「雑貨が好きだから雑貨屋を開きたい」「雑貨の輸入ビジネスを始めたい」という方は多いのではないでしょうか。好きなものに囲まれて仕事をするというのは幸せなことです。
輸入雑貨を販売する方法としておすすめなのが、ネットショップを開業する方法です。
ここではネットショップを開業する流れや、運営に付随する業務について説明します。輸入雑貨で起業したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
ネットショップで雑貨を販売するメリット
輸入雑貨は需要がある商材の一つです。雑貨をネットショップで販売するメリットは以下の通りです。
(1)低コストで始めることができる
(2)低リスクで開業できる
(3)販売テストを行える
(4)安定した運営ができる
上記のメリットについて、それぞれ詳しく説明します。
低コストで始めることができる
実店舗を構えて雑貨を販売するにはまとまった資金が必要です。例えば、以下に挙げるものを合計しただけでも数百万円の資金が必要です。
・物件を借りるための資金
・月々の家賃、光熱費
・備品の購入
・チラシなど宣伝費用
・人件費
一方、ネットショップなら、初期費用0円から数万円で始めることができます。利用するサービスによっても異なりますが、数十万円もあれば十分開業できます。
低リスクで開業できる
実店舗とネットショップで比較すると、ネットショップの方が開業にかかるリスクが低くなっています。
例えば、開店後思うように売り上げが伸びなかった場合、実店舗だと売上がなくても家賃や光熱費といった店舗を維持するための費用(固定費)が発生し続けます。
一方ネットショップなら、運営にかかる費用が月々数千円から数万円で済むことがほとんどです。そのため、思うように売り上げが上がらなくても、固定費に悩まされることはありません。
このように、ネットショップのほうが圧倒的に運営リスクを抑えることができるのです。
販売テストを行える
自分が運営したいと思うショップのコンセプトや販売したい商品が顧客のニーズに当てはまるとは限りません。どれだけ良い商品でも顧客に受け入れられなければ商売にはなりません。
実店舗の場合、開店後に店のコンセプトや販売商品を変えることは容易なことではありません。そのため、万が一、商品や店のコンセプトが顧客とマッチしなかった場合のリスクが高くなってます。
これに対して、ネットショップなら、事前にテストマーケティングを行うことができます。しかも、テスト販売をしてみて顧客の反応がよくなかったときでも、ショップのコンセプトやデザインの変更がきくので実店舗ほどのリスクはありません。
安定した運営ができる
一般的に、実店舗では売り上げが安定するまでに時間が掛かるといわれています。その分、お金のやりくりに苦労することになるでしょう。
これに対して、ネットショップは売り上げが安定するのが比較的早いですし、運営費用もそこまでかからないので、実店舗ほどには運転資金について心配する必要がありません。おかげで、安定したショップ運営が可能となります。
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窮地に立たされた大迫CEOは『倉庫のクラウド化』に着手。新サービス、マカセルへとアップデートを遂げたのでした。
マカセルならフリマで高く売れるといいます。その理由とは・・?
