今まで全て自分でやっていたことを誰かにお願いしてみたら、「想像以上の成果が上がった」「おかげで自分は浮いた時間を別の作業に費やすことができた」「今までよりも業務が捗った」。
社会人ならこんな経験を一度はしたことや聞いたことがあるのではないでしょうか。
「自分のルールがある!」分かります。「他人の仕事だと細かい箇所が気になってしまう」分かります。
しかし、あなたが出来ることは他の人も同じようにできます。むしろ、こだわりを捨てて新しい(他人の)視点を入れることで、あなたの仕事の価値が上がることもあります。
これはeBayビジネスにおいても全く同じことが言えます。どんなに優秀な人でも、1日に使える時間は皆平等です。
そこで、今回はeBayビジネスにおける出品や発送代行、その他作業代行のポイントや流れをお伝えします。
最後におすすめの代行業者の比較も行っているので、eBayビジネスを既に始めている人やこれから始めようとしている人は、eBay代行の発送代行などを利用してeBayビジネスを成功させましょう。
eBay代行では出品代行も発送代行もOK!メルカリや無在庫で仕入れた商品をeBay代行する方法
eBay代行とは、eBayで必要な作業、例えば出品、発送などを外注することをいいます。
既にeBayビジネスを始めている方なら身をもって感じていると思いますが、eBayビジネスは他の輸出販売と比べて複雑な作業が多くあります。
それらの作業を全て自分一人でこなそうとすると、初心者でなくても途中で心が折れてしまいます。
そこで、eBayビジネスを成功させるために、それらの複雑な作業を外注(出品代行や発送代行)できるeBay代行をお勧めします。
eBayは無在庫販売は禁止している
eBayの規約上では無在庫による販売は禁止されています。
しかし実際は、出品されている商品が注文されたら、別のサイトから仕入れて販売している、いわゆる無在庫転売を行っている出品者も多数いるようです。
そしてそれらの出品者も他の出品者と同様に、発送代行などをeBay代行へ依頼しているのが現状です。eBay側やeBay代行業者側も、それが無在庫なのかどうかを厳密に判別しているわけではなく、そのまま発送代行などを請け負っているケースがほとんどです。
eBayでの発送代行などeBay代行へ依頼できること
eBay代行で依頼できることは、「eBayでの出品に必要な作業」全てです。
eBayビジネスでは、少なくとも以下の作業が必要になります。
- リサーチ
- 仕入れ
- 出品
- 梱包
- 発送
- 顧客対応
そして、これら全ての作業を代行依頼することも可能です。自分が依頼したい内容を考えた上で、代行先を探すようにしましょう。
知っておきたいeBay代行のメリット
ここではeBay代行のメリットをお伝えします。
eBay代行を利用すれば、自分の労働時間の削減と利益の増加を一度に達成することができます。
仮に、eBayビジネスについて、リサーチ1時間、出品1時間、顧客対応1時間を毎日費やしており、その他、商品が売れたあとの梱包、発送が合計で1.5時間、月に10個売れていると仮定します。この場合、1日3時間×30日+1.5時間×10個で月に105時間費やしていることになります。仮に商品1個につき3,000円の利益の場合、3,000円×10個で30,000円の利益になり、月105時間で30,000円の利益が出ているという計算になります。
ここで、英語が苦手なため顧客対応を外注した場合、1時間×30日で30時間の節約が可能となり、この30時間のうち10時間ずつリサーチと出品に費やしたところ、売上が5個増えて利益が45,000円になったとします。月に同じ105時間を費やしても、顧客対応を外注するだけで利益が1.5倍になりました。そして、顧客対応の外注費を1,5000円以下に抑えれば利益が減ることはありません。
また、出品時の商品説明を外国人に代行すれば、質の高い英語で外国人の興味を惹くような説明が可能となります。
同じ商品でも商品説明の質で購入者の購買意欲は左右されますので、魅力的な商品説明ができることはメリットの一つです。
代行を利用してeBayを気軽にお試し
eBayビジネスを行うためには、Paypalの登録などいくつかの事前準備が必要で、料金体系も他より複雑なものになっています。
更に全てが英語のため、英語の苦手な人にとっては商品を1点出品するだけでもハードルが高いのが現状です。
上記のことから、お試しでやってみるにはハードルが高すぎるのがeBayの特徴です。しかし、発送代行などのeBay代行を利用すれば今までハードルが高くて足踏みしていたeBayビジネスを気軽に試すことが可能となります。
