インスタグラムを使ってネットビジネスを始めてみませんか?

インスタグラム(Instagram)に写真を投稿するだけで収入を得る・・・あなたはその仕組みをイメージできますか?

例えば動画を投稿するYouTubeと同じように、企業は「人の行動に影響を及ぼす」可能性をインスタグラムに見出しています。

この記事では、インスタグラムを使ってネットビジネスを始めるために、知っておくべきポイントをご紹介していきます。

目次

フォロワー数を増やす4つの条件

インスタグラム(以下インスタ)で収入を得るためには、ある程度のフォロワー数が存在することが前提になります。そこで、まずはフォロワー数を増やすための前提条件とも言える、運用上の4つのポイントを解説していきます。

1. コンセプトが明確なプロフィール
2. 魅力的な画像・文章
3. ターゲットとするアカウントの発掘
4. DM(ダイレクトメール)への適切な対応

コンセプトが明確なプロフィール

プロフィールを作成する際には、コンセプトを明確にすることが重要です。

こちらは、「東京肉レポート(肉レポ)」さんのインスタのプロフィール画面になります。

コンセプトを明確にするためのポイントは、「アイコン画像」、「プロフィール本文」、「ハイライト」の3つです。
順に解説していきましょう。

(1)アイコン画像
アイコン画像は、インスタを特徴づけ、人々に認知してもらうブランディングのために重要です。好印象を与える自画像やキャラクターなどを使って、ブランディングの象徴となるように工夫しましょう。

(2)プロフィール本文
アイコン画像と同様に、プロフィール本文は多くの人に興味を持ってもらうために重要です。何の情報を発信するインスタなのか、フォローしてもらいたい人に興味を持ってもらえる内容になっているか、という視点でチェックすると良いですね。アイコン画像から伝わるメッセージと一貫していると、より多くの人の共感も得られるでしょう。なお、プロフィール本文は最大150字まで記入することができます。

(3)ハイライト設定
インスタの標準機能である「ハイライト」を設定することによって、プロフィールの見た目を目立たせることができます。さらに、発信する内容はストーリーも活用して、画像・動画などでカテゴリ別にハイライトの設定をすると効果的です。

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魅力的な投稿画像・文章

インスタと言えば、「画像を投稿するためのSNS」というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか?確かに、インスタの投稿を見ると、最初はほぼ画像しか目に入らないと言っても過言ではありません。

それであれば、魅力的な画像が重要であることは言うまでもありませんが、画像に添えられたキャプション(見出しや説明文)も手を抜かず、印象に残る文章を書くことが大切です。

ここでは、画像投稿の4つのポイントを解説していきます。

・画像作成アプリを利用する
・画像は統一感を持たせる
・文章は共感とお役立ち情報を意識する
・効果的なハッシュタグを使用する

(1)画像作成アプリを利用する
魅力的な画像を簡単に作成できるアプリがあります。その名は「Canva」です。「Canva」は、こんな画像も簡単に作成できます。

テンプレートを有効活用して、簡単にインスタ用の画像を作成しましょう。Canvaはスマホのアプリからでも画像を作成できます。

(2)画像は統一感を持たせる
既に投稿した画像と統一感のある画像を投稿するようにしましょう。そうすることによって、「この人は、こんなことを発信しているんだ」というメッセージが伝わりやすくなります。

アイコン画像はブランディングの象徴であると説明しましたが、統一感のある画像でブランディングを強化することができます。そのコツは次の3点です。

・プロフィール上の言葉や投稿の内容を統一する
・定期的に投稿する
・メインとなる発信内容だけでなく関連情報にも詳しくなる

(3)文章は共感とお役立ち情報を意識する
ターゲット、つまりフォローしてほしい人を意識した文章を書くことが大切です。ターゲットの心をつかむ2つのポイントをここで押さえておきましょう。

