せどりで稼ぎやすい商材はいくつかあります。カメラもその1つです。
カメラせどりは国内外で稼げるため、非常におすすめです。ただし、カメラに関する知識がある程度必要です。
今回は、カメラせどりの特徴とコツを解説します。
カメラせどりに必要な前提知識
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最初にカメラせどりの概要を簡単に説明します。
カメラせどりとは?
カメラせどりとは、お店や個人から仕入れたカメラを別のお店や個人に転売してその差額で儲けるビジネスのことです。
カメラの仕入れ先
新品のカメラは家電量販店やオンラインショップから仕入れるのが一般的です。
家電量販店は、普段の値段設定は高めですが、在庫一掃セールなどのセール時期に行くと安く買えるのでおすすめです。また、客が増える土日祝日は値引き交渉にも応じてくれやすくなります。
中古のカメラ・部品に関しては、HARD OFFや、メルカリ・ラクマ・ヤフオクなどの個人間取引サイトから安く仕入れることができます。
HARD OFFは店員によって値付けがバラバラであるため、お買い得商品がたくさんあります。たまに正常に動作するカメラがジャンク品として売られていることもあるため、探してみてください。
カメラの販売先
せどりの販売先はAmazonが鉄板です。これはカメラせどりも変わりません。
ただし、数量限定品や生産終了品といった希少価値の高いカメラに関しては、ヤフオク等のオークションサイトに出品した方が儲かります。
仕入れ先に登録
家電量販店のメルマガに登録しておくと、新商品の情報などが入ってくるので仕入れがしやすくなります。
また、メルカリやラクマから仕入れる際は、フリマウォッチに欲しいカメラを登録しておきましょう。
参考:フリマウォッチ
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フリマウォッチに登録しておくと、その商品がメルカリやラクマなどに出品されると同時に通知が来るようになります。
ネット環境必須
カメラせどりに限らず、せどりをするにはパソコンとネット環境が欠かせません。
スマホでもできなくはないですが、作業効率が下がりますし、スマホだと使いにくいツールも多いため、パソコンでの作業をおすすめします。
カメラせどりのメリット
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カメラせどりには他の商材にはないメリットがたくさんあります。
利益が大きい
カメラは良いものであれば数万円します。せどりの利益率は20%前後が一般的であるため、1つ商品が売れるだけでも数千円の利益になります。
これは古着・古本などの他のジャンルと比べるとかなり高い割合です。カメラせどりは少ない作業で大きな利益を出すことができるジャンルと言えます。
値崩れしにくい
トレンドによって価格変動の大きい商品が多い中、カメラは比較的価格が安定している数少ない商材と言えます。
型落ち商品は徐々に値段が下がっていきますが、それでも大きく値崩れすることはほとんどありません。
コンパクト
カメラは小さいため、保管スペースを取りませんし、梱包・発送作業も楽ちんです。
偽物がない
ブランド物は偽物がたくさん出回っているため、仕入れの際には注意が必要ですが、カメラはその心配はありません。
カメラは作りが非常に精巧であるため、偽物を作ることは困難です。仮に作れたとしても割りに合わないため、カメラの偽物はほとんど出回っていません。
カメラせどりのデメリット
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しかし、カメラせどりも良いことばかりではありません。
知識が必要
せどりをするには、仕入れた商品を販売前に検品する必要があります。
カメラの検品にはある程度の知識が必要なため、素人にはカメラせどりは向きません。
カメラ仕入れの注意点
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新品のカメラを仕入れる際はそこまで注意する必要はありませんが、アウトレット品やワゴンセール品を仕入れる際は、購入前に以下の3点を確認してください。
不具合
ボタンが正常に動作しなかったり、何かしらの不具合があるカメラもたまに見られます。
購入前に自分で検品できるものは検品しましょう。
付属品
また、付属品が揃っていない商品も珍しくないため、仕入れの際は「付属品が揃っているか確認したい」と店員さんに伝えましょう。
コンディション
展示品の場合は多くの人が触っているため、汚れや傷、凹みなどがある場合があります。これもよく確認してください。
カメラのAmazonせどり
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前述の通り、カメラせどりの販売先としてはAmazonが鉄板です。
参考:Amazon
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Amazonは月間の利用者が5,000万人近くいる日本でも最大級のECモールなので、集客力は抜群です。
そして、最大の魅力はFBAがあることです。FBA(fulfillment by Amazon)とは、Amazonの物流拠点であるフルフィルメントセンター(FBA倉庫)に商品を事前に納品しておくことで、商品の管理・注文処理・配送・返品を全てAmazonが代行してくれるサービスのことです。FBAを利用すると作業を効率化できるだけでなく、購入率も上がります。
ただし、FBAを利用する場合は、通常の販売手数料に加えて配送代行手数料と在庫保管手数料がかかります。2023年5月時点での具体的な手数料については以下のリンク先を参照して下さい。
参考:Amazon出品サービス
Amazonランキング
