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FBAマルチチャネルサービスの使い方を徹底解説!メリット・デメリットや注意事項も!

FBAマルチチャネルサービスを使えば、Amazon以外のECサイトや自社サイトで購入された商品をAmazonが代わりに出荷してくれます。

Amazon以外で売れたにもかかわらず、Amazonが商品を発送してくれるというのは、ネットショップ経営者やせどりをしている方にとって大きなメリットがあります。

そこで今回は、FBAマルチチャネルサービスの特徴や使い方について詳しくお伝えします。

FBAマルチチャネルサービスとは

まずは、FBAマルチチャネルサービスとはどのようなものなのか説明していきたいと思います。

サービス内容

FBAマルチチャネルサービスとは、楽天やYahoo!ショッピングなどAmazonと異なるECサイトで売れた商品をAmazonのFBA倉庫(フルフィルメントセンター)から出荷してくれるサービスです。

FBAは、梱包や配送などをAmazonが出品者に代わって行うサービスです。利用者はあらかじめ指定されたフルフィルメントセンターに商品を納品しておくと、後の作業はすべてAmazonが代行してくれます。このサービスをAmazon以外のサイトで出品されている商品についても拡充したのが、FBAマルチチャネルサービスです。

FBAマルチチャネルサービスが使えるのは、AmazonでFBAを使って出品している商品であることが大原則です。つまり、例えばAmazonでは出品せず、楽天だけで販売している商品について、配送だけをAmazonに代行してもらうといったことはできません。

ちなみに「チャネル」とは、商品が購入者の手元に届くまでの流通経路を意味します。同じ商品でも選択するチャネルが異なれば、売れ方も変わってきます。たとえ同じ価格や特典をつけたとしても、まったく同じ結果とはなりません。よって、FBAマルチチャネルサービスを使って複数の販路を確保することは、ビジネスチャンスを広げるうえで大きな意義があるのです。

代行手数料について

FBAマルチチャネルサービスでは、出荷を依頼した商品1点につき手数料が発生します。

小型・標準・大型・特大型の4つのサイズ区分ごとに、「通常配送」「お届け日指定便」「お急ぎ便」それぞれの手数料が定められています。

参考:マルチチャネルサービス出荷依頼のFBA配送代行手数料

海外への配送は不可能

通常のFBAサービスでは、日本以外の67以上の国と地域からの注文にも対応しています。しかし、FBAマルチチャネルサービスは国内限定のため、海外への出荷はできません。

FBAマルチチャネルサービスはこんな人に向いている

FBAマルチチャネルサービスは、以下のような方に向いています。

今以上に販路を広げたい

自社サイトで出品しているものの今一つ売り上げが伸びない、または他のECサイトに加えてAmazonでも出品したいという方には、FBAマルチチャネルサービスがおすすめです。特定のサイトやプラットフォームだけでは、ユーザー層が限定され、一定以上の需要が見込めないケースは少なくありません。しかし、まったく別の販路を開拓すると、新たな顧客が獲得でき、購入に到る確率がアップすることがあります。加えて、FBAマルチチャネルサービスによって、今まで自前で梱包したり出荷したりしていた時間が浮くので、販路拡大に向けた他の業務に集中することも可能になります。

すでにFBAを利用している

すでにFBAを利用している場合も、新たに細かな手続きをしたりFBA納品をしたりする必要がないため、FBAマルチチャネルサービスが向いています。

メール便よりも大きなサイズの商品が主流である

FBAマルチチャネルサービスは、比較的大きなサイズの商品は割安ですが、メール便レベルのコンパクトな商品を多く扱う場合は、料金が高くつきます。例えば、「ゆうメール」なら高くて360円、「ネコポス」は、上限385円です。FBAマルチチャネルサービスの場合、もっとも小さな小型サイズでも、1件につき550円のため、あまりおすすめできません。