ポイント1「お悩み事(困っている事)に共感する」

ターゲットのお悩み事(困っている事)を深掘りして、共感していることを文章で表しましょう。「共感」は相手の信頼を得るためになくてはならない方法です。

ポイント2「お役立ち情報を提供する」

困っている事を解決するような、お役立ち情報を提供するようにします。そうすることで、一時的なフォローではなく、フォロワーになってくれる可能性が高まるでしょう。

(4)効果的なハッシュタグを使用する
文章に「#(ハッシュタグ)」をつけることで、投稿が認知されやすくなります。効果的なハッシュタグを知ることは難しいことではありません。

例えば、検索エンジンに「#ダイエット」と入力すると、そのハッシュタグを含む投稿がどのくらい投稿されているのか、ボリューム感が分かります。

ターゲットとするアカウントの発掘

あなたがターゲットとする(フォロワーになってもらいたい)人を、インスタ上で見つけましょう。

例えば、「コーディネート」に興味がある人を見つける場合は、以下のような方法があります。

・インスタの検索機能で、「コーディネート」を含むアカウントや投稿を見つける
・コーディネートが注目されている人(インフルエンサー)を探す
・インフルエンサーのフォロワーから、ターゲットとする人を見つける

DM(ダイレクトメール)への適切な対応

あなたの発信する情報に興味を持った人は、「もっと話を聞きたい!」とDMを送ってくるかもしれません。

もし、DMが送られてきたら、あなたはどのような対応をしますか?対応の仕方次第では関係がそれっきりになってしまうかもしれません。せっかくの機会ですから、DMが届いた時は対応方法のポイントを押さえて、長いお付き合いに結びつけるようにしましょう。

DMが届いた時の対応方法
・インスタについて語りたい気持ちは抑えて、興味を持ってもらえた点をよく聞く
・ビジネスに繋がらないような世間話でも、相手と仲良くなるため、情報を得るために大切
・早めの段階で○○さんと相手の名前で呼ぶ

インスタで収入を得る方法5選

ここまではインスタで収入を得る前提となる、「フォロワー数を増やす方法」についてご説明してきました。ここからは、具体的な「収入を得る方法」についてご説明していきます。

インスタで収入を得るための代表的な方法として、以下の5つが挙げられます。

1. 企業の商品・サービスを紹介する
2. 自分の作った商品・セレクト商品を販売する
3. 自分で撮った写真を販売する
4. アフィリエイトへ誘導する
5. 企業のインスタの運用を代行する

それぞれの仕組みや、報酬金額の相場について、見ていきましょう。

企業の商品・サービスを紹介する

1つめは、企業から依頼を受けて、商品・サービスをPRして収入を得る方法です。企業はプロモーション活動の一貫で、インフルエンサーと呼ばれる人に商品やサービスを提供して、その商品紹介や感想を投稿してもらいます。

インフルエンサーとは、「他人の行動に大きな影響を与える」情報を発信する人です。インフルエンサーはフォロワー数が多く、消費者代表とも言えますので、企業が直接的に宣伝するよりも効果的に購買に繋がることが期待できます。最近では、莫大な費用をかけて宣伝広告する代わりに、インフルエンサー・マーケティングを行う企業が増えています。

報酬金額の相場は、インフルエンサーの知名度や所属事務所によって異なりますが、一般的には「フォロワー数1人あたり2〜4円が相場」と言われています。かなり影響力の高いインフルエンサーになると、1回の投稿で数百万円といった報酬が得られるケースもありますが、稀なケースと考えておきましょう。

自分の作った商品・セレクト商品を販売する

2つめは、自作した商品またはセレクト商品を、インスタから誘導し、販売に繋げることで収入を得る方法です。

インスタには、「ショッピング機能」があります。ショッピング機能とは、インスタに投稿した写真に商品リンクをタグ付けできる、無料の機能です。商品リンクからショップページに遷移し、購入してもらうことで収入になります。

ショッピング機能では、商品を置いておくネットショップを別に用意する必要がありますが、ハードルが高いものではありません。例えば、ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」であれば、「BASE」にある「Instagram販売App」をインスタと連携するだけです。「BASE」は初期費用や月額費用もかからないたため、人気のサービスです。

