【ネット・実店舗で】古着屋からの仕入れ先を徹底比較!個人で稼ぐコツとは

ネットショップなどを検討していたら、まず「何を売ろう?」となり、さらに「何が儲かるのか?」となりますね。当然「売れる商品は何か、利益をあげるにはどうすればいいのか」と考えるわけです。王道なのはアパレル系ですが、実際のところはどうなのでしょうか。

新品でも古着でも、需要はあるものです。新品はともかく古着の仕入れとなると、まず何からすれば良いのでしょう。古着の転売で勝負するには、仕入れルートが肝心です。

①ネット仕入れ

②リサイクルショップ仕入れ

③均一古着屋仕入れ

④海外仕入れ

それぞれの仕入れ先のメリット・デメリットを理解していきます。また、個人の古着仕入れで利益を伸ばすための注意点なども紹介していきますので、参考にしてくださいね。

目次

古着の仕入れルート:ネット仕入れ

ネット仕入れでは、自分はお客様でありながら、いずれはその商品を扱う出品者となるわけです。買い手であれば「より良いものをより安く」だけで十分ですが、古着を転売するのであれば「買い手がいる商品か、利益は出せるのか」を見極められるかが最重要課題でもあります。

ヤフオク!仕入れのポイント

ヤフオク!がせどり仕入れで人気なのは、利益が出せる商品が多いからです。ヤフオク!では、即決価格以外は基本入札制度で落札しますが、1円スタートで安値で終わる商品も多いです。出来るだけ安く仕入れることが基本の転売ですから、非常におすすめなサイトなのです。また、Yahoo! プレミアムに登録していると落札手数料が割安になったり、配送方法の選択肢が増えるなどの特典が増えるため、Yahoo! プレミアムに登録することをオススメします。

参考:Yahoo!プレミアム

メルカリで古着を仕入れて、ヤフオクで転売すれば儲けられる?

メルカリ

メルカリでは、素人のユーザーが捨て値で良い商品を出品していることも多いのです。プロや売り慣れているユーザーよりも「写真の撮り方が明らかに素人」「値段設定など格安で儲け主義ではない」などのユーザーを探してお気に入り登録しておくと良いでしょう。

この手のタイプの出品者は交渉次第で安値にしてくれることも多いです。しかし相手は基本素人ですから、商品の状態などは出来るだけ詳しく質問したりするようにしましょう。

ヤフオク!とメルカリでは基本的にユーザーの層が違います。

・ヤフオク!は40代くらいの年齢層にユーザーが多い

・メルカリは主に20代に人気

メルカリは「出来るだけ安く!」の買い手が多いので、安い商品が多いのですが、売り手としてはなかなか儲かりません。ヤフオク!のユーザー層は家事・子育て・仕事と非常に忙しい40代が多く「安く買いたい」よりも「価格交渉はいらないから早く手にしたい」という考えの人が多いです。

メルカリで仕入れたもの、または売れなかったものを、今度はヤフオク!で売ると希望価格で売れることも珍しくはないのです。

ZOZOTOWN USEDは価格が下がってしまうので要注意

ZOZOUSED

ZOZOTOWNには「ZOZOUSED」というブランドの古着を扱うファッションモールがあります。ZOZOUSEDは他のサイトに比べて、流行に敏感なユーザーが多いのか、しばらくすると価格が下がっていきます。