FBAマルチチャネルサービスの使い方

続いては、FBAマルチチャネルサービスの利用方法について解説します。

セラーセントラルからログインする

FBAマルチチャネルサービスに依頼する際は、セラーセントラルからログインします。

セラーセントラルへのログインはFBAに登録している必要があるので、もし未登録の場合は、以下の「FBAに参加する」から手続きしてください。

参考:FBAに参加する

FBAマルチチャネルサービスに依頼する商品を選ぶ

FBAマルチチャネルサービスに依頼する商品を選ぶ方法は2つあります。1点ずつ指定する方法と複数の商品をまとめて依頼する方法です。

1点ずつ指定する場合

在庫管理画面の商品リストから該当商品をみつけ、その右側にある「詳細を編集」を選び、さらに「FBAマルチチャネルサービス依頼内容を新規作成」をクリックしてください。

複数の商品をまとめて依頼する場合

在庫管理画面の「選択中の1商品を一括変更」を選び、該当する商品の左のチェックボックスにチェックを入れ、「FBAマルチチャネルサービス依頼内容を新規作成」をクリックします。

お届け先情報を入力する

次に、購入者の住所、注文番号、必要であればコメントを入力します。特に代引きを利用する方の場合は、電話番号も忘れず入力してください。

出荷オプションについて

購入者から何らかの理由で代金が支払われなかったり、振り込みが遅れていたりする場合は、商品を送らずに保留状態にしてもらうことができます。

その際は、「出荷オプション」から、保留を指定します。他にもここで、「代引き」の指定や「通常配送」「お急ぎ便」「お届け日時指定便」の別を選択することが可能です。

FBAマルチチャネルサービスのメリット

この項目では、FBAマルチチャネルサービスを利用するメリットについてご紹介していきます。

ハイクオリティな梱包と配送

FBAマルチチャネルサービスを使うと、Amazonのクオリティの高い梱包で商品を購入者に届けることが可能です。Amazonから購入した経験のある方はよくお分かりでしょうが、Amazonのロゴが入った輸送箱で届く荷物はとても綺麗でしっかりと梱包されています。見た目が良いうえ、ユーザーからすると大切に扱ってくれているという安心感がもてます。

相当手慣れた技術やビニールパックする専用の機械などがなければ、Amazonと同レベルの梱包はできません。その点、とくに初心者にとってはメリットが大きいでしょう。

ただし、Amazonのロゴが入ると、Amazon以外のサイトから購入したユーザーから不信感を抱かれることがあります。転売品であることを疑うからです。これを避けるために、一部のフルフィルメントセンターに限り(小田原FC・多治見FC・堺FC・川崎FCなど15か所)、ロゴなしのダンボールを指定することも可能です。事前に確認して、可能であればロゴの無い箱を使ってください。

在庫管理の手間が省ける

ネットビジネスで大変なのは、在庫管理です。とくに扱う点数が多くなると、保管スペースを確保したり、注文された商品をスピーディーかつ的確に見つけたりするのは、非常に骨が折れます。

その点、FBAマルチチャネルサービスを利用すると、これらの作業はすべてAmazonに一任できます。浮いた時間を新商品のリサーチやプロデュースなどに充てることができるので、非常に効率的です。

代引決済が可能

FBAマルチチャネルサービスでは、代引決済を利用することもできます。日本ではキャッシュレス化に二の足を踏む人の割合が多く、とりわけ高齢者にその傾向が強く見受けられます。購買力のある高齢者は、セラーからすると貴重なターゲットです。しかし、スマホやパソコンなどのデジタル機器やクレジットカードにも抵抗があるという理由で、ECサイトでの買い物は敬遠されがちです。

そこで、代引決済が可能になれば、新たな顧客層を開拓できる可能性が広がります。1件につき330円の手数料が要りますが、それを差し引いても余りあるメリットがあるでしょう。

