アメリカ等、海外から個人輸入をするならeBay輸入をおすすめします。eBayは世界最大のオークションサイトで、日本では手に入らない商品もたくさん出品されています。
しかし、eBayは海外のサイトであるため、表記もやり取りも全て英語です。また、海外サイト特有の注意点もあります。
そこで今回は、個人でのeBay輸入初心者に向けて、eBayの基本的な使い方とeBay輸入の注意点を徹底解説します。
個人でeBay輸入する前にPayPal登録をしよう
eBayには、色々な決済方法がありますが、PayPal決済なら取引相手にクレジットカード情報や口座情報を知られずに済むため、海外サイトの決済に広く導入されています。しかも、PayPalアカウントの開設は無料です。
PayPalアカウントの作成方法
PayPal新規アカウント作成方法を解説します。
まずはPayPalの公式ページを開いてください。
参考：PayPal
ページ右上の「新規登録」をクリックしてください。
すると、アカウント選択画面が開きます。個人輸入を行う場合は「パーソナルアカウント」の「新規登録に進む」を選択してください。
電話番号を入力し、届いたセキュリティコードを入力します。
入力フォームに必要事項を入力して「次へ」をクリックしてください。
続いて住所・生年月日を入力してください。最後に一番下の「規約に同意する」にチェックを入れて「アカウント開設」をクリックしてください。
続いて支払い情報を追加します。「支払方法を追加しましょう」をクリックしてください。
すると以下のような画面になります。支払い情報を登録してください。銀行口座よりクレジットカードの方がスムーズに決済できるためおすすめです。
アカウント認証
PayPal新規登録・支払い情報登録が済み、アカウント設定ページから「メールアドレスを確認」ボタンを押下し、自分で確認メールを送ればアカウント認証が完了します。
個人でeBay輸入するための登録方法
続いてeBayへの登録方法を解説します。eBayも利用前に新規登録が必要です。
新規アカウント作成
まずはeBayのトップページを開いてください。
参考：eBay
次にeBayトップページ左上の「register（新規登録）」をクリックしてください。
すると、以下のようなeBayアカウント作成画面が表示されます。eBayのアカウント作成方法は3つあります。
・必要事項を入力してeBay専用アカウント作成
・「Continue with Facebook」をクリックしてFacebookアカウントと連携
・「Continue with Google」をクリックしてGoogleアカウントと連携
・「Continue with Apple」をクリックしてAppleアカウントと連携
必要事項を入力する場合、First Nameが名前、Last Nameが名字です。注意してください。また、パスワードは6文字以上である必要があります。
また、Eメールアドレスはキャリアメールの登録をおすすめします。Yahoo!メールやGmailなどのフリーメールを登録すると、本人確認が必要になります。
最後に「Create account」をクリックすれば新規登録は完了です。
住所の登録
続いて、配送先住所の登録をします。
まずはeBayにサインインした状態で「My eBay」にカーソルを合わせ、「Summary」をクリックしてください。
My eBayを開いたら、「Account」をクリックしてください。
次に左にある「Addresses」をクリックしてください。
すると、以下のような住所登録画面が開きます。「Registration address, email and phone number」は登録住所等、「 shipping address」は配送先住所という意味です。まず「Registration address」の右にある「EDIT」をクリックしてください。
住所入力画面は以下のように表示されます。
1行目は国です。Japanを選択してください。
2行目には区町村・番地を入力します。例えば、千葉市役所の住所「千葉市中央区千葉港1番1号」を入力する場合は、「1-1,Chibako,Chuo-ku」と入力してください。
3行目には建物名と部屋番号を入力します。例えば、「マンション千葉 401」なら「401,MansionChiba」と入力してください。
4行目には市を入力します。千葉市なら「Chiba」です。
5行目の左側には県名を入力します。千葉県なら「Chiba」と入力してください。
5行目の右側には郵便番号を入力してください。
6行目は電話番号を入力してください。
全ての入力が完了したら「Continue」をクリックしてください。すると、以下のように登録情報が表示されます。これで住所登録は完了です。
ちなみに、「shipping address（配送先住所）」にも同じ住所が自動的に登録されます。
eBayで個人輸入するための支払い方法登録
現在、eBayとPayPalは紐付けできなくなっています。
