初売りと年末セールはどっちが安い?価格交渉のコツもご紹介!

「初売りと年末セールで、どちらが安いのか分からない」「セールの表示価格より安くする方法はあるの?」といった疑問をお持ちではありませんか。

当記事では、初売りと年末セールのどちらが安いのかを、アパレルや家電などジャンルごとに解説していきます。ジャンルによって初売りが安いのか、年末セールが安いのかは異なります。販売側の意図を理解することで、想定しながら購入できるようになります。

また、セール品は表示価格以上の値引きができないのか、気になる方もいらっしゃるかと思います。実は、交渉次第で表示価格以上の値引きをしてもらうことも可能です。

当記事を最後までお読みいただくことで、購入するタイミングが把握でき、表示価格より安く手に入れることができるようになることでしょう。

目次

初売りや年末セールで購入するとお得な商品

この項目では、初売りや年末セールで購入すると得する商品を、ジャンルごとに解説していきます。

初売りの方が年末セールよりも安いことが多い

一般的には、初売りの方が年末セールで購入するより安いことが多いです。ただし、全て初売りの方が安いわけではない点は留意してください。

初売りの方が安く購入できることが多い理由として、年末に安くして売れなかったものを、さらに値下げして再セールスするからという事情が挙げられます。

一方で、トレンドものは年末に安くした時点で売り切れてしまう可能性があります。その場合は年始になってから購入しようと思っても、商品が完売し買えなくなることがありますので、注意が必要です。

次の項目からは、初売りと年末セールで購入するとお得な商品をそれぞれご紹介していきます。

初売りお得ジャンル1:アパレル関連

アパレル関連の商品はトレンドが変わりやすいため、なるべくブランド側も早く売り切りたいと考えます。年末で売れないものは、基本年始で大きく値下げされます。ただし先述している通り、年末で売り切れてしまうと、購入できませんのでその点は理解しておきましょう。

初売りで大きく値下げされる一例として、ユニクロのヒートテック、カシミアセーターは年末よりも断然お得になります。購入数量の制限はありますが、愛用しているのであれば年始に購入するとよいでしょう。

初売りお得ジャンル2:家電

家電の購入は、初売りが断然お得です。ただし、全てがお得というわけではありません。家電につきましては、後の項目で詳しく解説しますので、そちらをご参照ください。

家電もトレンドがあり、メーカーは競合を意識して新商品を定期的に投入しています。そのため、トレンドが過ぎた商品については、アパレル同様早く在庫処分をしたいと考えるのです。

年末セールで人気機種については売れてしまう可能性がありますが、そこまで需要がない商品は年始まで残ります。メーカーやスペックにそこまでこだわらないようであれば、ある程度気に入ったものが見つかるでしょう。

家電の初売り福袋の場合は、中身が見えるようになっているので、使えそうな商品がまとまっているようでしたら、まとめて安く購入できますので検討してみるのもよいでしょう。

年末セールお得ジャンル1:掃除用品

年末は各家庭の掃除シーズンです。メーカーはこの機会に利用してもらい、定期購入につなげたいと考えます。なるべく自社商品を購入してもらえるよう、この時期に値段を下げる傾向にあります。ですので掃除用品は、この機会に購入しておくとよいでしょう。

ただし、初めて購入するものであれば、使い切れる量にするよう気をつけましょう。使いきれなかった場合は、在庫になるリスクがありますので、注意が必要です。

年末セールお得ジャンル2:生鮮食品

年末に購入するべきジャンルとしては、生鮮食品も挙げられます。年末年始は市場が休みになるので、商品が流通しなくなります。そのため、購入しようとしても高かったり、商品自体が売り場にない場合があります。

また、クリスマス後は正月食品ばかりが並び、定番食材が並ばなくなりがちです。初売りでは手に入りづらい食品も存在するため、日持ちする食材含めて、クリスマス前に購入することを推奨します。

年末年始セールにおける2つの注意点

この項目では、年末年始における注意点について解説します。年末年始は荷物の量が増えたり、商品の売れ行きが多くなる時期です。配送時間や価格に変動が起きやすいため、他の時期と比べて注意が必要となってきます。

年末年始の配送は通常より遅れることを想定する

年末年始は、他の時期と比べて手元に届くまで時間がかかる可能性があるので、気をつけてください。

年末は年始前大量の配送があるため時間や日程遅延が発生したり、年始は年末〜正月休みで入った大量の荷物を出荷する時期です。そのため、手元に必要な時期が分かっているのであれば、余裕を持って事前に手配しておくことを推奨します。

年末年始で大きく価格変動がある

年末年始は、価格変動が大きくなるタイミングでもあるため、注意して利用しましょう。売り手としては12月までに売り切りたいため、11月に商品が売れなければ、12月に安く販売する可能性があります。また、年内に売れなかった商品については在庫処分を目的に、年始でさらに安く売る可能性があります。

在庫がなくなることを想定してセール中に購入することも一つの手ですが、価格の変動を想定してカートに商品を保存し、市場価格を見ながら購入するのも、より商品が安く手に入る秘訣です。ただし、在庫優先の場合、購入できないリスクにもつながるため注意が必要です。

家電が安く買える2つのセール

ここからは、家電に特化した内容を解説していきます。単価が高い分少しでも安く購入したいと感じる方も多いことでしょう。

家電には2つの大きなセールがあります。この項目では、各セールの特徴について詳しく解説します。

年末年始セール

年末年始セールは、11月〜1月にかけて行われます。主に冬のボーナスセール、年末・年始セールで開催されており、対象商品は、その時々で量販店やメーカーによって異なりますので、チラシや広告で確認しましょう。

販売期間終了セール

家電の販売期間の目安は1年で、販売期間ギリギリになると価格が安くなっていきます。販売から2ヶ月は価格が高めに設定されており、目安8ヶ月をすぎるあたりから価格が安くなります。こちらはあくまで参考程度に把握しておきましょう。

初売りと年末で家電が安くなるのはどちら?

