Facebookのカルーセル広告とは?メリットや活用方法、設定方法について解説!

「1つの広告だけではなく、複数に分けて商品を紹介したい」
「伝えたいことが多すぎて、1つの広告では収まり切れない」
Facebook広告を配信するとき、このような悩みを抱えている方も多くいるでしょう。
広告はシンプルに伝わるのが一番ですが、たくさん伝えたいことがあるのに、1つの広告のみで宣伝するのは困難です。
そんな悩みを解決するのにおすすめの広告配信が、カルーセル広告というフォーマットです。
ここでは、Facebook広告を配信する上で、より魅力的に伝えることのできるカルーセル広告について、やり方からメリットまで、詳細に説明しています。

目次

Faebook広告のカルーセル広告とは?

カルーセル広告とは、1つの広告だけで複数枚の画像や動画を表示できるフォーマットのことを指します。
ユーザーが、横にスワイプしたり矢印をクリックすることで、すべての広告を確認することができる点が、ほかの広告とは異なります。

カルーセル広告の配信面

Facebook広告のカルーセル広告は、Facebookのみではなく、Instagram、Audience Network、Messengerの4つのプラットフォームで配信することが可能です。
特にFacebookでは、様々な場所に広告が配信されますが、どのプラットフォームでも、ユーザーが目にしやすい場所に広告が配信されます。

そのため、どのプラットフォームに配信しても誰の目にもつかなかった、ということはありません。
詳しくは以下の画像に、それぞれの配信位置についてまとめましたので確認してみましょう。

プラットフォーム配信面広告位置
Facebook右側広告枠PCでFacebookを利用している者のみ表示
インスタント記事モバイルアプリ版に表示
マーケットプレイスユーザーがマーケットプレイスを利用時に表示
フィードFacebookのタイムライン上
ストーリーズフォロー中のユーザーの投稿で表示
InstagramフィードInstagramのタイムライン上
ストーリーズフォロー中のユーザーの投稿で表示
Audience Networkネイティブ提携モバイルアプリ内に表示
バナー提携モバイルアプリ内に表示
インタースティシャル提携モバイルアプリ内でのページ移動時に表示
Messenger受信箱Messengerアプリのチャットもしくはストーリーに表示

カルーセル広告の特徴4選

カルーセル広告には、以下4つの特徴があります。
掲載できる画像の枚数やボタンの設置など、ある程度決まっているルールがあるため、事前に理解しておきましょう。

・複数の画像と動画の組み合わせが可能
・画像や動画は2~10枚設定可能
・カルーセル広告に応じたCTAボタンが設置可能
・各カードは異なるリンク先の設定が可能

複数の画像と動画の組み合わせが可能

カルーセル広告は、使用する画像や動画の数が、2種類以上と決まっています。
そのため、ほかの広告ではできないような多くの画像や動画を使うことで、ユーザーに視覚的に訴えかけることができます。

カルーセル広告が表示されたユーザーは、横にスワイプすることで複数の画像、動画を確認することができます。
そのため、一つの画像で広告するときとは違う見せ方が可能であり、複数の画像で1つのストーリーの構成も作成できます。

視覚的にアピールすることで、ユーザーの興味をひきつけ、商品に対してより具体的なイメージを持ってもらいやすくなります。

カルーセル広告におけるクリエイティブ規定は、以下のサイトを確認してください。

デザインの推奨事項画像のファイルタイプ:JPEGまたはPNG
動画のファイルタイプ:MP4、MOVまたはGIF
アスペクト比1:1
解像度:1,080 x 1,080ピクセル以上
テキストの推奨事項メインテキスト:125文字以内
見出し:32文字以内
説明:18文字以内
ランディングページのURL:必須
技術要件カルーセルカードの数:2~10
画像の最大ファイルサイズ:30MB
動画の最大ファイルサイズ:4GB
動画の長さ:1秒~240分
アスペクト比の比率許容誤差:3%

参考:Facebook広告ガイド

画像や動画は2~10枚設定可能

カルーセル広告で設定可能である画像や動画は、2~10枚までと決まっています。
「枚」と呼ぶのは、カルーセル広告にセットする画像や動画を「カルーセルカード」と呼び、それぞれを1枚と数えるからです。

2~10枚までセットできるので、たくさんの情報を広告として流すことができます。
しかし、24時間以内で消えるストーリーズでカルーセル広告を配信する場合は、セットできるカードは3枚までと決まっているため、注意してください。

カルーセル広告に応じたCTAボタンが設置可能

カルーセルカードでは、各カードにCTAボタンの設置が可能です。
CTAボタンとは「Call-To-Action」の略称で、ユーザーに行動に移してもらうためのボタンのことを指します。

例えば、商品画像を紹介したい広告の時は、「詳しくはこちら」または「こちらからどうぞ」などのCTAボタンを、ユーザーを誘導するために設置します。

しかし、各カードに設置できるCTAボタンは1種類のみなので、注意が必要です。

CTAボタンには以下の種類があります。
・見積もり
・お問合せ
・上映時間を表示
・詳しくはこちら
・ゲームをプレイ
・予約リクエスト
・音楽を聴く
・申し込む
・予約する
・お問合わせダウンロード
・クーポンを入手する
・メニューを見る
・購入する
・登録する
・フォローする
・他の動画を見る

