足を運び、中古の商品を仕入れていました。

しかし、近年では、せどらーが仕入れを行う方法についても変わり、ブックオフの利用が減ってきた理由としては、下記のような三つの変化があります。

一つ目は、仕入れ商品の対象が中古品から新品へと拡大した点です。中古品の仕入れは作業量が多く、大量仕入れが難しいのに比べ、新品の仕入れは少ない作業量で大量仕入れも行うことができ、故障や破損した商品を仕入れるリスクも防げることから、近年は新品の仕入れを行うせどらーが増えてきています。

二つ目は、仕入れ商品のジャンルの幅が広くなった点です。以前のせどりで取り扱う商品は古本が中心でしたが、作業時間がかかる点や、利益が低い点をネックに感じる人も多く、より利益を増やすために、家電やパソコン、カメラ、AV機器など、様々な商品を使ったせどりが普及されるようになりました。

三つ目は、インターネット上で仕入れと販売を行う電脳せどりが普及した点です。仕入れた商品は自宅から出品や配送ができ、完全に在宅でできることから、ブックオフのような店舗リサイクルショップを回らずに、せどりを行う人も増えてきています。

ブックオフせどりで稼ぎ続けている人の特徴

ブックオフせどりは、上記のような背景から利用者も減っており、以前に比べて稼ぐのが難しい傾向にありますが、現在もブックオフせどりで稼ぎ続けている人はいます。

ブックオフせどりで現在も稼ぎ続けている人の大きな特徴として、ブックオフやせどりの状況の変化に応じて、自分のやり方を柔軟に変えていることが挙げられます。

せどりに限らず、あらゆるビジネスにおいて、状況や環境の変化に応じて自分のやり方を柔軟に変えられる人は、結果が出やすい傾向があります。

その中でも、特に市場動向の分析と対策はとても大切です。

ブックオフせどりの価格設定を例に挙げると、単品管理がされている商品は前述した通り、Amazonの中古品最安値の1割程度安い価格に設定されていることから利益を出しにくいですが、商品の状態が良好であれば、Amazonの最安値と同じ価格設定にする必要はありません。このように、商品の市場価値や、状態に応じた価格設定で販売を続けることができれば、現在でも十分利益を出せるのです。

以上のことから、ブックオフせどりで稼ぐためには、市場動向の分析と対策を綿密に行い、状況の変化に応じて、自分のやり方を柔軟に変えていくことで、まだまだ稼ぎ続けることが可能です。

ブックオフせどりのメリット

ブックオフから仕入れるメリットは3つあります。

ライバルが減っている

古本せどりが流行っていた時期は、ブックオフの店内はたくさんの転売屋で溢れかえっていました。

しかし、一般客への配慮からせどりを禁止する店舗が増えたことで、転売屋があまりブックオフに寄り付かなくなりました。そのため、ブックオフには現在ライバルがほとんどいません。

安い

ブックオフで販売されている商品はただでさえ安いのに、せどり禁止の影響で売上が激減したため、現在は古本せどり全盛期よりもさらに単価が安くなっています。

100円コーナーにも売れ筋商品がたくさんあります。

少額資金で始められる

ブックオフは仕入れの商品が安いため、少額資金で始めることができます。

特に、単Cという本は1冊100円で販売されているため、せどりを始めた頃におすすめです。

この単Cの商品を中心に仕入れを行えば、少ない資金でも大量に仕入れることができ、人気の漫画を集めてセット販売することで、利益を増やすことができるため、積極的に活用していきましょう。

また、ブックオフの店舗によって、コミックのセット売りや、定期的に売れない商品を値下げしている場合もあるため、よりお得に仕入れができる点も大きな魅力です。

特に、セット売りされている昔の名作コミックは、比較的新しいタイトルのコミックに比べて、安く仕入れて高く売ることができるため、仕入れを行う際には合わせてチェックしましょう。

