商品券を高く売るポイントは？おすすめの換金方法や注意点を解説！

商品券をもらったのはいいものの、利用先が近くになかったり欲しい商品がなかったりで、使い道に困ってしまった経験はありませんか。使わないくらいなら、売ってお金にしてしまったほうが用途が増えます。

商品券は売ってしまうと、金額が下がってしまう点がデメリットです。しかし、売り方や売る場所によって売値は異なるため、うまく売却すれば損失を抑えられます。

今回は、商品券を高く売るためのポイントや、おすすめの売却先について紹介します。使わない商品券を処分したい方は、ぜひ目を通してください。

商品券の主な売却先

商品券は取り扱っている店舗が限られているため、売り先はある程度決まっています。

売り先が異なると、同じ額面でも買取価格が大きく異なる可能性があります。

また、売る場所によってメリットとデメリットが異なるため、それぞれの売り先の特徴を把握しておくことが重要となってきます。

金券ショップ

金券ショップは品揃えが豊富な点が特徴で、商品券の種類を問わず買い取ってもらえる可能性があります。確実にお金を得られる点は、大きなメリットです。

一方で、換金率は店舗によってまちまちなため、店によっては買取額が低くなる可能性があります。また、査定の際は商品券自体の希少性を考慮しないため、希少価値の高い商品券であっても額面を元に査定されてしまいます。

総じて、売りやすい代わりに金額が安くなりがちなのが、金券ショップの特徴です。多少価格が安くてもすぐに現金化したいという方は、金券ショップを利用するとよいでしょう。

フリマアプリやオークションサイト

店舗に売るのではなく、自分で出品するならフリマアプリやオークションサイトが利用できます。自分で価格を設定できるため、売り方や商品券の希少価値によっては、金券ショップよりも高値で売れる可能性があります。

ただし、必ずしも望みの価格で売れるとは限りません。売り方や価格設定が悪ければ、相場より安い値段での売却になったり、そもそも売れなかったりするケースも珍しくないです。

フリマアプリやオークションサイトで高く売れるかは、自分の手腕に大きく左右されると言えるでしょう。多少手間をかけてでも高値で売りたいという方には、フリマアプリやネットオークションがおすすめです。

商品券の適切な売却タイミングとは？

商品券は、世間の需要によって価値が前後します。そのため、高く売りたいなら適切な売り時を把握することが重要となります。

売値は一年を通じて変動するため、すぐに売る必要のない商品券であれば、ある程度高値で売れるタイミングを計ってみましょう。1年も待てない場合は、ひと月の中でも多少価格が増減するタイミングがあるため、そちらを意識してみましょう。

この項目では、年間・月間を通じておすすめの売却タイミングについてご紹介します。利用期限が近付いているなどといった理由ですぐ売る必要がない場合には、高く売れるタイミングまで待ってから売ることをおすすめします。

贈り物のシーズン

商品券は、贈り物として利用されるケースが多いため、お中元やお歳暮など贈り物を送るシーズンには自然と価格が上がります。

年末年始や大型連休、クリスマスなども同様で、平日の何もない場合よりも、休日や記念日前のほうが需要が高まる点が特徴です。当日や前日では間に合わないため、休みの少し前までに売るのが、最も価格を釣り上げやすいです。

連休や記念日は一年を通じて様々なものが存在しています。ですので、タイミングを逃したとしても焦って売ろうとせずに、次のタイミングを待ちましょう。

給料日前は避ける

給料日前にお金がない人がお金を工面する方法として、クレジットカードで商品券を購入し、売却してお金を得るという方法があります。そのため、ひと月の中でも給料日前の時期には自然と商品券が売られる頻度が増え、供給が過剰になりがちです。

給料日前やクレジットカードの利用枠が復活した直後などは、商品券の購入が増えるため売値が下がってしまいます。そのため、売却を検討している場合は、給料日前である月末や25日、クレジットカードの利用枠が復活する月初の数日間は、売らないほうが良いでしょう。