自分で撮った写真を販売する

3つめは、自分で撮った写真を販売して収入を得る方法です。

どこで販売するのかというと、「PIXTA」「Snapmart(スナップマート)」といったマーケットプレイスです。フォロワーをマーケットプレイスに誘導することができれば、写真の購入に繋がる可能性があります。

マーケットプレイスで写真を販売する場合、相場は1枚あたり100円前後と言われていますが、サービスや販売方法によって異なります。魅力的な写真であれば、ブランドや出版社のライセンス契約に結び付く可能性もあります。

また、写真集やフォトブックを制作してネットで販売すれば、インスタのショッピング機能を活用することもできるでしょう。

アフィリエイトへ誘導する

4つめは、アフィリエイトによって収入を得る方法です。この方法は、商品を紹介して、ユーザーの購入や契約・登録といった成果につながれば、報酬が得られる仕組みです。

例えば、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)である「A8.net」では、同社が契約する広告主の商品・サービスをWebサイトから探すことができます。お目当ての商品・サービスが見つかったら、固有に発行されるリンクをインスタ上に貼り、そのリンクをクリックして購入につながった場合に、報酬を得られるというシステムです。

ASPが運営するサイトに会員登録すれば、様々な広告主を確認することができるので、一度見てみるといいでしょう。実際に利用する際には、インスタで発信したい内容と相性のいい商品・サービスを選ぶことが重要です。

企業のインスタの運用を代行する

近年は、企業のインスタのアカウントを見かけることが珍しくなくなりました。多くの企業が、インフルエンサーに注目することと併せて、インスタを利用するケースが増えているのです。

その一方で、企業の中にはSNS運用の時間が取れなかったり、Webの知識が乏しかったりして、インスタを有効活用できてないケースもあります。こうした企業に対して、インスタの運用を代行したり、運用方法のノウハウを伝授したりして、収入を得る方法があります。

インスタの運用代行の料金は、初期開設に20〜40万円、運用代行に30〜60万円、が相場となっています。企業によっては成果報酬制や、固定プランを用意しているところがあります。

ただ、収入を得るためには、運用施策を計画したり、成果レポートを作成して毎月提出したり、といった活動が求められることもあります。インスタ運用のノウハウと実績がないと、少々ハードルが高い方法ですね。

しかし、インスタの運用代行やコンサルティングは、直接企業から請け負う方法ばかりではありません。「CrowdWorks(クラウドワークス)」や「ココナラ」といったクラウドソーシングサービスを利用することもできます。依頼内容の詳細を確認するだけなら、登録はしなくても問題ありませんので、どういったスキルが求められているのかを確認してからサービスの利用を検討してもいいでしょう。

インスタグラマーとしてのスカウトを見極めるポイント

「インスタで稼ぎませんか?」という誘い文句は、インスタで収入を得たいと考えている人ならば、多少なりとも興味を抱くのではないでしょうか。しかし、こうした勧誘は、信用できるものかどうかを見極める必要があります。

見極めるポイントは3つですので、順に見ていきましょう。

あなたのフォロワーは1,000人以上いるか

まず、あなたのアカウントがインフルエンサーとして機能するものかどうか、フォロワー数で判断することが先決です。インスタで収入を得るためには、フォロワーが最低でも1,000人以上は必要です。

しかし、ここで注意が必要です。フォロワーが1,000人でもフォローが3,000人という状態であれば、単なる相互フォローということになりますので、インフルエンサーとは言えません。例えば、フォローが30人で、フォロワーが1,000人位のバランスであれば、企業から勧誘される可能性が無いわけではありません(0.1%位)。

このように、自分のフォロワー数と、フォローしている人数のバランスも重要になります。

コンタクトのあった企業にインフルエンサーがいるか

勧誘してきた人物が所属している企業に、インフルエンサーがいるかどうかを確認してください。なぜならば、本当にインスタグラマーに仕事を斡旋している企業であれば、あなたの他にもインスタグラマーを雇っているからです。もし、インスタグラマーが存在していなければかなりの確率で真実ではありませんので注意しましょう。

