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国際eパケットの到着日数や追跡について【発送方法について解説】

国際eパケットとは【国際書留付き航空小形包装物】のことを指します。配送日数は長いですが、EMS(国際スピード郵便)と比べて安く配送できることと、追跡サービスや補償が付いているのが魅力の配送方法です。

2020年10月現在はコロナウィルスの影響もあり国際配送に様々な影響が出ていますので、配送状況と合わせて国際eパケットについて詳しくご紹介していきます。

コロナウィルスの国際配送への影響とは?

海外通販を利用する際に、予定よりも荷物の到着が遅れたり、到着日数が2週間や1か月など時間が掛かったりするようなケースは非常に多く見受けられます。また荷物の追跡サービスを使いたくても送料が高かったり、国によっては追跡できない地域があったりもしますので、海外通販や荷物の発送・受取りに不安を抱える人は多いです。

こちらは、海外から購入した商品の追跡情報の管理画面です。

海外通販だと英語表記で追跡情報の見方がよく分からない人も多いと思いますので、海外通販の発送日数や追跡サービスについてなど、諸々についてご紹介していきます。

海外向け配送受付の状況について

2020年3月からコロナウィルスの影響でストップしていた国際配送・輸送の引受ですが、5月末から少しずつ引受可能な配送方法・エリアが増えてきました。10月現在では配送方法は制限されているものの、航空と船便を中心に引受可能なエリアがかなり増えている状態です。

全面解除はまだまだ時間が掛かると思いますが、情勢や感染状況を考慮して今後も徐々に引受可能な配送方法や国が増えていくことでしょう。しかし船便も航空もそもそもの本数が制限されている状態なので、引受が再開された国でも配送まで通常より時間が掛かってしまう状態です。

日本郵便の公式サイトで逐次情報がアップロードされていますので、ぜひ参考にしてください。

国際配送がストップ・遅延する原因とは?

まずはどうしてコロナウィルスの影響で国際配送にダメージがあるのか、根本的な理由について説明します。

そもそもコロナウィルス感染拡大を防ぐために人の移動が制限されており、飛行機も船も本数を大幅に減らしたり、特定エリアでは行き来をストップしていることが原因です。それに比例して国際輸送も大幅に遅延や停止してしまっているのです。

上記の画像の通り、普段は人通りが多いエリアでもこれだけ閑散としています。こちらは2020年4月時点の写真なので10月現在は人通りが増えてきましたが、コロナ前後でこれだけ人の動きが変わってしまいました。

そのため人の移動の制限が全面解除されるか、画期的なサービスや配送手段が開発されない限りは今後も配送に影響は出ると想定されます。

一時的な医療用マスクの欠品

2020年の4~5月にかけて、これまでの医療用マスクの欠品に対応すべく数少ない航空便の荷物用スペースがマスクで埋まりました。今後も欠品が続くかもしれないという危機感から必要以上に買いだめをする人もいたため、マスクの供給量が非常に多くなっていた時期です。10月現在はマスクの欠品や価格高騰は殆ど見られなくなりましたが、他の荷物の配送に大きな影響を与えました。

こうした一部の商品の大量配送も、他の商品の配送遅延に影響を及ぼしています。

国際配送に便利なeパケットとは?

海外通販を使う際に便利な国際eパケットですが、こちらを利用する際の詳細や注意点について紹介していきます。

追跡サービスと発送可能な国について

国際eパケットは2kg以下の荷物についてEMS(国際スピード郵便)よりも安く配送することが出来るもので、荷物の追跡サービスや補償なども受けられます。しかしながら追跡できる国は限定されていますのでご注意ください。

アジア圏で追跡可能なエリアは下記の通りです。

また追跡の可否だけでなく、発送そのものが出来ない国もありますので配送方法を選ぶ際は気を付けましょう。加えて下記が日本郵便の国際郵便条件表の画像です。公式サイトの【国・地域別情報(国際郵便条件表)】でもチェックが出来るようになっています。

配送したい国名を選択して通常郵便物の表を確認しましょう。

上記画像のように【特殊取扱>書留の取り扱いの有無>その他包有】の欄に、○と航空便の両方があれば国際eパケットの利用が出来ます。慣れるまでチェックしにくいと思いますが、個々の欄だけチェックすれば発送可否が分かりますので配送方法を選ぶ際は参考にしてみてください。

