高く売れるルアーとはどのようなもの？売る際のコツも併せてご紹介！

魚を釣るための道具のひとつに、「ルアー」があります。趣味を楽しむうちに道具の数は徐々に増えていくものです。中には、不要になったルアーをどう処分したらよいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そんなときは売るのも一つの手段です。

この記事では、ルアーを売る際のコツや、高く売れるアイテムの具体例などをご紹介していきます。興味のある方はぜひ参考にしてください。

ルアーを高く売るために意識すべきこと

不要になったルアーを高く売るには、ちょっとしたコツがあります。アイテム選びはもちろん、その品質にも気を配る必要があるのです。

そこで、この項目ではアイテムを売りに出す際、特に気をつけてほしいことを解説していきます。ルアーを売りに出す前に、これらの条件が整っているかどうか確認しておきましょう。

さびたフックは外す

商品の価値を決める条件のひとつに、状態の良し悪しがあります。状態の良くないものを売りに出せば、当然その価値は下がるので気を付けてください。

ここで注意したいのは、状態を判断する基準の中には、付属パーツの品質も含まれているという点です。さびたフックなど、付属パーツをそのままで販売すると、本来の価値よりも低い値段がつく可能性があります。

せっかく商品を売りに出すのであれば、できるだけ高く売りたいというのが売り手の心理です。劣化したパーツは事前に取り除いてから売った方が賢明でしょう。

汚れたまま売りに出さない

汚れた状態の商品が持ち込まれた場合、買い取り業者側がクリーニングを行わなければなりません。ほとんどの場合、そのための費用は査定額から差し引かれることになります。

そのため、売りに出す前にあらかじめクリーニングをしておく方が、売値が高くなります。時間もそれほどかからない作業である場合が多いので、必ず事前に行っておきましょう。

たくさんある場合はまとめ売りもおすすめ

買取業者によっては、持ち込んだ品の数によって価格が変わります。持参する数が多ければ多いほど、高値で買い取ってもらえる可能性が高くなります。

大抵の場合、数十個～千個単位で買い取ってもらえます。したがって、プレミアが付かないルアーに関しては、小分けにして売るよりも、ある程度まとめて売った方が得です。

パーツを新品に交換しておくと好印象

付属パーツの状態が悪いと買取価格が下がるので、売るときは傷んだパーツを外した方がよいということは、先述した通りです。

実は、それに加えてさらにルアーの売値をさらにアップさせるテクニックもあります。それは、劣化したパーツを新品に交換するという手法です。

業者の立場からすると、新しいパーツを取り付ける手間や、それに伴うコストが気になるところです。そのため、そうした手間がかからないものを持ち込んでもらいたいと考えている可能性が高いです。ですので、パーツを取り換えてから売った場合の方が、売値が上がるのです。

未開封のものは高値になりやすい

他の多くの商品と同じく、未使用・未開封の品物は高値で取引される傾向にあります。もしも未使用品を持っている場合は、開封せずそのままの状態で売った方が、より多くの利益を得ることができるでしょう。

なお、一度パッケージから取り出すと、商品の価値が下がりますので、くれぐれも注意してください。

付属品が一緒だと価値が上がる

購入時の箱や説明書、証明書などが残っている場合は、一緒にまとめて売りに出すようにしましょう。なぜなら、購入時の状態に近ければ近いほど、売値が高くなる傾向にあるからです。

したがって、将来的に売却する予定のあるものに関しては、付属品を捨てないようにするのも重要と言えます。少々かさばりますが、大切に保管しておきましょう。

ちなみに、セットで販売されていた商品の場合、すべてが揃った状態で売りに出すのが一般的です。足りないものがあると、価値が下がる可能性があるので注意しましょう。

新モデルのリリースをチェックするのも大切

多くのユーザーは、古いものよりも新しいモデルを好む傾向にあります。当然ながら、昔のモデルほど価値が低くなっていきます。

つまり、自分が売ろうとしている商品が何世代前のモデルなのかという情報がとても重要になるのです。売ろうとしているルアーが新型に近いものであれば、より多くの利益を得ることができます。