前項では初売りの方がお得になる話をしましたが、それは大抵売れ残って型落ちしたメーカー品になります。最新家電の購入時期については、実は年末の方が狙い目となっているのです。

新発売や型落ちなど、発売時期に応じてお得な期間が変化するため、欲しい家電に応じて購入するタイミングを見計らうことが重要となってきます。

新発売の家電は年末が狙い目

メーカーは、冬のボーナス時期、年末の大掃除時期を狙って新商品を投入する傾向があります。需要が高い時期のため、価格競争が新しい家電でも実施される可能性があります。ですので、最新家電を購入するなら、年末セールを見据えて検討しましょう。

型落ちの家電は初売りセールが狙い目

人気機種は年内に売れがちで、どうしても型落ちは売れ残る可能性が高いです。販売側も在庫を抱えるくらいであれば、価格を下げてでも売り切ろうとするため、年始の価格がさらに下がる可能性があります。そのため、特にメーカーや機種にこだわらないのであれば、初売りを狙うとよいでしょう。

ただし、初売りで購入した場合の注意事項があります。年始の配送は、通常より配送業者が多忙になりがちです。結果遅延や予定時間に届かないなどといった事態につながることもあるため、イレギュラーは想定しておくべきでしょう。

手持ちで持ち帰りができる商品であれば問題ありません。福袋でセット売りされているケースもありますので、検討材料としてもよいでしょう。

クリスマス過ぎから年末までの間の時期が狙い目

セール期間の中でも、特におすすめなのがクリスマスを過ぎた時期です。クリスマス期間は年末需要と重なるため、販売する側も多忙となります。結果、値下げ対応されづらい状況です。

この時期に交渉する場合、事前に市場価格をリサーチし、ネット価格やチラシなど、店員に見せられるものを用意した上で、価格交渉するのであれば、スムーズに進められる可能性がありますので、ぜひ試してみましょう。

クリスマス時期を過ぎると比較的落ち着くため、交渉の機会が作りやすくなります。ただし商品の売れ行き次第では、購入したいものが完売する可能性があります。この時期まで待って買えなくなるのは機会損失ですので、理解した上で検討しましょう。

家電を安く購入するための5つのコツ

この項目では、家電を表示価格より安く購入するために、交渉するコツを5つご紹介します。以下の5つを押さえておくだけで、値引き交渉が上達します。

  • 予算を伝え購入意思を示す
  • ポイント還元で交渉する
  • まとめ買いをする旨を伝え交渉する
  • キャンペーンの入会時に値引き交渉
  • 各フロアのリーダーと価格交渉

予算を伝え購入意思を示す

予算を伝え購入意思を示すことが大事です。店員も予算があるため、購入したい人を優先に対応します。また、悪天候時など店舗の客数が少ない日に行くと、店側としては少ないチャンスを物にしたいと考えますので、予算+購入意思を示せばチャンスにつながりやすくなります。ぜひ試してみましょう。

ポイント還元で交渉する

ポイント還元の交渉を行うと、現金値引きより大きく値引きができる可能性があります。

家電量販店の販売スタイルが量から質に転換し、大幅値引き大量売りではなく、顧客の有意義なライフスタイルの提案に変わったため、価格同額で販売することも増えてきました。

こうした点を踏まえ、ポイントで還元してもらう旨を伝えてみるとよいでしょう。還元幅が他店より大きくなれば、値引きが大きくされたのと同じです。また、店側からすると、ポイント還元は次の来客につながる要素ですので検討されやすくなります。

まとめ買いをする旨を伝え交渉する

まとめ買いをすることで、値引き交渉がしやすくなります。例えば購入の仕方として、電球を複数個購入するなど同じ商品を複数個買うケースや、テレビ+冷蔵庫など複数種類の家電を購入するケースが挙げられます。

家電量販店は、売場ごとに予算を持っているケースがあります。売り場が近いところで複数商品購入する場合、担当者が同じ場合がありますので、ケースによっては値引き交渉もしやすくなります。

キャンペーンの入会時に値引き交渉

量販店の店員は、キャンペーンの入会数の目標を持っているケースがあります。キャンペーンの種類には、クレジットカードの会員、フレッツ光の契約、ウォーターサーバーの契約などがあります。入会と同時に値引き交渉すると、進めやすくなるため試してみましょう。

各フロアのリーダーと価格交渉

各フロアにリーダーがいますので、交渉相手は意識するとよいでしょう。各フロアのリーダーは価格の決定力があり、意思決定が早いです。また一般社員の方より権限があるため、値引き調整も大きくできる可能性があります。

責任者を呼んでもらう場合は、 「当店で購入の検討をしています。お値段のご相談をしたいのでフロアの責任者の方いらっしゃいますか?」と声かけしてみるとよいでしょう。

まとめ

初売りと年末、そして購入するジャンルによって、価格の変動はさまざまです。事前にジャンルの特徴や、購入するタイミングを知ることで、より安く手に入れることができます。

また、価格交渉についてのコツを5つご紹介しましたが、これらを事前に知っていると交渉に余裕をもって臨むことができるため、さらに商品を安く購入することが可能です。

ですが、安く購入するやり方を理解しただけではいけません。注意点もしっかり頭に入れて、購入の機会を損失しないようにしていきましょう。

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この記事を監修した人

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