古いiPhoneを初期化する方法を解説!転売するには初期化が必要です!

iPhoneは中古品でも数万円で売れるため、新しいiPhoneを購入したら、古いiPhoneは売ってしまうのがおすすめです。

しかし、SIMカードを抜いただけのiPhoneを販売してしまうと、データを抜き取られる恐れがあります。

そこで今回は、転売前のiPhoneを初期化する方法から初期化した古いiPhoneを転売するコツなど解説します。

目次

iPhoneの初期化とは

iPhoneの初期化とは、工場からの出荷時の状態に戻すことです。ここからは、iPhoneの初期化について解説していきます。

初期化するとほぼ全てのデータが消えます

初期化するとデータはほぼ全てのデータが消えてしまいます。消えてしまうデータは以下のようなデータです。

  • 写真や動画
  • 連絡先
  • アプリ
  • 音楽
  • 送受信メール
  • 位置情報の設定
  • 機能制限
  • パスコードロック
  • アクセシビリティ

などほぼ全てのデータが消えると思っておきましょう。したがって必要なデータがあれば、iCloudやiTunesにデータをバックアップする必要があります。また、初期化する方法やバックアップ方法については、後ほど紹介しています。

iPhoneの初期化が必要なとき

iPhoneを初期化しようとする状況は大きく分けると2つあります。それぞれの状況により、初期化の手順や方法が違うため覚えておきましょう。

1つは、iPhone端末を売却や譲渡するときです。iPhoneは人気の高いスマホ機種であるため、古くなった機種でも数万円で買取されています。そのため、ネットで個人売買する方も多いです。

iPhoneを売却や譲渡する際に必ず初期化が必要になります。初期化をしないまま売却してしまうと、個人の情報が他者に渡ってしまいます。悪用されては困る情報もiPhoneの中に保存している方も多いでしょう。そのため、売却や譲渡する際は、個人情報が他者に渡らないようにするために初期化が必要になります。

2つ目は、iPhoneに不具合が起きたときです。iPhoneを操作していると突然フリーズして動かなくなる。電源が勝手に落ちる。など原因不明の不具合があります。iPhoneはウィルスなどのリスクは少ないですが、ゼロではありません。

このような原因不明な不具合が起きた場合、初期化することで購入時の快適な操作を取り戻すことができるため初期化が必要になります。

iPhoneを初期化するリスク

iPhoneを初期化したあとに後悔する人も多く、元に復元したいというお悩みの方も多くいます。しかし、一度初期化をしてしまうと元に戻すことができません。初期化のリスクは、データがほぼ全て消えてしまうことです。初期化するまえには、必要なデータをバックアップすることが大切になります。

iPhone初期化前の準備

iPhoneを初期化する前に、いくつかやっておかないといけないことがあります。

割賦払いの完了

まず、キャリアと割賦払い契約をしていた場合は、支払いが完了しているか確認しましょう。支払いが滞ったiPhoneは電話会社に遠隔ロックされてしまいます。

参考:ドコモ

参考:au

参考:ソフトバンク

その他のデバイスとのペアリング解除

Bluetooth接続が可能なイヤホンやキーボード、iPad、AppleWatch等とiPhoneとをペアリングしている場合は、初期化前にペアリングを全て解除してください。イヤホン、キーボード、iPadの解除方法は以下のとおりです。

まずは、iPhoneの設定画面を開き「Bluetooth」をタップしてください。

「自分のデバイス」という項目の下にペアリングが完了しているデバイスの一覧が表示されているのを確認し、各デバイス名の右端にある「i」を丸で囲ったマークをタップしてください。

すると、「このデバイスの登録を解除」と表示されるので、これをタップしてペアリングを解消してください。

Apple Watchに関しては「Watch」アプリを起動してペアリングを解除してください。

Suicaを利用している場合は、Walletから削除が必要

交通系キャッシュレス「Suica」を利用している場合は初期化する前に確認が必要です。具体的には、SuicaをApplePayに紐付けして利用している方は確認する必要があります。