出品してみたら自分が想像していたより多くの利益が出ることも十分にあり得ます。是非発送代行などのeBay代行を利用し、eBayでの出品を気軽に試してみてください。
eBay発送等の代行外注時の3つのポイント
eBayビジネスを行う上では代行を利用するのがいいと分かったところで、発送代行など代行業務を依頼する際に押さえておきたいポイントを3つほどお伝えします。
発送代行などのeBay代行は、全て自分で作業を行う場合よりも、「より少ない労力で」「より多くの利益を」得ることができなければ、代行をお願いする意味がありません。そこで、これからお伝えするポイントをしっかり頭に入れ、eBay代行をするようにしてください。
eBayでは発送代行などの代行業者は外国人を選ぶことがおすすめ
発送代行などの外注時のおすすめポイントの1つ目は、「外注先は外国人を選ぶ」です。外注先に外国人を選ぶことには、以下の3つのメリットがあります。
1.外注費用が安い
下記データからもわかるように、アジア・オセアニア地区だけでみても、日本より賃金の低い国は沢山あります。つまり、外注コストを抑えることが可能となります。何かを外注するということは、全ての作業を自分で行っていたときと比べ、利益が外注費分下がることになるため、外注コストを低く抑えられることは重要なポイントです。
参考:アジア・オセアニア各国の賃金比較 (2019年5月)-三菱UFJ銀行
2.英語でのコミュニケーションに長けている
他国のレベルに比べ、日本人の英語能力はあまり高くないことが有名です。多少英語ができる人でも、スラングを知らなかったり、ネイティブでも知らないような難しい文法の知識ばかりで自然な言い回しを知らないことがよくあります。そこで、外国人に外注することで、より外国人の好む商品説明やコミュニケーションが可能となります。
3.外注の幅が広がる
外注先を日本人だけに限定してしまうと、それだけ選択の幅が狭まります。外国人に外注することも視野に入れると分母が圧倒的に増えるので、その分自分と相性のいい外注先を見つけやすくなります。
eBayの発送代行などの代行業者は一人に執着しないことがおすすめ
発送代行などの外注時のおすすめポイントの2つ目は、「一人に執着しない」です。
オンライン上とはいえ人対人のやりとりになりますので、価値観の違いから、合う人・合わない人は出てきてしまいます。ビジネスをする上で人と向き合うことは大切ですが、あまり特定の相手に拘りすぎて、思うような利益が上げられなければ外注する意味がありません。
約束を守らない人、急に連絡が取れなくなる人、作業が雑すぎる人など様々な人と出会うのがオンラインの世界ですので、「やりにくい」「合わない」と感じた場合、無理に付き合う必要はありません。
初めは色んな人と仕事をしてみて、長く付き合っていける外注先を探しましょう。
eBayで出品や発送代行などのルールを決めて代行業者を型にはめこむことがおすすめ
発送代行などの外注時のおすすめポイントの3つ目は、「ルールを決めて型にはめこむ」です。外注する際は、必ず作業ごとにルールを決めるようにしましょう。
同じ日本人同士でも全く同じ感覚というのはあり得ません。自分にとって「雑な包装」でも、他の誰かにとっては「丁寧な包装」であることもあります。相手が外国人の場合、お互いの感覚には更に大きなズレが生じることになります。5分前行動を心掛ける日本人、約束の次の日に「都合が悪かったから勝手に今日にしたけど問題ないよね?」というスタンスで平然と連絡をしてくる外国人、これはよくあるパターンです。外国人を悪く言うわけではなく、これが文化の違いなのです。
文化、常識の違う双方が問題なく仕事をするためには、ルールが必要です。ルールを決めるだけでは守ってもらえない可能性が高いので、マニュアルも作成しましょう。そして、マニュアル通りに作業してもらえない可能性も考えて、報酬の発生条件をあらかじめ決めてしまい、その条件を相手に伝えるようにしましょう。その条件に合意した相手とだけ仕事をするようにすれば、ストレスなく外注することができます。
ここで、あまりにもガチガチに型にはめこんでしまうのは、自分も相手も仕事がやりにくくなります。
しかし、今後も外注を続けていく場合は、ある程度のルールを決めて型にはめこむことが重要になります。
eBayでの発送代行など代行を外注するにあたっての5W1H+α
ここでは発送代行などeBayを外注化をする上で押さえておきたい5W1H+α(When、Where、Who、What、Why、How+How much、NG)をお伝えします。
