eBay出品をして、ポケモンカードやゲームソフトなど最初の商品が売れたものの、どうやって発送したらいいかわからないという方のために、最もおすすめの発送方法について解説します。
はじめはよく分からなくても、この記事を読んでいくうちにeBayでの発送方法が分かるようになるので大丈夫です。
※2024年3月現在、記事中で紹介されている「eパケットライト」及び「SAL便」は現在取り扱いが停止となっています。これらの項目は、再開に向けての参考として取り扱います。
eBayでゲームソフトやトレカなど商品の発送方法で一番いいのはどれ?
eBayでゲームソフトなど商品の発送方法で、どれが一番便利なのか決められたら楽なのですが、実際のところeBayの発送方法に優劣はありません。というのも、それぞれメリットとデメリットがあるからです。
eBayの発送方法は、早く発送できるけれどお金がかかったり、逆に安い発送方法にすると発送が遅くなったり、追跡番号がついていないという場合もあります。
それぞれの利点を踏まえた上で、どれが自分の出品に合ったeBayの発送方法か考えなければいけません。
【eBayは匿名配送できる?】eBayでの発送方法は2種類
eBayで利用できる発送方法の種類としては、大きくまとめて以下の2つが挙げられます。
- 小形包装物SAL便
- EMS
これら以外にもeBayの発送方法には航空便や船便がありますが、航空便は高くつくのでEMSのほうが安いですし、船便は到着がとても遅いのでデメリットが大きいです。
ですので、eBayでの発送方法はおおむねこの2つを利用することが多いでしょう。
また、eBayでは匿名配送を行うことはできません。匿名配送だとこちらの個人情報が相手に知られないため、使用したいと考える方も多いかと思いますがeBayでは対応していないので注意が必要です。
参考:サービス比較表
eBay出品商品を発送する方法
eBayの主な発送方法が確認できたところで、具体的にはどうやってポケモンカードやゲームソフトなどの商品を発送するのか、解説していきます。
あなたのeBay出品に合わせて、どの発送方法がいいか考えてみましょう。
・小形包装物SAL便
小形包装物SAL便のメリットは安いことです。
しかしながら、到着するのが少々遅いのがデメリットです。
遅いといっても2~3週間あれば到着しますから、値段を考えれば許容範囲内でしょう。
しかし、長さは90cm以内、重さは2kg以下でないといけませんから、あまり重いものは送れません。
メリットとしては、書留を460円でつけられるところです。
eBayで稼ぐには書留をつけないといけませんから、これは必須です。
・EMS
EMSは、国際発送の中では一番サービスがいいです。
ただしその分お値段も一番高くなります。
値段が高い一方で、ヨーロッパまで最速2日で届きます。
税関で引っかからなければの話ですが、これはとても大きなメリットですね。
発送先の国によって制限は多少異なりますが、基本的に重さは30kgまで、長さも3mまでと、大きくて重いものを発送するのに向いています。
ですから、例えば楽器などはEMSで送ると良いでしょう。
発送が早いと壊れる確率も低くなるというメリットがあります。
また、保険が2万円までは無料で設定でき、追加料金を支払えば最大200万円まで補償されるので、トレカなど小さいものでも高価であればEMSで送るのがいいです。
何十万、何百万の価値のあるものが壊れたら困るので、高額な保険が設定できるのはとても大きな利点でしょう。
高額商品や大きな商品を発送する場合は、EMSでほぼ確定です。
また、EMSは月ごとに送る個数によって割引が適用されるので、頻繁に利用する方にとっては嬉しいメリットです。
月間50個以上発送することで10%の割引、それ以上の個数ではさらに割引率がアップするので、とても大きいです。
EMSの配送料金はこちらから確認できます。
参考:EMS料金表
eBay出品商品を海外発送をする上でのリスク
eBayで海外発送をする場合、国内から国外へ発送する際に税関で商品が検査されます。
空港での手荷物検査のようなものだと考えてください。
そこで引っかかると、たとえ到着の早いEMSであっても遅れてしまいます。
もし検査に引っかかった場合は、相手に遅れる旨を必ず伝え、追跡番号も教えるようにしましょう。
そうすれば、相手もいつ届くか分かるので安心できます。
EMSの追跡照会はこちらからできます。
参考:EMS追跡照会
eBay出品では、どの発送方法を選ぶべき?