詳しくは「Meta for Businessのビジネスヘルプセンター」を確認してみましょう。

各カードは異なるリンク先の設定が可能

カルーセル広告には、自社サイトやランディングページに飛べるリンクを設定することができます。
これは、CTAボタンとは異なり、各カードに設定ができることが特徴です。

CTAボタンでは1種類のみのボタンしか設置できませんでしたが、リンクは各カードに合わせたリンクの設定ができるので、多くの事柄を宣伝することができます。
たとえば、商品Aの画像には商品Aに飛べるリンクが設定できるため、ユーザーの満足度も上がり、良い広告の配信が可能になるでしょう。

カルーセル広告の特徴は、複数の画像や動画を掲載できることです。
それぞれに合わせたリンクを設置し、ユーザーが満足しやすい広告を作成しましょう。

カルーセル広告のメリットとデメリットについて

カルーセル広告には、メリットとデメリットがあります。
それぞれについては、以下の通りです。

メリット
・使い方、サービスの流れが分かりやすい
・機能を詳しく説明できる
・カタログのように複数の商品の紹介ができる

デメリット
・キャンペーンの目的が指定されている
・メインテキストはすべて共通になる

【メリット1】使い方、サービスの流れが分かりやすい

画像や動画を複数利用することで、詳しく説明することができます。

通常の広告は1枚の画像に情報を詰め込みすぎるあまり、うまく伝わらない場合がほとんどです。
しかし、カルーセル広告の場合は複数の画像や動画で詳細に説明することができるので、ユーザーに伝わりやすく、スキップされる可能性が低くなります。

きちんと伝わる広告を配信した方が、ユーザーも実際にアクションに移しやすいので、そういった点がカルーセル広告のメリットだといえるでしょう。

【メリット2】機能を詳しく説明できる

複数の画像や動画で宣伝することで、商品、サービスの機能を詳細に説明することが可能です。
一枚だけでは伝わらなかった事柄を、機能ごとに分けて説明できるのは、大きなメリットといえるでしょう。

例えば、以下の画像のように音楽ストリーミングアプリの宣伝があるとします。
この場合は、「プレイリスト機能」や「曲名やアーティスト名の検索」など、機能一つ一つに合わせた画像を準備し、カルーセル広告で配信しています。

このように、サイトに行かなくてもカルーセル広告のおかげで詳細に理解できるため、ダイレクトに結果につながる可能性も高いです。

【メリット3】カタログのように複数の商品の紹介ができる

カルーセル広告はもともと、1つの広告だけで複数の商品を紹介、宣伝するために開発された広告方法です。
そのため、広告したい商品数が多い場合でも1つの広告で簡単にユーザーにアピールできる仕組みが整っています。

まるで商品カタログのように、ユーザーは自分の好みの商品を探すこともできるので、効果的な表示方法だといえます。
通常の広告であれば、ユーザーの好みでないものが配信された場合はスキップされることもあるでしょう。
しかし、カルーセル広告の場合は複数の選択肢があるので、スキップされる可能性も減少します。

もちろん、カルーセル広告以外の広告でも、複数の商品を紹介することは可能です。
しかし、紹介したい商品が複数ある場合は、一つ一つ設定しなければいけないため手間がかかるでしょう。
そのたびに見直しもしなければいけないので、配信までに時間がかかりすぎる可能性もあります。

カルーセル広告は、一度の設定だけで複数の商品や機能を紹介することができます。
時間の削減、手間の削減につながるだけではなく、詳細に伝えることも可能なので、カルーセル広告はメリットが高いと言えます。

【デメリット1】キャンペーンの目的が指定されている

Facebook広告を利用するときは、キャンペーンの目的を設定する必要があります。
カルーセル広告を利用する場合、そのキャンペーンの目的が指定されているので、注意が必要です。

カルーセル広告では、「エンゲージメント」をキャンペーンの目的に指定することはできないので、広告のアクションを重要視している場合は使用できないことを念頭に置きましょう。
また、「動画の再生数アップ」に関しては、Instagramのストーリーズへの配置のみで利用できる目的です。
Facebookでの配信はできないので、注意してください。

しかしながら、そのほかの主流な目的である「ブランドの認知度アップ」、「アプリのインストール」、「コンバージョン」および「メッセージ」などは、利用ができます。
詳しくは、「Meta for Businessのビジネスヘルプセンター」を確認しておきましょう。

【デメリット2】メインテキストはすべて共通になる

カルーセルカード1枚ごとに設定できるのは、リンク先と見出しのみです。
メインテキストは、すべて共通の設定になるため、注意してください。

メインテキストとは、Facebook広告の説明文の部分であり、説明したい文章を載せるテキストのことです。

画像や動画ごとにテキストを設置できるわけではないため、カルーセル広告を配信する際は、違和感を与えないテキストを設定するように心がけてください。

カルーセル広告は広告マネージャから作成できる

カルーセル広告は、広告マネージャから作成することができます。
ここでは、そのやり方について詳しく説明します。

広告マネージャからカルーセル広告を作成する方法

カルーセル広告の作成方法は、通常Facebook広告マネージャで広告を作成する方法と、手法はあまり変わりません。
作成の途中で、画像や動画を指定する部分が他と異なります。

