【必見】iPhoneの売り方！売る前にやること6つと高く売るコツを詳しく解説！

中古スマホ市場世界的に活気づいており、日本は特にiPhoneの人気が上昇しています。高機能かつ使いやすいiPhoneは資産性があり、機種変更した場合はそのまま持っておかずに売ってしまうのが断然お得です。

そこで、今回はiPhoneの売り方をレクチャーします。売却するためにした方がいいことや買取価格を少しでもアップする秘訣について詳しく説明するので、ぜひ参考にしてください。

SIMロックを解除する

iPhoneを売却する前にやっておくべきことを6つの手順に分けて解説していきます。まずは、SIMロックの解除の手順についてです。

SIMロックがかかっているかどうかを確認する

まず本体がSIMロックされている状態かどうかをチェックします。

SIMロックされていると、特定のキャリアでしかサービス利用できなくなり、業者が自ら解除しなければならない分、低価格でしか買い取ってもらえなくなる恐れがあります。そのため、SIMロックは必ず解除する必要があるのです。

SIMロックされているかどうかチェックする方法は、以下の通りです。

「設定」を開いて「一般」をタップし、その後「情報」を選択してください。

遷移画面の「SIMロック」の項目に「SIMロックあり」と表示されている場合は、解除する必要があります。「SIMロックなし」とあれば解除しなくても結構です。

SIMロックを解除する

まずSIMロック解除には2つの方法があります。1つ目は買取業者に解除を依頼するやり方です。手間がかからないので楽で確実な一方、手数料がかかるためその分だけ売却価格は下がることになるでしょう。

2つ目は、自分で解除する方法です。スマホ操作が特段苦手でなければ無料で済むのでおすすめです。方法は以下の通りです。

まず端末の「IMEI番号」をチェックします。IMEIとは各端末ごとに割り振られている固有の15桁からなる製造番号のことです。

「設定」→「一般」→「情報」とタップしていくとチェック可能です。ここから先は、キャリアによって手順が異なるので、各公式サイトにて確認してください。

参考：docomo

参考：ソフトバンク

参考：au

参考：ワイモバイル

参考：楽天モバイル

ネットワーク利用制限をチェック

iPhoneに限らず、スマホはネットワークの利用がキャリアから制限されている状態だと買い取ってもらえません。

ネットワークが制限されている理由は、不正な契約や盗難による取得、あるいは使用料金が未払いであった場合に通話や通信の使用を制限するためです。

ネットワークの利用に制限がかかった状態だと、その端末を入手しても自由に使用できないためそもそも買取そのものを拒否されるのです。

利用制限のチェック方法

ネットワークの利用制限を確認するには、SIMロック解除の時と同じように「IMEI番号」が必要となります。IMEI番号の確認方法については、SIMロックを解除するの項目を参考にしてください。

ここから先は、キャリアの専用サイトにて確認してください。判定結果は、「〇」「△」「×」のいずれかとなりますが、「×」が表示されたら使用に制限がかかっている状態です。

参考：docomo

参考：ソフトバンク・ワイモバイル

参考：au

参考：楽天モバイル

データのバックアップ

端末を手放す前に写真や動画などのデータのうち必要なものをバックアップしておくことも忘れてはなりません。バックアップの方法は以下の2つになります。

• iCloudを利用する
• パソコンを利用する

iCloudを利用した方法

「設定」から最上部の「ユーザー名」をタップし、「iCloud」から「iCloudバックアップ」を「オン」にしてください。

「今すぐバックアップを作成」をタップするとバックアップが実行されます。

ただしこの方法の場合、容量が足りなくなるとバックアップが完了しません。その場合は、月ごとのサブスクリプション（以下の3プランから選択）で容量を増やすことをおすすめします。