幅広い商品を扱える

ブックオフでは、古本の他にもゲームソフト・家電・古着など、転売で儲かりやすい商品がたくさん売られています。

古本転売で経験を積んだ後は、上記のような古本より単価の高い商品に手を出すのも良いでしょう。

ブックオフ転売のデメリット

しかし、ブックオフ仕入れも良いことばかりではありません。主なデメリットをいくつか紹介します。

大量仕入れが難しい

中古品である以上、数に限りがあります。そのため、売れ筋商品を見つけたとしても、大量に仕入れることは困難です。特に、実店舗では1点ものが多いため、オンラインショップも併用していく必要があります。

商品数の減少

メルカリ・ラクマといったフリマアプリの普及により、現在では個人でも簡単に物販ができるようになりました。古本やゲームソフトはブックオフに買い取ってもらうより直接メルカリに出品した方が高く売れるため、ブックオフに持ち込まれる商品数が減少しています。

検品作業に時間がかかる

ブックオフせどりは中古品を取り扱うため、商品の検品作業に時間がかかります。

具体的な検品作業は、商品のキズや汚れなどの状態の確認だけでなく、外箱の汚れや破れ、値札などのシール剥がし、家電やゲームソフトなどの商品は付属品や動作確認なども行うため、慣れないうちは多くの時間がかかってしまいます。

しかし、検品を怠って商品を販売するとクレームに繋がり、買い手に付けられた低い評価が、その後の販売に大きく影響を与えるため、日々の検品は必ず忘れずに行う必要があります。

商品の販売における返品などのクレームを防ぎ、せどりをスムーズに続けていくためにも日頃から商品を購入したお客さまの気持ちを考えながら、丁寧に検品を行うように心がけましょう。

地域格差がある

ブックオフの店舗数は地域によってかなり差があります。都市部だと近所に3つも4つも店舗があることも多いですが、田舎になると車で30分以上走っても1店舗もないということも珍しくありません。

そのため、ブックオフせどりの難易度は住む場所にかなり左右されます。

ブックオフの需要が無くなりつつある

メルカリといったフリマアプリによって、個人で物を売買することが主流になってきた影響でブックオフの需要が減りつつあります。もちろん完全にブックオフ自体に需要がなくなるとは言えませんが、厳しい状況にあることに変わりはありません。

そのためブックオフの転売を始めたとしても、急に店舗がなくなってしまったりする可能性は大いにあります。

需要の低下に合わせて店舗も減少傾向に

ブックオフの需要が無くなっていくことで、店舗はどんどん減少していきます。今まで近くにあったブックオフの店舗が無くなってしまえば、再び新しい店舗を探す手間が増えてしまいます。

田舎のような地域に住んでいる人であれば、ブックオフが1軒でもなくなれば転売ができなくなってしまいます。

ブックオフせどり禁止

最近、「転売禁止」や「せどり禁止」という張り紙が貼られたブックオフ店舗を見かけることが増えました。

全面禁止は一部

しかし、ブックオフ全体でせどりが禁止されているわけではありません。一部の店舗でせどりが全面禁止されているというだけの話です。

禁止店舗は割合で言うとまだ少ないため、ブックオフせどりはまだまだ可能です。

ビームせどり禁止

せどり全面禁止の店舗は少ないですが、ビームせどりを禁止している店舗は結構あります。

ビームせどりとは、バーコードリーダーを使って商品のバーコードをスキャンして利益の出る商品を探していく手法です。

他の客を無視して店内の商品を片っ端から調べるビームせどらーが続出し、一般客からの苦情が絶えなかったため、現在はバーコードリーダーの使用を禁止している店舗が増えています。

ビームせどりのマナー

もちろん、まだビームせどりができる店舗は残っていますが、他のお客への迷惑を考えずにスキャンしていると、すぐ禁止されてしまいます。

バーコードリーダーを使う際は、客足の少ない時間帯を狙いましょう。

バーコードリーダーの持ち方

また、バーコードリーダーを堂々と持ち歩いて読み取っていると、明らかに不自然です。バーコードリーダーを禁止していない店舗でも、店員さんにつまみ出されるおそれがあります。

そのため、バーコードリーダーは目立たないように持ち歩きましょう。スタンダードな持ち方は、まずスマホを持って、スマホの裏にバーコードリーダーをつけるやり方です。これならバーコードリーダーも見えにくいですし、スマホ画面で検索ツールを操作しながらスキャンできます。

