20フィートコンテナの輸送費について解説!中国からコンテナで輸入する費用とは?

中国輸入を始め、輸入ビジネスを始める際によく考えたいのが、輸送コストをどれだけ削減できるかということです。

物量が少なければ航空便のコストが高くても利用するしかありませんが、長期的に続けていくなら海上輸送も視野に入れておく必要があります。

ただ小規模企業や零細企業などでは、利用する方法がよく分からず、コスト削減につながると分かっていても踏み出せないでいるという現状も少なくありません。

そこで、20フィートコンテナを輸入するための輸送費や、船便をどのように利用すればいいのか、またお得に利用する方法について詳しくご紹介します。

目次

中国輸入でコンテナは利用できる?費用面で知っておきたい3つの基礎知識

中国輸入を始めてから、まず突き当たるのが仕入れにかかるコストの問題です。

商品の大きさにもよりますが、通常だと航空便を利用するのが基本であるため、どうしてもコストがかさみがちです。

売り上げが安定してあるならともかく、始めたばかりの場合は、こういった仕入れに関わるコストをどれだけカットできるかが大きな鍵となります。

そこで仕入れコストのカットのために、高い航空便の他に船便を利用することはできるのか、その方法について詳しくご紹介します。

コンテナ輸入する費用の種類

中国から仕入れた商品を日本に送る場合、輸送方法は船便と航空便の2つしかありません。

船便は大型輸送船に商品を入れたコンテナを積んで輸送する方法、航空便は飛行機に商品を積んで輸送する方法です。

船便を利用した場合、商品は中国の港から日本の港に送られるか、もしくはドアtoドアで、仕入れ先から自分の自宅まで送ってもらうかの2つが選択できます。

船便を利用した場合どのように送られてくるの?

海上輸送をした場合、荷物を受け取る方法には、以下の2つがあります。

・港to港

船便の基本は港から港へコンテナを引き渡すだけで、コンテナから中の貨物を取り出すデバンニングは自分でしなければなりません。

もしくは貨物を取り出すデバンニングの人材の確保や、配送手続きを自分でする必要があります。

さらに国内に貿易港はたくさんありますが、実際に貿易港として使えるのは関東であれば東京、横浜、名古屋、関西であれば神戸、大阪、博多などになります。

他の貿易港だと対応していないか、もしくは追加料金をとられます。

・ドアtoドア

港まで出向き商品を取ってくるのは大変ですし、住んでいる場所によっては時間的に不可能な場合もあります。

この場合は、日本での通関後の配達を手配し、指定の住所まで配送してくれる一切のことを引き受けてくれる代行業者に依頼する方法があります。

特に書類関係は大変なので、こちらを利用するほうがおすすめです。

船便のコンテナ輸送手段にはどんなものがあるの?

中国輸入で船便を利用する場合、その輸送手段によってもかかるコストには違いがあります。

船便のイメージとして、大きなタンカー船に大きなコンテナがたくさん乗っているのを想像できますよね。

荷物はコンテナに入れて運ばれますが、その中でFCL輸送とLCL輸送という2つの輸送方法があります。

・FCL輸送
コンテナ輸送(Full Container Load)のことで、コンテナを1つ、もしくは複数個借り切り、その中に荷物を入れて運んでもらう方法です。

・LCL輸送
LCLとはLess Than Container Loadの略で、コンテナ1つには満たない荷物を、他の人とコンテナを共有して輸送する方法です。

混載便とも呼ばれます。

コンテナには20フィートと40フィートの2種類の大きさがあり、入る荷物の容量や中身によって分けられます。

20フィートの場合は容量が33立方メートル、制限重量:約28トン、40フィートは内容量:67立方メートル、制限重量:約26トンとなっており、単純に1本コンテナを借りて中国から日本に荷物を運ぶと、ドアからドアだと20万円以上かかってしまいます。

これは港からトレーラーなどを使って運んだ場合なので、港から港への場合はこの半額以下になりますが、それでもコンテナの荷物を別の場所に運ぶとなると配送しないといけませんからやはりお金がかかってしまいます。

ただ中国輸入を個人でする場合には、コンテナ1本分も必要ではありませんので、混載便にすれば必要分の容量だけの料金で送ることができ、かつコストの削減も可能なのです。

中国からコンテナを利用した時とエア便を利用した時の2つの違い

中国輸入に限らず、海外との少量の商品のやり取りの場合は、航空機によるエア便を使うことがほとんどです。

エア便でも輸送手段には通常の航空便とSAL便、EMSといったものがありますが、まとまった量のやり取りをするようになった場合は、船便に移行した方がコストは安くなります。

