起業を決意した人がするべきことはたくさんありますが、その中でも悩ましいのが「企業ロゴ」のデザインです。企業ロゴは企業の印象を決める大事なファクターなので、できれば印象に残る、おしゃれなデザインにしたいですよね。
ということで、この記事では企業ロゴの意義や作成方法などについてまとめてみました。企業ロゴについて知りたいという方はぜひご覧ください。
Contents
ロゴのデザイン次第で印象は大きく変わる
そもそも企業ロゴとは、その企業のビジョンやサービス、理念、ブランドイメージなどをお客様に印象づけるためにデザインされた意匠のことです。
ロゴには、大きく分けて3つの種類があります。
会社や団体、組織などのロゴ
社名や団体名の横に並んで記載されているのが、企業や団体などのロゴです(ここでは企業ロゴと呼びます)。この手のロゴは、企業の目指すべき方向や理念、価値観などを表現するために作成されています。
企業ロゴは、企業の頭文字、提供しているサービス、企業のイメージカラーなどをもとにデザインされることが多くなっています。
例えば、皆さんよくご存知のAmazonのロゴに込められている意味を紐解いてみましょう。
Amazonのロゴには、AからZに向かって矢印が描かれています。これは、全ての商品がAmazonにはあるという品揃え(サービス)の豊富さを意味しています。また、その矢印はスマイルマークのようにも見えますが、これは顧客満足を表しており、Amazonの商品とサービスによって、お客様を笑顔にしたいという理念が込められているのです。一目で会社名だけでなく企業理念までを表現する、なんとも秀逸なロゴですね。
サービス、ショップ、ブランドのロゴ
ブランドロゴやショップロゴは、各企業が提供する商品やサービスの特徴を表現することを念頭にデザインされています。そのブランドの顔となる存在なので、それぞれ明確な意味が与えられています。また、一社で複数のブランドを展開している場合、そのブランドごとに全く違うロゴを使うこともあります。
例えば、アパレルブランドのユニクロを展開しているファーストリテイリング社は、ユニクロ以外にGUというブランドも手掛けています。両者のロゴは同じデザイナー(佐藤可士和さん)が担当していますが、それぞれのロゴからは異なる印象を受けます。その理由は、海外でユニクロと同時出店する際の便宜だけでなく、「優等生のユニクロを兄に持つ、おしゃれでちょっとやんちゃな妹」を表現したかったからだと言われています。
ファーストリテイリング社は他にも複数のブランドを持っており、全てのブランドのロゴイメージを顧客となるターゲット層に合わせて変えています。
認定・認証ロゴ
認定・認証ロゴは、各種認定機関が定めるロゴで、一定の審査基準をクリアしている証として使われます。
例えば、JISマーク(Japanese Industrial Standardsの略:日本産業規格)は、日本工業規格に適合した製品につけられるマークです。
参考:JISとは:日本規格協会
一方、基準を満たしたオーガニック関連の食品や衣料品に付けられるのがオーガニック認証です。
そもそもロゴは必要なのか?
社名さえわかれば良いという人もいるなか、なぜ企業はわざわざロゴを制作するのでしょうか。ここでは、なぜほとんどの企業がロゴを制作するのか、その理由について考えてみましょう。
ブランドの象徴としてのロゴ
各企業は、その商品やサービスに対する理念を有しています。しかし、その理念を言葉で説明するとなると、どうしても冗長な印象を与えてしまいます。そこで、ひと目で企業理念を伝えるべく利用されているのがロゴなのです。
ロゴを制作しておけば、一瞬で企業理念を伝えられるだけでなく、ロゴが制作されるに至った背景や想いに共感してもらえたりもするということで、多くの企業はロゴを採用しているのです。
ロゴを考える上で押さえておきたい3つのポイント
ロゴを考える際は、以下の3つのポイントを押さえておく必要があります。
1、社名をいかに覚えてもらうかを意識する
2、印象に残るものにする
3、親しみやいものにする
1、社名をいかに覚えてもらうかを意識する
企業ロゴの役割として、社名を覚えてもらうことは重要です。どれだけかっこいいロゴを作っても、全く社名が印象に残らなければ意味がありません。そのため、まずは名前を覚えてもらいやすいロゴにする必要があります。
例えば、Google、Amazon、楽天市場のロゴをご覧ください。
以上3社のロゴからは、どれも名前自体を強調することによって社名を覚えてもらおうとする意図がうかがえます。もちろん、それぞれのデザインは異なりますが、一目でわかるシンプルな表現によって社名を印象付けようとしているのがおわかりいただけることでしょう。
2、印象に残るデザインにする
ロゴを制作する際は、印象に残りやすいデザインにする必要もあります。
例えば、今や世界一の企業に上り詰めたApple社のロゴをご覧ください。
Apple社のロゴは非常にシンプルです。右側が少しかじられたリンゴをデザインしたものですが、なんとなく印象に残りますよね。それは、ひと目ですぐに一口かじられたリンゴだとわかるデザインの秀逸さだけでなく、あえて一口かじられた跡を表現するその遊び心が伝わるからでしょう。
このようにロゴを制作する際は、印象に残りやすいデザインにすることも大事です。
3、親しみやいものにする
Amazonやマクドナルド、それにAppleもそうですが、どれもシンプルなものばかりです。なぜシンプルなデザインを採用しているのか?それはシンプルな方が親しみやすいからです。そして、親しみやすいデザインは人に安心感を与えられるので、より人々に認知してもらいやすくなります。
したがって、ロゴをデザインする際は、親しみやすさについても配慮する必要があります。
ヒントは日常にあふれている
ロゴを考える際の代表的なチェックポイントは以上のとおりですが、これがすべてではありません。普段から他社のロゴを観察し、そのデザインを採用した背景に思いを馳せれば、自然とロゴを制作する際のヒントが見つかるはずです。ロゴのデザインに迷った時は、ぜひあなたの周りにあるロゴに目を向けてみてください。
ロゴデザインはどうすればできるのか?
