ミンネでアクセス数を増やす方法を徹底解説

ハンドメイドの商品を販売する専用サイト「ミンネ」で中々売れないと感じたことはありませんか?今回はミンネで商品のアクセス数を伸ばす方法をご紹介します。

商品が売れないとせっかく作ったても、そのあと作品を作り続けるモチベーションを保つのが困難です。その商品が売れるようにする為の方法を徹底的に解説します。

目次

自分の状況を確認する

ミンネではアクセス数を確認する機能がついています。まずは1日のアクセス数が100アクセスを超えるように頑張ってみましょう。

アクセス数は1週間分のアクセス数が表示されます。その為月間で知りたい場合は、4週間分のアクセス数を記録しておく必要があります。また、商品ごとのアクセス数を解析できて、アクセスランキングを見ることも可能です。

1日のアクセス数が100以下の場合

商品に問題がないなら、なぜアクセスが少ないのかを考えてみましょう。まずは1日のアクセスが100を超えるように、色々な工夫をます。

例えば、作品数を増やす、写真は綺麗に撮れているか、ギャラリーは見やすいかなどです。基本的なことですが地道に基本的なことを続けると必ず結果が出ます。特に作品数が少ない場合検索に表示される確率も低くなるので、まずは100点以上の作品を目指しましょう。

1日のアクセス数が100以上の場合

100アクセスを超えたならその状態をキープする事が重要です。また、今まで行ってきた事を継続しないとアクセス数が下がる可能性もあります。もっとアクセス数を伸ばすために、作品の作成や魅力的な説明文などを意識しましょう。

ミンネのアクセス解析について

なぜ100アクセスが目標になるかはCVRを元に、その数値を出しています。CVRはコンバーション率や成約率とも呼ばれていて、アクセス数に対して購入された割合を示します。例えば100アクセスで1個の購入があればCVRは1%となります。

基本的にECサイトのCVRは1%あれば問題ないと言われていて、1日のアクセス数が200アクセスの場合は月間で60個の商品が売れていればCVR的に問題はありません。また、アクセス数を解析した時にCVRが1%をきっている場合は、アクセスはするけど購入に至らないという事になります。そのような時にはCVRを上げる為の対策が必要です。

CVRから目標売上を作る

1人の顧客がいくらの買い物をするかというのを客単価と呼びます。その客単価が分かると毎月の売上の目標を算出する事が可能です。例えば、1日100アクセス、CVRが1%という目標を立てます。そうすると月間30客に売れる事が目標となり、客単価が2000円の場合目標売上は6万円ということになります。

このように正しい数値目標を立てられると、どこに売れない原因があるのかが明確に判明します。CVRが低ければ購入に繋がる対策を、アクセス数が低ければアクセスしやすくなる対策を、単価が安ければ単価をあげられる工夫など行動する事が変わります。その為にも、自分の課題がどこにあるのかを明確に知っておきましょう。

検索キーワードからライバルの事を知る

検索されたキーワードを調べて、そのキーワードで表示される画面を確認します。その時に表示される商品達は、自分にとってライバルになっている商品です。

多くのライバルの中から自分の作品を見て、アクセスしてくれたという事にはなにか理由があります。また、購入に繋がっていなければユーザーの望んでいる内容でなかったという事が考えられます。

その検索するユーザーがどのような商品を求めているのかは、検索したページの表示を見ればわかります。順位の高い商品はユーザーの求めているものに合致しているから売れているのです。ライバルの商品をチュックして、それを参考にしてユーザーの心を掴みましょう。

検索結果に表示される回数を増やす

検索結果に表示される回数を増やす事が、アクセスを増やす事への近道です。その表示回数を増やす為には、作品数を増やしSNSなどで告知をして、とにかく知ってもらう事も大切です。検索に表示される回数が増えるほど、単純にアクセス数が増えて購入にも繋がります。

購入者の目線で写真を撮影する

作品を写真の完成度は作品を知ってもらう上では非常に重要です。また、きれいなだけではなく、その商品が気になって見ていてる購入者の目線に立つ事が重要です。

大きさをわかりやすくする

写真だけでは遠近感が掴めずに、作品の大きさがわかりづらい場合があります。作品の大きさを写真だけで伝える為には、スマホやマグカップなど大きさを比較しやすいものと一緒に撮るとわかりやすくなります。

シチュエーション写真で想像を膨らませる

アクセサリーなどの写真を撮影するときは、その作品を身につけている写真であれば実際に使用している場面を想像しやすくなります。また、作品イメージに合わせた服を合わせる事で作者のイメージも伝わりやすくなります。実際に使用している場面の想像ができれば、ユーザーはワクワクしながら商品を選ぶことができます。

商品説明はどうすればアクセスが伸びる?