EMSと料金を比較しよう

実際に国際eパケットとEMSでどれくらいの料金差が出るのか見てみましょう。今回は実際に国際eパケットとEMSでどれくらいの料金差が出るのか、下記の条件でそれぞれ料金を計算していきます。

・発送元:日本
・発送先:アメリカ カリフォルニア州
・重量:2kg

国際eパケットでは3,065円。

EMSでは4,500円となりました。

EMSでは国際eパケットと比べて1,435円も高くなるという結果です。また国際eパケットでは割引サービスもあるので、下記に該当する方はさらに安く配送することが出来ます。

eパケットの配送日数について

国際eパケットは料金の安さが魅力ですが、冒頭に触れたように配送日数が長めです。そこでアジアやヨーロッパなどエリアごとの配送日数について解説していきます。

配送日数について【アジア圏】

こちらがアジア圏の国際eパケットの配送日数の表となっています。最短がシンガポールの3日、最長でもバングラデシュの9日で、平均は1週間前後です。

■関東圏の通常郵便物航空便 お届け日数表

実際にマレーシアへの配送日数は下記のようになりました。

荷物の保管期間が長く掛かったようで、実際には10日以上掛かってしまいました。配送状況にもよりますが、アジア圏からの配送については2週間程度を目安にしておきましょう。

配送日数について【オセアニア・北米エリア】

こちらはオセアニア・北米エリアの国際eパケットの配送日数の表です。基本的には1週間前後の配送日数となっています。

■関東圏の通常郵便物航空便 お届け日数表

またオーストラリアとカナダについては、国内に荷物がある間は追跡情報が分かりません。加えてカナダについてはテロ防止策の一環で税関検査が厳しくなっているので、荷物が届かなかったり返送されたりといったケースが増えているのと、それに伴って配送も遅延していますので気を付けましょう。

画像は比較的配送日数の短いアメリカへの実際の配送スケジュールです。こちらも9日ほど掛かっているので長めに見積もっておいた方が安心ですね。

配送日数について【中近東エリア】

中近東エリアについては配送日数がかなり長めで、殆どが10日以上となっています。また追跡が反映されない国が多いので、配送途中にトラブルが起きたのではないかと不安を感じやすいエリアです。国際eパケットライトでは中近東でも追跡が出来るので、心配な方はライトを使いましょう。

■関東圏の通常郵便物航空便 お届け日数表

細かな追跡は出来ないですが、下記がイスラエルへの発送スケジュールになります。

ポストから追跡が出来るようになっているので、イスラエルポストの情報を見てみましょう。

postal unitに発送した日数と到着した日数が記載されていますが、到着まで20日以上掛かっています。お届け日数表の2倍ほど掛かると考えておくべきですね。

配送日数について【ヨーロッパ圏】

最後にヨーロッパ圏の配送日数についてです。イギリスやデンマークは4日と比較的早いですが、ヨーロッパ全体の平均的では1週間ほどとなっています。特にイタリアとドイツ、スペインについては配送の遅延が多く、スペインにいたっては税関強化のために遅延が発生しているとの注意書きがスペイン郵便局の公式サイトにあるほどです。

■関東圏の通常郵便物航空便 お届け日数表

実際のイタリアへの配送スケジュールが下記になります。ホリデーシーズンといわれる年末年始であればこの比ではなくなりますが、通常の時期であれば到着まで2~3週間ほどを見込んでおきましょう。

※ホリデーシーズンとはクリスマス~年末年始にかけて多くの人が休みを取る時期のことです。

China EMSとは?中国郵便のePacket

海外通販を頻繁にしている人なら、価格の安い中国のショップやサイトから購入することは多く、一般的にはChina EMSによって配送されることが多いです。そこでChina EMSについて詳しく解説してきます。

China EMSとは?

まずChina postについて説明しますが、これは中国郵政という郵便事業をやっている団体のことを指します。このChina postが提供している速達配送サービスがChina EMSです。

こちらも追跡番号が発行されますので、公式サイトやAfterShipという世界中の配送会社の追跡番号を検索できるサイトから荷物の配送状況や位置を確認しましょう。また追跡番号は13桁のIDで、頭文字は「E」、そのあとに9桁の数字、そして最後にCNかCSが付きますので、配送状況を検索する際はこの番号を見つけて入力してください。

China EMSの配送日数について

これまでたくさんの荷物をChina EMSで配送してもらいましたが、平均すると2週間未満で手元に届きました。もちろん時期や配送・発送エリアによって多少前後はありますが、大幅な遅れが発生したことはありませんでしたので、安定した配送サービスだといえます。

