Facebook広告の入稿規定は?デザインのコツも併せて徹底解説!

SNSに広告を掲載する際には、さまざまな規定に従ってデザインをしなければなりません。しかも、その基準が掲載する場所によって変わる場合もあります。

この記事では、Facebook広告を利用するにあたって守るべきルールから、推奨される画像・ムービーのサイズまで解説していきます。SNSを使ったサービスの売り込みを計画している方は、ぜひ参考にしてください。

目次

Facebook広告サービスの概要

Facebook広告では、どのようなプラットフォームが対象となっているのでしょうか。この項目では、配信できるSNSの種類や、その特徴について解説していきます。

配信できるSNSの種類

Facebook広告を配信できるSNSは、大きく分けて4種類あります。選ぶことのできるSNSは以下の通りです。

  • Facebook
  • Messenger
  • Audience Network
  • Instagram

これらの中でも掲載できるエリアが分かれており、さまざまなスタイルを選択することができます。自身のサービスの内容やターゲット層などに合わせて、適切なものを選びましょう。基本的なスタイルは以下の5種類となっています。

  • フィード:一般ユーザーの投稿と同じ画面に表示される
  • 検索:アプリ内検索の結果として表示される
  • インスタント記事:サービス内で配信されたニュース記事と一緒に表示される
  • ストーリーズ:一般ユーザーの投稿に混ざって表示される
  • インストリーム:他のユーザーが投稿したムービー中に表示される

これらすべてのスタイルが選択可能なのは、Facebookのみです。その他のSNSでは、一部利用できない形式もあるため、注意しましょう。

また、各SNSのどの場所に表示するのかも自由に選択できます。エリアによってそれぞれ特徴が異なります。特徴を知った上で、希望に合う掲載先を選びましょう。

掲載先の規格に合わせる必要があるので注意

Facebook広告は、配信するSNSの種類やエリアによって、画像やムービーの推奨サイズが異なります。同じ内容の宣伝を行う場合でも、それぞれの基準に合わせて大きさを調整する必要があるのです。それぞれのサイズ既定の詳しい内容に関しては、後ほど紹介します。

注意したいのは、サイズの基準を満たしていないと、希望する場所への掲載ができない場合があることです。広告を作成する前には、画像やムービーの大きさが合っているかどうか確認しましょう。

各フォーマットの入力可能文字数

広告には画像やムービーのほかに、テキストも添えることができます。選んだスタイルによって推奨される文字数が変わってきます。そのあたりも考慮して計画を立てましょう。

この項目では、フォーマット別の設定可能文字数について、詳しく解説していきます。

画像広告の入力可能文字数

画像広告(バナー広告)は、たくさんのエリアに配置可能です。多くの場合は見出しが40文字以内、メインの文章が125文字以内、説明文が30文字以内が推奨されています。

広告を設置するエリアによっては、別途、ハッシュタグの数が決められている場合もあるので注意しましょう。それぞれの基準に合った文字数に収まっているか、事前の確認が大切です。

動画広告の入力可能文字数

画像広告と同様、動画広告でも見出しが40文字以内、メインの文章が125文字以内、説明文が30文字以内が推奨されています。

ただし、インストリーム動画を選択した場合は、注意が必要です。文章が半角20文字以上になる場合、設定をすること自体は可能ですが、正しく表示されない場合があります。規定ギリギリはなるべく避け、文字数を抑えるように心がけましょう。

カルーセル広告の入力可能文字数

数件の画像またはムービーが設定可能なカルーセル広告でも、上記の2件同様、見出しが40文字以内、メインの文章が125文字以内が推奨されています。

ただし、説明文に関しては、20文字が推奨されています。文字数を超えると、文章が途中で切れてしまう恐れがあるので、注意しましょう。

コレクション広告の入力可能文字数

主にネットショップの商品紹介などに使われるコレクション広告は、1つのページで複数の品物を同時に紹介できるのが大きな特徴です。ほかのスタイルと比べ、掲載できるエリアが限られているため、事前によく確認をしておきましょう。