アクシグ編集部の独占取材記事全文を是非ご覧ください。
ネットショップで輸入雑貨販売を始める準備
輸入雑貨をネットショップで販売するには、様々な準備が必要です。ここからは、その事前準備について見ていきましょう。
ターゲットを決める
ネットショップを始める前には、マーケティングが必要です。
まずは、商品を販売するターゲットを絞りましょう。深く狭く絞り込むのが基本です。幅広い世代にターゲットを設定した店舗や商品はかえって売れにくくなると言われているからです。
ターゲットは、「性別」「年齢」「性格」「趣味」「商品を探している理由」などを考慮しつつ、詳細に設定しましょう。
ただ、ターゲットを10代、20代に絞った場合は流行の変化が激しいので、情報収集を怠らないようにしましょう。
ショップや商品に一貫性を持たせる
ネットショップでも実店舗でも、自分が好きな雑貨ばかりを販売していては集客はできません。
ショップを開業するときは、一貫性のあるコンセプトを設定しましょう。その点、販売ターゲットを決め、そのターゲットに好まれるコンセプトを設定するようにすれば、一貫性のあるショップを作れます。
コンセプトが決まれば、ショップやロゴのデザインだけでなく、販売すべき商品も自然と見えてくるでしょう。
商品の仕入れ方を決める
輸入雑貨のネットショップを始めるにあたり、欠かせないのは商品の仕入れです。海外から商品を輸入する方法には、主に二通りあります。
(1)インターネット経由で輸入する
(2)現地に買い付けに行く
コスト面から考えると、インターネットで海外から仕入れる方が現実的です。店や商品のコンセプトが決まったら、コンセプトに合う商品を仕入れることができる海外のショップを探しましょう。
ショップの出店方法を決める
ネットショップを開業する方法には、モールへの出店と自社サイトの運営とがあります。
それぞれの特徴とメリット・デメリットについて見ていきましょう。
モールとは
楽天市場やYahooショッピング、Amazonなどがモールです。複数のショップが出店している商店街のようなサイトをイメージしていただければOKです。モールは運営のサポート体制が整っているので、初めてネットショップを開業する人におすすめです。
【モールのメリット】
すでにモール自体に知名度があるため、自ら宣伝しなくても集客が期待できます。モール事態にブランド力があるため、顧客からの信頼を得やすいというメリットもあります。
【モールのデメリット】
ほとんどのモールで出店や運営に費用が掛かります。さらに、出店数の多いモールはライバルも多いので、自社の商品が埋もれてしまう可能性があります。
自社サイトとは
自社サイトとは、自社で独自に構築したECサイトのことです。すでに自社の商品にブランド力がある場合は、自社サイトがおすすめです。
【自社サイトのメリット】
モールよりコストを抑えてショップを開業できます。カスタマイズも自由にできるので、サイトにオリジナリティを出すことができます。
【自社サイトのデメリット】
広告・宣伝・SEO対策・集客など、すべて自分で行わなければなりません。そのため、モールと比べて集客までに時間が掛かってしまいます。
モールと自社サイトの比較
モールと自社サイトを比較してみましょう。
【費用】
モールは初期費用・運営費などのコストがかかります。自社サイトは比較的低コストでできるサービスが多いのが特徴です。
【構築方法】
モールにはテンプレートが用意されているので、初心者でも比較的簡単に導入・運用が可能です。対して、自社サイトは自分で構築することになるため、導入や運営に関する知識が必要となります。
【集客力】
集客力では、モールのほうが圧倒的に上です。自社サイトはSEO対策や広告宣伝を積極的に行う必要があります。
【デザイン】
モールに出店する場合は基本的に既存のテンプレートでショップを構築することになるため、オリジナリティを出すことは難しいでしょう。その点、自社サイトなら、ある程度自由にカスタマイズができます。
開業届を提出して個人事業主になる
ネットショップの運営を始めたら、原則1カ月以内に「開業届」を提出しなければなりません。また、青色申告を行うのであれば、「青色申告承認申請書」の提出も必要です。
副業としてネットショップを運営する場合でも、一定の収入があれば確定申告が必要となってきます。その際、開業届と青色申告承認申請書を提出しておくと、控除枠が大きくなるというメリットがあります。青色申告は開業届を出していないと利用できません。節税の意味でも、開業届と青色申告は提出しておいたほうが良いでしょう。
顧問税理士をつける
本格的な事業としてネットショップに取り組みたいという人は、税理士さんをつけることを検討しましょう。