• 50GB：130円
• 200GB：400円
• 2TB：1,300円

パソコンを利用した方法

容量をあまり気にせずに済むという点では、パソコンを使ったバックアップの方が安心です。ここでは、WindowsとMacそれぞれのやり方について解説します。

Windows

1.iPhoneとパソコンをUSBケーブルかアダプタを使って接続する

2.パソコン上の「iTunes」アプリケーションで、iTunesウィンドウの左上あたりにある「iPhone」ボタンをクリックする

3.「概要」をクリックする

4.「今すぐバックアップ」をクリックする

5.「ローカルのバックアップを暗号化」をクリックしてバックアップデータを暗号化しますが、その際にパスワードを入力して「パスワードを設定」をクリックして終了

参考：iTunes

Mac

1.iPhoneとMacをUSBケーブルかアダプタを使って接続する

2.「Finder」ウィンドウの上部で「一般」をクリックする

3.「iPhone内のすべてのデータをこのMacにバックアップ」をクリックする

4.「ローカルのバックアップを暗号化」をクリックしてバックアップデータを暗号化してパスワードで保護する

5.「今すぐバックアップ」をクリックして終了

ペアリングを解除

続いて、Apple WatchやAirPodsといったデバイスとのペアリングを解除します。

ペアリングとは

ペアリングとは、Apple WatchやAirPodsなどのデバイスとiPhoneでブルートゥースなどを使って相互接続することを意味します。

これにより、iPhoneとApple WatchやiPadが同期でき、AirPodsも使用できるようになります。

このペアリングを解除しておかなければ、端末を中古で購入したユーザーがペアリングできなくなる恐れがあるので必ず解除をしておく必要があります。

ペアリングの解除方法

Apple Watchは、Apple Watch APPから、AirPodsやiPadは、iPhoneの「設定」から解除できます。

Apple Watchの解除法

1.Apple Watch APPのマイウォッチタブをタップする

2.「すべてのWatch」をタップする

3.対象となるApple Watchの情報ボタンをタップする

4.「Apple Watchとのペアリングを解除」をタップする

5.パスワードを入力して終了

AirPodsやiPadなどBluetooth接続している場合の解除法

1.「設定」をタップして、Bluetoothをタップする

2.対象となる製品の横にある情報ボタンをタップする

3.「このデバイスの登録を解除」をタップして終了

iPhoneを探すをオフ&iCloudをサインアウト

続いて、「iPhoneを探す」をオフにし、iCloudをサインアウトします。

「iPhoneを探す」がオンのままだと、中古で購入したユーザーが「iPhoneを探す」機能を使えなくなります。

また、iCloudをサインアウトしなければ個人情報が流出する恐れがあるので絶対に忘れてはなりません。

「iPhoneを探す」をオフ

1.「設定」を開いて「ユーザー名」をタップ、「探す」を選ぶ

2.「iPhoneを探す」をタップして「オフ」にする

3.Apple IDパスワードを入力して終了

iCloudをサインアウト

1.「設定」を開いて「ユーザー名」をタップ、「サインアウト」を選ぶ

2.Apple IDパスワードを入力して「オフにする」をタップして終了

初期化してSIMカードを抜く

最後に端末を初期化してからSIMカードを抜きます。この項目では、初期化の方法とSIMカードの抜き方について解説します。

初期化してSIMカードを抜く方法

初期化

1.「設定」を開き、「一般」をタップ、「リセット」を選ぶ

2.「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ

3.iPhoneのロック解除の際に使用しているパスコードを入力する

4.「iPhoneを消去」を二度タップしたら終了

SIMカードを抜く

本体側面のSIMトレーの小さな穴に付属のSIMピンか、紛失した場合は安全ピンを挿し込むとSIMトレーが開きます。それを指で取り出してください。

端末を少しでも高く売るコツ

この項目では、端末を少しでも高く売るコツについて解説します。ここでご紹介するポイントを押さえて、端末を1円でも高く売りましょう。

iPhoneが高く売れる時期

時期が違えば買い取ってもらえる値段にも大きく開きが出ます。国内におけるiPhone人気は、他社のスマホと比べても群を抜く高さを誇ります。そのため、いつ売却しても特に人気機種ならある程度の高価格で買い取ってもらえるかもしれません。

しかし通年で見ると、厳密には時期によって同じ機種でも買取価格に大きな差が生じることが珍しくないので、売る時期は非常に重要となります。具体的には、「2〜3月」「5月」「7月」辺りがおすすめです。2〜3月は、新入学・就職に向けてスマホ需要が高まるため高価買取が期待できます。

また、毎年6月にApple社が「WWDC」という世界開発者会議を開催します。そこで新しいOSの対応機種が発表されると型落ち品の買取価格がグンと落ちることがあるのです。そのため、WWDCが開催されるより前の5月に売るのが賢明でしょう。

さらに、9月の新機種発売時期は、機種変更が集中し中古品が飽和状態となって値崩れを起こしやすいので、その直前というよりは前倒しの7月くらい（8月では遅い）だと高く買い取ってもらえる可能性が高まります。

上記の理由から9月以降はしばらく中古品が安くなるので、この時期に売るのはおすすめできません。

無料修理を行う

iPhoneは新品で購入した場合、「Apple製品1年限定保証」が付いているため、本体に加えて充電器、ケーブル、イヤフォンなどの付属品も含め、通常使用の範囲内における自然故障の場合は無料で修理してもらえます。

AppleCare＋加入者の場合は、上記の自然故障の限定保証が1年延びて2年となります。これらを利用して、可能な限り新品に近い状態に修理できると好ましいです。

付属品を揃える

充電器、ケーブル、イヤフォンといった付属品を購入時のまま揃えて売ると、本体のみの場合に比べて高く買い取ってもらいやすくなります。

しっかりと掃除する

できるだけ綺麗に掃除をしておくことも忘れないでください。まずディスプレイは、柔らかい布で指紋等の汚れが皆無になるまで綺麗に磨いてください。

充電ケーブルを挿し込むライトニングコネクタとスピーカーも細部まできっちり掃除します。歯ブラシを使って強く擦らず、優しく汚れを掻き出すとよいでしょう。ピンセットや爪楊枝は傷がつく恐れがあるので非推奨です

iPhoneバッテリーの交換時期の見極めと交換方法については下記の記事で詳しく解説されています。あわせてご確認ください。

参考：iPhoneバッテリーの交換時期の見極めと交換方法や注意点 | 格安スマホ・格安SIMの基礎知識 | HISモバイル

まとめ

iPhoneは中古市場での評価が大変高いため、買い替えるなら売らないと損です。記事内で紹介した事前の作業と高値で販売するコツを参考に、ぜひ少しでも高く売ってください。