同じくChina postが提供しているサービスで「Ordinaly Small Packet Plus」という安さが魅力の配送方法もありますが、到着日数が長く1か月近く掛かる場合もありますので、配送方法を選ぶ場合には気を付けましょう。

中国から日本への到着日数について

これまで中国から商品を購入してきた際に、どいうった配送ルートや日数になるのかをご紹介します。中国から商品の購入などを考えている人はぜひ参考にしてみてください。

中国→福井県まで【ケース1】

追跡状況を確認していくと、今回は蘇州市の付近にある配送業者を経由したルートでした。発送元からすぐに蘇州市のポストに到着しており、その翌日には蘇州市のポストから日本への発送がされたようです。

4日後には日本の川崎へと到着し、通関手続きを終えた翌日には福井県の郵便局へ、その翌日には無事私の手元に到着しました。越境するとき以外は全て当日・翌日には次の配送先へ届いていたので、中国でも日本でも非常にスムーズな配送手続きが行われたと思われます。

今回の配送では荷物の発送から8日で到着したので、アジア圏の国際配送の中ではかなりスピーディです。

中国→福井県まで【ケース2】

次に北京市を経由した場合の追跡情報です。蘇州市のケースと到着日数は変わらず、発送から8日で荷物を受け取りました。

ただ内訳の日数に少し違いがあり、北京から日本へ発送されるまでに時間が掛かっています。詳細は書いてありませんが、北京の国際郵便局から日本へ発送するのに時間が掛かっていたようで、蘇州市の場合は翌日に発送されていたものの北京市の場合は2日ほど滞留していました。

しかし中国から日本への到着は素早く、2日後には川崎の郵便局へ届いています。通関手続きを翌日には抜けて福井県の郵便局へ到着し、その日のうちに手元に届いたという配送状況になっていました。

他にもいくつかの追跡情報を見返してみましたが、北京市を経由した場合はどの荷物でもほぼ8~10日で到着しています。

中国→福井まで【ケース3】

今回は台州市を抜けて杭州市を経由しました。台州市から杭州市に発送されるまで2日、杭州市から日本へ発送されるまで1日とスピーディです。ただ日本へ到着するまで7日も掛かっており、合計で2週間ほどの配送日数となりました。

日本へ到着するのに7日も要したのは、航空機の輸送スペース確保か税関チェックに時間が掛かった可能性が高いでしょう。国内での移動についてはスムーズにいきましたが、越境する際の日数については想定より時間が掛かってしまうケースも見受けられます。

中国→福井まで【ケース4 】

今回は長沙市を経由しました。長沙市から日本への発送手続きについては2日で済みましたが、日本へ到着するのに4日掛かっています。日本の郵便局で通関手続きが終わり、その2日後には無事手元に届きましたので、発送から到着まで合計8日間とスピーディな配送です。

川崎の郵便局から福井県までの配送スピードは今回は非常に早く、時間ごとのステータスで見ると約1日半で到着しています。

中国→福井まで【ケース5】

今回は広州市を経由しての配送です。広州市は深圳と並んで中国の金融街となっており、自動車産業が盛んなエリアでもあります。

今回は配送から到着まで10日間でしたが、やはり越境の際に1週間近く掛かっていることで配送日数が長めになった結果です。他にもいくつか広州経由での荷物がありましたが、総じて10日間と配送日数が長めになりました。

中国→福井まで【ケース6】

今回は東莞市から深圳市を経由しての配送ルートでした。深圳市は中国の経済特区であり、電子機器をはじめとしたハイテク企業の本社が集まっているエリアのため、通販でよく使われる配送ルートのひとつです。

配送スピードは発送から到着まで8日間、他の配送エリアと同じく国内移動には2~3日間、越境に5日間の内訳でした。またもう1つ荷物の配送を依頼していましたが、こちらは荷物の到着まで13日掛かっています。国内移動は上記と同じくらいでしたが、越境に1週間ほど掛かっているというステータスでしたので、やはり配送日数は10日~2週間ほど見ておくべきですね。

まとめ

今回は国際eパケットの配送日数やエリアごとの違いについてなどを詳しく解説していきました。国際配送は世界情勢によっても配送日数に差が出ますが、郵便局の公式サイトに注意書きが出ていることも多いので、国際配送を利用する際にはぜひ参考にしてみてください。