個人事業主になると、税金や経理に関する事務をすべて自分で行わなくてはなりません。このような事務は煩雑で、ネットショップ運営の片手間にできるようなものではありません。とくにショップの運営が多忙になってくると、キャパオーバーになりがちです。雑務に手がかかり、ネットショップの運営がおろそかになっては本末転倒。そうなる前に、税理士さんにお願いするようにしましょう。
税理士さんの選び方
税理士さんの選び方にはポイントがあります。
(1)ネットショップやネット事業についての知識に長けている
ネットショップの運営について精通している税理士さんのほうが良いのは当然です。ネットショップの運営は比較的新しいビジネスなので、若い税理士さんのほうが話が通じやすい場合があります。
(2)レスポンスが速い
24時間以内には返事をくれる税理士さんのほうがよいでしょう。連絡が早い人は顧客ファーストであることが多いからです。
(3)相性で選ぶ
どれだけ優秀といわれる税理士さんでも、相性が合わないことはあります。税務に関する疑問を何でも気軽に相談できる人を選びましょう。
会計ソフトを導入する
事業を行う上で、会計ソフトは必須です。ソフトを利用すれば、帳簿をつける時間を圧倒的に短縮できます。
おすすめはクラウド型会計ソフトの「freee(フリー)」です。特徴は以下のとおりです。
・30日間お試し無料で、個人向けの場合月額980円から利用可能
・これひとつで仕分けから確定申告までカバーできる
・シンプルな設計になっており、帳簿の知識がない人でも簡単に使える
販売に必要な許可・資格を取る
物販事業を行う場合、販売する商品によっては許可や資格が必要な場合があります。以下は資格や許可が必要な対象商品の一例です。
【食品】
食品衛生責任者
食品衛生法に基づく営業許可
【化粧品】
化粧品製造販売許可、医薬部外品製造販売許可
【中古品】
古物商許可
そのほかにも、商品によって必要な許可や資格は異なります。販売を開始する前によく確認しておきましょう。
売上を伸ばすための4つのポイント
続いて、売り上げを伸ばすためのポイントについて見てみましょう。開業から運営までの段階ごとにポイントがあります。
開業
ネットショップを開業する際に大切なのは、販売商品の選定です。すでにインターネットショップ市場はライバルがひしめき合っており、既存の商品やジャンルで勝負して勝ち残るのは難しい状況です。
ライバルに勝つには、他のショップとの差別化が欠かせません。ニッチな商品で勝負する、独自のサービスを作るなど、工夫してみてください。
集客
ネットショップを開業したら、次に行うのは集客です。ショップのコンセプトやターゲットに合わせて、集客戦略を立てましょう。資金があるのであれば、Web広告を出すとよいでしょう。今はSNSでの拡散から人気が出ることもあるので、Twitter、Facebook、Instagramなども活用しましょう。SEO対策も重要です。
顧客対応
運営が軌道に乗ってきたら、今度はリピーターの確保が重要です。メルマガやSNSで情報を発信したり、クーポンを発行したりするなどして顧客の心をつかむ努力を忘れないようにしましょう。
また、問い合わせに対する丁寧な対応、スピーディーな配送なども大切です。欠品なども起こらないよう、顧客のニーズを常に汲み取り、仕入れや在庫管理は厳格に行いましょう。
運営の安定化
安定した売り上げが出るようになってきたら、業務のアウトソーシングも視野に入れましょう。一部の業務を外部の業者に任せることができれば、作業の効率化に繋がります。そうすれば、余った時間をプロモーション・商品開発・宣伝広告といった業務に専念できるようになるので、ショップの更なる発展が期待できます。
雑貨の輸入販売はネットショップで始めよう
輸入雑貨を販売するのであれば、ネットショップから始めることをおすすめします。ネットショップのほうが実店舗よりも圧倒的にローリスクで運営できるからです。
ただ、ネットショップを繁盛させるには、集客や宣伝などで専門的な知識が必要です。
また、起業するとなると、ショップの運営方法以外にも税務に関する知識も必要になります。今は無料で相談に応じてくれる各種サービスもあるので、積極的に利用していきましょう。
ところで、ビジネスで成功するためには独学よりも体系化された教材やサービスを活用して学ぶ方が結果が早く出ます。
インターネットを活用してビジネスを始めること自体は簡単です。そのためインターネット上にはあらゆるレベルの教材やサービスが存在しています。最新の情報にアップデートされているものから、途中で放置されているものまで本当にいろいろです。
そして、どんな教材やサービスを選ぶかによって、成功の度合いも大きく異なってきます。
評判も良いものから悪いものまでさまざまです。このように評価が安定しないのは、各々の教材のサービスの質が一定していないことが原因です。
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