以上のように、eBay商品を海外に送る際の発送方法はいくつかありますが、eBay初心者の方は発送方法を全部理解する必要があります。
発送方法に対する理解が不十分なままeBay輸出を始めると、送料がかかりすぎて大きな赤字を抱えることに繋がりかねません。
eBay出品商品を海外に送る際の発送方法は?日本郵便やヤマト運輸は使える?
eBayで出品した商品が売れた際、海外に発送する際に使う郵便サービスは4つあります。
その4つは、
- 日本郵便
- ヤマト運輸
- Fedex
- DHL
なのですが、実際のところは日本郵便だけでほとんど事足ります。
例外的に、30kgを超える荷物は日本郵便では扱えないので他のサービスを利用する必要があるのですが、そんな機会は初心者の方にはめったにないので、日本郵便の説明のみに絞ります。
日本郵便の中で、海外に発送する際に利用できるサービスは以下のとおりです。
- 国際小包の場合……船便、航空便、SAL便
- 小形包装物の場合……SAL便、SAL便書留、航空便(AIR)、航空便書留、国際eパケットライト、船便、船便書留
- 国際スピード郵便の場合……EMS
以上のように、日本郵便が提供するサービスはたくさんあります。
初心者の方は覚えるのが大変ですから、実際に使うのは日本郵便の小形包装物(small packet)と国際スピード郵便の2つだけという認識で大丈夫です。国際小包に関してはほぼ使用する機会はないでしょう。
日本郵便での発送方法としては、画像のような仕組みをイメージしてください。
ただし、小形包装物のSAL便と国際小包のSAL便があるので注意が必要です。
繰り返しになりますが、使用するのは国際小包のSAL便ではなく、小形包装物と国際スピード郵便だけです。
eBayで覚えておくべき発送方法はこれだけ
先ほど、eBayの発送方法で実際に使うのは小形包装物と国際スピード郵便だけだと書きました。
その中で特に覚えておくべきなのは、そのうちの
- SAL便
- 国際eパケットライト
- EMS
- 航空便(AIR)
だけです。
さらにその中でも、EMS、航空便はよく使います。
使い分け方としては、50ドル前後までの商品は航空便を、それ以上の商品に関してはEMSを使用するなど、自分なりに絞っておきましょう。
ただし、出品時に発送方法をExpeditedにした場合は、かならずEMSで送るようにしてください。
小形包装物と国際小包の違いについて
小形包装物と国際小包の違いについて気になる方もいるでしょうから、解説します。
以下の画像を見てください。
小形包装物は、発送できるサイズや重さに制限がある代わりに、国際スピード郵便や国際小包より安く発送できます。
その制限とは具体的には、重さは2kgまでで、梱包時のダンボールの三辺の長さの合計が90cmまでです。
この条件を忘れてしまうと、小形包装物で送るつもりでいたものの、実際に梱包してみると制限を超えてしまってEMSで送らざるを得なくなり、送料で損をするというアクシデントが起きてしまいます。
詳しくは、以下の郵便局リンクを参考にしてみてください。
参考:小形包装物
ですから、リサーチをする際にはこの制限を超えないように気をつけましょう。
ここで、商品のざっくりとした大きさや重さの見積もり方をご紹介します。
まず、大きさは実際の商品ページに書いてある三辺の長さのそれぞれに対して5cmほど長く見積もります。
例えば、仕入先に三辺の長さが20*25*30(合計75)と書いてあったら、実際は25*30*35(合計90)となって、これは小形包装物として送れるかどうかギリギリのラインということになるわけです。
重さは、実際の商品の重量の1.4倍くらい見積もります。
ですから、例えば1500gの商品であれば一見大丈夫そうでありますが、1.4倍すると2100gとなり、こちらも小形包装物として発送できるかギリギリの重さということになります。
国際小包については、以下の画像を見てください。
イメージとしては、小形包装物とEMSの中間のような感じです。
国際小包は、重さは30kgまで、長さ=1.5ⅿ以内か1.05m以内、長さ+(高さ+幅)×2=3ⅿまたは2ⅿ以内までです。送れる荷物の大きさが小形包装物よりかなり大きいので、有効活用できそうなところですが、料金が高く付きます。
おおむねEMSと同じくらいの送料がかかると思っていただいていいでしょう。
それなら、早く発送できるEMSのほうがいいということになります。
国際小包に関しては、以下の郵便局リンクを参考にしてみてください。
参考:国際小包
eBay出品で発送方法を選ぶときの注意点
小形包装物SAL便であろうと、国際eパケットライトであろうと、事情があって遅れるときは数ヶ月単位で遅れるときもあります。
それを待ってくれる購入者もいれば、数日の遅れも待てないという方もいます。
これは人それぞれなので一概には言えません。
EMSであれば最後まで追跡することが可能ですが、SAL便は追跡が途切れてしまうことがあります。
海外発送トラブルの多くがSAL便によるものという調査もありますし、例えばカナダに送る場合は追跡ナンバーが向こうのものに書き換えられてしまうので、日本からはもう追跡することができなくなってしまいます。
調査請求を出せば一応は結果が送られてきますが、それにも1ヶ月くらいかかります。
ケースオープンによる異議がされていた場合には、すでに返金手続きがされているということも少なくありません。
自分自身の予算と状況に合わせて、リスクを回避していきましょう。
送料をeBayで設定するには?
