Facebook広告におけるフリークエンシーとは?その概要や設定方法について解説!

Facebook広告で効果的な成果を出すためには、広告の配信回数について考える必要があります。配信が多すぎても、少なすぎても、広告の効果を最大限活かすことはできません。広告の配信回数を自分で決めたいなら、フリークエンシーを設定しましょう。

今回は、Facebook広告におけるフリークエンシーの考え方や、設定方法について紹介します。フリークエンシーを設定することによる効果についても解説するので、広告の表示回数について考えたい人は、一度目を通してください。

目次

フリークエンシーとは

フリークエンシーとは、ユーザー1人に対して何回広告を表示するのかを決める指標のことです。フリークエンシーの値を低くすると、同じユーザーに対する広告の表示回数を抑えられます。

広告が効果的な成果を出すためには、表示回数が多すぎても少なすぎてもいけません。広告の内容やターゲットに応じて、適切な表示回数を設定するためにも、フリークエンシーの値は重要です。

フリークエンシーの値を確認する方法

設定してあるフリークエンシーの値は、広告マネージャを通じて確認ができます。以下の手順に沿って、値をチェックしてみましょう。

  1. 広告マネージャ内の「パフォーマンス」をクリックする
  2. 「パフォーマンスとクリック数」をクリックする

フリークエンシーの値の目安について

一般的に、フリークエンシーの値は2~5回が適切とされています。ただし、広告の内容やターゲットのユーザー層によって、ベストな表示回数は異なるため、広告に応じて最適な回数を模索していく必要があります。

例えば、とにかくユーザーの目に留まらせて認知度を高めることが目的の場合、広告の掲載頻度は高く設定したほうが効果的です。一方で、何度も表示されると不快感を感じるような内容の広告であれば、表示回数を抑えましょう。

フリークエンシーキャップについて

フリークエンシーを考えるうえで、便利な項目が、「フリークエンシーキャップ」です。広告の配信上限を決められるので、広告が過剰に配信されてしまうことを防止できます。

この項目では、フリークエンシーキャップについて詳しくご紹介するので、ぜひ念頭に置いてください。

広告を表示する回数の上限を設定することができる

フリークエンシーキャップとは、広告を表示する回数の上限のことです。同じユーザーに最大で何回まで同じ広告を表示するのかを設定することで、必要以上に広告が表示されないようにするための値です。

タイミングによっては、指定した最大数を超えて配信されることもありますが、基本的にはほかの新しい広告が優先されて配信されます。ある程度間が空けば、同じ広告を配信してもユーザーの気分を害しにくくなるため、フリークエンシーキャップの設定は重要と言えます。

フリークエンシーキャップの基準値

フリークエンシーキャップは、広告が配信される場所によって基準となる値が設定されています。例えば、Facebookニュースフィードの場合、同じ広告が2時間に1回以上表示されることはありません。

設定を変更する際は、何日の間に何回表示するかを指定できます。広告表示は、間隔が開きすぎても狭くなりすぎても効果が減ってしまうため、最適な配信間隔を考えながら設定していきましょう。

フリークエンシーキャップを設定するメリット

Facebook広告は、フリークエンシーキャップを設定しなくても配信できます。しかし、多くのメリットがあることから、広告配信前に、フリークエンシーキャップを設定したほうが良いでしょう。

この項目では、フリークエンシーキャップを設定するメリットについて紹介します。フリークエンシーキャップが、自分のビジネスにどのような影響を与えるのかを考えるための参考にしてください。

コストパフォーマンスを上げられる

フリークエンシーキャップを設定することで、広告のコスト削減を行い、全体のコストパフォーマンスを高められます。削減できるコストとは、余計に配信してしまう広告のことです。

Facebook広告の配信には、料金がかかります。料金形態にもよりますが、広告が配信されたりクリックされたりするたびに、コストがかさんでしまう点は、無視できないデメリットです。

そのため、フリークエンシーキャップであらかじめ配信上限を決めておくことで、成果が出にくい広告を何度も配信してしまわないよう設定することができるのです。広告ごとに適切な配信上限を設定しておくことで、コストが余計にかかってしまうといった事態を回避できます。

ユーザーからの嫌悪感を抑えられる

広告の配信数が多すぎると、ユーザーに嫌悪感を持たれてしまいます。特に、同じ広告を短時間に何度も見せられた場合、ユーザーは広告に対してネガティブな感情を抱いてしまいがちです。一度そのように記憶されてしまうと、新規獲得どころか逆効果になってしまう可能性が高いです。

フリークエンシーキャップを設定して、広告の頻度を調整することで、ユーザーに嫌悪感を与えることなく広告を配信することが可能です。

広告の頻度を最適に保てる

広告の最適な頻度は、配信する内容やターゲット層によって異なります。最適な配信数を決めたとしても、思い通りの効果が上げられるかは分かりません。

フリークエンシーキャップを設定すれば、広告ごとに最適な配信数を保つことができます。設定はいつでも変更できるので、売れ行きや成果に応じて、臨機応変に配信数の上限を決められる点も、フリークエンシーキャップのメリットです。

フリークエンシーキャップの設定方法

この項目では、フリークエンシーキャップの設定方法について解説していきます。広告の成果や市場のニーズに応じて、柔軟に変化させていくことが大切なので、これから紹介する設定の方法を念頭に置いておきましょう。

