メルカリで無在庫販売をするには?規約の内容を改めておさらいしよう!

無在庫販売とは、品物が手元にない状態で販売をすることです。メルカリでは、これについて一体どのようなルールが設けられているのでしょうか?

この記事では、無在庫販売をする方法や、関連する利用規約について解説していきます。興味のある方はぜひ参考にしてください。

目次

無在庫販売となるケース

無在庫販売と呼ばれる販売スタイルの中には、どのようなものがあるのでしょうか?

ここからは3つの例を紹介していきます。

注文後に仕入れを行う

顧客から注文があった後に仕入れを行って発送する場合、販売開始時には手元に商品がないため、無在庫販売とみなされます。

この方法は、自分で品物の梱包ができるので、メッセージカードを添えたりなどの細かい工夫ができるのが利点です。ただし、注文後に品物を用意する都合上、顧客の手元に届くまでに時間がかかる確率が高くなります。注文後に仕入れを行いたい時には、すぐに品物が確保できる状況なのかどうか、よく確認しておきましょう。

ドロップシッピング

仕入れ先から購入者へ直接品物を送ってもらう方式は、「ドロップシッピング」と呼ばれています。こちらも商品が手元にない状態になるため、無在庫販売となります。

品物の梱包や発送の業務をまるごと委託できるので、自身の作業負担を大きく減らすことが可能です。ただし、自身の目で検品などができないため、信頼性に欠けるといった側面もあります。

この販売方式は、多くのショッピングサイトで禁止されています。取り入れる際には、事前にサービスの利用規約をよく確認するようにしましょう。

受注生産方式

無在庫販売の中には、ある程度注文があってから品物の生産を始めるという方法もあります。販売を開始したときに手元に品物があるかどうかという点が、無在庫販売かどうかのボーダーラインとなるのです。

この方法は、在庫が余る心配がない反面、顧客の手元に届くまでに長い時間がかかるというデメリットがあります。発送までにかかる時間を正確に計算することも難しく、トラブルに発展しやすい傾向にあります。受注生産をする際には、あらかじめ顧客への説明を丁寧に行う必要があるでしょう。

メルカリにおける無在庫販売の是非

これまでは無在庫販売の種類について説明してきました。ここからは、それに関係するメルカリのルールを紹介していきます。内容をよく確認し、知らないうちに規則を破ってしまうようなことがないように気をつけましょう。

無在庫販売は全面的に禁止されている

メルカリでは、手元にない品物の販売は禁止されています。そのため、いかなるケースであっても無在庫販売をすることはできません。先述で紹介したドロップシッピングや、配送代行サービスの利用も禁止されているので注意しましょう。

規約違反が発覚するとアカウントの停止処分を受けたり、最悪の場合、強制的に退会させられたりする恐れがあります。そうなった場合、再度ユーザー登録をすることもできません。二度とサービスが利用できなくなってしまうので、気を付けてください。

仕入れ先として利用してもらうのはOK

ただし、自分が無在庫販売の仕入れ先となる分には問題ありません。例えば、自分が売りに出した品物を他の業者が買い付け、他のユーザーに売った場合、その業者が無在庫で商品を販売していたとしても、規則違反とみなされることはないでしょう。

たとえ、転売先のECサイトで無在庫販売が禁止されていたとしても、仕入れ先となったユーザーに責任はありません。仮に自分が売った品物がメルカリで無在庫転売されてしまったとしても、特に心配をする必要はないでしょう。

無在庫販売に気付かれる原因

メルカリの規約違反を犯していたとしても、気付かれなければ罰則を受けることもありません。では、無在庫販売をしているユーザーは、どのようにして規約違反が発覚してしまうのでしょうか?

ここからは、無在庫で品物を売っていることがバレる5つの原因を紹介していきます。

他業者によって梱包されている

在庫の管理・発送を委託している場合や、仕入れ先から直接買い手ユーザーの元へ送ってもらった時には、無在庫販売がバレてしまう可能性があります。多くの場合、ショップやECサイト特有の梱包材が使用されていたり、発送元の住所が個人のものでなかったりするためです。

上記のような状態の荷物を受け取ったユーザーは、当然、不審に思うでしょう。その結果、事務局に通報されてしまい、ルール違反が発覚することになるのです。

納品書が入っている

仕入れ先から直接品物を発送してもらう場合、納品書が同封されている可能性があります。この場合、購入者の欄には出品ユーザーの名前が記載されることになるので、品物を受け取った買い手ユーザーは違和感を持つでしょう。