どうしてコストに差があるのか、エア便と船便の違いについて詳しくご紹介します。

コンテナとエア便の一番大きな違いは「納期」

航空便やエア便を利用した場合の納期ですが、商品の発送を依頼してから早ければ4~5日、遅くとも1週間から10日ほどで手元に届きます。

またSALという航空便を利用すると、納期は1週間から2週間ほどかかります。

この所要日数の違いは、SALは日本国内と到着国内では船便として扱い、両国の間では航空機の空きスペースを利用して空輸するためです。

取り扱い国は限られますが、保険もかけられますし、船便よりは早く着きます。

一方の船便の場合は、早くても2週間から3週間、状況にもよりますが、1ヶ月以上かかることもあります。

これは船便がエア便とは違う荷積みを行い、輸送ルートも違い、さらに検疫や通関などにも違いがあるためです。

そのためこの納期を見込んだ上での発注手配をすることが必要となってきます。

コンテナに向いているのはどんな商品?

航空便は高いから船便の方がお得だ、と単純に考えてしまうのは危険です。

航空便にも船便にも、それぞれ送る場合に向いた商品があります。

それは簡単に言うと、「軽いものは航空便」「重いものは船便」に向いているということです。

それは送料の考え方の違いが大きな理由です。

ここに27,000立方センチメートル(1辺が30cmの容積)の段ボール箱があるとしましょう。

2つの段ボールを用意して、重さが200gある商品Aの入ったものと、重さが1000gある商品Bが入ったものと分けて入れます。

航空便で送る場合は、荷物の重量で送料を計算しますので、同じ大きさの段ボールであっても、商品Bの入っている段ボールの送料は、商品Aの段ボールの5倍送料がかかってしまいます。

一方船便で送る場合は、重量に関係なく、1つが27,000立方センチメートルの容積として取り扱われるので、重さに関係なく27,000立方センチメートルが2つ分の送料となり、中身がAでもBでも送料は変わらないということになります。

コンテナを使うことによるデメリットは?

重量の軽い商品でも、数が多ければそれだけ重くなりますので、大量の商品をやり取りするのであれば、船便の方が輸送コストが削減できるということはお分かりいただけたかと思います。

ただし、船便にもデメリットが1つだけあります。

それが先にご説明した「納期に時間がかかる」ということです。

もしあなたが作った商品が、コンスタントに売れるようになり、1ヶ月で100個のペースで売れているとします、

航空便の場合は1週間ほどで荷物が届きますから、半分になった時点で注文すればいいので、次に発注した商品が届いた時にはちょうど在庫が少なくなっていて上手くすれば売り切ったところで補充ができる可能性があります。

一方船便の場合は、45日ほど納期が必要です。

余裕をみて1ヶ月半から2ヶ月前には発注をしなければなりませんが、その間に急に売れてしまって在庫がなくなる可能性があります。

タイミング良く品切れになる前に届いたとしても、先を見越して発注しなければならないので、常に在庫を抱えた状態になってしまうのです。

そのため短期的に商品を回転させたい場合には、船便はお得ではないということになります。

また、在庫管理の方法については、下記の記事を参考にしてください。

参考:AmazonでのSKUの活用法!ビジネスにおいて管理は重要項目

中国輸入でコンテナを利用する場合の2つの利用法と注意点

船便を利用する場合、輸送方法にはコンテナを借り切って送るコンテナ便(FCL輸送)と他の人とコンテナを共同で使う混載便(LCL輸送)とがあります。

中国輸入を個人でする場合には、混載便を利用するのが一般的ですが、この混載便にも「速達便」と「ノーマル」という2つの種類があり、それぞれコストに違いがあります。

輸送方法にどんな違いがあるのか、またそれぞれの相場についても詳しくご紹介します。

コンテナ混載便で速達を利用した場合の費用は?

混載便で「速達」を選んだ場合、船便の中では比較的早く荷物が届きます。

その理由は、期限があらかじめ決められていて、その期限になったら発送が行われるためです。

通常はコンテナが一杯になるまで待ちますので時間がかかります。

速達の場合は、早ければ2週間、遅くとも3週間程度で荷物が届きます。

ただし料金は少し高めに設定されており、1立方メートル単価は1500元から2000元ぐらいとなっています。

段ボールの大きさにもよりますが、1立方メートルでだいたい5~6箱分の容量です。

日本円だと30,000円から40,000円ぐらいということになります(1元=20円として計算)。

コンテナ混載便でノーマルを利用した場合の費用は?

