フリマは仕入れ先としてだけでなく転売先としても使える！フリマ転売で稼ぐコツ

フリマ転売は物販初心者でも稼げるため、主婦や学生の方にもおすすめのビジネスです。

今回は、フリマアプリを使った転売方法や仕入れのコツなどを解説します。

フリマ転売のメリット

最初に、転売にフリマアプリを利用するメリットを紹介します。

安く仕入れられる

フリマアプリには断捨離目的で出品している採算度外視の出品者が一定数います。このような出品者の商品は値付けが甘いため、お買い得商品がたくさんあります。

簡単に出品できる

最近のフリマアプリは出品手続きも非常に簡単です。写真と説明文を用意し価格を決めるだけです。全てスマホで完結します。

世間の需要が分かる

現在はフリマアプリの利用者が非常に多いため、フリマを見るだけで世の中の需要を把握できます。

例えば、メルカリの場合は、条件検索するだけで商品の需要を把握できます。

検索フォームに出品予定の商品名を入力して検索してみてください。検索結果が表示されたら、左サイドバーにある「販売状況」の項目内の「売り切れ」にチェックを入れて絞り込み検索してください。

売り切れ商品は需要が高いと言えるので、どんな商品が売り切れになっているかをチェックすれば、メルカリでのおおまかな需要がわかります。

フリマ転売のデメリット

しかし、フリマアプリも良いことばかりではありません。主なデメリットやリスクを3つ紹介します。

違法になるケースがある

フリマで転売する行為自体は何も問題はありませんが、扱っている商品によっては違法になるケースがあります。

まず、事業として中古品を仕入れて定期的に販売するには、古物商許可が必要です。古物商許可がない状態で中古品転売事業をした場合、古物営業法違反により3年以下の懲役又は100万円以下の罰金が課せられます。ただし、不用品の転売は、販売事業ではなく「生活用動産の処分」という扱いになるため、古物商許可は不要です。また、転売で得た利益は課税対象ではないため、確定申告も必要ありません。

また、チケットの高額転売も違法です。チケットを転売する行為自体は違法ではありませんが、最初から転売目的で買ったチケットの販売は違法になります。「転売目的」とみなされる基準は販売価格です。チケットを購入価格以上の価格で転売した場合は「転売目的で購入した」とみなされ違法になります。しかし、購入価格以下の価格で販売した場合は「自分で使用する目的で購入したチケットを他人に譲った」とみなされ合法となります。

また、ブランド品などの偽物を転売すると、商標権の侵害行為に該当します。不正競争防止法に基づき、10年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金が課せられます。

マナーが悪い利用者がいる

フリマアプリは個人間取引の場であるため、中にはマナーの悪い利用者もいます。

状態の悪い商品が多い

フリマアプリに出品されている商品は素人が扱っている中古品がほとんどであるため、中にはジャンク品に近い粗悪品も見られます。

フリマアプリで仕入れるコツ

フリマアプリを仕入れ先として利用する場合は、以下のポイントに注意してください。

最初に市場調査をする

仕入れ前の市場調査は必須です。市場調査をしなければ価格差のある商品が分かりません。

ヤフオクの市場調査にはオークファンをおすすめします。オークファンを使えば過去の落札商品や落札相場を確認できます。

参考：オークション・フリマの落札相場なら【オークファン】

また、Amazonの市場調査にはファルコンをおすすめします。

参考：Amazonの市場調査をするならファルコン

ファルコンではAmazonでの商品の売れ行き・相場・出品者数などを確認できます。そのため、ファルコンを利用すれば売れる商品だけを効率よく把握することができます。

まずは、画面上部、もしくは、中央右寄りにある入力フォームにASINを入力してください。

すると、以下のようにグラフが表示されます。

一番上のグラフは、最安値です。これを見れば出品するときの価格設定の参考になります。最安値で仕入れて最高値で売るのが理想です。

三段目は出品者数のグラフです。

出品者数が多いほど売れにくい傾向がありますが、出品者数＝ライバル数とは限りません。Amazonで実際にその商品の出品者をチェックしたときに、全員が最安値で出品していた場合は出品者全員がライバルとなりますが、価格差が大きい場合は、上位5人までがライバルです。