上記のうち、WhoとWhyは既にご存知のとおりです。
Who:受注者、つまり仕事を探している人、そして外国人だと尚良しです。
Why:負担を軽減しつつeBayで利益を出すためです。
そこで、残りの3W1H+αについて詳しくお伝えしていきます。なお、ここでいう+αとは、「外注の相場」及び「NGな外注先」の2点です。
When「いつ」代行を頼むのか
まずは、発送代行などをWhen「いつ」外注するのかについてお伝えしていきます。
eBay初心者の場合、「まだ軌道にも乗っていないし、売上もそこまで増えてないから発送代行などの外注はハードルが高い」と考えてしまいがちです。しかし、今後もeBayビジネスを続けていく予定の人は、今すぐ何か一つだけでも外注することをおすすめします。
これから詳しく説明していきますが、例えば「出品」作業のみを外注する場合でも、外注先を探し、マニュアルを作成し、相手と信頼関係を築く必要があります。売上が増え、いざ外注が必要なタイミングでこれらの作業をスタートさせようとしても、その時には既に自分の使える時間が短く、これらの作業を丁寧にやっていく余裕はありません。
まだ時間に余裕のある時期に始めるからこそ、これらの作業一つ一つを丁寧に進めることができます。必要な時に必要な物の準備がすべて終わっているように、今から外注化を進めていきましょう。
What 出品・発送など「何を」代行してもらうのか
次に、What「何を」外注するのかについてお伝えしていきます。
ebaay代行で依頼できることでもお伝えしましたが、eBayビジネスを行う上では最低限以下の作業が必要となります。
- リサーチ
- 仕入れ
- 出品
- 梱包
- 発送
- 顧客対応
理想はこれら全てを外注してしまうことですが、いきなり全てを外注するのは難しいので、「自分が苦手な作業」「時間がかかる作業」「誰でもできる簡単な作業」から優先的に外注するようにしましょう。
例えば、英語が苦手な人の場合、「顧客対応」を外国人に外注したり、リサーチに時間がかかってしまう人は「リサーチ」を外注することで、自分の使える時間が大幅に増え、それらの時間を他の作業にまわすことができます。
また、後程詳しく説明しますが、出品、梱包、発送などは誰にでもできる単純作業であり、発送代行などを請け負ってくれる業者も数多く存在しますので、先に代行業者を探すのもおすすめです。
Where「どこで」代行をお願いするのか
次に、Where「どこで」外注するのかについてお伝えします。代行業者については後ほど説明するので、ここでは個人に外注する場合についてお伝えします。
個人への外注で一般的なのはクラウドソーシングサービスです。その中でも特にお勧めなのが以下の4つになります。
上記の中でも特にランサーズとクラウドワークスは登録者数が多く、どちらか片方だけでも外注先が見つかる可能性は高いので、複数のサイトに登録してごちゃごちゃしたくないという人はまずはどちらか片方に登録してみてください。
外国人に外注する場合には、upworkというサイトがお勧めです。
他にも、英語の話せる日本人に外注したい場合は、海外在住日本人の掲示板などを探してみてください。
外国人や海外在住の日本人に外注する場合、外国人目線でのリサーチ等が可能なため、顧客対応だけでなくリサーチや仕入れを外注するのもお勧めです。
How much 代行の「相場」を知る
次に、How much「いくらで」外注するのかについてお伝えします。
発送代行などの外注時の相場は個人への外注か、代行業者への外注かにもよるためピンキリと言えます。個人への外注の場合でも、外国人への外注も視野に入れているのであれば、外注先は余るほどあります。自分が「このくらいで外注したい」、と思った金額で募集をかけ、募集してきた人の中から選べば大丈夫です。
発送代行などの具体的な金額を知りたい場合は、実際に募集されている内容をリサーチするのが確実です。Where「どこで」で紹介したサイトに登録すると、他の人の募集内容を見ることができます。自分の予算と実際に募集されている単価を比較しながら自分に合う外注単価を決めていきましょう。
How「どのように」代行を頼むのか
次に発送代行などを、How「どのように」外注するのかについてお伝えします。
まずはWhere「どこで」で紹介したサイトのどれか一つに登録してみてください。そこで「eBay出品作業」などで検索すると、他の人の募集内容を見ることができます。現在の応募者数なども分かる場合があるので、応募数の多い募集内容をリサーチして、それを参考に募集文を作ってみてください。
NGなeBay代行業者とは?