紐づけ出来なくなるまでにリンクしていたアカウントは有効です。
支払いにPayPalを利用したい場合は、支払い方法を求められた際に都度選択しましょう。
eBayで個人輸入し、日本に発送してもらう方法
ここからはeBayでの取引について説明します。
eBayには様々な商品がアメリカなどの海外から出品されていますが、全ての商品を日本に輸入できるわけではありません。中には日本に発送してくれない出品者もいます。
日本へ発送されない商品は、商品説明欄に「Does not ship to Japan」と記載されています。
しかし、このような商品でもやり方次第では日本へ仕入れることが可能です。
出品者に交渉する
まず1つ目は、出品者へ直接交渉する方法です。出品者へ以下のメッセージを送信しましょう。
Could you send these goods to Japan?（これらの商品を日本に送ってもらえませんか？）
転送サービスを利用する
2つ目は、転送会社を利用する方法です。
eBayの出品者に転送会社まで発送してもらい、転送会社に日本まで転送してもらいましょう。
eBayで個人輸入時の落札方法や送料について
続いて、eBay輸入する上での落札手順を解説します。
eBayには2つの落札方法があります。
1つは即決価格で出品されている商品の落札です。「Buy It Now」をクリックすれば即落札できます。
2つ目は、オークション出品されている商品に入札する方法です。「Place bid」をクリックすれば入札できます。
それでは、商品の探し方から落札までの具体的な手順を1つずつ説明します。
eBay上で個人輸入する商品を探す
それでは、eBay輸入する商品を探していきましょう。
まずはカテゴリ選択をします。ページ左側からカテゴリを選択してください。
続いて、検索フォームに商品名を入力して検索しましょう。
商品ページは以下のように表示されます。
eBay出品者の評価を確認
良い商品を見つけたら、出品者の評価を確認しましょう。出品者の評価は「Seller information」に記載されています。出品者名の後の数字が評価の数で、下の％が良い評価の割合です。
良い評価の割合が90％未満の出品者や、評価数が少ない出品者の商品には入札しないようにしましょう。
eBayで個人輸入する商品の送料を確認
続いて送料を確認しましょう。商品ページの「Shipping」に送料が表示されています。送料無料の場合はFREEと表示されています。
また発送可能地域は「See details」をクリックし、「ships to」の後に記載されています。
eBayで入札
商品情報・出品者情報・送料を確認した上で問題がなければ、「Place bid」をクリックして入札しましょう。
eBayで落札後はすぐ決済
落札すると、PayPalから支払い請求が送られてきます。すぐに支払いをしましょう。
eBay個人輸入時の注意点
最後にeBay輸入を利用する時の注意点を紹介します。
eBay輸入のやり取りは全て英語
eBay輸入の注意点1つ目は、全て英語であることです。アメリカ等の海外出品者との取引であるため、商品説明の表記も出品者とのやり取りも全て英語です。excite翻訳などの各種翻訳ツールの利用をおすすめします。
eBay輸入は発送まで時間がかかる
eBay輸入の注意点2つ目は、発送までに時間がかかる点です。
文化の違いからか、海外の出品者は入金確認から商品発送まで時間がかかる人が多いです。
eBay輸入は梱包が雑
3つ目は、梱包が雑な点です。
これも文化の違いで、海外の出品者は日本人と比べると梱包が雑な傾向があります。中には梱包せずに外箱のまま発送する出品者も少なくありません。
eBayで輸入した荷物が届くまで時間がかかる
4つ目は、荷物が届くまで時間がかかる点です。
国際配送はとにかく時間がかかります。落札から到着まで1ヶ月以上かかる場合もあります。
eBayで輸入してはいけない商品もある
5つ目は、輸入できない商品もあることです。
武器・化粧品・食品などは落札しても日本に輸入できません。注意しましょう。
eBayで届いた商品が壊れていた場合
6つ目は、商品が壊れている場合もあることです。
前述の通り梱包が雑なため、商品が壊れていることもしばしばあります。しかし、PayPalに問い合わせれば、簡単に返金してもらえます。
eBayで届いた商品が偽物だった場合
偽物が届いた場合も、PayPalに問い合わせれば同様に返金してもらえます。
eBay輸入商品の関税支払いについて
7つ目は、関税の支払いについてです。
関税の付加基準はあいまいな点も多く、同じ商品でも関税がかかる場合とかからない場合があります。関税がかかる場合は、商品の受け取り時に支払うことになります。
eBayの個人輸入は慣れれば簡単
eBayは英語サイトであるため、最初は戸惑うことも多いと思います。しかし、eBay輸入は慣れれば簡単です。日本にはない商品がたくさん出品されているので、ぜひご利用ください。