ここからは、ロゴを実際に制作する方法を見ていきましょう。ロゴの制作方法には、大きく分けて3つあります。
自社で作る
ロゴを制作する際の最も一般的な方法と言えばこれでしょう。自分たちでデザインを考え、決める方法です。デザインをいちから自由に決められるだけでなく、社内でデザインするので費用の削減にもなりますが、デザインに関する知識やスキルを有する人材が必要なところがネックです。
デザイナーに依頼する
自社で制作するのが困難な場合は、外注することになります。プロのデザイナーに依頼すれば、見た目にもかっこいいロゴになることでしょう。
しかし、費用面での覚悟は必要です。また、こちらの希望どおりのロゴが出来上がる保証はありませんし、意思疎通がうまくいかなければ、修正を繰り返す羽目に陥るかもしれません。そのため、制作会社を選ぶ際は、過去の制作実績を確認するなどして、こちらの希望通りのロゴが制作できるのか見極める必要があります。
クラウドソーシングでロゴを依頼する
今はクラウドソーシングがかなり普及してきているので、こちらを利用するというのも手です。実際に、クラウドソーシングを活用してロゴを作る会社も増えてきました。
クラウドソーシングには多数の個人デザイナーが登録しているので、様々な実績を見てデザイナーを決めることができます。また、コンペ方式でロゴデザインを募集すれば、多数の候補の中から最も望ましいものを選べるようにもなります。費用面でも、個人に依頼したほうが制作会社に依頼するよりも安上がりな場合が多いでしょう。
無料でロゴを作りたい場合、このサービスを利用してみよう
「起業して間がないのでできるだけお金はかけたくない」という場合は、無料でロゴが作れるサービスを利用するのもおすすめです。
10秒で完成!シンプルでスタイリッシュなロゴが制作できる「Squarespace Logo」
シンプルなロゴが好みなら、「Squarespace Logo」でロゴを作ってみてはいかがでしょう。
Squarespace Logoなら、社名を入れ、あらかじめ用意された数種類の図形やイラストなどを入れるだけですぐにロゴが完成します。サイトの操作もとてもシンプルで簡単です。実際にロゴとして採用するかどうかは別にして、ロゴを試作する際にも使えます。
ただし、商用利用は不可となっているので注意してください。
1,000円でロゴが作れる「LOGASTER」
「LOGASTER」なら、なんと1,000円でロゴが作れてしまいます。
会社名、業種、好みの色合い、キーワード等に関する質問に答えれば、数種類のロゴを提案してくれます。日本語にも対応しているので、操作面での不安もありません。また、できたロゴの文字の大きさやフォントの種類などを調整することもできます。名刺やトートバッグなどに印刷した時のイメージが表示されるのも嬉しいところです。
低解像度なら無料、高解像度でも$9.99と格安で作成できますので、ぜひ試してみてください。
パワポ感覚で使える「ONLINE LOGO MAKER」
「細かいところまでこだわって作りたい!」という方は、「ONLINE LOGO MAKER」を試してみてください。
ONLINE LOGO MAKERなら、Web上でパワーポイントを使う要領でロゴを作ることができます。イラストが数千種類、フォントは数十種類が用意されています。
ただし、英語対応のみなので、英語が苦手な方にとっては操作に慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
作成したロゴは$29でダウンロードでき、商用利用も可能となっています。
テンプレートからイメージを作っていく「DesignEvo」
「いちから考えるのは苦手…、ある程度決まったデザインから修正するスタイルで制作したい!」という場合は、「DesignEvo」が良いでしょう。
10,000以上あるテンプレートの中から一番フィットするものを選んだ上で、アイコンやフォントを差し替えるなどの調整を加えながらロゴを制作することができます。
また、登録すれば作成したロゴをクラウド上に保存できるようになるので、編集が容易になります。無料ですし、商用利用も可能です。
ロゴ作成にチャレンジしてみよう!
ロゴは、企業のイメージを伝える大切な媒体です。そのため、たかがロゴと甘く見てはいけません。有名企業はロゴ制作に時間と手間をかけているものなのです。
ただ、個人レベルでロゴを制作するとなると、何から始めたら良いのか、また、どうやって作ったら良いのかチンプンカンプンかもしれません。そんな時は、こちらの記事で学んだことを参考にしつつ、できることから始めてみてください。
今では無料でロゴを制作できるサービスもあります。いろんなツールを活用して、ぜひロゴ制作にチャレンジしてみてください。
ところで、ビジネスで成功するためには独学よりも体系化された教材やサービスを活用して学ぶ方が結果が早く出ます。
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