もちろん古着の商品によって違いますが、たとえば2~4週間ほどで次の例のように下がる場合があります。

①まず10%オフになる

②そこから徐々に20%オフ・30%オフと下がる

③その後50%オフ程度まで下がる

人気ブランドの古着も多いですから、20%オフあたりで売れる場合が多いのですが、50%オフで仕入れられたら理想的ですね。セール品を探すには、次のようにします。

①例えばカテゴリーの中から「キッズ」-「ガールズ」を選択する

②「セール価格」をクリック

③「コンディション」から「S」〜「B」の状態を選択

50~60%オフでコンディションの良い商品を仕入れられたら、利益をあげやすいのです。

3peaceは、業者向けのサービスを展開している

3peace

3peaceは、神奈川県を本拠地としている海外などから輸入した古着の店舗販売から卸売り、買取などの事業を展開している会社です。

ネット販売で古着を取り寄せることも可能ですが、個人や古着屋など営利目的で古着を販売している業者に限り、完全予約制で直接店舗にて商品を仕入れることができます。

商品も質の良い状態のものが多く、売れる商品をしっかりリサーチして仕入れ、販売することで利益を上げることができるでしょう。

トミユーズドも大型古着卸売業者

トミユーズド

トミユーズドは、大阪に本拠地を構える古着の卸売業者です。こちらもネットショップでの仕入れと完全限定予約制で実店舗での仕入れを1万を超える古着アイテムの中から行うことができます。

安く仕入れたいなら03yard

03yard

03yardは、1着1,000円から古着を仕入れることができる、東京都に本拠地を構える卸売業者です。アソート販売している福袋も季節物が15着で10,000円など、安く古着商品を仕入れることができるのでおすすめです。

国内最大級の仕入れサイトのNETSEA(ネッシー)

NETSEA(ネッシー)

NETSEA(ネッシー)は、多くの古着販売者に人気のある仕入れサイトです。会員になるための入会金や月会費などの費用が無料なので、安心して仕入れることができます。

様々な卸売業者が商品の仕入れ、取引を行っているので、掘り出し物がたくさん見つかる可能性が高いところも人気の理由となっており、売れそうな商品はすぐに売り切れになってしまうことがあるので、定期的なチェックが必要です。

中古ブランド品を仕入れるならベクトルパーク

ベクトルパーク

ベクトルパークは、ブランド古着や小物を主に販売している卸売業者です。誰もが聞いたことのあるルイ・ヴィトンやシャネルといったハイブランド品なども取り扱っており、売れる商品を仕入れることができれば大きな利益となるでしょう。

NETSEAと同じく、無料で会員登録ができるので気軽にブランド古着を仕入れることができます。

掘り出し物を見つけるならセカンドストリート

セカンドストリート

セカンドストリートは、実店舗が多く誰でも一度は目にしたことがあるでしょう。実店舗で古着を仕入れることも可能ですが、オンラインストアも構えているので自分のエリア以外の店舗から古着商品を仕入れることが可能です。

セールも行っているので、セールに合わせて売れそうな商品を仕入れることにより利益をあげることができます。

トップホール

トップホール(TOPWHOLE)

トップホールは、韓国や中国のファッションやレディースアイテムを主に取り扱っている通販サイトです。

仕入れ値は安めですが、入会費と月会費が発生するためメインで取り扱いたい商品がある場合はおすすめですが、サブで利用するつもりの場合は仕入れ値以外のコストがかかる点に注意が必要なことを覚えておきましょう。

古着100円仕入れはリサイクルショップ!ネットで転売してみよう

リサイクルショップも格安で良い商品が眠っています。リサイクルショップで人気の店舗を少し紹介しておきます。

【セカンドストリート】

日用品から家具家電、キッズ・スポーツ・衣料・アクセサリーなど幅広く取り扱いがあり、最新のものから中には廃盤や生産中止になっている品物なども存在します。驚くほどの低価格を提示している商品もあり、仕入れにはとてもおすすめなリサイクルショップです。

【ブックオフ】

ブックオフは「本」のイメージが強いですが、服も扱っています。古着が500円~、子供服のセールなら1着100円セールなんてものもあります。どうやら子供が大きくなって大量に売る人が多く、「高く売れなくても家が片付けば良い」と考えている人がほとんどで、ブックオフはそのような人たちから激安で仕入れて格安で売り出しているのです。

品数が多く、双子用などレアなものも存在します。

【キングファミリー】

キングファミリーは衣類や服飾雑貨のリサイクルショップで、幅広い層に人気です。レディース・メンズ・子ども服・ベビー服のみならず、アクセサリー・バッグ・靴なども充実しているのが特徴で、毎日大量に入荷しているからこそ、新鮮であり、また掘り出し物に期待してリピーターも増えています。

