今回はハンドメイド商品販売サイト「Etsy(エッツィー)」についてご紹介していきたいと思います。自分で作ったアクセサリーや洋服を販売したいけど、どのサイトから販売すれば良いかわからないと悩んでいる方は必見です。
Etsyはどんなサイトか、また、出品するにはどうすればいいか等について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
Estyって何?
まず、Estyがどのようなサイトなのか解説していきたいと思います。
Estyaではハンドメイド商品を販売できる
Estyはハンドメイド商品を出品できる海外サイトです。
Estyを利用すれば、自分で製作した様々なアイテムを世界中のユーザーに販売することができます。
なお、Estyで取り扱うことができる商品はハンドメイド商品だけではなく、その他の商品も販売することが可能です。そのためECサイトセラーからも注目を集めているサイトです。
参考:Esty
Estyで取り扱うことのできる商品
Estyには大きく分けて3つの販売カテゴリ―があります。
ハンドメイド
ハンドメイドのカテゴリーでは、自分で製作したアイテムを出品することができます。新進気鋭のデザイナーが多く出品しているので、見ているだけでも楽しいカテゴリーです。
クラフト素材
クラフト素材とは製品を製作する際に使用する材料やツールのことを指します。そのためEstyのクラフト素材カテゴリーでは、ハンドメイド商品以外の既製品も出品が可能です。
アイテムを製作するための素材やツールも出品可能なので、出品できる物の幅はかなり広いカテゴリーと言えます。
詳しくは「Esty 内のルール」をご確認ください。
ビンテージ
Estyは、製作から20年以上経過したアイテムをビンテージ商品と位置づけています。
20年以上経過しているものであればハンドメイド商品でも既製品でもビンテージとして出品可能です。
このカテゴリー内ではビンテージ品が出品されているため、仕入れ目的で利用するセラーもたくさんいます。
参考:Etsy 内のルール
Estyがおすすめな理由
ここではEstyをおすすめする理由について解説していきます。
世界最大級の市場規模
Estyは世界最大のハンドメイドECサイトです。3000万人を超える利用者、200万人近いセラー、4500万点の出品を誇っています。
日本最大のハンドメイドECサイト「Minne」の利用者数が約20万人なので、比較するとEstyの市場規模の巨大さがわかります。
市場規模が大きいということは、それだけビジネスチャンスが広がっているということになります。
世界中のバイヤーが販売対象
Etsyを利用する二つ目のメリットは、自分で製作した作品を世界中の人たちに販売できることです。
日本語に対応している
Etsyは海外のECサイトですが、日本語版サイトもあるため、英語ができなくても登録、出品、購入等が簡単に行えます。
商品の値段が適正に保たれている
ハンドメイド商品を趣味程度で売買する人の大半は、原価に毛が生えた程度の値段設定で販売します。そこで、そのような商品を出品しているサイトでは、一般的に他のセラーも必要以上に値下げしないといけない状況になることもあります。
しかし、Etsyに出品する多くのセラーは仕事としてハンドメイド商品を製作し出品しているため、サイト全体の販売価格も適正な値段に保たれています。
商品の値段設定も利益を生み出すための重要な要素ですが、Etsyでは無理に値引きする必要がないところが嬉しいところです。
日本人利用者が少ない
Etsyには日本人セラーが少ないため、日本人の出品というだけで注目を集めることができます。注目を集められるということはそれだけ商品を見てもらえるということなので、ある程度の売り上げも期待できます。
日本の工芸品や文化は世界から注目されています。日本ならではの商品を出品すれば、より多くの売り上げを達成できるでしょう。
Etsyの出品方法
ではEstyでの出品方法を解説します。
Etsyで出品するには、アカウント登録を行ったうえでログインする必要があります。登録方法は、以下のページを参考にしてください。
まず、トップ画面右上の「ショップ管理ツール」をクリックします。
移動したページに表示される「+商品を追加」をクリックしてください。
すると、商品情報を入力する画面に移動します。各項目に商品情報を加えていきましょう。
参考:Esty
商品の写真を追加・サムネイルの設定
次に、出品する商品の写真をアップロードしましょう。
「写真を追加」をクリックして任意の写真をアップロードしていきます。
写真はバイヤーが商品情報を得るための重要なソースなので、2000ピクセル以上の鮮明な写真を用意しましょう。また商品を様々なアングルから撮影した複数枚の写真をアップロードすることをおすすめします。
