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中国輸入ビジネスの関税のしくみをご紹介!

中国輸入ビジネスは、安定した利益をあげやすいことから、個人輸入ビジネスとして今非常に注目されています。

しかし、中国製品の輸入には関税がかかります。この関税に関する知識をしっかり把握していないと、思ったより利益が出なかったり、法律に触れてしまったりするおそれもあります。

そこで今回は、中国輸入の関税のしくみについて詳しく解説します。これから中国輸入ビジネスを始める方はぜひ参考にしてください。

関税を正しく把握しよう

ここでは、関税に関する基礎知識をご紹介します。関税の正しい知識を身につけて、利益の最大化を図りましょう。

関税とは?

関税とは、輸入品に課される税のことです。 支払先は輸入国の税関であり、原則として輸入商品の代金、送料、保険料の合計額に課されます。計算式にすると、以下のようになります。

関税=(商品代金+送料+保険料)× 関税率

関税率は法律や条例に基づいて定められるため、輸入国や商品によって税率は異なってきます。また、税率は毎月更新されています。

ただ、輸入品のすべてに関税がかかるわけではなく、条件によっては関税がかからない場合もあります。

参考:税関

関税がかかる理由

どうして輸入品に関税がかかるのでしょうか? それは、「国内産業を守るため」です。

関税をかけることで、安い海外製品が流入して国内製品の売り上げが落ちるのを防いでいるのです。

もし関税がなければ、スーパーに国産の食品とともに超激安の外国産の食品が並ぶことになります。これでは、安い外国産を選ぶ消費者が増えてしまい、日本の農家は存続できなくなってしまいます。

このような状況を避けるためにも、輸入品に関税をかける必要があるのです。

関税額はどうやって決まるのか

関税額は、原則として輸入申告時の貨物の価格や数量を基準に算出されます。 その際の具体的な税率は、輸入品の材質や種類、輸入方法などに応じて変わります

たとえば、アパレル商品は織り方や材質によって、食品は種類によって税率が違ってきます。また、同じ商品でも協定を結んでいる国同士であれば、関税額がゼロになることもあります。さらに、個人使用目的の輸入と、販売目的の輸入では関税額の計算方法自体が変わってきます。

このように関税額は、課税対象となる商品の内容や輸入の目的に応じて大きく異なるのです。

中国輸入にまつわる税金は4種類

中国から商品を輸入する際に発生する税金には以下の4種類があります。

1.通関手数料
2.中国輸出通関手数料
3.関税
4.消費税

ひとつずつ詳しく解説しましょう。

1.通関手数料

通関手数料とは、税関で輸入品の通関作業を行う際にかかる手数料です。 課税対象となった商品に課せられ、原則として商品1点につき200円の通関手数料が発生します。

2.中国輸出通関手数料

中国輸出通関手数料は、中国から輸出する際に必要となる通関手数料です。 原則として商品一点あたり「4元(約66円)」が発生します(2021年3月現在)。

3.関税

輸入品に対する税金です。先ほども説明しましたが、輸入する品物によって税率が変化します。また、個人輸入、商用輸入によっても税率が違ってきます(後ほど詳しく説明します)。

4.消費税

中国輸入商品には、日本の消費税10%が発生します。ただし、個人使用目的で課税価格が1万円以下であれば免税されます。

消費税は関税を合算した金額に発生するので、きちんと把握していないと高額になってしまうこともあるので注意が必要です。

関税は「個人輸入」と「商用輸入」で異なる

関税額は「課税価格 × 関税率」という計算式によって算出されます。

ただし、課税価格は個人輸入か商用輸入かによって計算方法が違ってきますし、関税率も課税価格によって変化します。

ということで、まずは個人輸入と商用輸入の違いと計算方法について見ていきましょう。

個人輸入とは?