リサイクルショップに大量に持ち込む人は「売りたい」願望はほとんどありません。「不要になった服を片付けたい。タダでも引き取ってくれたら良し」という人が圧倒的なのです。タダ同然で引き取っているからこそ、激安の掘り出し物に出会えるのですね。

リサイクルショップでの仕入れがおすすめな理由

仕入れにはフリーマーケットなどを利用する人もいますが、リサイクルショップの方がおすすめです。もちろんフリマは「儲ける」よりも「売る」方の心理が大きいので格安で手に入ることも多いですが、何が出品されているか、掘り出し物があるかはその時々で違いますし、行ってみないと分からないものです。

かと言って、問屋から仕入れるのは初心者には難しい部分もありますし、ヤフオク!やメルカリで仕入れるのにも販売手数料や送料などを考慮した価格になるため、その商品で利益を出せるかどうかは分かりません。

リサイクルショップなら検品しながら十分考慮できますし、品数は多い上に、種類やサイズ別に展示されているので探しやすいです。

オフハウスやハードオフはどうなのだろう

オフハウスやハードオフも仕入れ先として候補にあがりがちですが、実は初心者にはあまりおすすめできません。もともとノーブランドで安い商品であったものを扱っているケースが多く、送料などを上乗せしないといけない転売では利益を出しにくいのです。

仕入れ先としては避けた方が無難ではあるものの、市場価値や今後のビジネス方針などの勉強に、一度は足を運んでみてほしいと思います。

トレジャーファクトリー系列はどうなのだろう

トレジャーファクトリーは服飾・古着専門業態「トレファクスタイル」・ハイブランドに特化した服飾「BRAND COLLECT」、大型総合リサイクルショップならではの豊富な品揃えがあります。

その中でも「トレファクスタイル」は古着専門であり、状態の良いものが多いです。価格は市場に合わせている印象ですが、セールになると格安で仕入れることができます。上手く仕入れると大量に掘り出し物をゲット出来ることもあるので、必ずチェックしておきましょう。

古着の仕入れルート:均一古着屋で仕入れ

500円均一古着屋、1,000円均一古着屋など、均一古着屋が流行っています。仕入先として上手く活用している人もいますので、どんなものか見てみましょう。

古着屋でどのくらい儲けることが出来るのか

仕入れ価格の平均ですが、だいたい1着1,000円程度として、販売価格は理想で3倍です。

①仕入れ価格

②梱包や配送料、労力

③利益

この3つが1/3ずつで3,000円といったところでしょうか。気持ち値引きして2,700~2,800円を設定しているパターンが多いですね。これは理想であって、転売ビジネスでは特に古着となると「出来るだけ安く仕入れて、少し上乗せのみで安く売る」方法でないとなかなか売れません。

出品作業や梱包・出荷作業などの労力を考えると、割に合わないと感じることも多いですね。古着屋での仕入れで転売をするとなると、上手くやれば利益を出せますが「儲ける!」とまではいかないのが現状なのです。

古着100円仕入れも可能!100円古着をネットで転売して利益UP

大手ばかり探していても、埒が明かないことも多いです。情報はあちこちに埋もれていますので、意識しながら常に情報をチェックするようにしたいですね。

例えば昔、山奥に100円古着ショップなんてものがあって、そこで売れそうなものを大量に仕入れて大きく儲けていた人もいたほどです。これはその古着100円仕入れショップのことを知らなければできなかったことです。

仕入れ価格が100円だと、500円で転売しても利益は上がります。これが1,000円、1,500円、さらには5,000円以上となると…?まさに「安く仕入れて高く売る」が簡単に実現できるのです。このようなショップはかなりレアだとは思いますが、常に情報を仕入れるように工夫が必要です。