eBayの送料設定も重要項目なので、今から解説します。
上の画像を見ていただくとわかるかと思いますが、
- Economy from outside US
- Standard
- Expedited
の3つがありますね。
そして、その横に(11 to 23 business days)と書いてあります。
どれを選択したかによって、届くまでの日数が変わってくるのです。
この日数が重要で、eBayでは商品に対する評価をする際に、商品の到着は予定通りだったかどうかを記入する欄があるのです。
この画像が、実際の評価入力画面です。
「Did this item arrive on time?」の部分が、到着日時に関する質問です。
商品購入後、発送されるまでの日数と、配達にかかった日数などを合わせて評価します。
eBayがなぜこのような質問を設けているかというと、追跡ができない場合の取引を調査するためなのですが、この選択肢があることによって購入者は到着日を意識するようになります。
結果的に、「商品が予定日時までに届いていない=悪いセラー」と判断されると、eBayのフィードバックスコアという評価が下げられてしまうのです。
ですから、送料選択画面では
- Economy Shipping(小形包装物SAL)
- Standard Shipping(航空便)
- Expedited Shipping(EMS)
の3つがありますが、EMSは選択せずに、
- Economy Shipping(小形包装物SAL)
- Standard Shipping(航空便)
にしておいたほうが無難というわけです。
結局、Economy Shipping、Standard Shippingなどは、それぞれのセラーが勝手に決めていることなので、あまり日数の参考にはならないということです。
よって、このように発送元を中国・カナダ・インドなどに設定することもできます。
これなら到着予定日が遅めになるので、送料をExpedited Shipping(EMS)に設定しても大丈夫ですが、その分購買率が下がるというリスクを考えなければいけません。
ただし、送料をExpedited Shipping(EMS)にして選択する人はお金を持っている人(地位のある人)である可能性が高いですから、Expedited Shipping(EMS)でFree shippingにしておくと検索結果で上位に入りやすくなるというメリットがあります。
eBay出品時(トレカなど)に設定する発送方法の選び方
とにかくeBayで厄介事を避けたい、リスクを低くしたいという方は
- Standard ShippingでEMS
- eパケットライト
を選ぶとよいでしょう。
これからブランド力を築いていく最中という方は
- Economy Shippingで小形包装物SAL
- Standard ShippingでEMS
を選ぶと良いでしょう。
そして、もう十分なブランド力があり、多少商品の到着が遅れて評価が下がってもフォローが可能だという方は、
- Economy Shippingで小形包装物SALやeパケットライト
- Standard Shippingで航空便
- Expedited ShippingでEMS
を選択するのが良いということになります。
おすすめしないeBay出品トレカなど商品の発送方法
おすすめしないトレカなどの発送方法としては、船便や航空書簡が挙げられます。トラブルが頻発するからです。
特に、トレカはサイズが小さいため「もっと安い発送方法がいい」と言ってくるバイヤーに「船便なら…」と提案するのはおすすめできません。
トレカの送料を少しでも節約しようとする人は、心が狭く余裕のない人が多く、いくらあらかじめ「時間がかかります」といっておいてもクレームにつながったりします。
また、航空書簡は90円で25g以下の商品を発送できるので、トレーディングカード(トレカ)やコレクションカード(ポケモンカードなど)を発送するのに向いていると思われるかもしれませんが、実際は届く国と届かない国があります。
トレカなどカードのような小さいものでも、確実に届く発送方法を指定するようにしましょう。
eBay出品で良く利用される海外への発送方法