場合によっては、「新規ビジネスを立ち上げるのでインスタグラマーを探している」と言われるかもしれません。嘘である可能性が高いものの、仮に本当だとしても、実績がない会社でインスタグラマーをやっても、収入が得られるかどうか不確実と言えるでしょう。

あなたなの投稿はエンゲージメント率が高いか

最後のチェックポイントは、あなたの投稿に対するエンゲージメント率です。エンゲージメント率とは、投稿した画像などに対して、何人が「いいね!」や「コメント」をしてくれるかという割合を示すものです。

もし、企業があなたをインスタグラマーとして雇うのであれば、あなたの投稿にフォロワーが共感し、「購入する」、「情報を拡散する」といった行動を起こしてくれることが期待されます。つまり、エンゲージメント率が高ければ高いほど、企業にとっては望ましいと言えるでしょう。

例えば、フォロワーが2,000人いたとしても、毎回の投稿に「いいね」や「コメント」が10個程度であれば、インフルエンサーとして機能していないと言えるでしょう。逆に、フォロワーは1,000人に満たなくても、毎回の投稿に「いいね!」や「コメント」が300個くらい付いていれば、こちらの方がエンゲージメント率が高いと言えます。もしあなたが、後者のレベルの影響力を持っていれば、インスタグラマーとして勧誘を受ける可能性は高いでしょう。

参考までに、フォロワー数とエンゲージメント率の平均値を掲載しておきます。

・フォロワー数とエンゲージメント率
1,000〜5,000人・・・平均8.8%
5,000〜10,000人・・・平均6.3%
10,000人以上・・・平均3.6%

副業詐欺の投稿を見極める方法とは

インスタには副業詐欺の投稿もありますので、騙されないようにしましょう。

詐欺を見極めるポイントを5つ説明していきます。

・共通の謳い文句がある
・大金の写真を投稿している
・ママアカウントである
・副業内容が不明確である
・ラインIDが掲載されている

共通の謳い文句がある

「誰でも必ず稼げます」、「隙間時間に稼げます」といった文言を見かけたら要注意です。

今や、インスタのアカウントを持っている日本人は、国民の4人に1人とも言われています。それだけ多くのインスタグラマーがいる中で、誰でも必ず稼げると断言することはできませんね。

大金の写真を投稿している

「#本日給料日」とハッシュタグを付けて、見せびらかすように大金の写真を投稿している人を見かけることがあります。

また、例えば、「#高額バイト」とハッシュタグを付けて検索すると、現金の写真を投稿している写真がたくさんあります。

大金であってもなくても、わざわざ現金の写真を投稿する目的は一体何でしょうか?どちらも高額収入をアピールした詐欺の可能性が高いでしょう。

ママアカウントである

副業詐欺に共通しているのは、インスタのアカウントが「主婦」や「ママ」であるということです。

子育てで外で働く時間がとれず、在宅で稼ぎたいと考えている主婦はたくさんいます。そこにつけ込んだ手口の一つと考えられます。

副業内容が不明確である

インスタの投稿を見ると、「高収入」が強調されているだけで、副業の内容が不明確です。

具体的な仕事内容をコメントで尋ねると、「ラインに連絡してもらえれば教えます」と返答される場合があります。つまり、そもそも副業の話ではなかったり、違法まがいの仕事であったりする場合も考えられます。

ラインIDが掲載されている

前述した内容と重複しますが、投稿の文章の最後には、必ずラインのIDが掲載されています。興味を持ったらラインに連絡するという方法をとっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?この記事では、インスタを使ってネットビジネスを始めるために知っておくべきポイントとして、フォロワーを増やす方法、収入を得る具体的な方法、詐欺を見極めるポイントについてご紹介してきました。

インスタを始めたきっかけは、育てた花や作った料理の写真を誰かに見てもらいたいだけだったかもしれません。あるいは、自分を奮い立たせる目的で、ダイエット日記の投稿を始めたかもしれません。

しかし、こうした趣味程度のものが、いつの間にかフォロワー数が増えて、インフルエンサーとなり、企業から声がかかる事例は数多くあります。

あなたもインスタを活用して、ネットビジネスを始めることは夢ではありません!

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この記事を監修した人

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