ビームせどり禁止店舗での仕入れ

バーコードリーダーの使用が禁止されていても、スマホでのリサーチは禁止されていない店舗が多いので、ビームせどり禁止店ではスマホを使いましょう。

せどりをブックオフでやるなら準備すべきツール

ブックオフせどりを始める時は「バーコードリーダー」と「Googleマップ」の2つのツールを準備するようにしましょう。1つずつ解説していきます。

バーコードリーダー

バーコードリーダーはスマホの無料アプリでダウンロードしましょう。バーコードリーダー系のツールでも、ものによっては高額なのもありますが無料で十分です。

無料のアプリの中では、自分が一番使いやすいと感じたアプリを使いましょう。無料なので色んなバーコードリーダーのアプリをダウンロードしてみるといいです。

Googleマップ

ブックオフせどりは1店舗だけでなく、複数の店舗をまわることでより多くの商品を仕入れることができます。そのためGoogle マップで、あらかじめ複数の店舗までのルートを把握しておきましょう。

このようにGoogle マップを使って複数の店舗までのルートを把握することで、無駄な時間を削ることができるのです。無駄な時間がなくなれば無くなった時間をせどりの時間に費やすことができるので、結果的に収益も伸びていきます。

ブックオフで仕入れが狙い目の3つのタイミング


ブックオフの仕入れはいつでもできますが、セールなどでお得に仕入れができるタイミングがあります。ここでは具体的なセールの時期、お得に仕入れができるタイミングを3つ紹介します。

ウルトラセール

ウルトラセールとはブックオフの本が、20%OFFになって販売されるセールのことを言います。このウルトラセールは毎年のゴールデンウィークやお盆に開催されます。

具体的な日程については、店舗によって変わる場合があるので随時ホームページをチェックしておきましょう。

各店舗によって開催される不定期セール

店舗によっては不定期でセールを開催していることもあります。自分の利用しているブックオフのテンポがいつセールを開催しているのかは、きちんと把握しておきましょう。

店舗ごとの不定期セールが開催されているかどうかは、ホームページを常にチェックするといいでしょう。また店舗ごとのTwitterアカウントもあるので、そこもチェックしておきましょう。

棚卸期間の直後

上記のようなセールに加え、商品が補充される棚卸期間の直後のタイミングで仕入れに行くのもおすすめです。

ブックオフの棚卸期間は毎月24日〜26日と期末にあたる3月末~4月の頭と決まっており、棚卸し期間中は商品の在庫数や品質を確認することが第一優先のため、新しい商品の品出しは止まります。

よって、棚卸期間の翌日が絶好のタイミングになり、この日は一気に新しい商品が追加され、掘り出し物などの商品に出会える確率も高くなるでしょう。

つまり、棚卸期間の翌日の開店時間にブックオフへ行けば、ライバルがいない状態で、お得に仕入れができるのです。

棚卸期間の翌日は、仕入れの選択肢がより増え、売上を大きく増やすこともできるため、毎月積極的に利用することを心がけましょう。

陳列される前

ブックオフに行くと、たまに赤い棚に置かれた商品があります。これは「赤棚」と呼ばれるもので、お客様から買い取った直後の商品が置かれる仕組みになっています。お客様から買い取った商品は、一旦赤棚に置かれその後売り場である本棚に陳列されるのです。

この赤棚の中に入っている商品は売られた直後のものなので、利益が出やすいお宝商品が眠っている可能性があります。ブックオフに行ったとき、赤棚を見つけたら要チェックです。

年末年始の時期

年末年始は「ウルトラセール」をはじめ、「冬物クリアランスセール」、「新春セール」など、ブックオフのさまざまなセール期間と重なり、最もお得に仕入れができるため、必ず利用したい時期です。

ただし、この時期のブックオフは普段よりも多くのお客様が来店する可能性が高く、店内が混み合ってしまうため、マナーを守って利用することを心がけましょう。

尚、具体的なセールの開催日は、ブックオフのホームページや店舗内で事前に告知されるため、この年に一度のチャンスを逃さないためにも、年末年始が近づいてきたら必ず仕入れ先の店舗のスケジュールを確認しましょう。