ノーマルの場合は、速達と違い、コンテナが一杯になってから発送されますので、納期に時間がかかります。

25日から35日ほどの納期を考えておくといいでしょう。

ノーマルの場合はコンテナのすき間がほとんどなく、いわゆる空間ロス(空いた空間にもコストが請求される)がないため、費用は安くなります。

1立方メートルで1,000元から1,200元ほどが単価となります。

日本円だと20,000円から24,000円ぐらいということになります(1元=20円として計算)。

コンテナ混載便を利用して送る際の注意点は?

混載便は自分だけでなく、他の人の色々な荷物を「混載」して輸送する方法です。

そのため輸送コストを荷物を入れた人で均等に分け合うことができるメリットがありますが、もし自分の送った荷物の中で「通関できない商品」が混じっていた場合、その荷物が確認されるまでの間、他の問題がない人の荷物も一緒に保管されるため、保管料が追加でかかり、さらに納期も遅らせてしまうことになります。

保管料は違反商品を載せていた人が負担しますが、納期が遅れることは多大な迷惑をかけるだけでなく、自分も影響を受けることになります。

違反商品でないかを事前に確認することはもちろん、商品によっては船便が禁止されていることもあるので、注意が必要です。

中国から海上輸送で使われる3つのコンテナの種類とサイズ

コンテナを1本借り切ると、コストはぐんと下がります。

コンテナにも種類やサイズに違いがあり、それぞれに必要となるコストや手数料に違いがありますので、コンテナの基本的な情報についても知っておきましょう。

12フィート以下のコンテナの大きさと容量

12フィート以下のコンテナには、10フィートコンテナと12フィートコンテナがあります。

サイズは以下の通りです。

・10フィートコンテナ

外法寸法 長さ2991mm×幅2438mm×高さ2591mm

内法寸法 長さ2919mm×幅2317mm×高さ2366mm

開口寸法 長さ2910×高さ2238mm

コンテナ自体の重さは1600kgで、積載できる最大量は8000kg、内容積は16.0立方メートルです。

・12フィートコンテナ

外法寸法 長さ3658mm×幅2438mm×高さ2591mm

内法寸法 長さ3586mm×幅2317mm×高さ2366mm

開口寸法 長さ3577×高さ2238mm

コンテナ自体の重さは1630kgで、積載できる最大量は8000kg、もしくは10000kgのものもあります。

内容積は19.70立方メートルです。

20フィートコンテナの大きさと容量

外法寸法 長さ6058mm×幅2438mm×高さ2591mm

内法寸法 長さ5898mm×幅2350mm×高さ2390mm

開口寸法 幅2338×高さ2280mm

コンテナ自体の重さは2450kgのものと2180kgのものとがあり、積載できる最大量は21550kg、もしくは28300kgです。

内容積は33.1立方メートルです。

40フィートコンテナの大きさと容量

外法寸法 長さ12192mm×幅2438mm×高さ2591mm(または2896mm)

内法寸法 長さ12032mm×幅2350mm×高さ2390mm(または2695mm)

開口寸法 幅2338×高さ2280mm(または2585mm)

コンテナ自体の重さは3700kgのもの3820kgのものとがあり、積載できる最大量は26780kg、もしくは26660kgです。

内容積は67.6立方メートルもしくは76.2立方メートルです。

コンテナの内寸については、コンテナの製造メーカーによって違いがあります。

船便では20フィート、もしくは40フィートコンテナの利用が一般的です。

日本の国内では、輸送する道路の関係上、40フィートまでのコンテナまでしか使用できません。

中国からコンテナ海上輸送は実際にどれぐらい輸送費用がかかるの?本当にお得?

中国輸入で船便を選択した場合、コスト面から考えて混載便を選ぶ人も多いのですが、あまりおすすめできません。

納期の関係だけでなく、他の人の荷物が原因で納期が延びたり、また荷物の出し入れが多いために、破損などのリスクも多くなってしまいます。

大量の荷物を輸送するのであれば、コンテナを借り切って輸送した方がコストダウンとなることもあります。

そこで実際に、よく利用される20フィートコンテナで輸送した場合に、かかるコストについて詳しくご紹介します。

貿易取引の場合、荷物を船に積み込むまでの費用を輸出する側が負担し、それ以降は輸入側が費用を負担するFOBという条件で行うのがおすすめです。

輸出側が運賃や保険を負担するCIF条件や、輸出側が運賃を負担して輸入する側が保険を負担するC&F条件でのやり取りは、交渉が難しいのでやめておきましょう。

今回はFOB条件で、中国側と日本側それぞれの負担額から、コストを見ていきます。

20フィートコンテナで輸送した場合に中国側が負担する費用はどれぐらい?