もし紐付けしている場合には、初期化するまえに「Wallet」アプリからSuikaを削除する必要があります。削除を忘れると新しいiPhoneでSuicaの残高が移行できなくなるからです。

WalletアプリからSuikaを削除する方法は、以下の手順です。

  1. 「Wallet」アプリを開く
  2. 登録されているカードから「Suica」を選択
  3. 右上の「・・・」のメニューを開く
  4. 「このカードを削除」から削除する

削除が完了されると残高が自動的にサーバーに保管されます。そのため、新しいiPhone端末から設定すれば、サーバーに保管された残高の移行ができます。削除を忘れてしまっても、Suica運営社に問い合わせると条件によっては移行してもらえます。

iMessageの登録削除もしておく

iPhoneからAndroidなど違う機種に変更する場合は、「iMessage」の登録を解除する必要があります。iMessageに登録が残っていると新しい機種でSMSなど受信できない恐れがあるからです。iMessageから登録削除するには、以下の手順です。

  1. iPhoneの「設定」アプリを開く
  2. 一覧から「メッセージ」を選択
  3. 「iMessage」をオフにする

登録削除を忘れてしまった場合、Appleの公式サイトからでもiMessageの登録解除はできますが、紹介した手順で初期設定する前にやるほうが簡単です。

各アプリで引き継ぎ設定が必要

iPhoneを初期化するとこれまで利用してきたアプリは全て消えてしまい、ホーム画面からも消えてしまいます。復元する場合は、新しいiPhone端末からAppStoreの履歴を見ることでこれまでダウンロードしてきたアプリを確認し、復元することができます。

アプリを復元しても、アプリの内部情報(ゲームデータ、LINEの友達など)まで引き継ぎはされません。LINEやゲームのアプリなどのこれまでのデータは、各アプリごとに引き継ぎ設定をする必要があります。

そのため初期化の前には、普段使用しているアプリは引き継ぎ設定を忘れずにしておきましょう。

iPhoneのバックアップを取る

新しいiPhoneにアプリなどを引き継ぎたい場合は、初期化する前にデータのバックアップを取りましょう。バックアップと言ってもそこまで難しい作業ではありません。バックアップを取る方法は2つありますが、どちらも5分程度で終わります。

  1. iCloudにバックアップ
  2. iTunes経由でPCにバックアップ

iCloudにバックアップする方法

iCloudにバックアップする方法はスマホで完結します。PCを持っていない人にはこちらをおすすめします。

しかし、無料で利用できるiCloudのストレージ容量は5GBまでです。容量が足りない場合はストレージをアップグレード(有料)する必要があります。アップグレードで一番安いのは50GBで月額130円(税込)です。

iCloudにバックアップするには、iPhoneの設定画面を開いて、一番上に表示されている自分の名前をタップしてください。「iPhoneにサインイン」と表示されている場合は、まずAppleIDの登録を行う必要があります。

AppleIDの画面が表示されたら、「iCloud」をタップしてください。

iCloudの画面の下の方にある「iCloudバックアップ」を選択して、バックアップを取ってください。

iTunesでバックアップする方法

iCloudの容量は足りないがPCは持っているという場合は、iTunes経由でPCにバックアップを取ってしまいましょう。ただし、この場合はPC内のストレージに空き容量が必要です。

まずはPCにiTunesをダウンロード&インストールしてください。iTunesの容量は大体500MBほどです。

インストールが完了したら、iTunesを起動してください。その状態でiPhoneをPCに接続すると、iTunesの「ライブラリ」タブがあるバーにスマホのアイコンが表示されるのでクリックしてください。

「◯◯のiPhone」という画面になるので、バックアップ先をコンピュータに設定した上でバックアップを取ってください。他人とPCを共有している場合は、バックアップデータを盗まれないように暗号化しておくことをおすすめします。