四段目はAmazonにおけるその商品の人気ランキングです。谷になっている時期がよく売れた時期です。

グラフの表示期間は、画面上部の「表示期間」をクリックして選択すると変更できます。

参考：ファルコンでAmazonの市場調査をする

仕入れの優先度

価格差の大きい商品を把握したら、

・小さい
・軽い
・壊れにくい

この3つの要件を満たす商品を優先的に仕入れていきましょう。小さくて軽い商品は送料が少なくて済みますし、壊れにくい商品なら配送途中に破損する心配もありません。

利用者の多いフリマアプリを利用する

仕入れ先として一番のおすすめはメルカリです。1ヶ月あたり約1,500万人もの人が利用していると言われています。20～30代の女性利用者が多いため、ファッション・雑貨関連の中古品の仕入れや販売に適しています。

参考：メルカリ

メルカリの他には、ラクマも魅力的です。ラクマは国内第2位の市場規模を誇るフリマサイトで、メルカリ同様、女性利用者が多いことで有名です。メルカリには無い商品が出品されていたりするので、メルカリの控えとして利用すると良いでしょう。

参考：ラクマ

フリマウォッチPCツールを使う

参考：フリマウォッチPCツール

フリマウォッチは、メルカリやラクマといったフリマサイトでの仕入れ作業を効率化してくれるツールです。目当ての商品を登録しておけば、その商品が出品されたと同時に通知が来るようになります。

フリマアプリを使ったおすすめ転売方法

フリマアプリを使った転売方法には、大きく分けて3つあります。

国内仕入れ⇒メルカリ販売

1つ目は、Amazonやヤフオクなどの国内サイトで仕入れた商品をメルカリで販売する方法です。

メルカリはノーブランドのレディース服や美容家電の販売先として優れています。

海外仕入れ⇒メルカリ販売

2つ目は海外から輸入した商品をメルカリで販売する方法です。おすすめできる海外の仕入れ先を3つ紹介します。

（1）Aliexpress

参考：Aliexpress

Aliexpressは中国のECサイトですが、中国国外のユーザーをターゲットにしています。日本語にも対応しており、日本のクレジットカードも利用できます。また、日本まで直接発送してもらえます。格安の中国製品の仕入れに最適なサイトです。

（2）淘宝網（タオバオ）

参考：淘宝網（タオバオ）

淘宝網は個人間取引中心のECサイトです。日本でいうところのメルカリやヤフオクにあたります。上記のAliexpressよりも品揃えが豊富で価格が安いのが特徴です。しかし、サイトの表記が全て中国語で、日本に直接発送してくれる出品者もほとんどいません。そのため、淘宝網からの仕入れには輸入代行業者の利用が必須です。

（3）eBay

参考：eBay

eBayは世界最大級のオークションサイトで、その市場規模はヤフオクの10倍以上です。日本では買えない商品が多く出品されており、価格も日本より安くなっています。日本へ発送してくれる出品者も多いのでとても便利です。

メルカリ仕入れ⇒国内販売

3つ目はメルカリで仕入れて、Amazonやヤフオクなどで販売する手法です。

・限定品
・廃盤商品
・非売品

などの希少価値の高い商品は、ヤフオクで高く売れます。メルカリだと格安で出品されていることも多いため、チェックしてみてください。

メルカリ転売のコツ

メルカリ転売で利益を最大化するコツをいくつか紹介します。

ポイントを活用する

最近は購入時にポイントが貯まるお店が多くなりました。

普段の買い物ではポイントはなかなか貯まりませんが、転売だとプライベートの場合とは違って買い入れる商品の数が多くなるので、ポイントが大量に貯まります。失効してしまっては勿体無いので、使えるポイントはすぐ使ってしまいましょう。使い切っても、またすぐ貯まります。

商品券などを有効活用する

商品券や株主優待券などがある場合は、仕入れ時に積極的に使っていきましょう。

クレジットカードで決済する

仕入れ時はクレジットカード決済をすると便利です。クレジットカードにはポイント還元がありますし、メルカリで売ればカードの請求日前に売上金を受け取ることができるため、仕入れの幅も広がります。

送料を抑える

メルカリでは送料を出品者負担にしないと売れない傾向があります。したがって、安い配送サービスを利用しましょう。

梱包材を安く調達する

梱包材に掛ける費用は節約しましょう。LOHACOなど安く購入できるサイトを積極的に利用してください。

フリマ転売は稼ぎやすい

フリマアプリは利用者も多く安い商品も多いため、転売には欠かせないプラットフォームです。ぜひご利用ください。