中国側でかかる費用は、以下のものがあります。

・内陸運賃(工場から港までの輸送費)

・コンテナの予約金

・中国側の通関費

・輸出審査にかかる費用

・詰め込みにかかる費用

・コンテナの移動費用(港で所定の位置まで移動する際の費用)

・海運費

・倉庫費用

・通関商品検査費

この他、原産地証明や書類にかかる費用なども必要です。

会社によって違いがありますが、相場は8万円ほどとなっています。

(1元=20円として計算すると4,000元ほど)

20フィートコンテナで輸送した場合に日本側が負担する費用はどれぐらい?

日本側でかかる費用は以下のものです。

・貨物の引き換えにかかる費用

・通関費用

・通関手数料

・ガソリン費

・港で荷物を分ける際にかかる費用

・港で荷物を保管する費用

これに自社の倉庫まで配送してもらう場合には、配送料がかかります。

費用によって、課税対象となるものとそうでないものとがありますので、確認が必要です。

会社によっても違いがありますが、費用の相場は14万円ほどとなります。

コンテナ海上輸送は航空便と比較してどれぐらいお得?

20フィートコンテナで海上輸送した場合の送料は、トータルで22万円から25万円ほどが相場となります。

航空便を利用した場合には、容量と重量で計算をすることになりますので、コンテナの内寸の容量から計算すると、6348kgとなります。

実際にはコンテナに段ボールをすき間なく詰めることは難しいので、実際の容量は25立方メートルから27立方メートルぐらいで、だいたい重量は5000kgとなります。

それでもkgあたりの送料は、航空便では16元(日本円で320円。1元=20円として計算)かかりますので、5000kgだと160万円。

つまりコンテナで海上輸送すれば、航空便の5分の1のコストで済むということになります。

中国からコンテナ船便を使用した際の輸送費用別のコスト比較

船便が航空便よりもコストダウンができることは分かりましたが、コンテナの大きさを急に言われても想像がつきませんよね。

ここでは具体的な荷物を例に挙げて、船便の様々な輸送方法で実際にどれだけ費用がかかるのかをご紹介します。

まず、ここでは20フィートコンテナを利用することとします。

20フィートの容積は33立方メートルありますので、ここでは標準サイズの段ボールを使用します。

宅急便などで使われることの多い、3辺の合計が140cmとなる140サイズの段ボールだと、1立方メートルで10箱ぐらい入ると計算して、約330個運べると仮定します。

箱の3辺のサイズは55cmx46.5cmx38.5cm(140サイズ)とします。

そして箱1つ分の容積重量は20kgとして計算します。

(輸送する場合には、実際の重さとともに、容積の大きさから計算した重さとを比較します。航空便の場合はレートが細かく決まっています)

中国からの輸入とし、代行会社に依頼するため割引などの適用も含めてみていきましょう。

コンテナ快速船便を利用した際にかかる輸送費用

快速船便は重量制となっていて、航空便とほぼ同じぐらいのスピード配達が可能となっています。

定期フェリーに乗せるので、配達の期間は早ければ1週間、遅くても2、3週間ほどで納品されます。

代行会社に依頼しますが、通常の場合1kgあたりの送料が11元なので、20kgが330箱で6600kg、これに11元をかけると72,600元。

日本円にすると1,452,000円です(1元=20円として計算)。

格安の代行会社を利用した場合は、2001kg以上だとkgあたり8.5元で計算してくれるため、56,100元となり、日本円にすると1,122,000円になります。

Door to Doorコンテナ混載便を利用した際にかかる輸送費用

海上輸送で海上輸送で混載便を利用し、かつ手元まで届けてくれるDoor to Doorを利用した場合です。

手元に届くまで、早ければ2週間程度ですが、他の人の荷物も一緒に混載されるため、1ヶ月近くかかることもあります。

他の人の荷物が原因で、税関でコンテナが止められてしまうこともあります。

これは混載便はコンテナを借り切って輸送するFCL輸送よりも、送れる荷物の制限が厳しいことも理由のひとつです。

荷物の容積重量が100kg以上ある場合は、航空便よりは船便の方が安くなります。

船便の場合は、重さではなく1立方メートルにつき送料がかかりますので、格安代行会社を利用した場合だと1立方メートルで2,500元で、以降は1立方メートルごとに1,000元追加となります。

つまり33立方メートルだと、34,500元なので、日本円にすると690,000円となります。

FCLコンテナ便を利用した際にかかる輸送費用

コンテナを借り、海上輸送を行う方法がFCL輸送です。

配達までにかかる時間は、3週間程度です。

込み合う時期にはそれ以上かかる可能性もあります。

輸入関税や輸入消費税を含めない、配送だけにかかるコストは、配送料52,500円、取扱手数料12,000円、船社チャージ82,320円(変動する場合もあり)、輸入通関料(約3~5万円程度)で合計15~20万円ほどです。