古着100円仕入れなど均一古着屋で人気の店舗とは?ネットも活用しよう

均一古着屋に興味がわいた人は、早速チェックしに行ってみてください。大都市の方が流通も多く店舗数も多いですが、地元を含め、自宅から通える範囲で見つけてみましょう。

【東京】

店舗名STICK OUT 700ストアー1号店
住所東京都世田谷区北沢2-14-16 2F
電話03-3487-3266
メールアドレスinfo@stickout.co.jp
Twitterhttps://twitter.com/stickout735
インスタグラムhttps://www.instagram.com/stickout800store/
営業時間12:00~20:00
定休日なし

1,000円仕入れが基本になることが多い古着ですが、この800円均一という200円の仕入れ差が何とも嬉しいですね。1着で考えると200円ですが、100~200着で考えると…?これで売れそうなものが見つかれば「安く仕入れて高く売る」が実現します。

【大阪】

店舗名古着屋Sputonic
住所大阪市阿倍野区帝塚山1-7-4
電話06-7504-8410
Twittermobile.twitter.com/sputonic0153
インスタグラムhttps://www.instagram.com/sputonic0715/?hl=ja
営業日時木曜~日曜 12時~18時
定休日月曜~水曜まで

※仕入れや店内作業の合間に可能な限りの【不定期営業】

500円均一古着屋で、レディース・メンズ衣料を販売。コレクション画像がインスタグラムで確認できますので、どんなものがあるのかチェックしておきましょう。

古着の仕入れルート④海外仕入れ

多くの在庫を抱えながらも利益を出している古着屋は、古着転売のプロです。そんな古着屋さんの仕入れを学ぶことができれば、古着転売が有利になること間違いなしです。

ということで、ここでは既存の古着屋さんが実践している仕入れについてご紹介します。

国内と海外

既存の古着屋さんの仕入れ先は2択で、国内仕入れと海外仕入れのどちらかです。

お店によってメインとなる仕入先は変わりますが、国内・海外両方から仕入れているところが多いです。

国内仕入れ

国内仕入れは、海外仕入れと比べて、仕入れるのに時間がかからないのが特徴です。仕入先に足を運ぶ時間や商品を入手するまでの時間、何をとっても海外仕入れに勝ります。移動費用を抑えられるのも魅力です。

また、取引上のリスクが少ない点も大きく、一度良い関係を作ってしまえば、長期的にかつ安定して仕入れられるようになるのも長所です。

その一方で、良好な関係を築くまでに時間がかかる場合があるのがネックです。また、高値で売れるレアアイテムや掘り出し物を見つけるのも、海外から仕入れる場合と比べて難易度高めです。

しかし、インターネット経由での仕入れに限定すれば、安全かつ安定的に商品を仕入れられるのでおすすめです。

海外仕入れ

最近では、タイや韓国といった海外市場が注目されています。なかでもタイのバンコクにあるチャトゥチャック市場は、数百におよぶ店舗がひしめき合っており、掘り出し物を探すには絶好のスポットと言えます。マーケットは基本的に土日に開催されるので、そのタイミングで現地に赴き仕入れることになります。

海外仕入れのデメリットは、現地まで移動する必要があることと、そのための費用・時間がかかることです。また、外国人の店主とのコミュニケーションが必要になってくるので、簡単な会話ができるくらいの語彙力も必要です。

しかし、レアなアイテムを見つけやすく、国内よりも価格が圧倒的に安いので、上記のデメリットはほとんど気にならないでしょう。

仕入れ代行サービスの活用

海外で仕入れを行う場合には、仕入れ料金に加えて移動費や宿泊費などの費用がかかります。このような費用を売り上げから差し引いた金額が利益になるため、どうしても利益が少なくなってしまいます。

仕入れ代行サービスを利用すれば、仕入れる時間が削減されるため、より効率的に商品の仕入れができます。また、言語の違いによるトラブルも避けられ、より安全に商品を仕入れることが可能です。