写真をアップロードすると、最初の写真がサムネイル画像に設定されます。写真の順番は後から変更することが可能です。
サムネイル画像の位置や大きさは「サムネイルを調整」をクリックすると調整することができます。
商品の詳細情報を追加
次に商品の詳細欄で出品する商品の情報を入力していきましょう。
「タイトル」には、あなたの商品の特徴やバイヤーが検索しそうなキーワードを含めた商品名を入力しましょう。
「この商品について」の項目では、あなたの商品の出品カテゴリーを「ハンドメイド」「ビンテージ」「クラフト素材」の中から選択してください。
次に、製作者、どのようなアイテムか、製作時期に関する情報を選択・入力していきましょう。
「カテゴリー」の項目ではあなたの商品がどのカテゴリーに属するかを選択します。商品によってはカラーの選択などが入力できます。
この情報の入力は任意ですが、商品に関する情報は詳細であればあるほど売り上げがアップする傾向にあるので、入力することをおすすめします。
「更新オプション」は、4か月ごとに自動更新をするかしないかを選択する箇所です。Etsyでは4か月ごとに$0.20USDの出品料を支払う必要があります。
「タイプ」の項目では、出品する商品が「有形の商品」か「デジタル商品」かを選択します。商品として発送できるものは「有形の商品」、ダウンロードが必要なデジタルファイルは「デジタル商品」に当てはまります。
商品の説明を追加
次に商品に関する説明を入力していきます。「詳細」の項目には取扱商品に関する詳細な説明を入力しましょう。
まず商品名を入力します。次にあなたのストアの特徴や、商品の特徴に言及しましょう。商品に関しては、サイズや素材、カラー、特徴などを細かく記載するといいでしょう。また、商品の注意点も記入しておくと喜ばれます。
「セクション」欄では、ショップ内のカテゴリーを選択してください。
「タグ」の項目では、商品の形状やサイズ、使用用途や素材、製作方法など、商品に関係するタグ付けを行います。最大13個までタグ付けできるので、可能なら最大数タグ付けしましょう。タグが多ければそれだけバイヤーがあなたの商品を見つけやすくなります。
「素材」には、商品に使用した素材を詳細に入力します。
商品在庫と販売価格の設定
ここでは、取り扱う商品の在庫数と販売価格の設定を行います。
「価格」では、商品の販売価格を設定できます。もし商品にいくつかの種類があり、種類ごとに異なる販売価格を設定したい場合は、この欄は空白のままにしておきましょう。
「個数」の項目には、販売する商品数を入力します。商品が売れると自動的に在庫数が減っていきます。また、商品が一つ売れるたびに出品料$0.20USDが発生します。
「SKU」には、商品の品番を入力します。
バリエーションとパーソナライズの設定
商品にサイズやカラーなどのバリエーションがある場合は、「バリエーションを追加」をクリックしましょう。
次いで「バリエーションの種類を選択する」をクリックし、該当するバリエーションを選択します。
例えば商品カラーのバリエーションがある場合は、「バリエーションの種類を選択」から「メインカラー」を選択してください。右側に表示される「メインカラーのオプションを追加する」から該当するカラーを選択します。カラーによって販売価格が異なる場合は、左側に表示される「メインカラーによって価格は異なります」にチェックを入れましょう。
商品のサイズにバリエーションがあるなら、「バリエーションの種類を選択」から「サイズ」を選択します。右側に表示される「サイズのオプションを追加する」から該当するサイズを選択し追加していきましょう。サイズによって販売価格が異なる場合は、左側に表示される「サイズによって価格は異なります」にチェックを入れてください。
商品のバリエーションの設定が終わったら、「保存して続行する」をクリックしてください。
以上の手続きでバリエーションの項目を追加することができます。
右側に表示されるバーで各バリエーションを商品ページに表示するかどうかを選択できます。例えば、商品の一つのバリエーションが売り切れた場合、このバーを調整して売り切れたバリエーションの商品を表示しないようにすることができます。
「パーソナライズ」ではオーダーメイドを受け付けるか否かを選択します。「お客様への説明」には、バイヤーの希望を知るための情報を記載できます。
商品の送料を設定
「発送について」では、商品の送料にかかわる情報を入力していきます。
まず「発送元」で日本を選択し、「発送までにかかる日数」を選択します。
次に「固定送料」の項目で各配送先に準じて、利用する配送業者、配達までにかかる日数、送料を無料にするか否かの選択をしていきます。