買い取ってもらいやすい金券

一口に金券と言っても、すべてが買取対象になるわけではありません。金券の種類によって需要と供給に差があるため、同じ金額の金券でも売値に差が出る場合があるからです。

基本的には、使いやすい金券ほど高値で売れやすいです。逆に、用途が限られている金券は、需要が少なく買取価格も減ってしまう傾向があります。

この項目では、売却しやすい金券の種類についてご紹介します。ここでご紹介する金券以外が売れないわけではないので、気になる場合は店舗に確認してみましょう。

商品券

金券の中でももっともメジャーな商品券は、多くの場所で利用できることから非常に人気があります。

商品券を使う機会がない人はほとんどいないので、もらった側が困るケースは少ないです。渡す側としても、確実に喜んでもらえるため、無難なプレゼントとしても需要が高いです。

汎用性が高いほど人気も高くなり、売値も上がっていく傾向があります。しかし、基本的に額面の金額を超えることはないため、高い利益を出す目的での売却は難しいです。

図書カード

図書カードは子供へのプレゼントとして人気があり、商品券などに比べると汎用性は低いものの、比較的安定して需要がある金券です。

図書カードは絵柄によって一部プレミアがつく可能性があり、場合によっては額面以上の価格で買い取ってもらえるケースもあります。

一方で、業者によっては額面を大きく下回る買取金額になることもあるため、売却する際は相場を調べたり、複数の業者に見積もりを取ったりすることが大切です。

ギフトカード

ギフトカードは贈り物として使われることも多く、非常に需要がある金券です。特に、Amazonギフトカードなどは利用できる範囲が広く、送った相手が使えなくて困る心配もないことから、常に一定の取引が行われています。

種類によってプレミア値がつくことはほとんどありませんが、額面に準じて安定した価格で売れる点が特徴です。

旅行券

旅行券は、国内外の旅行における移動や宿泊の費用に利用できる金券です。特に旅行シーズン前であれば、若干の売値アップが見込めます。

旅行券の中には、期限が定められているものもあり、ビール券と同様期限が近づくにつれて売値も下がってしまうため、早めの売却を心がけましょう。

ビール券

主にお酒の購入に使えるビール券は、大人への贈り物として比較的需要があります。しかし、汎用性の面では商品券に大きく劣り、お酒が飲めない人にとっては無用の長物になってしまうことから、買取先によっては価格が下がってしまう可能性があります。

また、利用期限が定められており、期限が長いほど売値が高くなる点が特徴です。逆に、期限間近のビール券は大した価格にならないため、早めに売却することを推奨します。

商品券を高値で売るためのポイント

商品券は、売るタイミングによって売値が異なります。少しでも高く買い取ってもらうためには、高く売るためのポイントをあらかじめ把握して、適切なタイミングで売却することが大切です。

タイミングを逃して売ったとしても、額面から大きく減額されるケースは少ないです。とはいえ、同じものを売るなら少しでも高く売れるほうがいいため、高く売るコツを知っておくことは重要でしょう。

この項目では、商品券を高く買い取ってもらうためのポイントについてご紹介します。一つでも意識することで、より高値での売却が期待できます。

期限のあるものは極力早期に売却する

期限のない商品券は、基本的に高く売れるタイミングまで持ち続けて問題ありません。一方、期限がある商品券は期限が短くなるほど売値が低くなってしまいます。

使用期限が近づくと、価格が下がるだけでなく最悪の場合買い取ってもらえないケースもあるため、期限ぎりぎりでの売却はリスクが高いです。

そのため、期限のあるものに関しては、タイミングを計らずにすぐ売却したほうが、結果的に高く売れる確率が高いです。

査定価格を比較して判断する

商品券は、査定先によって金額が大きく変動します。特にプレミアがつく商品券に関しては、査定先が持つ商品券への知識次第で、査定価格は雲泥の差です。

同じ系列のお店でも、在庫によって買取価格が変動することから、同じ商品券でも査定結果に差が出るケースは珍しくありません。

一カ所だけでは適正価格が分からないため、最低でも2,3カ所に査定を依頼してみましょう。そうすることで、商品券がより高く売れるだけでなく、相場への知識も身につくため一石二鳥です。