古着の店舗仕入れのメリットとデメリットを理解しよう

ネット仕入れなどは初心者にはハードルが高いこともあります。出来れば最初は実店舗で仕入れに慣れることからスタートしたいですね。

店舗仕入れをおすすめする理由

初心者には店舗仕入れがおすすめだという理由がいくつかあります。

【仕入れのノウハウを手にする】

ネットで「転売ビジネス必勝法」などを調べているだけでは力はつきません。やはり実際に経験し、失敗を繰り返しながら身につけるのが一番です。実店舗で手に取って商品を確かめつつ、商品の素材の良し悪しや季節ごとの売れ筋商品などを見極めていきましょう。

【お買い得品のチャンスを逃さない】

店舗仕入れを視野に入れていないのは損だと思います。ネット仕入れと並行するのは問題ないですが、店舗も積極的にこまめにのぞいてみましょう。お住まいの地域の古着屋さんはすべて網羅して良いぐらいです。その中で、売れる商品・売れない商品が分かるようになり、さらに売れる商品を扱っている店舗・そうでない店舗が分かってきます。

【利益を少しでも高く取れる】

ネット仕入れとは違い、ライバルがかなり少ないのが最大のメリット。奇抜なデザインのものは店舗では売れ残ることが多く大幅値下げされることもあるのですが、これを仕入れてネットで転売すればどうでしょうか。

店舗で売れにくいデザインでも、ネットなら全国規模で検索されるので欲しいと思ってくれる人に出会いやすいのです。

店舗で売れにくい→大幅値下げ→仕入れる→ネット販売→検索数が膨大で買い手が見つかりやすい→そもそも安く仕入れたので利益を出しやすい。まさに転売ビジネスの理想でもあるのです。

店舗仕入れのデメリットを2つ理解しておこう

店舗仕入れには、どうしてもついてまわるデメリットが2つあります。

【交通費などの移動費用】

大都市のど真ん中に住んでいれば問題ないのでしょうが、田舎に住んでいれば店舗まで行こうとするとどうしても交通費が発生してしまいます。これはネット仕入れにはないデメリットですね。大都市まで行かなくても、田舎は車移動がメインなこともあり、ガソリン代もバカにならないケースもあります。

【仕入れに時間がかかる】

ネットで簡単検索、ワンクリックで購入、勝手に送られてくるということはあり得ません。店舗まで行く時間、帰ってくる時間、それだけでも相当な時間を費やしてしまいますね。朝に出発して、店舗で仕入れた頃に昼食になり…なんてしているだけで1日潰れてしまうのです。

ネット仕入れに店舗仕入れ。上手く両立したいならどうする?

ネット仕入れはとても便利で、効率も良いです。仕入れルートでは外せませんが、店舗仕入れにもメリットはあるのです。

「ネット仕入れ」か「店舗仕入れ」か。そんな100対0の考えではもったいないです。自分の生活スタイルに合わせて比率を決めてみましょう。

①田舎で移動費用がかかるので、ネット仕入れ:店舗仕入れ=7:3

②大都市で店舗がたくさんあるので、ネット仕入れ:店舗仕入れ=3:7

あくまで一例ではありますが、両方とも上手く活用するのがポイントです。

古着仕入れのポイント3つを確実におさえよう

今やネット時代ですから、古着の転売ビジネスは増える一方です。それでも確実に利益をあげるためには、仕入れる際にどんなところを意識すれば良いのでしょうか。

①視野を広く持って仕入れるようにしよう

ネットビジネスで何を売るかとなった場合、大抵の人は「売りたいもの」「好きなもの」を選択します。好きなジャンル1本で勝負して成功している人は多いですが、「自分が好きなデザインだから当然みんなも好き」なんて安易な考えは持たない方が良いです。

人の好みや流行は千差万別。少しずつ視野を広げて「売れるもの」を見つけるようにしましょう。そうしていく中で「自分が好きなもの」「夢中になれるもの」を探す方が賢明なのです。