最後に、仕事をするのは避けた方がいい相手の特徴をお伝えします。
特徴は以下の3つです。
1.挨拶ができない
「初めまして」「こんにちは」「こんばんは」なんでもいいですが、たまに何の挨拶もなく「はじめてですが、お願いします」とだけ連絡をしてくる人もいます。挨拶はビジネスの基本です。応募の段階でビジネスの基本が身についている人か見極めていきましょう。
2.質問に答えていない
自分の伝えたいことだけ伝えてきて、こちらの質問にきちんと答えない人は、コミュニケーションをとる上で問題が出てきますので避けるようにしましょう。
3.募集文を読まない
仕事に責任を持てる人は、必ず募集文の全てに目を通します。応募条件に該当するかさえ確認せず連絡をしてくる人は避けるようにしましょう。
eBay代行業者の3つの選び方
eBay外注は、これまでお伝えしてきた個人に外注する方法の他に、代行業者に依頼することも可能です。
また、一言で代行業者といっても、外注可能な作業やサービスの内容、質は業者によって異なります。
初心者の場合は特に、外注コストがかさむのを恐れて費用の安い業者を探しがちですが、安いところは外注可能作業の幅が狭い、サービスが他より充実していないなど、安いなりの理由があります。
そこで、ここからは値段、内容共に自分の満足のいく代行業者の3つの選び方をお伝えしていきます。
見積もりを基にeBay代行業者を選ぶ方法
現在、数多くの代行業者が存在しています。
依頼前に見積もりをしてもらえる業者も複数ありますので、外注費に不安がある場合は一度複数の業者に見積もりをしてもらいましょう。見積もりがあるとより正確な外注コストを把握することができ、また、費用と受けられるサービスを比較することでより費用対効果の高い業者を選ぶことも可能です。
また、見積もり方法も様々で、外注作業内容や商品重量から依頼者が自分で手数料を計算できる独自のツールをホームページに設置している業者もあれば、一度見積もり相談という形でコンタクトをとることで見積もりを出してくれる業者もあります。ここは、自分がやりやすい方法で見積もりが出せる業者を選びましょう。
発送等の作業によってeBay代行業者を選ぶ方法
外注といってもどの作業を外注するかによっても外注コストが異なります。
例えば、仕入れた商品の受取・保管から梱包、発送までを外注する場合は、転送業者に依頼することになります。
その他、商品購入作業を外注する場合は購入代行業者、商品の発送のみを外注する場合は発送代行業者に依頼することになります。
外注コストを抑える場合、まずはeBayを利用する上でどんな作業が必要なのかリストアップし、その中から自分で出来るもの、出来ないものに仕分けをした上で代行業者を探すようにしましょう。
サービス内容でeBay発送などの代行業者を選ぶ方法
「代行内容で選ぶ」または「サービス内容で選ぶ」。この2つは似ているようで全く違う意味になります。
前者は上記でお伝えしたとおり、「どこまでを外注するか」が重要になります。後者は、「その業者が提供するサービスの範囲、質」によって選ぶという意味になります。
同じ「発送代行業者」の場合でも、取り扱う発送方法が異なっていたり、商品保管サービスが無料でついているところもあります。代行内容が決まったら、次は含まれるサービス・含まれないサービスに注目して比較するようにしてください。また、時間に余裕がある場合には、口コミや評価を見て、サービスの質の良し悪しについても先に確認すると安心できます。
eBayにおける代表的な代行業者の紹介
この項目では、代表的な代行業者を紹介していきます。
是非自分と相性のいい代行業者を見つけてください。
eBay代行業者の2社比較
ここでは代表的な代行業者2社について簡単に比較したいと思います。
海外発送代行手数料は50円~また送料も小型の物は、80円~と低料金で利用可能。
ebayなどオークションサイトの落札代行サービスもあります。
2.EFFECT
初期費用、月額費無料のとても安価な料金設定になっています。
基本料金は、在庫保管費用 月額20円(10cm✖10cm✖10cm 1個あたり)+出荷作業お任せ費用(255円~)+送料から構成されます。
eBayでは発送等を代行業者にお願いするのもビジネスにおける一つの手!
ここまでeBay代行のメリットや方法、代表的な代行業者などをお伝えしてきました。
eBay代行に決まったマニュアルはありません。どの作業を代行するのか、いくらで代行するのか、個人に依頼するのか、代行業者に依頼するのか、全て自分の求めるビジネスの形に合ったものを選択することができます。
下調べにさんざん時間を費やして決定した代行業者だったのに実際に使用してみたら自分と合わなかった、ということはよくあることです。
まずは一部分の代行を依頼してみて、実際に利用しながら自分に合った形をみつけていきましょう。