仮に仕入れ先に納品書を入れないように依頼したとしても、手違いで同封されてしまうリスクもあります。これらの不審点に気が付いたユーザーから通報されてしまう危険性があるので、十分気をつけましょう。

品物の画像や紹介文を別サイトからコピーしている

品物が手元になければ、商品の写真や説明文を自分で用意することができません。その場合、やむを得ず仕入れ先のサイトのものを使用することもあるでしょう。

しかし、他のサイトから画像や説明文をコピーしてしまうと、別のユーザーに気づかれてしまう恐れがあるのです。ある特定の品物を欲しがっているユーザーは、さまざまなサイトを訪問して比較・検討をしている可能性があります。他のサイトと全く同じ内容のものがあれば、すぐに気付かれてしまうので注意してください。

販売数が多い

メルカリは、あくまでも個人間で不要品をやり取りするためのサービスです。一般的に、同じ品物をいくつも持っているケースは考えにくいため、業者による出品だと気付かれてしまう可能性が高くなります。

また、一度に大量に同じ品を売りに出している場合、無在庫転売の疑いがさらに強くなるでしょう。在庫を持たない販売スタイルでは、手元に品物がなくても商品を販売することができるため、出品できる数の上限がありません。そのため、大量出品しているユーザーは在庫を抱えていないと思われやすいのです。

仮に無在庫販売をしていない場合でも、一度にたくさんの品物を売りに出すと事務局に疑われ、警告を受ける可能性があります。いかなる場合であっても、同じ品物を大量に出品するのは避けたほうが無難でしょう。

発送までに時間がかかっている

品物が手元に届くまでに長い時間がかかっていると、「注文を受けてから品物を仕入れているのではないか?」と疑われてしまいます。特に、「発送が遅い」というような評価がいくつもあると、常習的に無在庫販売をしていると思われても仕方がないでしょう。

在庫を持たずに品物を売る際には、全てを自分で管理することができません。なるべく早く発送するように依頼したところで、仕入れ先が在庫を切らしていれば、買い手の元に素早く品物を届けることは難しいでしょう。間に別の業者が入っている以上、思い通りにスケジュールをコントロールすることは非常に困難なのです。

無在庫販売がバレたらどうなるの?

在庫を持たずに品物を売りに出すことは、メルカリの規約違反にあたります。では、規則を破ったことが発覚した場合、どのような処罰が下されるのでしょうか?

ここからは、規約を違反した場合の罰則について解説していきます。

アカウントの停止・削除

メルカリの規則を破ってしまうと、アカウントの無期限停止や削除の処分を受ける可能性があります。一度これらの罰則を受けると、二度とサービスを利用することができなくなる可能性があるので注意しましょう。

また、アカウントを削除されたら、また新たに登録をすればよいと考える方もいるでしょう。しかし、新たにアカウントを作成すると二重登録とみなされ、これもまた規約違反となります。基本的には、一度強制退会処分を受けたユーザーは、再度サービスを利用することはできません。

他ECサイトも併用している場合は特に注意

Amazonや楽天などのサービスを使って仕入れや販売を行なっている場合は、ひときわ注意が必要です。なぜなら、メルカリでの無在庫販売が発覚したことがきっかけとなり、他のECサイトでもトラブルになる可能性があるからです。

他のサイトで仕入れた品物を直送した場合、違和感を持った買い手ユーザーが発送元のサイトへ直接問い合わせることがあります。それをきっかけに、問題へと発展することが考えられるのです。

また、売り手として他のサイトも利用している場合は、メルカリの規約違反を受けて別のサイトでもアカウントが停止される恐れがあります。ほとんどの場合、再度ユーザー登録を行うことが難しくなっているので、気をつけなければなりません。

違反を繰り返すと法律違反とみなされることもある

在庫を持たない販売方式そのものは、法律で禁止されているわけではありません。しかし、定められた規則を繰り返し破ることにより、以下のような罪に問われる可能性があります。

気をつけるべき法律

  • 不正アクセス禁止法違反
  • 偽計業務妨害

犯罪を犯さなければ、サービスの利用規約を守らなくてもよいというわけではありません。場合によっては、違反を繰り返すことによって上記のような罪に該当するケースもあるのです。どちらも懲役または罰金が課せられる可能性があるので、十分注意しましょう。

バレずに無在庫転売をするには?