②とにかく情報をいち早く仕入れる努力をしよう

常に良い商品がないかチェックすることは大切です。さらに情報をしっかり仕入れる努力も必要になってきます。

・最近のトレンドは何か知るために雑誌をチェック

・流行のものを特集する情報番組をチェック

流行のものは爆発的に売れることが多いですが、旬が過ぎ去るのも早いです。でもチャンスを逃したくないですよね。休日に外出して電車の中吊り広告を見たり、周囲にいる若者のファッションをチェックしたり、常にアンテナをはっておくことをおすすめします。

③仕入れは「タイミング」が肝心

仕入れたい商品が安くなるタイミングはいつだと思いますか?「そんなことが分かれば苦労はしない」と思うのはごもっともですが、必ず安くなるタイミングがあります。

夏の用品は当然、夏前から夏終わりまで売れます。冬の用品もそうですね。では逆を考えて下さい。夏の用品は秋から売れにくくなります。冬の用品は春先からほとんど売れません。このシーズン終わりに在庫処分セールになることが多いのです。

夏の在庫処分セールで夏終わりに仕入れ、翌年春先に転売するという長いスパンで考えなければならないのですが、とても効率よく稼げたりします。慣れてきたら、仕入れるタイミングも重視してみて下さい。

何から始める?古着転売

仕入れ先に関する情報を得たところで、ここからは古着転売初心者が知っておくべき考え方と、取り扱うべきアイテムをご紹介していきます。

古着転売で儲けるための考え方

古着転売で利益を上げる方法には2つあります。

1つは、大量に仕入れて大量に売る方法。もう1つは、利益の出そうなアイテムに絞ってピンポイントで売る方法です。

個人で古着転売をするのであれば、後者をおすすめします。在庫管理や商品の手入れ、発送の準備などにかかる手間と時間を考えると、個人には大量仕入れ大量販売は向きません。まずは小さく、低リスクから始めるのが無難です。

Tシャツ・ポロシャツ

ここからは古着転売におすすめの商品をご紹介していきます。

まずは、Tシャツ・ポロシャツです。

Tシャツ・ポロシャツは、万人向けですし、季節による影響も受けづらいアイテムです。

取り扱うサイズは大きめのもの、つまりXやXLがおすすめです。Sサイズなどの小さいサイズは、そのサイズを着れる人にしか需要がありませんが、大きめのサイズなら大きめコーデを好む人にも着てもらえるからです。また、購入者からみてサイズ感を想像しやすいのも魅力です。

スウェット類

こちらも大きいサイズのものを仕入れるようにしましょう。ポイントは柄や色が派手なものを選ぶことです。古着購入者はおしゃれを楽しんでいる人が多いため、地味な見た目よりも派手な柄や色を好む傾向にあるからです。

また、ブランドのロゴや刺しゅう、プリントに関しても、そのサイズが大きいもののほうが人気があります。

ハーフパンツ

丈の長いズボンは裾の調節がきかないため売れづらい傾向にあります。その点、ハーフパンツは融通が利くため、古着の人気アイテムとなっています。

ウエストの調節がベルトでできるタイプなら体型を選ばないため、なお良しです。

古着を仕入れる際の注意点

今からご紹介する注意点を守らずに古着を仕入れると、不良在庫になってしまう可能性があります。そのため、以下の5つの注意点を守って仕入れに臨みましょう。

ノーブランド物は仕入れない

古着を扱うのであれば、ブランド物を仕入れるようにしましょう。

今の時代、転売を成功させるには、いかにして商品を周知させるかが重要です。そして、購入者の目に触れさせるには、プラットフォーム上の検索結果に上位表示させるのが一番です。

その点、ノーブランドは検索結果上位に上がりづらく、結果としてブランド物よりも露出が減る傾向にあります。このような理由からノーブランド物はおすすめできません。

ただし、ブランド物を仕入れるにあたっては、一点あたりの仕入れ額の上限を決めておき、資金繰りに無理が生じないように注意しましょう。「本当に仕入れたい古着を見つけたのに手が出ない…」という事態を避けるためです。