水没マークの確認

最後に水没マークが出ていないか確認しましょう。iPhoneは内部に水が侵入すると、SIMカード挿入口の内側に赤い水没マークが表示されます。

水没したiPhoneは売れませんので注意してください。

古いiPhoneの初期化方法

ペアリングを全て解除し、バックアップも取ったら、早速iPhoneを初期化していきましょう。

アクティベーションロック解除

アクティベーションロックがかかっている端末はSIMカードを替えても第三者が利用できないため、このような端末は販売しても売れません。仮に売れたとしても、その後のクレームは避けられません。

したがって、まずはアクティベーションロックを解除しましょう。

アクティベーションロックとは?

ちなみに、アクティベーションロックというのは、iPhoneを紛失したときや・盗難に遭った場合に備えたセキュリティシステムの1つです。ロックをONにしておけば、AppleIDとパスワードを知らない第三者はあなたのiPhoneを使用できなくなります。

アクティベーションロックの解除手順

アクティベーションロックは、「iPhoneを探す」という機能に含まれているシステムです。ロックを解除するには、「iPhoneを探す」をオフにしましょう。

まずは、iPhoneの設定画面を開いて一番上にある自分の名前を選択してください。

AppleIDの画面が表示されたら、中段にある「探す」をタップしてください。

「iPhoneを探す」をタップしてOFFにしてください。OFFにする際はAppleIDとパスワードの入力が必要です。

iCloudをサインアウト

次にiCloudからサインアウトしましょう。iPhoneのホーム画面から設定アイコンをタップしてください。

一番上の自分の名前をタップしてください。

一番下に赤字で表記された「サインアウト」をタップしてください。

データを残すか聞かれた場合は「iPhoneから削除」を選択して、「サインアウト」をタップしてください。

iPhoneの全データ削除

続いて、iPhoneをリセットします。iPhoneのホーム画面から設定アイコンをタップしてください。

設定画面の「一般」を選択します。

下までスクロールすると出てくる「転送またはiPhoneをリセット」をタップ

上から2つ目の「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択してください。

パスワードを入力して「消去」を選択すると、初期化が始まります。

SIMカードを抜く

最後にSIMカードを抜きましょう。SIMカード挿入口はiPhoneの右側面にありますので、SIMピンを使ってSIMカードを取り出してください。

古いiPhoneを転売するコツ

ここからは、古いiPhoneを高く売るコツを紹介します。

個人間取引サイトに出品する

iPhoneを売る方法は3つあります。

  1. 下取りに出す
  2. 買取業者に持ち込む
  3. 個人間取引サイトに出品する

この中で最も高く売れる可能性があるのは3です。おすすめはヤフオク出品です。

参考:ヤフオク

また、オークファンを使えば、ヤフオクで過去に落札されたiPhoneの落札相場を確認できます。

参考:オークファン

iPhone本体から初期化する

iPhoneはiOSのバージョンが古い方が高く売れる傾向があるため、iPhoneの初期化はiPhone本体で行いましょう。iTunesから初期化すると最新版のiOSで初期化されてしまいます。

付属品を揃える

iPhoneは本体のみより付属品が揃っていた方が売れやすく、相場も高くなります。

初期化した古いiPhoneデータの安全性

初期化したiPhoneのデータは、他人に復元される心配はありません。

暗号化されている

3GS以降のiPhoneは暗号化されているためセキュリティが強固です。

端末ごとに違う

当然のことながら、暗号化のパターンは端末ごとに違います。

iPhone初期化後に暗号キーはどうなる?

iPhoneを初期化すると暗号化キーも削除されるため、完全に情報が削除されます。

古いiPhoneを売る場合は初期化して新しいiPhoneを手に入れよう

初期化していない端末だとセキュリティの面で問題があります。iPhoneを売る場合は、データを削除して初期化してから売るようにしてください。

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