ここからは、Amazonで儲かる商品のリサーチ方法を解説します。
Amazonではカテゴリごとにランキングを確認できるので、まずはAmazonランキングで需要のある商品を確認しましょう。
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モノサーチ
もっとも、人気の商品=売れる商品とは限りません。ライバルが多ければ今から新規参入しても全く稼げないでしょう。
そこで、Amazonの市場調査をして出品者数などをチェックしましょう。Amazonの市場調査にはモノサーチを使います。
参考:モノサーチ
使い方は簡単です。モノサーチのホームページを開いて、一番上の入力フォームに商品名、もしくはASINかJANコードを入力して検索してください。
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そして、検索結果から該当商品を探してクリックしてください。
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すると、以下のような画面が表示されます。「アマゾン価格推移(Keepa)」をクリックします。
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Amazonの価格履歴が、項目ごとに色別で折線グラフとして表示されます。右側の項目にカーソルを合わせると、指定した部分の折れ線を詳細に見ることができ、クリックすると消去することができます。
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グラフの統計期間はグラフ右下の「1週間」「1ヶ月」「3ヶ月」「1年間」「全期間」をクリックすることで変更できます。
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また、右側の「新品」「中古品」のタブで商品の状態を限定することもできます。
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FBA料金シミュレーター
FBAを利用する場合は各種手数料で赤字になるリスクもあるため、必ず仕入れ前に損益計算をしておきましょう。
FBA料金シミュレーターを使えば、商品価格や仕入れ値、FBA倉庫への送料を入力するだけで、出品手数料やFBA利用にかかる手数料などを自動で計算してくれます。損益率も算出してくれるため、ひと目で利益の出る商品かどうかの判別ができます。
まずは、FBA料金シミュレーターのページを開いてください。
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商品名やASINコードで検索して、商品を選択してください。
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下に代金の入力フォームが表示されるので、「Amazonから出荷」の列にある販売された商品の価格や原価などを入力してください。
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すると、純利益・利益率が自動計算されます。
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また、「オプションを選択」の列にある「比較グラフ」をクリックすると、「Amazonから出荷」と「出品者出荷」の売上・費用/コスト・純利益における比較がグラフで表示されます。
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カメラのオークションせどり
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ただし、希少価値の高いカメラはオークションに出品した方が高く売れます。
ヤフオク
- 限定品
- 非売品
- 生産終了品
などの希少価値の高いカメラは、全てヤフオクにオークション形式で出品しましょう。入手が困難な商品は、一般相場を大幅に上回る価格で落札されることも珍しくありません。
参考:ヤフオク
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ヤフオクでは落札手数料10%が徴収されますが、月額508(税込)円払ってプレミアム会員に登録すれば、落札手数料は8.8%(税込)で済みます。
オークファン
ヤフオクの市場調査には、オークファンがおすすめです。
参考:オークファン
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オークファンなら商品名で検索するだけで過去の落札数や落札相場を確認できます。
eBay
日本のカメラメーカーは海外でも高い人気を誇っており、カメラ一式はもちろん、レンズなどの部品単位でもよく売れます。新品はもちろん、中古品でも状態が良ければ新品に近い価格で売れます。
海外輸出する場合はeBayへの出品をおすすめします。
参考:eBay
![](https://aqcg.jp/wp-content/uploads/2019/10/ebay-1024x525.png)
eBayは世界最大級のオークションサイトです。会員数は2億人を超えています。日本最大級のオークションサイト「ヤフオク」の利用者数が1000万人超と言われていますから、その市場規模の桁違いの大きさがよくわかります。
eBayで特に人気のカメラメーカーは以下の3つです。
- NIKON
- CANON
- SONY
カメラせどりは儲かる
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カメラに詳しくて、これから副業を始めようと考えている人は、是非カメラせどりから始めてみて下さい。