課税価格が20万円以下の輸入は「個人輸入」と呼ばれます。個人輸入には以下の2種類があります。

【個人使用目的】
個人が自身で使用することを目的として、外国の通信販売会社(ECサイト)、小売店、メーカーなどに注文して直接購入することです。

この場合の関税額は、以下の計算式によることになります。

(商品代金 × 0.6)× 関税率

要するに、商品代金の60%の価額に関税率を掛けた額ということです。

ただし、課税価格が10,000円以下、つまり商品代金が16,666円以下の場合は原則として免税となります。

【販売目的】
商品を国内で販売することを目的として、個人で商品を輸入することです。一般に「小口輸入」と呼ばれるものです。

このケースでは、個人使用目的で輸入する場合とは異なり、商品代金・送料・保険料の合計額に関税率を掛けて税額を算出することになります。

計算方法……(商品代金+送料+保険料)×関税率

商用輸入とは

商用輸入とは、商品を国内で販売することを目的とし、課税価格が20万円を超える輸入のことです。簡易税率よりも高い一般税率が適用されることから、通常「一般輸入」と呼ばれます。

商用輸入の計算方法は以下の通りです。

関税額 =(商品代金+送料+保険料)× 関税率

計算式は、個人輸入のうち販売目的で輸入する場合と同じです。

中国輸入ビジネスはどちらになる?

中国輸入ビジネスは、国内で販売することを目的としているので、個人輸入の小口輸入または商用輸入に該当します。

課税価格が20万円以下の場合は小口輸入、20万円を超える場合は商用輸入になります。用途に応じて正しく申告しましょう。

中には関税を安く抑えようとして、小口輸入や商用輸入を個人使用目的の輸入として行う人がいますが、このような行為は違法ですので絶対にやめましょう。

中国輸入での関税の支払い方法

中国輸入の関税の支払い方法には主に3つあります。

1.クレジットカード払い
2.銀行振り込み
3.現金払い

それぞれの支払い方法とその特徴について詳しく解説します。

1.クレジットカード払い

関税をクレジットカードで払う最大のメリットは、経理作業を効率化できるところです。

中国輸入では大量の商品を仕入れることが多いため、現金で処理すると経理作業や管理作業が煩雑になってしまいます。

その点、クレジットカード決済の場合は経理作業がスムーズで、明細にすべての取引が記載されているので管理もしやすくなります。

また、クレジットカード払いなら手元に現金を残しておけるのでキャッシュフローも良くなりますし、支払った際にポイントが付くのもお得です。

特におすすめのクレジットカードは、アメリカンエキスプレスの「SPGアメックスカード」です。

年会費が31,000円と割高ですが、100円で3ポイントという高還元率となっているのが魅力です。また、マイルにそのまま等価交換できたり、高級ホテルで使用可能な無料宿泊券がもらえたりするのも嬉しいポイントです。

2.銀行振り込み

EMS(国際スピード郵便)の場合、関税が30万円を超えると国際郵便物通知書が自宅に届きます。 この国際郵便物通知書に記載された関税は、銀行窓口や郵便局で納付することができます。

また、銀行振り込みではなく銀行引き落としができる場合もあります。

3.現金払い

現金払いとは、商品が自宅に配送された際に、関税と消費税を配達業者に支払う方法のことです。

現金払いは、手元に現金を置いておく必要がありますし、高額になるほど負担が増してきます。また、キャッシュフローも悪くなってしまいます。

やはり中国輸入ビジネスを行うなら、経理作業がスムーズになるだけでなく、ポイントやマイルも貯められるクレジットカード決済が最もおすすめです。

中国輸入のアンダーバリューだけは絶対にNG!