以下に、eBay出品を海外へ発送する方法と発送する上での注意点を述べます。
海外発送には郵便局で、主にSAL便、EMSを利用することが多くなるでしょう。
これらは重さによって送料が変わってきます。
海外の郵便事情は日本と比べるとあまり良くないので、なるべく追跡と保険をつけて発送するようにしましょう。とはいえ、安い商品に追跡や保険をつけると利益が減って赤字になってしまうので、発送する商品の金額によって臨機応変に方法を変えるのがおすすめです。
また、行きつけの郵便局を決めておくといいでしょう。
特に、できることなら大きな郵便局がいいです。
海外発送となると珍しいケースですし、事情のわからない局員も多いです。
初めのうちはお互い分からないことだらけで発送に時間が掛かるでしょう。
ですから、行きつけの郵便局を1つ決めて、そこで発送をするのがいいです。
①SAL便
現実的で一番安い発送方法です。
実際は船便のほうが安いのですが、何ヶ月もかかるので利用することはほとんど無いでしょう。
SAL便には保険や書留はつきませんが、410円のオプションでつけることができるので、必要に応じて利用しましょう。
また、発送する相手国がSAL便に対応しているか確認する必要があります。
ヨーロッパの多くの国はSAL便に対応していますが、近場でいうと韓国が対応していません。
SAL便の発送方法は以下のとおりです。
まず、郵便局で税関告知書(緑色の紙)とSALと書いたシールを貰います。
注意する点は、封筒を横にして使うということです。
切手は右上で、自分の名前と住所は左上に書きます。
もちろん英語で書く必要があります。
相手の名前と住所も英語で、真ん中に書きます。
税関告知書とシールはどこにつけても大丈夫です。
また、住所は手書きでも印刷でも構いません。このあたりは日本と同じです。
次に、税関告知書の書き方を説明します。
一番上の項目は、Otherにレ点をチェックします。
ただし、バイヤーからGiftにチェックしてほしいと言われた場合は、そのようにしてください。
大きな四角には、内容物とその数量を正確に記載します。日本のように「食品」「文房具」などといった大まかな記述ではだめで、例えば鉛筆であればPencils、駄菓子であればJapanese Cheap Candiesなどと書きましょう。
その横は重量をkg単位で書き、さらにその横には価格をドル単位で書きます。
まれにバイヤーから安めに価格を書いてほしいと言われる場合があるので、その場合は安めに書いてあげましょう。主に関税対策が理由です。
重量の下には合計重量をkg単位で、その横には合計価格をドル単位で書きます。
そして最後の四角が署名欄です。自分の名前をフルネームで、日付も一緒に書きましょう。
SAL便郵送料の表は以下のとおりです。
・第一地帯(中国・韓国・台湾)
・第二地帯(中国・韓国・台湾を除くアジア)
・第三地帯(オセアニア・北米(アメリカを除く)・中近東・ヨーロッパ)
・第四地帯(アメリカ合衆国(グアム等海外領土含む))
・第五地帯(メキシコを除く中南米・アフリカの国)
②EMS
EMSとは、国際郵便の中でもっとも早く発送できる方法です。
補償も最高200万円まで設定できます。
その分料金は高めにつきますが、国際発送の中で1番早く1番安全に送れる手段となっているため、買い手・売り手の両者が安心できる取引が可能です。
こちらも、事前にバイヤーの国がEMSに対応しているか調べる必要があります。
以下の郵便局のサイトで確認することができます。
参考:EMS取り扱い国
送り状は手書きでも作成できますが、ネットでも可能です。ネットで作成する場合、先ほどと同じく「国際郵便マイページサービス」への登録が必要になります。
方法はイーパケットとあまり変わらないのでここでは解説を省略します。
この画面で「EMS(物品)」を選択しましょう。
イーパケットと違う点は、印刷物が複数あることくらいです。
EMSにかかる料金は以下の通りなので、参考にしてください。
また、EMSでは発送した商品が今どこにあるか追跡することができます。
再度「国際郵便マイページサービス」に入り、発送履歴を見てみましょう。
すると、このように自分がeBayで発送した商品の一覧が出てきます。
そのうち、追跡したいものにチェックを入れ、「追跡」をクリックします。