高く売れる日を狙って売る

商品券の相場は、日々変動します。季節的な要因だけでなく、店舗の在庫やセールなどでも価格変動が起こるため、高く売れるタイミングを逃さないことが大切です。

店舗の相場を日々チェックして、高く売れるタイミングを狙って売ることが、高値で売るポイントです。ただし、期限のある商品券は、タイミングを計っている間に値下がりしてしまうリスクがあるため、すぐに売却すべきでしょう。

使用済みのものは売れない

図書カードなどは、残高が残っている限り繰り返し使用できます。しかし、一度でも使用されたものは売却対象にできないため、売るなら未使用品に限られます。

使用済みの商品券は、残高を問わず買い取り不可能になってしまうので、売るつもりのある商品券はうっかり使ってしまわないように注意してください。使用するのであれば、残さず使い切ってしまったほうが売るよりもお得です。

期限の迫っている商品券は使ってしまう

前述の通り、使用期限の迫った商品券は売値が下がってしまいます。それどころか、買取不可能な場合もあるため、期限が近い商品券を換金するのは困難です。

そのため、期限が迫っている場合は、いっそ自分で使ってしまったほうがお得に利用できます。どうしても売りたい場合は、期限が迫っている商品券でも買い取ってくれる買取業者を探しましょう。

金券ごとの人気差を知る

金券は、汎用性が高いものほど人気が高くなる傾向があります。たとえばお酒にしか使えないビール券より、用途を問わないギフトカードのほうが、買取価格は高くなりやすいです。

特に、限定デザインのギフトカードや商品券は非常に価値が高く、正しく査定してくれる業者であれば、高値での買取が期待できます。売却の際は額面だけでなく、金券ごとの人気の差も考慮しましょう。

売却する際の注意点

金券だから常に価値が一定だと思って適当に売ってしまうと、思わぬ損をしてしまう可能性があります。

使わない金券を売却する際には、意識すべき点を把握しておきましょう。この項目では、売却する際に覚えておきたい注意点をご紹介します。

期限の有無を確認する

金券には、使用期限のあるものとないものがあります。ないものであればいつ売っても大丈夫ですが、期限付きのものについてはすぐに売らないと売値が下がってしまいます。

期限は券によってまちまちであり、一定期間以内であれば売値が下がらないといった決まりも特にありません。つまり、少しでも早く売らないと、思ったより高く売れず損をしてしまうのです。

郵送する際の手数料を考慮しておく

オンラインショップなどに郵送で査定を依頼する場合、査定価格だけでなく送料も考慮する必要があります。

送料が自己負担の場合、多少査定価格が安くても近くのお店で売ったほうがトータルでお得になるケースも少なくありません。

査定の結果売るのをやめる場合でも、送料の負担が必要なことも多いため、郵送で査定する際は、送料による損失も考慮することが大切です。

買取対象外の金券もある

金券の中でも、Google Playカードなどの電子ギフト券は、買取対象外になっている店舗もあります。 買取可能かどうかは店舗によって異なるため、必ず事前に確認しましょう。

まとめ

商品券をはじめとした金券は、使わないのであれば売って現金化することで損失を抑えられます。ただし、金券は額面通りに売れるわけではありません。売り時や金券の種類などによって、売値は大きく変わってきます。

特に、使用期限のあるものはすぐに売らないと売値が下がってしまうため、注意してください。タイミングを計って売る金券と、タイミングを待たずすぐに売る金券は分けて考えることが重要です。