また、年末年始は大掃除の時期とも重なるため、買取希望者が大量の不要品をまとめて店舗に持ち込むことが増えます。大量の商品が棚に並び、その中にはお宝商品も眠っている可能性もあるため、上記のセールと合わせて有効活用しましょう。

引っ越しの需要が集中する時期

年末年始と同じように、引っ越しの需要が集中する時期も、買取希望者が大量の不要品をまとめて店舗に持ち込むことが増えるため、仕入れの狙い目の時期です。

特に、3月の新年度直前の時期は、進学や就職などで引っ越しをする人が一気に増えるため、ブックオフで大量に不要品の買取を依頼する人も増えます。ブックオフでは、この時期に決算セールもあるため、商品をよりお得に仕入れができるでしょう。

ブックオフでは、引っ越し時期のタイミングに合わせた大量買取にも力を入れており、店舗によっては出張買取サービスを提供しているところもあります。

出張買取サービスを通じて、利益率が高い商品も仕入れられる可能性があるため、このような時期も積極的に利用しましょう。

ブックオフせどりで価格差が取りやすい商品の特徴とは?

「インストアコードがついていない商品」と「値札シールが重ねて貼られた商品(ところてん)」は、価格差が比較的取りやすく、利益を出しやすい商品になるため、特に注意して確認することが大切です。

ここからは、上記のそれぞれの商品について解説します。

インストアコードがついていない商品

インストアコードとは、自社店舗内の商品管理で使用するために、独自でつけたバーコードです。

近年のブックオフの商品はパソコンでも管理するために、このバーコードを取り入れ、価格の他にもさまざまな情報を読み取ることができます。

今回のブックオフせどりの話における、インストアコードがついていない商品とは、「ブックオフが独自につけたバーコードがない商品」ということを示します。

インストアコードがついていない商品は、本来の価格よりも安く値付けする傾向があるため、手にとった商品にインストアコードがついていない場合は、必ず価格差を確認しましょう。

値札シールが重ねて貼られた商品(ところてん)

ブックオフでは、最初に貼ってあった値札シールの上に、安い価格の値札シールが重ねて貼られている商品もあります。

このような商品は、店舗が新しい商品の補充に伴い、棚に並べていた既存の商品を売り切るために値下げすることが多く、本来の価格よりも安く仕入れができます。また、このような商品は「ところてん」と呼ばれています。

ところてんは、事前に商品のリサーチをせずに、手に取った商品を確認するだけでお得に仕入れができるため、おすすめです。

また、ところてんの頻度や値下げ幅は店舗によって異なるため、仕入れを行う店舗の商品の値札シールは定期的に確認しましょう。

値札シールの仕組みを理解する

ブックオフの商品に貼られている値札は、黒・緑・青・赤の4色で分けられており、それぞれの色によって、その商品が何月に入荷したのかわかるようになっています。

  • 黒 1~3月
  • 緑 4~6月
  • 青 7~9月
  • 赤 10~12月

ブックオフの店員は、これらの色分けされた値札シールを見ることで、売れ残っている商品の滞留期間を把握し、値下げをするための判断材料の一つとしています。

例えば、ブックオフに仕入れを行った月が6月だった時、リサーチした商品の値札シールが緑だった場合、入荷は4~6月になることから、最近入荷した商品だと判断できます。

仕入れに行った月と同じ時期に入荷された本は、他のせどらーも見ておらず、利益を出せる可能性が高いため、リサーチに力を入れると良いでしょう。

反対に、長く滞留している商品は、他のせどらーも仕入れを行う必要がないと判断したことになるため、リサーチに力を入れる必要はありません。

以上を踏まえ、仕入れに行く月が6月の場合は、値札シールが緑や黒の商品のみをリサーチし、値札シールが青や赤の商品はリサーチしない、といった形でリサーチを行う値札シールの色を事前に決めておくことで、仕入れにかかる時間を短縮できます。