貨物の金額を実際の金額より安く記入して、関税や消費税をごまかそうとすることを「アンダーバリュー」といいます

中国輸入ビジネスでは、このアンダーバリューが行われることがままあります。しかし、アンダーバリューは脱税行為であり、安易に話に乗ってしまえば、犯罪に手を染めてしまうことにもなりかねません。

そこでここでは、中国輸入ビジネスで注意すべきアンダーバリューについて解説します。

インボイスとは

アンダーバリューを理解するためには、 まず「インボイス」について理解を深める必要があります。

インボイスとは、税関に申告する際に必要な「カスタムズ・インボイス」という書類のことです。日本語では「仕入書」と呼ばれます。関税は、このインボイスを元に算出されます。

もし、正規価格1,000万円の商品を100万円とインボイスに記入すれば、関税や消費税が本来の10分の1になってしまいます。この行為こそがアンダーバリューです。

身に覚えのない違法行為

アンダーバリューは、輸入者が代行業者に対してインボイスの改ざんを頼むやり口が一般的ですが、身に覚えがないところで勝手に行われているケースもあります。

また、中国の代行業者が気を利かせてアンダーバリューを勧めてきたり、勝手に行ってしまっていたりする場合もあります。

業者の甘言に乗った場合はもちろん、見過ごしていた場合も犯罪を行ったとみなされてしまいます。そのため、送付されたインボイスには必ず目を通し、おかしなところがないかを確認するようにしましょう

アンダーバリューが摘発されたらどうなるのか?

アンダーバリューが摘発されると、過去のすべての取引に調査が入り、追加の関税や消費税が徴収されることになります。支払額が多額になった場合は、ビジネスの継続が難しくなることもあるでしょう

また、以後は輸入のたびに税関での検査が厳しくなり、商品の到着にも時間がかかるようになります

「これくらい大丈夫だろう」「ばれるはずがない」という安易な気持ちでアンダーバリューを行ってしまうと悲惨な結果が待っていることは肝に銘じておきましょう。

マイナンバーでアンダーバリューがばれやすくなる?

なお、現在、海外への送金依頼を受けた場合、各金融機関は依頼者のマイナンバーを確認しなければならなくなっています。そのため、今後はアンダーバリューが摘発されやすくなると予想されています。

誰がいくら送金しているのかが明確になることから、不正な輸入の摘発がより行いやすくなるというわけです。

注意!アンダーバリューの抵触事例

ここでは、アンダーバリューの抵触事例をご紹介します。知らない間に犯罪に巻き込まれないためにも、ぜひ理解しておきましょう。

【事例1】実際の商品をサンプル品として申告する

販売する商品をサンプル品として安く申告して、関税をごまかすケースです。

サンプル品は、無償提供された場合でも、インボイスには「無償」として明記しなければなりません。もし明記していなければ過少申告とみなされ、後に重加算税を課されることもあります。

【事例2】仕入れ商品と無償提供の商品とを同時に輸入する

中国輸入では、不良品に対する返品や返金を「次回の注文時に同数の商品を無償提供する」という形で処置することがあります。

しかし、その無償提供品を通常の仕入れ品と同時輸入して、そのまま税関に申告するとアンダーバリューに抵触してしまいます。

たとえば、3,000個の商品の中で、1,000個が無償提供された場合、インボイスには無償の1,000個を除いた2,000個で割った単価を記入しなくてはなりません。

【合計金額3,000ドルの場合】

(正しい単価)3,000ドル ÷ 2,000個 = 1.5ドル/個

(アンダーバリューによる単価)3,000ドル ÷ 3,000個 = 1ドル/個

このような場合でもアンダーバリューに抵触することがあるので気を付けましょう。

中国輸入ビジネスを手掛けるのであれば、関税に関する知識をしっかり把握する必要がある!

今回は、中国輸入の関税のしくみについて詳しく解説しましたがいかがでしたか?

中国製品の輸入には関税がかかるため、関税に関する知識をしっかり把握していないと利益が下回ったり、法律に触れてしまったりするおそれがあります。

「知らない間にアンダーバリューを犯してしまってた…」なんて事態にならないように、十分にインボイスを確認するようにしましょう。

今回ご紹介した情報が、みなさんの中国輸入ビジネスのお役に立てれば幸いです。

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