例えば、売ろうと思っている釣具の新モデルが発売されたばかりであれば、手持ちのものはできるだけ早く売るべきだと判断できるでしょう。新しいモデルが発売されると、古いモデルの価値は徐々に下がっていくからです。完全に値下がりしきる前に売ってしまうのがベターと言えます。

なお、メーカーにより異なりますが、新モデルの発売日は夏の初め頃に発表されることが多い傾向にあります。情報を逃さないように、こまめにチェックしましょう。

メルカリでルアーを売る際のポイント

不要になったルアーをお得に処分する手段は、買取業者へ売りに出す方法だけではありません。メルカリなどのフリマサイトを活用して、自ら販売することも可能です。

メルカリでは、売り手が商品の値段を決めることができます。つまり、この方法を選べば、自分の納得のいく価格でアイテムを売ることができるのです。自分の望む価格以外では売りたくないという方にもおすすめの方法と言えます。

この項目では、メルカリでルアーを売りに出す際に、特に意識すべき点を解説していきます。買い手がつくかどうかを決める重要なポイントなので、ぜひ知っておきましょう。

まずは相場を知ることが大切

いくら自分の好きな値段がつけられるとはいえ、あまりに高い金額に設定するのはよくありません。高すぎれば、商品はなかなか売れません。大切なのは、相場に近い値段を設定することです。

また、高すぎる値段で出品すると、買い手のユーザーに悪い印象を与える恐れもあります。気付かずに相場以上の値段で買った場合、損をした気分になるためです。場合によってはクレームにつながったり、トラブルに発展したりする可能性もあるので気を付けてください。

では、具体的にどうすれば、そのアイテムの相場を知ることができるのでしょうか。もちろんですが、買ったときの値段をそのまま付けるのは高すぎます。たとえ未使用品であっても、価値が下がるのが一般的です。

商品の相場が知りたい場合には、メルカリで同様の商品を検索するのが最も手軽な方法です。全く同じものが見つからなかったとしても、似たようなアイテムの価格を参考にすれば問題ありません。

発送時はなるべく緩衝材を使う

メルカリユーザーの中には、緩衝材の有無を重視するユーザーもいます。たとえ不要な場合であっても、梱包する際は念のため、緩衝材を使った方が無難です。

場合によっては、緩衝材を入れなかったために相手が気分を害し、悪い評価を付けられてしまう可能性もあります。取引相手からの評価は他のユーザーからも閲覧可能なため、くれぐれも悪印象を与えないように気を付けてください。

きれいな画像を使用する

フリマサイトを利用するユーザーは、実際に商品を手に取って確認することができません。そのため、画像や説明文を頼りに購入するかどうかを決めます。

つまり、買い手の購買意欲は、写真の印象に大きく左右されるのです。ですので、商品画像はクオリティーにきちんとこだわって、画像を作成する必要があります。

逆に言えば、質の良くない写真を使うと、商品の魅力がうまく伝わりません。紹介画像はその商品の顔とも呼べる大切な項目なので、できるだけよい画像を選びましょう。

よい評価を付けてもらえるよう心がける

メルカリには、ユーザー同士がお互いを評価し合う仕組みがあります。利用者たちは、よい取引ができた相手にはよい評価をつけ、逆に、取引中に嫌な思いをした相手に対しては悪い評価をつけます。こうしたデータが蓄積されることにより、そのユーザーの優良度が可視化されるのです。

よい評価が多いユーザーは信頼されやすく、取引につながる可能性が高くなります。一方、悪い評価が多いユーザーはトラブルが起こりやすいといったイメージを持たれ、敬遠される傾向にあります。

つまり、よい評価をどれだけもらえるかがとても重要なポイントとなってきます。相手がよい気分で取引を終えられるよう、終始丁寧な対応を心がけてください。

人気の高いルアーとは？

では、実際に人気があり、高く売れるルアーはどのようなものでしょうか。この項目では、その例を具体的に紹介していきます。

JACKALL ドーン

JACKALLのドーンは、秦拓馬氏がプロデュースしたルアーで、大物を狙うユーザーから高い人気を集めています。入手が困難なケースもあることから、高値でも売れやすい商品と言えます。