また、ブックオフで売られている商品の中には、前述した「ところてん」の値下げによって、色の違う2枚の値札シールが重ねて貼られていることもあります。

例えば、仕入れに行った月が10月で、値札シールが黒枠(1~3月)2,000円の商品に、赤枠(10~12月)1,100円の値札シールが重ねて貼られていた場合、「ところてん」がされたばかりだと判断できます。

このように、ブックオフの値札シールの色を見ることによって、入荷の時期や、いつ「ところてん」がされたかがわかるようになります。

仕入れをより効率よく行い、利益を増やすために、商品のリサーチの際は値札シールも合わせて確認しましょう。

プレミア商品を探し出す

プレミア商品とは、希少価値が高く、正規の価格よりも高い金額で取引されている商品のことです。

プレミア商品は、人気ブランドをはじめ、イベント会場や期間限定で販売された限定商品など、さまざまな分野の商品があり、中古でも高値で取引されることが多いため、1つの商品を販売するだけで利益を増やすことができます。

特に、需要が高いプレミア商品は、在庫を長期間抱えずに、定価の2倍以上の価格で販売することもできるため、定価より安い金額で仕入れを行わなくても、効率的に利益を伸ばすことができます。

以上のことから、ブックオフで商品の仕入れを行う場合は、プレミア商品のことも頭に入れてリサーチを行うと良いでしょう。

ブックオフせどりの注意点

ブックオフから仕入れた古本・中古品を転売する際は、3つ注意点があります。

古物商許可が必要

古本・中古品を転売するには、基本的に古物商許可が必要です。

古物商許可とは、古物を販売する際に必要な免許です。一度消費者の手に渡った物は商品の状態にかかわらず古物とみなされるため、ヤフオクやメルカリなどの個人間取引サイトで購入した新品商品も古物に該当します。

古物商許可を受けていない状態で中古品転売事業を行った場合、古物営業法違反により3年以下の懲役又は100万円以下の罰金が課せられます。

事業として古本を仕入れて転売する場合は、必ず古物商許可を取りましょう。

古物商許可は所轄の警察署に19,000円を払って申請すれば取得できます。申請に必要な書類は役所でもらえます。

検品

ブックオフで仕入れた商品は、破損していたり汚れていたりすることが多くあります。

購入前に自分で検品できるものは検品しましょう。また、出品前はクリーニングして少しでも状態を良くしてから販売しましょう。

買取査定の呼び出しをチェック

買取が盛んな店舗は品揃えが豊富です。買取査定終了の呼び出し放送が多い店舗は、仕入れ先として最適です。

逆に言うと、1日中店舗にいて一度も買取査定の呼び出しがない店舗には、売れ筋商品はほとんどありません。そんな店舗にいても時間の無駄なので、別の店舗に向かいましょう。

高単価商品も狙う

ブックオフせどりで利益を増やしていくためには、低単価の商品のみを仕入れるだけでなく、高単価の商品の仕入れも視野に入れることが大切です。

なぜなら、仕入れ値が高単価の商品は、ネット上でも更に高単価で売りに出されることが多く、一つの高単価商品を販売するだけで利益を増やす可能性が高いからです。

特に、専門書などの特定の分野に特化した本や、絶版などの入手困難な本は高単価になることが多く、日を追うごとに、価格が更に高騰することもあります。

以上のことから、利益を更に増やす手段として、積極的に高単価商品もリサーチしていきましょう。

 バーコードリーダーの使用禁止に従う

店舗せどりでは、「せどりすと」などのバーコードリーダーの機能を持つスマホアプリを使うことで、効率的にリサーチができますが、ブックオフの店舗の中には、バーコードリーダーの使用を禁止している店舗があります。

バーコードリーダーの使用を禁止する店舗が出てきたのは、バーコードリーダーを使用したリサーチのために、長時間同じフロアに居座ったり、リサーチした商品を元の位置に戻さないといった迷惑行為を繰り返すせどらーが増えたことがきっかけにあります。

バーコードリーダーの使用禁止に関するポスターや張り紙などがある店舗では、ルールに従い、店舗がせどり行為自体を禁止している場合、仕入れ店舗としての利用も避けましょう。