在庫を持たない販売方式が規約違反とは分かっていても、どうしても自分で在庫を抱えたくないという方もいるでしょう。その場合は、事務局にバレないように工夫をして出品する必要があります。

では、メルカリに気付かれずに無在庫転売をするには、一体どうしたらよいのでしょうか?ここからは、品物が手元に無いことがバレにくい方法を紹介していきます。

すぐに送ることができる品を選ぶ

無在庫が疑われないようにするためには、なるべく早く品物を発送する必要があります。そのためにも、早めに入手できる品を選ぶことがポイントです。1~2日で入手できる品がおすすめです。

なお、買い手の元に品物が届くまでの期間は、規則によって7日以内と定められています。それを超えることはできないので気をつけてください。

品物を直送する

品物が届くまでの期間を短くするには、仕入れ先から直接発送してもらうのがよいでしょう。ただし、使用する段ボールや納品書などから、無在庫販売がバレてしまう可能性もあるので注意しなければなりません。少しでもリスクを減らすため、ギフト配送や無地段ボールでの梱包サービスを利用することをおすすめします。

以上のような対策を行っても、発送元の住所をごまかすことはできません。個人から送られていないことを不審に思い、問い合わせされてしまう可能性もあることを覚えておきましょう。

国内で仕入れをする

海外から品物を仕入れる場合は、日本で買い物をする時に比べると、到着までにかなり長い時間がかかります。注文を受けてから仕入れを行なっていては、期限に間に合わない可能性すらあります。したがって、なるべく国内のショップから品物を買い付けるようにしましょう。

また、日本のサービスの中でも、発送までにかかる時間はそれぞれ違います。注文の翌日に届く場合もあれば、翌週になることもあります。仕入れ先を選ぶ際には、どのような配送スケジュールが組まれているのか、また安定した発送が可能なのかをよく確認しておいてください。

利用規約をよく確認してリスクの少ない取引を行いましょう

メルカリでは、在庫を持たない販売方式が禁止されています。もしも規則を破ってしまえば、最悪の場合、アカウントの永久停止などの処罰を受ける可能性があります。

それでも無在庫販売をしたい時には、気付かれないように細心の注意を払う必要があります。品物が手元にあるように見せるためには、なるべく早く買い手の元に届くよう心がけてください。その際には、自分ではない人物からの発送だと気付かれないようにしなければなりません。梱包材などを指定できるのであれば、無地のものを選ぶのが無難です。

以上のような工夫を行っても、無在庫販売がバレてしまうことがあります。その際には、くれぐれも規約違反を繰り返さないように気をつけてください。サービスのルールを破ること自体は違法ではありませんが、何度も規約違反を犯すことは業務妨害などの罪に問われる可能性があります。

メルカリを利用し続けたいのであれば、上記のようなリスクをなるべく避けるのが一番よい方法です。他のサービスの中には無在庫販売が許可されているものもあり、わざわざメルカリを選ぶメリットはあまり無いと言えます。それを理解した上で、どうしてもメルカリで手元に無い品物を売りたい時には、この記事で紹介した内容を参考に工夫をしてみてください。

ところで、ビジネスで成功するためには独学よりも体系化された教材やサービスを活用して学ぶ方が結果が早く出ます。

ここではアクシグ編集部が予め登録した上で責任者に直接取材をし、有用性を確認した教材やサービスのみを厳選してご紹介します。無料ですのでお気軽にご登録またはご相談ください。

【限定公開】成功者続出の秘密のノウハウ

日本未上陸のノウハウで先行者利益が得られる大チャンス到来!

日本ではまだ知られていない秘密の情報をお届けします。

あなたのビジネスを成功させるために、今すぐ限定情報を入手してください。

【無料相談】Biz English

ビジネス英語は3ヶ月でマスターできます!

インターネットの買い物に慣れてくると、アメリカのアマゾンやeBayで購入したり出品したりしたくなるでしょう。英語ができなくてもGoogle翻訳やDeepLなどのツールを使えば始めるのは簡単です。

ところがクレームや返金などが発生すると機械翻訳では上手く交渉できません。金額が大きくなりビジネスレベルになるとなおさらリスクが高くなります。

ビズイングリッシュはビジネス英語専門の英会話スクールです。受講生は全くのゼロから英語でアカウントを復活させたり、海外の展示会で交渉に成功したりと幅広く活躍をしています!

今すぐビジネスレベルの英語力を身につけましょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を監修した人

ビジネスのノウハウを実践ベースで徹底的に追求するのがアクシグ。
世界で最も専門的で網羅的なコンテンツを提供し、ノウハウを惜しげもなく提供していきます。

目次