作品に興味を持ってもらう事ができれば、次に大切なのは商品説明です。商品の魅力やこだわりを知ってもらう為にも作品の説明は非常に重要です。

商品名を工夫することについて

作品を検索した時に作品名がヒットするように工夫することも重要です。例えば「ピアス 作品1」という作品名と「赤いりんごのピアス」という作品名では大きな違いがあります。ユーザーが「赤いピアスが欲しい」と思って「ピアス 赤」で検索すると「赤いリンゴのピアス」が検索にヒットします。

作品名を見ただけである程度、その作品の概要が伝わるように工夫しましょう。作品名はそのモチーフになったものと、アイテムを組み合わせると伝わりやすくなります。逆に長すぎても情報が入ってこないので、多くても2つのモチーフキーワードとアイテム名にしましょう。

作品のタグについて

ミンネでは「タグ」という機能が搭載されています。作品に関係するキーワードを設定してそのキーワードを元にユーザーに知ってもらう事ができます。

タグには「作品ジャンル」「素材」「色」「特徴」などがあります。他にも「送料無料」や「期間限定」「イベント」などもありその中から最大5つのタグを選ぶ事が可能です。

商品説明は伝わりやすくする

商品説明が固すぎると業務的になり、ハンドメイドとしての魅力がなくなってしまいます。例えば「この作品は中にドライフラワーを入れて、レジン液を固めて作っています」という説明だけでは商品の魅力は伝わりません。

ミンネを利用しているユーザーは「ハンドメイド」という大きな特徴を求めています。作者の作品に対する思い入れや、こだわり、アピールポイントなどを商品説明に組み込むと商品の魅力が伝わります。

SNSを活用して集客はできる?

良い作品をたくさん作って、もっと知ってもらう為にはSNSを活用する事がオススメです。「Twitter」「Facebook」「Instagram」などはユーザー数が非常に多く、実際に作品の告知をしている方も大勢います。それぞれのSNS活用法についてご紹介します。

Twitterについて

Twitterは「つぶやく」事を目的としたSNSですので、文字数は非常に少ないです。またリツイートやいいね、ハッシュタグと行った情報を拡散する方法が多いのが特徴です。

Twitterでフォロワーを増やす為には「興味を引く情報を発信する」「画像と動画をアップする」「アイコンやプロフィール画面も充実させる」「自分の作品に興味を持ちそうな人をフォローする」というのが具体的な方法です。

まずはハンドメイドである強みを生かして、製作工程や新作のお知らせをして興味引きましょう。その時には画像や動画があると文字が少なくても魅力が伝わります。また、どんな人がこの作品を作っているのかを知りたくなった時に、アイコンやプロフィール画面が充実していると良いです。

自分の作品を好きになってくれそうな人を見つけて、フォローして商品のアピールできるタイミングを作りましょう。フォローされたらフォローし返す方は多いです。

Facebookについて

Facebookは基本的に実名でのやりとりになります。その為現実での友達と繋がるユーザーが多く、ページを作っただけで増えるような仕組みにはなっていません。フォロワーを増やすには自分の作品が好きになりそうな人に「いいね!」をするか、自分の知り合いを通してフォロワーを増やしていくのが近道です。

Instagramについて

InstagramにはFacebookやTwitterのような投稿をシェアする機能がありません。その為フォロワーを増やすのは難易度が高いです。Instagramでフォロワーを増やすには他に人の画像に「いいね!」をして、気になったユーザーの画像にコメントを残してみましょう。Instagramでは画像の検索ができるので、コメントを残すことも不自然な事ではありません。

基本的にどのSNSを通しても、多くの人に知ってもらう為にはこちらから「いいね!」などをして繋がっていく為のアプローチが重要になります。

新作を作り続けることも重要?