また、せどり行為の禁止のポスターや張り紙などがない店舗でも、店員が迷惑行為や転売行為とみなした時点で出入禁止になってしまう可能性もあるため、仕入れを行う際は、長時間のリサーチは避け、商品購入の数量などにも気を付けるようにしましょう。

回転率を重視する

ブックオフせどりでは、他の仕入れ先の商品よりも仕入れ値が低く、高額で販売できる機会も少ないため、利益率よりも回転率を重視することが大切です。

利益率を重視した仕入れを行った場合、いつまでたっても商品の販売ができず、長期間在庫を抱えることになってしまいます。

一方、回転率を重視した仕入れを行えば、少ない資金でも商品を短期間で販売でき、在庫を抱えるリスクも少なくなります。

また、せどり初心者でも、多くの販売をこなすことで、モチベーションが更に高まり、せどりの知識や経験値を短期間で高めることができます。

日々の仕入れや販売に慣れてくれば、ある程度利益が出せる状態になっているため、より高額の商品を仕入れて利益を増やすチャンスも増えていくでしょう。

以上のことを踏まえ、ブックオフせどりを始める当初は、回転率を重視し、まずは仕入れた商品を全部売り切ることを意識しながら、根気強く続けていきましょう。

ブックオフ以外の仕入れ先も利用する

せどりで利益を増やすためには、複数の仕入れ先から商品を仕入れることが大切です。

なぜなら、仕入れ先が1つだけの場合、仕入れた商品の販売が滞ってしまうと、利益が大幅に減ってしまうリスクがあるからです。

リサイクルショップによって、取り扱っている商品も異なるため、より最適な仕入れ先を見つけることで、利益を増やすことができます。

例えば、古本はブックオフ、家電はハードオフ、CD・DVDはゲオといった形で、販売する商品に応じて仕入れ先を使い分けることで、利益率の高い商品や、掘り出し物を見つける可能性が高くなります。

また、地図アプリやインターネット検索等で情報収集を行い、地域密着型のリサイクルショップが自宅の近くにある場合は、せどらーのライバルも少ないため、新たな仕入れ先として検討してみましょう。

ブックオフせどりで狙うべき商品とリサーチポイント

ブックオフせどりはただ商品を仕入れて売るだけでは、利益を出すのは難しいです。そこでここでは、ブックオフせどりで狙うべき商品とリサーチポイントをご紹介します。

中古だが未使用の家電

ブックオフというと本のイメージが強いと思いますが、店舗によっては家電も取り扱っています。その家電の中でも狙い目は「未使用品」です。未使用品のものは利益を上げやすいので、狙いたい商品です。

仕入れる家電が未使用かどうかは、商品の値札に書いてあるのでそこだけリサーチすればOKです。

未開封のプラモデル

こちらも店舗によってですが、プラモデルの取り扱いがあります。ブックオフで売られているプラモデルは「パーツが袋から出されていない状態」がほとんどです。つまり未使用の商品として仕入れることができるのです。

仕入れる際には、ブックオフで売られているプラモデルの値段とネットで売られている値段と比較しながら商品選びをしましょう。

ショーケースにある電子機器や家電

ブックオフに行くと電子機器類や家電系のものがショーケースに入っている商品があります。このショーケースに入っている商品は狙い目です。というのもショーケースに入っている商品はバーコードリーダーでリサーチすることができないので、ライバルがスルーしている可能性があるからです。