SHIMANO セフィア

SHIMANOのセフィアは、イカを狙うユーザーから強い支持を獲得しているルアーです。

「セフィアシリーズ」はさらに細かな種類に分かれていますが、中でも特におすすめなのはフラッシュブーストです。フラッシュブーストは、イカに対してのアピールがとても強いのが特徴です。

比較的釣果が出やすいので、とにかくたくさん釣って楽しみたいという方向けのルアーとなっています。

DAIWA セットアッパー

DAIWAのセットアッパーは、シーバスなどを狙うユーザーから人気を集めているルアーです。このルアーを使えば飛距離が出しやすく、大物を釣り上げることも夢ではありません。比較的初心者の方でも扱いやすい一品なのも魅力的です。

DAIWA ソルティガ

DAIWAのソルティガは、ルアーの中では高価な部類に入りますが、その価格に見合うだけの実力を持っています。とにかく魚をたくさん釣りたいという方におすすめです。

Jackson Gコントロール

JacksonのGコントロールは、イワシやアジなどといった、いわゆる「青物」を狙うユーザーから人気を集めています。魚を誘う動きに秀でたルアーで、よく泳ぐタイプのものを求めている方に特におすすめです。

DUEL ハードコア

DUELのハードコアは、ヒラメやシーバスなど、中型魚を狙う方におすすめのルアーです。

「ハードコアシリーズ」は、特徴に応じていくつかのタイプに分かれています。中でも「ヘビーショットタイプ」は飛距離が出ることから、初心者の方でも扱いやすいルアーとなっています。

Jackson メテオーラ

Jacksonのメテオーラは、渓流釣りなどを好むユーザーから絶大な支持を得ているルアーですが、その人気ゆえに入手しにくいという側面もあります。そのため、価格が高騰する傾向にあります。

タイミングによっては、定価より高い値段で売られていることもありますので、購入する際には注意しましょう。

JACKALL ビンビンスイッチ

JACKALLのビンビンスイッチは、小型から大型まで、比較的幅広いサイズの魚に対応可能なルアーです。

非常に人気が高く、一時期は入手が困難だったこともありましたが、現在は品薄状態を抜け出し、高騰していた価格が元に戻りつつあります。

不要になったルアーを売りに出して利益を得ましょう

釣りに使う道具には、さまざまな種類があります。その中でもルアーは、狙う魚の種類や状況に応じて使い分ける必要があるツールです。そのため、趣味を追求すればするほど、その数は増えていきます。時には、持て余しているものを処分しなければならないこともあります。

この際、使用頻度が少なく、劣化もほとんどないルアーを捨てるのは惜しいと感じる方も多いのではないでしょうか。そんな時に検討してほしいのが「売りに出す」ことです。自分にとってはあまり役に立たないものでも、他の誰かの需要にマッチする可能性があるためです。

では、具体的にどのようにして、品物を売りに出せばよいのでしょうか。考えられる手段は2通りあります。ひとつは買取専門店に持ち込む方法、もうひとつはフリマサイトに出品する方法です。前者は面倒な作業の必要がなく、すぐに利益を出すことができます。対して後者は、自分の納得のいく価格で取引ができるというメリットがあります。

これらの販売スタイルは、自分の希望に応じて使い分けるのがおすすめです。品物の種類や目的に合わせて、適した方を選びましょう。なお、いずれの場合でも、ルアーを売りに出す前には適切な手入れが必要です。状態が悪いまま販売すると、価値が下がる可能性があるので注意しましょう。

不要になったルアーがたくさんあって処分に困っている方は、ぜひ上記を参考にして売りに出してみてください。不要品を利益に変えることによって、趣味をより楽しむことが可能となるでしょう。この記事が、少しでもお役に立てれば幸いです。