新規キャンペーンの作成手順も併せて紹介するので、新しく広告を作成する人も、ぜひ参考にしてください。

キャンペーン作成

まずは広告マネージャのトップページから、「広告マネージャを開く」をクリックして広告作成のページを開きます。

広告マネージャを開いたら、ページ左上の「+ 作成」をクリックし、新しくキャンペーンの作成を行います。

参考:広告マネージャ – Meta

キャンペーンの目的を設定

「キャンペーンの目的を選択」の項目から、広告に応じた目的を設定します。

フリークエンシーキャップを設定する場合は、「認知度」の項目を選択した後、「次へ」をクリックします。

キャンペーンの詳細を設定する

キャンペーン名や、キャンペーン詳細などの設定を行います。既存のキャンペーンであれば、ここからキャンペーンの目的を再選択できます。なお、社会や政治に関する広告については、「特別な広告カテゴリ」欄から申請が必要なので、注意してください。

最適化と配信の設定

広告セットの設定へと移り、「最適化と配信」項目の設定を行います。広告の最適化や入札金額の設定ができるので、広告の配信状況に応じて柔軟に変更していきましょう。

続いて、画面下部の「その他のオプション」をクリックすると、フリークエンシーキャップの項目が表示されるので、ここからフリークエンシーキャップを設定していきましょう。

フリークエンシーキャップを設定

「○日間にインプレッション○件」といった形式で設定します。例えば、5日間にインプレッション1件と設定した場合、5日の間で広告が表示される回数は、最大で1件となります。

基本的には設定した限度内での配信になりますが、システムの変更などで、一時的に限度を超えて配信されるケースもあります。

フリークエンシーキャップ設定のポイント

フリークエンシーキャップは、多すぎても少なすぎても広告の効果が発揮されません。広告ごとに、適切な回数を考える必要があります。

この項目では、フリークエンシーキャップを効果的に設定するためのポイントについて解説していきます。適切な回数を決めるための参考にして、広告効果を高めていきましょう。

広告の目的ごとに最適な回数を考える

フリークエンシーキャップの最適な回数は、広告の目的に応じて異なります。例えば、多くの人に認知してもらうことを目的とするなら、限度回数は多めに設定しておくべきです。反対に、ピンポイントのターゲットに向けた成果を目的とした広告であれば、あまり一人に対して多く配信すると逆効果になってしまいます。

広告の内容だけでなく、目的も考慮しながら、適切な回数を決めることが大切です。最初のうちは、認知目的で限度回数を多めに設定し、ターゲットが絞られてきたら、一人当たりの最大配信数を少なくしていくといった戦略がおすすめです。

運用中に数値を変更していく

フリークエンシーキャップは、一度設定したらずっと同じ数値で良いわけではありません。広告の成果や市場のニーズ、コストパフォーマンスなどを加味し、運用しながら変更していきましょう。

広告ごとの最適な配信数は、実際に配信をしてみなければ分からないことがほとんどです。最初は適当な値でも構わないので、配信後の成果を見ながら、最適な回数を模索していきましょう。

広告内容を随時変更していく

ずっと同じ広告クリエイティブ(広告内容)では、ユーザーも見飽きてしまい、効果が出にくくなってしまいます。ある程度時間がたったら、広告のデザインやバナー文を変更し、新しい刺激を与えることも大切です。

広告クリエイティブを変更した際は、ひとまずフリークエンシーキャップは以前と同じ数値で構いません。広告を変えたことによる成果の違いを見極めつつ、改めて最適な設定をしていきましょう。

リーチ&フリークエンシーについて

リーチ&フリークエンシーとは、Facebook広告を配信する手法の一つです。広告単体でフリークエンシーキャップを設定するのではなく、長期間にわたって配信する広告の内容や順番、頻度などの設定が可能です。

この項目では、リーチ&フリークエンシーについて解説します。事前の設定は少々入り組んでいますが、長期的な配信スケジュールを立てたい人には役立つ方法なので、ぜひ頭に入れておきましょう。

リーチ&フリークエンシーの特徴とメリット・デメリット

リーチ&フリークエンシーは、最大90日にわたって、事前に予約した通りに広告を配信する方法です。予約は最大で6か月前から行えるため、長期的な広告配信の計画が立てられます。

例えば、90日の最初の30日間は広告Aを5回配信し、次の20日間は広告Bを6回、次の40日間で広告Cを8回、といった具合に、広告の配信期間や回数なども自由に設定できます。広告の順番も自由に選べるため、ターゲットの状態やニーズを予測して、配信をあらかじめ仕込んでおける点がメリットです。

一方で、注意点もあります。まず、リーチ&フリークエンシーに対応している広告主のみ使用できるため、条件を満たさなければ利用できない点が挙げられます。また、タイミングによっては100%設定した通りに配信されず、若干の誤差が出てしまう点もデメリットといえます。

リーチ&フリークエンシーが効果的なケース

リーチ&フリークエンシーが効果的に作用するケースは、以下の通りです。

  • ユーザーの状態やニーズの変化が予測しやすい
  • キャンペーン計画を長期にわたって実行したい
  • 多くのユーザーを広告のターゲットにしたい

つまり、ある程度ユーザーや広告をコントロールしやすい場合や、長期的な計画を遂行する際に効果的と言えます。反対に、短期間での変動が激しかったり、予測が困難だったりする市場に対しては、狙った効果を出しづらいため、単発の広告配信をしたほうが効果的です。

まとめ

広告は、表示回数が多ければ良いというわけではありません。多すぎる広告はコストがかかるだけでなく、ユーザーから飽きられてしまい広告の効果も減ってしまいます。

広告の配信回数を最適に保つために、フリークエンシーキャップを設定しましょう。作成時に設定できるほか、広告の成果に応じていつでも自由に変更ができます。

広告によって配信すべき回数は異なるため、配信した際の成果を見ながら設定を変更し、最適な配信回数を見つけていきましょう。

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この記事を書いた人

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