カルーセル広告の作成方法は以下の通りです。
特に、7番以降からがカルーセル広告のみの設定方法となります。

1.広告マネージャを開く
2.左上にある[+ 作成]をクリックする
3.カルーセルフォーマットで使用できる目的を選択する
4.[キャンペーン詳細]、[A/Bテスト]、[キャンペーン予算の最適化]の情報を入力し、[次へ]をクリックする
5.[予算と掲載期間]、[オーディエンス]、[配置]、[最適化と配信]の情報を設定し、[次へ]をクリックする
6.[広告に表示する名前]セクションで、カルーセル広告に使用するFacebookページを選択する
7.[広告設定]セクションで、[カルーセル]を選択する
8.カルーセルカードに動画や画像を設定する
9.カルーセル広告の詳細を設定する
10.画面右下にある[公開する]をクリックし、広告を出稿する

カルーセル広告の活用方法6選

カルーセル広告の活用方法は、以下の6つが挙げられます。

・商品の使用方法を強調する
・1つの商品を多方面からアピールする
・ユーザーの声を載せる
・複数の商品を紹介する
・ストーリーを詳細に伝える
・CTAボタンを設置してユーザーにアクションを促す

商品の使用方法を強調する

商品の使い方や機能、メリットなどを複数の画像で紹介することができます。
複数の画像や動画で詳細に説明できるので、ユーザーに伝わりやすく、興味を持ってもらいやすくなるでしょう。

例えば化粧水の使い方という広告を配信するのであれば、画像1枚ずつに、使い方を一つずつ掲載すると、ユーザーの頭に残りやすくなります。
複数の画像が使えるからこそ、効果的な画像を作成し、活用していきましょう。

1つの商品を多方面からアピールする

1つの商品をあらゆる面から説明し、ユーザーの興味をひくことができます。

たとえばある化粧水の商品を宣伝する際、その化粧水には「乾燥肌」と「しわ」に効果があるとしましょう。
その場合は、「乾燥肌」に効果があることを伝える画像1枚、「しわ」に効果があることを伝える画像1枚と、それぞれの症状に合わせた画像を用意しましょう。

こうすることで、この商品を様々な角度から効果的に説明でき、ユーザーの興味もひきやすくなります。

ユーザーの声を載せる

ある商品を試したいと感じている人は、実際に使用したことのある人の声を確認したいと思っています。
ユーザーの声や信頼できる芸能人の声などがあると、安心して購入まで進みやすくなります。

使用者のコメントが多数集まったら、カルーセル広告の特徴を活用して複数掲載すると、ユーザーも実際にアクションを起こしやすくなるでしょう。

複数の商品を紹介する

カルーセル広告は、もともとは複数の商品を紹介するために開発された広告方法です。
そのため、複数の商品を1つの広告で紹介する活用の方法は、最もオーソドックスであり、最もユーザーの目に留まりやすいと言えます。

カルーセル広告は複数の画像や動画を設定できるので、多くの広告資料を用意し、たくさんの商品を紹介しましょう。

ストーリーを詳細に伝える

カルーセル広告は複数の画像を設定できるので、簡単に流れを説明することができます。

たとえば、漫画アプリのプロモーションでは漫画の画像を切り抜くことでストーリーを紹介していることもあります。
こういった広告は続きが読みたくなるようにストーリーを伝えているため、実際に気になってクリックしたことがある方も多いはずです。
漫画アプリだけではなく、とある商品の設定方法や、購入方法なども構成立てて説明することが可能です。

このように、アイデア次第で様々な広告が作成できるようになります。
商品に合わせて、活用方法を考えていきましょう。

CTAボタンを設置してユーザーにアクションを促す

上述したとおり、カルーセル広告では、1種類のみではありますがCTAボタンを設置することが可能です。
CTAボタンには、ユーザーにさまざまなアクションを起こしてもらえるよう、種類が豊富にあります。
カルーセル広告にぴったり合ったCTAボタンを設置して、ユーザーのアクションを誘導してみましょう。

カルーセル広告が使えれば様々な広告が可能に!

カルーセル広告は、商品に合わせたさまざまな広告活動を可能にさせます。
通常では1枚の画像や動画のみでしか宣伝できないことを、複数の画像に分けて詳細に説明ができるため、使い方次第ではより多くの結果を出すことができるでしょう。

しかし、複数の画像が利用できることにはメリットもあればデメリットもあります。

カルーセル広告ならではのメリットを十分に活かし、ユーザーにより訴えかける広告を配信していきましょう。

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この記事を書いた人

ビジネスのノウハウを実践ベースで徹底的に追求するのがアクシグ。
世界で最も専門的で網羅的なコンテンツを提供し、ノウハウを惜しげもなく提供していきます。

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