指定可能な文字数は見出しが40文字以内、メインの文章が125文字以内と、ほかのタイプとほとんど違いはありません。唯一異なる点として挙げられるのは、説明文がないということです。つまり、コレクションタイプで広告を作成する場合は、2つの項目だけで必要な情報を伝えなければなりません。

掲載先別サイズ規定

文章だけでなく、画像やムービーの大きさに関しても細かな規定があります。配信先のエリアによって、推奨されるアスペクト比(横:縦の比率)が異なるため、どのエリアに配置する予定なのかを考えて素材を用意しましょう。

この項目では、用意するべき画像・ムービーのサイズ規定について、タイプ別に解説していきます。

画像広告の推奨サイズ

画像広告では、配信先により以下の大きさが推奨されています。

  • 1.91:1か1:1…Facebookフィード、広告メッセージ、右側広告、インスタント記事、検索結果
  • 1:1のみ…Instagramフィード、Messenger受信箱、Marketplace
  • 9:16のみ…各SNSのストーリーズ、Instagram発見タブ、Audience Network

いずれの場合も、ファイルの形式はPNGもしくはJPGで、解像度が1,080×1,080ピクセル以上のものを用意しましょう。

動画広告の推奨サイズ

動画広告では、画像広告に比べてさらに細かな基準が定められています。アスペクト比だけでなく、ファイルのデータサイズや時間の長さも配置場所によって規定が異なるので注意しましょう。配信先別の推奨サイズは以下の通りです。

  • 4:5…各SNSのフィード、Marketplace、Instagram発見タブ
  • 1.91:1…右側広告、インスタント記事
  • 16:9…インストリーム動画
  • 1:1…検索結果
  • 9:16…Audience Network、各SNSのストーリーズ

また、ファイルのデータサイズや秒数に関しては、プラットフォームごとに、以下のような基準が設けられています。

  • Facebook:4GBまでの1秒~241分のムービー
  • Instagram:30MBまでの1秒~2分のムービー

ファイル形式はいずれの場合もMP4もしくはMOV、GIFの中から選択しましょう。

カルーセル広告の推奨サイズ

いくつかの画像や動画を指定可能なカルーセル広告では、1:1の大きさの画像もしくは動画が推奨されています。解像度やファイルの形式に関しては、「画像のみ」「動画のみ」の規定と同様です。

ほかと違う点として挙げられるのは、すべての画像、動画の大きさを揃えなければならないことです。そのため、アスペクト比の誤差が3%ほどに収まるよう、調節を行いましょう。

コレクション広告の推奨サイズ

コレクション広告は、主となる画像や動画がひとつあり、その下部にいくつかの商品画像が掲載されるスタイルです。推奨されるアスペクト比は、以下のようになっています。

  • 1:1…フィード
  • 1:1か1.91:1…インストリーム動画

推奨されているデータサイズの基準は、以下の通りです。

  • 画像:30MBまで
  • 動画:4GBまで

見やすい広告に仕上げるコツ

実際に広告を掲載するためには、審査を通過する必要があります。審査に落ちると、せっかく作成した広告を公開することができません。

この項目では、審査に通りやすく、なおかつ見やすいデザインに仕上げるためには、どのようなことに気をつけるべきか詳しく解説していきます。

文字を入れすぎずスッキリさせる

文字の比率が多すぎると、自動審査で品質が低いと判定される可能性があります。それが原因で、なかなか広告が配信されないということもあるため、注意が必要です。

以前は、「画像や動画に含まれる文字の比率が20%未満でなければならない」という明確な規定がありました。しかし、この規則は2020年に廃止され、現在では明確な基準は定められていません。

必ずしも文字の比率を20%以下に抑えなければならないという訳ではありませんが、審査に通りやすくするためには、なるべくスッキリとさせた方がよいでしょう。

プレビューで実際の画面を確認する

編集ページでは、実際に配信された際にどのように見えるのか、プレビューを用いることで確認できます。作業中に気づかなかったミスを発見するためにも、チェックする癖をつけましょう。