「お急ぎ便」「お届け日時指定便」が使える

FBAマルチチャネルサービスでは、FBA同様に「お急ぎ便」や「お届け日時指定便」が利用できます。

巣ごもり需要も手伝って、近年増加の一途をたどっていたネット経由での買い物人口は、さらに増え続けています。ECサイトが多用される理由の一つが、「すぐに届く」「日時を指定できる」といった利便性の高さです。そのニーズに的確に応えることは、ネットショップビジネス成功の大きな要因となりえます。よって、「お急ぎ便」と「お届け日時指定便」を活用できるのは、大きなメリットでしょう。

FBAマルチチャネルサービスのデメリット

続いては、FBAマルチチャネルサービスのデメリットについても見ていきましょう。

メディア商品には不向き

FBAマルチチャネルサービスは、小型サイズの商品にはあまりおすすめできません。なぜなら、標準や大型サイズに比べて手数料が割高に設定されているからです。

特に本やCD・DVDなどのメディア商品を多数扱うなら、メール便など他の割安なサービスを活用しましょう。

配送業者が指定できない

通常のFBAであれば、配送業者は日本郵便やクロネコヤマト、佐川急便といったメジャーな運送会社が多いですが、FBAマルチチャネルサービスの場合は、そうとは限りません。

もちろん上記3社から届くこともありますが、地域によってはそれ以外の運送業者が担当することがあり、場合によっては配送業務のクオリティが下がる可能性が否定できません。

依頼できる商品が限定されている

FBAマルチチャネルサービスでは、常温保存できない食品や商品などは対象外です。よって、依頼できるアイテムやカテゴリーが限定される点は、デメリットになります。

FBAマルチチャネルサービスの注意事項

この項目では、FBAマルチチャネルサービスを利用する上で、注意しておくべき点について伝授いたします。

カスタマーサービスが無い

FBAマルチチャネルサービスは、FBAに近いサービスが受けられますが、カスタマーサービスを代行してもらえない点が違います。FBAでは、購入者からの返品対応や苦情・問い合わせへの対応もすべてAmazonが代行してくれます。

しかし、FBAマルチチャネルサービスでは、出品者自身が行う必要があります。もちろん、Amazonで売れた商品についてはカスタマーサービスを委任できますが、それ以外の販路を使った商品については除外されるので注意してください。

Amazonから届くことが周知される

特定のフルフィルメントセンター以外では、無地の輸送箱での出荷は不対応となっています。よって、一部の購入者には、頼んでいないはずのAmazonの箱で商品が届くことになります。この場合は、転売を疑われないようにするためにも、事前にAmazonのロゴ入りで届く旨を購入者に通知しておく方が無難でしょう。

ギフトラッピングには不対応

FBAマルチチャネルサービスは、ギフトラッピングには非対応となっています。そのため、プレゼントに多用されるアイテムには不向きです。

トラッキングに時間がかかる

FBAマルチチャネルサービスで依頼した商品は、ステータスの追求が可能です。しかし、Amazonから追跡番号が届くまでに時間がかかることが多く、ステータスの確認が遅れる可能性があります。この場合、購入者から問い合わせがあってもすぐに対応できないことを認識しておく必要があります。

フリマアプリは使えない

FBAマルチチャネルサービスは、フリマアプリには不向きです。フリマアプリでは、原則として出品する商品が出品者の手元になければなりません。無在庫販売のように、実際は無い商品をあたかもあるように偽ると、商品を送ることができずユーザーの損失につながる可能性があるからです。

たとえ注文があってから手配できるとしても、遅延リスクは否めません。FBAマルチチャネルサービスは、現物がフルフィルメントセンターにあるため、商品が手元になければならないという原則から外れることになるので注意してください。

まとめ

FBAマルチチャネルサービスは、本格的にネットショップでビジネス展開したい人にはとても便利です。在庫管理や出荷作業の手間が省けて販路を拡大できるのは、大きなメリットとなるに違いありません。

記事内でご紹介した注意点に気を配りながら、ぜひFBAマルチチャネルサービスを上手く活用してください。

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