多くの国は追跡情報に対応していますが、南米など一部の地域で追跡に対応していない場合がありますので、注意してください。
配送状況の見方は以下のとおりです。
- 未出荷 送り状を出しただけの状態
- 引き受け 郵便局で受付された状態
- 通関待ち 税関で検査される前の状態
- 通関手続き中 税関で検査している最中
- 交換局発送(発送国) 国内から海外に向けて発送済
- 交換局発送(到着国) 海外に到着済
- 保管 配送したものの受取人不在などで保管されている状態
- 差出人に返送中 保管期限が切れ、差出人に返送している状態
そして、配達完了になったら終了です。
eBayの商品を発送する前に確認!国際配送に関する注意
海外販売をする際に、多くのeBay初心者の方が戸惑うのが国際配送をする段階です。
どの事業者に依頼すればよいのか、どの程度の発送費がかかるのか、海外販売をするセラーはしっかりと把握しておかなければなりません。
【eBay】日本郵便を利用した国際配送
日本郵便のEMSは、世界の120ヶ国を超える地域に対応しているのが特徴で、30kgまでの荷物を送ることができます。
荷物の配送状況を調べる追跡サービスと、損害賠償制度が魅力的です。
特に追跡サービスは、発送した商品の配送状況をオンラインで確認できるので安心です。
このサービスによって、セラーは発送に関わるトラブルを回避することができますし、バイヤーも安心して購入することができます。結果的に、セラーの高評価に繋がります。
料金は1,450円からです。最大26%の割引があるのも嬉しいところです。
詳しくはこちらのリンクを参照してください。
参考:郵便局EMS
また、新型コロナウイルス感染症の影響等、世界情勢によっては発送が行えない国・地域が出る場合があります。
いざ商品を発送しようとしたら送れない、という事態を防ぐために予め発送出来ない国・地域、またはその発送方法を確認しておきましょう。
クロネコヤマトを利用した海外発送
クロネコヤマトの国際宅急便は、世界の200ヶ国を超える国と地域に対応しています。
日本郵便より多いです。ただし、配送できる荷物の重量は25kgまでです。
料金体系は単純で、大きさと重さによって6段階に分かれています。
また、書類だけを発送する場合は書類専用の料金体系が組まれているので、簡単に見積をすることができます。
日本郵便のEMSと同じく、リアルタイムの追跡サービスが利用できるので、バイヤーとセラーの間のトラブル回避をすることができます。
詳しくはこちらのリンクを参照してください。
参考:クロネコヤマト国際宅急便
禁制品を送らないように注意
国ごとに、法律や条約が定められており、それによって取扱できない品物があります。
それを禁制品と呼びます。禁制品を対象の国に送らないように注意しましょう。
禁制品の種類は国によって違うので、必ず確認が必要です。
例えば、中国の禁制品は以下のとおりです。
参考:郵便局 中国禁制品
中国では、政治に害を及ぼすとされる写真や印刷物は禁制品になっています。注意しましょう。
国際便にかかる関税は?
海外に商品を送る場合、当然関税が発生する場合があります。
しかし、その関税は基本的にバイヤーが支払うことになっているので、セラーが負担する必要はありません。
商品を輸出入する際、ほとんどの国では関税が発生します。
ですから、その国の関税の仕組みを勉強しなければなりません。
WTO協定税率、付加価値税、酒税など、国によって様々な関税が課せられています。
また、価格が20万円以上の郵便物を送る際には、差出人が税関に申告しなければならないということも覚えておきましょう。
詳しくはこのサイトを見てください。
参考:EMSの通関について
【2024】eBayの出品商品やポケモンカードなどの小物の発送方法は相手に確実に届く方法を選ぼう
eBayの商品を発送するだけではなく、バイヤーのもとに届くようにフォローするまでがセラーとしての責任です。
セラーもバイヤーも、お互いトラブルに巻き込まれることのないように、ケースに応じて最善の発送方法を選びましょう。
匿名配送はできませんが基本的にはEMS、SAL便を使えば大丈夫ですので、出品した商品によってどれを選ぶか、これを機に考え直してみてください。