プレビュー画面で注目すべきポイントは、いくつかあります。まず、画像や動画の大きさが正しいかどうかをチェックすることです。次に見るべきは、文章のレイアウトです。目立つ部分にもっとも伝えたい文言が設定できているかを確認をしましょう。

以上の項目に加え、入力や選択のミスがないかどうかも重要なポイントです。些細なミスでも、ユーザーからの印象を損ねる原因になりかねません。文章や使用する画像、URLなど、正しく設定できているのかもチェックしてください。

目線の動きを意識したレイアウトにする

心理的に、人の視線はまず左上に集中する傾向にあります。そのため、もっとも伝えたいことを左上に配置するのが効果的です。人の目を引きやすいキーワードや、サービス・商品の名前など、強く印象づけたい言葉を設定しましょう。

無音でも分かりやすいムービーに仕上げる

ムービー形式の広告での音声の有無は任意とされていますが、いずれの場合にしても、音が無くても内容が伝わるように仕上げましょう

中には、マナーモードでスマートフォンを操作している場合や、音が聞き取りにくい環境で視聴するケースも考えられます。そのような状況でも内容が理解できるよう、字幕を入れるなどの工夫が必要です。

覚えておきたい利用規約

審査を通過するためにもっとも意識すべきことは、「規則に沿った内容であるかどうか」です。この項目では、広告を作成するにあたって扱ってはいけない内容や、許可が必要なジャンルについて説明していきます。自身のサービスが基準を満たしているのかどうか、確認をしましょう。

掲載してはいけない内容

Facebook広告では、それぞれのSNSのガイドラインに従い、禁止されている内容がいくつかあります。例えば、犯罪やそれに準ずる内容、詐欺やスパムなどがこれにあたります。

その他にも、タバコ関連商品や、成人向けコンテンツなども不可となっています。また、含まれる文章に間違いがあったり、適切ではない言葉などがあった場合も、規約違反となります。入力ミスがないかどうかは、必ずチェックをしましょう。

さらに詳しい内容が知りたい場合は、それぞれの公式ヘルプページを確認してください。なお、MessengerとAudience Networkに関しては、Facebookのガイドラインと同じものが適用されます。

参考:Facebookコミュニティ規定 – Meta

参考:コミュニティガイドライン – Instagram

制限されている内容

禁止されている内容以外にも、定められた条件を達成していないと、扱うことのできないコンテンツがあります。

具体的な例としては、出会い系やオンラインのギャンブル等を扱う場合です。これらの場合は、Facebookから許可を得なければなりません。また、アルコール美容整形など、一定の年齢以上のユーザーにしか配信できないケースなどもあります。

その他にも、独自の基準を持ったコンテンツがいくつかあるため、初めて宣伝を行う場合は、公式のポリシーを確認しておきましょう。

参考:広告ポリシー – Meta

広告スタイルごとに定められたルール

Facebook広告では、フォーマットごとに設けられたルールも存在します。この項目では、ある特定のスタイルにのみ定められたルールについて、詳しく解説していきます。

動画広告のルール

動画広告に定められたルールは、大きく分けて2種類あります。1つ目は、ユーザーの邪魔になる内容を禁止するものです。激しい点滅を伴う演出などがこれにあたります。

2つ目の規定は、年齢制限の有無です。18歳以上だけに向けたコンテンツを扱う場合は、特別な許可が必要とされます。

リード獲得広告のルール

銀行口座やユーザー情報などを求める内容を扱うには、特別な許可が必要です。許可を取っていないのに個人情報を登録させるような行為は、規約違反にあたるので注意してください。

規則を守った上で見やすい広告を作り上げることが大切

広告をデザインする際には、画像やムービーの大きさや視認性、利用規約など、さまざまな要素を鑑みて作業しなければなりません。それらすべてが正しく行えていれば、審査に落ちることなく、品質のよいものが仕上がるでしょう。SNSを通じた宣伝活動を行う際、当記事が参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

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