そのため値札の商品名を手打ちで検索して、リサーチしなければいけないという手間はかかりますが狙い目としておすすめと言えます。

単行本のセット本

セット本とは、単行本がセットになって売られている商品のことを言います。このセット本の転売の仕方には以下の2種類があります。

  • セット本を買いそのまま売る
  • 単行本を集め自分でセット本を作って売る

自分でセット本を作る際には、複数の店舗を回って「状態の良い本」「安く仕入れられる本」を基準に集めていくことで高い利益を狙うことができます。

DVDボックス、スリーブケースの邦画DVD

DVDボックス、スリーブケース仕様のDVDというだけで高い利益を狙うことができます。普通のトールケースに入っているDVDは利益が狙いにくいので無視してOKです。

また洋画のDVDはなかなか利益が出にくいので避けるのがおすすめです。

付属品が全て揃ったゲーム機

付属品が全て揃った状態で売られているゲーム本体は狙い目です。付属品が揃っているとそれだけで価値が上がり、高い利益を狙うことができます。

ゲーム本体は取り扱っている数が少ないのも特徴なので、リサーチがやりやすいのも強みです。

古着

ブックオフでは、以下のタイプの店舗で、古着やブランド品などのアパレル商品を取り扱っています。

  • BOOKOFF PLUS
    →レディース・メンズファッション、ブランド品
  • BOOKOFF SUPER BAZAAR
    →メンズ・レディースファッション、子供服、スポーツ用品、ベビー用品、ブランド品
  • BINGO
    →メンズ・レディースファッション、スニーカー、帽子、ベルトなど

特に、古着は年間を通して販売できる商品ですが、効率よく稼ぐためには、仕入れのタイミングを意識することが大切です。

例えば、春物の古着の需要が高まる時期は、前のシーズンの冬になるため、12~2月の時期に春物の古着を仕入れることで、在庫を残さずに販売しやすくなります。

また、季節ごとに在庫処分を兼ねたセールを行う店舗もあるため、これから来る季節の古着を安く仕入れられる場合は、通常よりもお得に仕入れができるため、有効活用しましょう。

利益率が高く、販売がしやすい古着はデニムやジャケットですが、人気のブランド品には、偽物が紛れている可能性もあるため、偽物の見分け方も事前に把握しておきましょう。

また、レディースのトップスは、買い手が見た目やサイズを気に入れば、ノーブランドでも販売できる傾向があり、需要も高いため、試しにトップスの仕入れから始めてみるのもおすすめです。

また、子供服はブックオフで仕入れた商品をそのまま販売することができないため、避けた方が良いでしょう。

ブックオフせどりは「雑誌」も売れやすい


ブックオフせどりでは他にも「雑誌」が売れやすいので狙い目です。ここでは特に稼ぎやすい雑誌を4種類紹介します。

人気選手が表紙になっているスポーツ雑誌

人気のスポーツ選手が表紙を飾っている雑誌は、中古でもプレミア化している可能性があるので狙い目です。

例えばサッカー選手の本田圭佑さんは、代表的な人気選手と言えます。

男女問わずテーマがセクシーな雑誌

雑誌のテーマや内容がセクシーなものは、男性向け女性向けに限らず狙い目の商品と言えます。

特に有名人が表紙を飾っている雑誌は狙いどころです。

人気ブランド品の付録がついている雑誌

付録がついている雑誌は利益を上げやすいのでおすすめです。ポイントは付録の内容がどのようなものかをきちんとチェックすることです。例えば人気ブランドのバッグやポーチなどが付録であれば、特に狙い目と言えます。

  • 「付録がついている雑誌」
  • 「その付録が人気ブランドのものであるかどうか」

この2点を軸に探してみるといいでしょう。

かつて新潮社が発行していた新潮45

新潮45とはかつて新潮社が発行していた雑誌で、生き甲斐と健康をテーマにしたものです。

こちらも利益が狙いやすいものとしておすすめなので、ブックオフで見つけたら仕入れておきたい商品です。

オカルトをテーマにした雑誌

オカルト系の雑誌も、利益が狙いやすい商品の1つです。例えば「ムー」という雑誌はオカルト系です。ブックオフで見かけたら迷わず仕入れておきましょう。

ブックオフせどりは稼ぎにくくなっている

ブックオフせどりはまだ稼げますが、年々稼ぎにくくなっているのが現状です。

ただ、ブックオフは安く仕入れられるため、資金の少ないせどり初心者がせどりの経験を積むためにブックオフせどりをするのは良いことです。せどりの流れを掴んだら、仕入れ先を家電量販店やドン・キホーテに移して、もっと利益率の高い商品を狙っていきましょう。

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この記事を書いた人

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