人気スポーツブランドを仕入れる

人気スポーツブランドの需要は安定しており、年代を問わず着用されます。取り扱い量が多く、仕入れが容易なのも魅力的です。また、安価で仕入れやすい割に高く売れるのもポイントです。

こちらもブランドのロゴや印刷、刺しゅうが大きい方が人気があるので、仕入れの際は参考にしてください。

偽物に注意する

誰もが知るブランド物の場合、それを真似た偽物が販売されていることがあります。特に海外仕入れの際は注意が必要です。海外のお店から仕入れる際は、ロゴや印刷で判断するのではなく、首元のタグまでしっかり確認してから仕入れるようにしましょう。

また、ロゴが非常に類似したブランドにも注意が必要です。特に下記のブランドは、国内で仕入れる場合でも注意しなければなりません。

  • ラルフローレン
  • ラコステ

商品のリサーチを徹底する

商品を仕入れる前は、必ずそれが売れる商品かどうかをリサーチするようにしましょう。メルカリやヤフオクなどのフリマアプリでどのぐらいの売れ筋なのかを調べることで、売れ具合を把握できて不良在庫となってしまうことを避けることができます。

仕入れ値の限界値を決めておく

初心者のうちは特に意識が必要で、売れそうな商品だからとなんでも仕入れるのではなく、2,000円以上、3,000円以上のものは仕入れないなど自分で基準を作っておきましょう。

基準を作ることで、大幅な赤字を避けることができます。

利益が増えない人の特徴と改善方法

古着を仕入れて販売しているものの、うまく利益に結びつかないという場合があります。利益が伸びない時には、主に以下のような理由が考えられます。

  • 仕入れ先が定まっていない
  • 出品数が少ない
  • 出品していない商品が多い
  • 仕入れ値が高い

仕入れ先が定まっていない

商品を仕入れて販売する仕事をするうえで、仕入れ値は利益に関わる重要な項目です。

仕入れ先が安定していないと、仕入れ値が毎回変わることになり、利益を安定して生み出すことが難しくなります。

また、毎回新しい仕入れ先を探している時間が無駄な時間になってしまいます。仕入れに使っている時間を、新しい仕入れ商品をリサーチしたり市場調査したりする時間にすれば、より大きな利益に繋がるでしょう。

出品数が少ない

ネットショップでは、出品数と信頼性は深い関係があります。

商品が大きい大規模ショップの方が信頼できるというのが消費者の実情です。そのため、同じ商品が同じ価格で販売されていたら、出品数が多い大きなショップで購入します。

ある程度の利益が出るまでは、出品数は多い方が利益に繋がります。できるだけ多くの商品を出品しておきましょう。

出品していない商品が多い

出品していない商品の在庫は、いつまで経っても利益になることはありません。それどころか、在庫が倉庫の場所を取ってしまい、新しい商品を仕入れることができなくなってしまいます。

また、特にレディース服であれば、トレンドの商品が良く売れて、1年前のものは売れないという傾向があることも重要です。気付いた時には利益が生まれない商品になっていた、という事もあるでしょう。

より多くの利益を生みだすには、仕入れたものはすぐに販売できる状態にして、在庫を抱えすぎないようにする必要があります。特に若者ファッションなどの流行りがある商品は、できるだけ早く売り切るように意識しましょう。

仕入れ値が高い

いくら商品が売れたとしても仕入れ値が高ければ、それだけ利益が少なくなってしまいます。また、なかなか売れない商品を値下げして販売しようとしても、値下げの幅が少なくなり売れ残ってしまえば在庫としてずっと抱えてしまうことになるので、できるだけ仕入れ値を抑えることが重要です。

仕入れルートの幅を広げて上手に仕入れよう

ネット仕入れだけでは視野が狭く、またライバルも全国規模になってしまいます。リサイクルショップを巡ったり、古着屋を巡ったり、古着100円仕入れなどを活用しながらしながら多くの情報を仕入れていきましょう。そうすれば視野が広がり、新しい発見があるはずです。仕入れルートの幅を広げて、どんどん積極的に経験を積んでくださいね。

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この記事を監修した人

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