その他、税関検査費用、検査シフト料、開被検査費などが取られることがあります。

中国からコンテナ輸入を行う際のメリットと2つのデメリット

コンテナ輸入をする場合には、メリットも大きいのですが、デメリットもあります。

それぞれを詳しく見ていきましょう。

コンテナ輸入のメリット

コンテナを使った輸入のメリットは、なんといってもそのコストの安さが挙げられます。

航空便は実際の重量よりも容積の関係で料金が割高になることも多いのですが、コンテナ輸入であればコストカットが十分に可能です。

代行会社に頼まず、自分で手続きを行えばさらに経費を抑えることが可能となります。

コンテナ輸入のデメリット 1.手配することが多く書類関係も大変

コンテナ輸入の際に、もっとも難関といえるのが、書類の用意や業者の手配です。

コンテナを港に入れる場合、まずコンテナを荷受してくれる物流倉庫が必要となりますので、手配して予約します。

さらにデバンニングというコンテナから荷物を下ろす、荷卸しの作業を行わなければなりません。

大量の荷物がある場合、デバンニングは時間制限もありますので、人に頼む場合は事前に準備しなければなりません。

LCL混載便の場合は、配送会社が手配してくれますので問題ありませんが、自分で港まで引き取りにいかなければならないこともあるので、事前に確認しておきましょう。

また書類作成は自分ではなかなか難しいので、料金はかかりますが代行会社など専門家に依頼するほうがいいでしょう。

コンテナ輸入のデメリット 2.通関が厳しい

船便では航空便よりも通関が厳しくなっています。

行われるのは、エックス線検査と開口検査ですが、エックス線検査で引っかかると、箱を開封され、中身を開けられてしまうのでその商品は販売できない状態になってしまいます。

そして納期まで時間がかかる一番大きな原因は、この通関関係で、ここで流れがストップしてしまうことから届くまで時間がかかるのです。

荷物の多い時期や、年末など繁忙期にはさらに時間がかかってしまいます。

中国からのコンテナ輸入をお得に便利にするには

中国からのコンテナ輸入の送料を節約したいなら代行会社を利用しましょう。
輸入の際の面倒な書類関係や手続きをすべて任せられるのはかなり便利です。

上手く使うことでかなりの効率化も実現出来ます。

中国輸入は代行業者を使うことで便利にお得に

中国輸入には代行業者が欠かせません。
なぜならコンテナ輸入の面倒な手続きをやってくれますし、荷物を送る際にもかなりお得になるからです。

中国輸入をしているとやはり国際送料が気になるところだと思います。

国内の宅配便と同じで荷物のサイズや重さによって送料が変わります。
中国から商品を送る際に20㎏以上でないと割高になるのですが、個人では数百個、数千個と大量に仕入れるという人は少ないでしょう。せいぜい数十個が妥当なところです。

代行業者は多くの顧客から依頼された商品をまとめて発送します。
1人1人の商品数は少なくても、大勢から集めるので商品数も多くなり送料が節約することが出来ます。

中国輸入代行業者のお勧めはイーウーパスポート

中国輸入の代行業者はたくさんありますが、どこでもいいわけではありません。
せっかくお願いするのであれば信頼できるところがいいですよね。

中国輸入代行業者を使うならお勧めはイーウーパスポートです。
イーウーパスポートをお勧めする理由としては

・中国本土にある日本企業である
・日本人スタッフ在住ですべて日本語でのやり取りが可能
・代行手数料は月額定額制なのでお得
・面倒な検品もしてもらえる

ということがあります。

きちんとした実績があるため安心して使えます。信頼できるパートナーとなってくれるでしょう。

参考:無料で在宅中国輸入ビジネス講座を購読する

中国輸入には船便・コンテナ便を使って輸送費用を節約しよう!

中国輸入が軌道に乗り、色々な商品を扱い始めると、頭が痛いのが配送にかかるコストの問題です。

中国に限らず、他の国とのやり取りでも船便は低コストで荷物のやり取りができますが、中国から日本へは定期フェリーも多いため、他の国に比べると配送料はお得になっています。

40フィートコンテナは個人では大変ですが、共同で利用するという方法もありますし、20フィートコンテナなら荷物の数や重さによっては、航空便より大幅なコストカットが見込めます。

船便と航空便をそれぞれ使いこなして、低コストで業績アップを目指しましょう。

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この記事を監修した人

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