売れ行きが思ったように伸びなくても、新作を作り続けるのは重要な事です。初めは売れる事を考えずに、自分のスキルアップのためにも作り続けましょう。その新作のうち1つでも気に入ってもらえれば、購入に繋がります。

新作をいくつも作っているうちに、どの作品が反応が良くて売れやすいというのもわかるようになってきます。SNSに発信しているならフォロワーも増えてきます。ファンが増えるにしたがって新作が売れる可能性も高くなるという流れです。また、作品に対して反応がよくない場合は、修正点を考えてもう一度作り直すという基準にもなります。

出品数を増やす事が重要

ミンネ以外にもハンドメイド専門サイトは数多くありますが、ミンネだけでも多数の作品が出品されています。その中で購入してもらうというのは、確率的にものすごく低いという事です。

そのなかでも自分の作品を知ってもらうためには、いくつも作品を出品して自分の傾向や特徴を伝える必要があります。作品のバリエーションはオリジナリティに絞り込む方向性や、色々な種類のものを販売する方向性などある程度決めておきましょう。

作品数は20以上をキープする

ブラウザでミンネの商品一覧を見た時に、ギャラリーの1ページ分は20個の作品が表示されます。新作を発信した時に気になったユーザーが自分の作品一覧を見た時に商品のバリエーションが少ないと、売れるチャンスを逃す事になります。

それを避けるためには、最低でも20個以上の作品を常に出品して見る楽しみをユーザーに感じてもらいましょう。

限定的なユーザーを狙う

製作する商品を求めるユーザーが一部のユーザーに限られる商品を製作するというのも売れる為の手段の1つです。多くの人に興味を持ってもらえる商品ではなく一部に限ったユーザーに訴えかけるような作品です。

例えば金属アレルギーでも使用できるアクセサリーなどはそれに該当します。求めるユーザーの数は限られますが、その分出品されている商品も多くないので購入されるチャンスがあります。

あまり限定的過ぎても売れなくなるので、バランスが重要ですが限られた市場で展開するというのも作品を売る為のテクニックです。

ブルーオーシャンを探す

ライバルが多く、熟練者の製作者が多いカテゴリはレッドオーシャンと言います。このような場所に初心者の方が参戦しても稼ぐことは非常に困難です。

まずは自分の技術を磨きながら、ライバルの少ない土俵を探すのが重要です。このライバルが少ない土俵の事をブルーオーシャンと言います。すでにあるような商品とは少し発送を変えて、製作している人が少ない作品を出品する事で新しい顧客を獲得できます。

その商品が1つでも売れれば、少なからず需要はあるという事なのでどのようにアプローチをして知ってもらうかという段階に進むことができます。

ミンネで売れない時にできることは?

売れない時にはその時にしかできない事をして、売れる為の準備をしっかりと行いましょう。

他の商品を見て勉強する

自分が欲しいと感じた商品を、なぜその商品が欲しいと感じたのかを徹底的に分析する癖をつけることが大切です。服やアクセサリーを選ぶ時になぜその商品を選んだのかを、深掘りして考えることで自分の作品にも転用できます。

「可愛い」と感じたアクセサリーは「なぜ可愛いと感じたのか」を考えます。答えはありませんが日頃から買い手の気持ちを具体的に感じることで、自分が作品を作るときにもユーザーの目線で物事が考えられるようになります。

安易に値下げはしてはいけない

ハンドメイドの価格を決める時には「材料費」と「利益」を考えます。作成する時間が3時間かかる場合、利益を300円にすると時給換算で1時間100円です。その利益を安いか高いか感じ得るのは人それぞれですが、価格を下げすぎると商品の質が下がる原因にもなります。

利益がほとんどないと材料費が稼げず、材料費を抑えるには安い材料を買う必要があります。良質な材料はそれだけ価格も高くなるので、高品質な作品を作ろうとすると材料費は高いです。

利益がしっかり出ていれば材料も良質なものを購入できますが、利益が出ていないと質の良くないものになってしまいます。そのような状態を避けるためには作業時間を短くするように工夫する、材料を大量仕入れして安く済ませるなどで対策をしましょう。

まとめ

自分が製作したものを誰かが気にってくれて、それで少しでもお金が稼げたらとても嬉しいものです。今回ご紹介した内容を参考にして、自分の作品を上手に販売していきましょう。

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この記事を監修した人

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