配送先の国を追加する場合は「+別の所在地を追加」をクリックして、必要情報を記入していきましょう。
「+発送のアップグレードを追加する」をクリックすると発送方法のアップグレードを設定できます。
一度設定した情報は保存されるので次回以降に入力する必要はありません。
商品の重さおよび大きさを設定するとプレビュー画面を表示できるようになるので、設定情報に間違いがないか、どのように表示されるかなどを確認しましょう。
商品の公開・保存
以上の設定が完了したら、「公開」ボタンをクリックしましょう。以上の手続きをもって商品の出品が開始されます。
クリックと同時に出品料として$0.20USDが発生します。「下書きの保存」をクリックすると下書きにとどめておくことができます。この時にはまだ出品料は発生していませんが、公開も始まっていません。
Etsyを利用する際の手数料
この項目では、Etsyで出品する際に必要な手数料を紹介します。
手数料の種類
Etsyで出品を行う場合は、以下の手数料が発生します。
- Etsy出品料:1商品につき$0.20USD
- Etsy取引手数料:5%(送料も含めた商品価格にかかる)
- PayPal受取手数料: 1取引につき4.1%+40円
- 外部広告料(任意):成約時のみ15%
基本手数料以外の手数料が高い
Etsyを利用する際に発生する手数料(Etsy出品料)(取引手数料)はさほど高くありません。しかし、それ以外にかかる手数料はなかなかに高額です。
例えば日本人のセラーはPayPal決済の販売しかできません。そのため、商品が売れたと同時に4.1%+40円のPayPal受取手数料が発生します。
取扱商品の販売価格が安いものであれば、PayPal受取手数料の4.1%+40円は販売価格のかなりの割合を占めることになります。
以上のことを踏まえると、Estyでは単価の低い商品を扱うのは得策ではないといえるでしょう。
外部広告料
Etsy以外のサイトに商品広告を出す場合、売り上げから15%の外部広告料が取られます。
年間売り上げが1万ドルを下回る場合、外部広告を利用するかどうかは任意です。
しかしインスタグラムや他のSNS等に広告を載せれば、その宣伝効果は絶大です。したがって余裕があるのであれば、商品広告を出したほうが良いでしょう。
Estyで売り上げをアップさせるための秘訣
Estyで出品を始めたとしてもすぐに利益を得られるわけではありません。
この項目では、Estyで売り上げをアップさせるための秘訣を伝授いたします。
バイヤーにイメージしやすい商品情報を提供する
売り上げをあげるにはバイヤーに商品の詳細を知ってもらうことが大切です。
そこで大事な役割を果たすのが商品画像です。
商品の情報が多ければ多いほど、バイヤーは商品を購入した時の感じを詳細にイメージすることができ、購買意欲の向上につながります。したがって、鮮明な写真を複数枚準備し掲載しましょう。写真を撮る際は、商品の特徴を捉えるよう心がけてください。
説明文を充実させる
商品に関する詳細な説明文も、売り上げを向上させるのに必要な要素です。
Etsyの利用者の大半は外国人なので、英語での説明文も準備しましょう。
商品の特徴を捉えた写真とともに詳しい説明文があれば、バイヤーは商品を購入した際の感じを具体的にイメージしやすくなるでしょう。
Etsy統計ツールを利用する
売り上げを向上させるには綿密なリサーチも必要です。
Etsy統計ツールは、ストアへのアクセス数を人気のあるキーワードごとに分析し紹介してくれるので積極的に活用しましょう。
参考:Etsy統計ツール
カスタマーサービスを向上させる
ストアの評価を向上させることも忘れてはいけません。
そして、ストアの評価を向上させるには、カスタマーサービスの向上に努めるのが一番です。
例えばバイヤーからの問合せに具体的に答えたり、商品に関する正直な情報を詳細に加えたりすれば高評価につながります。
購入者からの評価は何よりも説得力があるため、購入してくれたバイヤーにレビューを書いてもらうことも忘れないようにしましょう。
十分な量の出品数を保つ
十分な出品数を確保することも大切です。
実際の店舗を想像した場合、商品棚がスカスカだとそのお店では商品を購入したいとは思わないでしょう。
販売実績や評価数とともに、十分な在庫があれば商品が流通している証拠になり、そのことがバイヤーにとって安心感にもつながります。
まとめ
今回は世界規模のハンドメイドECサイト「Esty」に焦点を当て、出品の方法や利用するメリットについてまとめました。
Estyは、ハンドメイド商品の製作が好きな方はもちろん、ビジネス目的のECサイトセラーにとっても利用価値の高いサイトです。
せひ、今回ご紹介した情報を参考にEstyでハンドメイド商品を出品してみてください。