【メルカリ】バラ売り交渉のコメント例文を紹介!買う側・売る側の注意点も詳しく解説

メルカリでは複数のアイテムがセットで販売されているケースが珍しくありません。しかし買う側からすると、そのうちの一つだけが欲しかったり、全部買うのは予算が足りなかったりすることもあるでしょう。そんな場合は、「バラ売り」を依頼してみるのがおすすめです。

そこで今回は、メルカリでバラ売りを交渉する際のコメント例文を紹介します。バラ売りを要請する買う側だけでなく、依頼された場合の売る側のコメントや注意事項を解説します。これから本格的にメルカリを始めようとしている方や、すでに利用している方もぜひ参考にしてください。

目次

バラ売りとは?

まずメルカリのバラ売りについて基本的なことを解説しましょう。

バラ売り可能かは出品者次第

メルカリでは、化粧品や文房具、その他の日用品や雑貨などで単品ではなく複数の商品がセットで販売されていることがよくあります。しかし買う側からすると、それらの内の一部や一点のみを買いたいというケースも考えられるでしょう。その際に、買い手の方から欲しいものだけをバラで売ってもらうよう出品者に依頼するのが、「バラ売り」です。

バラ売りは、買う側が望んでも出品者が拒否した場合は成立しません。後述しますが、バラ売りを承諾する場合、たとえば20点のまとめ売りを希望している出品者からすると、その中の1点だけの価格を計算し直さなければなりません。その額があまりに少額になると送料の方が高くなって利益が出ないケースもありえます。残った商品が売れる保証もないため、リスクを抱えることにもなりかねないでしょう。そういった事情を考慮して、出品者がバラ売りは不利と判断した場合はお願いしても断られることがあるのです。

そのため、まず出品者側にコメントを通じてバラ売りを依頼したうえで承諾してもらえた場合のみ、バラでの買い物が可能になると理解してください。ただし、商品ページやプロフィールに「バラ売り可能」といったコメントが最初から添えてある場合は、バラ売りを前提とした交渉が可能です。互いの提示する条件に異存がなければ、そのまま取引は成立することになります。

【買う側】バラ売り依頼のコメント例文

それでは、実際に買う側がバラ売りを依頼する際、出品者に対してどのようなコメントを送ればよいのか、例文を使って解説しましょう。

以下の3つのパターンに合わせて、それぞれの例文を紹介します。

・「バラ売り不可」と明記されていない場合
・「要相談」の場合
・バラ売り価格が明記されている場合

「バラ売り不可」と明記されていない場合

まず商品ページやプロフィールに「バラ売り不可」と明記されていないパターンについてです。この場合、出品者はバラ売りを受け付けないわけではないかもしれませんが、承諾する保証もありません。そのため、バラ売りする意思があるかどうかを確認する必要があります。

【例文】

「コメント失礼します。◯◯の商品をぜひ購入したいのですが、バラ売りは可能でしょうか。△個買いたいのですが、可能であれば1点いくらでお売りいただけますでしょうか。」

これがもっともシンプルなコメント例になります。出品商品の中身や自分の置かれている状況などに応じて、なぜバラ売りを希望するのかという理由を記載しておくと説得材料になることもあるのでよいかもしれません。

バラ売りしてもらえるなら「即購入します」と付け加えておくのも承諾の可能性を高めるのでおすすめします。

「要相談」の場合

続いて商品説明などでバラ売りに関して「要相談」という趣旨のことが記載されている場合の例文です。

【例文】

「コメント失礼します。バラ売りについてお伺いいたします。◯◯の商品を△個購入したいのですが、バラ売りは可能でしょうか。その場合、1点いくらでお売りいただけますか。お手数をおかけしますが、ご検討いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。」

まずバラ売りが可能か、欲しい数量とともに質問するようにします。より積極的に交渉を進めたい場合は、「1点〇〇円で買わせていただきたいです」というように具体的な金額を提示するのもよいでしょう。もしかすると自分と同じようにバラ売りを依頼しているユーザーが他にも存在するかもしれません。その場合、具体的な金額を示すと、より本気度が伝わりますし、出品者側も収入の目算が立つためバラ売りに対して前向きになってもらいやすくなるでしょう。

バラ売り価格が明記されている場合

最後は、バラ売り価格が具体的に記載されている場合のコメント例を紹介しましょう。

【例文】

「コメント失礼します。◯◯の商品のバラ売りを希望しており、商品説明に記載されているように△△円で即購入したく存じます。可能でしょうか。よろしくお願いいたします。」

このようにストレートに購入する意思を伝えるとよいでしょう。場合によっては、購入希望数を増やして単価を安くしてもらうように値切り交渉するのもアリです。ただし、あまりに強く要求しすぎるとバラ売りそのものをキャンセルされてしまう恐れもあるので、値切るのはほどほどにしておく方が無難といえるでしょう。

【買う側】コメントを送る際の注意事項

買う側がバラ売りを希望する際のコメント例を紹介しましたが、その際の注意事項についても解説しておきましょう。

コメントのポイントを押さえる

バラ売り依頼のコメントには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。

・値切り交渉は一度だけにする
・何度もバラ売り依頼のコメントを送らない
・「◯月◯日までにお返事ください」などとこちらの都合を押し付けない
・丁寧語を基本として馴れ馴れしくしない

以上になります。

無理を言っているのはこちらです。相手にもさまざまな都合があるので、くれぐれも深追いしすぎたり、しつこくなりすぎたりしないように注意してください。

また、コメントの内容は全ユーザーに公開されます。よって、出品者との一対一のやり取りではなく、これから縁があるかもしれない他のユーザーにも見られている、という意識で交渉するようにしてください。

出品者がバラ売りをしない理由

ここで、そもそも出品者がバラ売りをしない理由について整理しておきましょう。

手間がかかる

出品者がバラ売りしたがらない理由として、商品の性質上一つずつに分けて売るのが手間で、面倒だからというものがあります。とくに小さなサイズの商品や単価がやすいものについては、小分けする時間がもったいないという場合もあるでしょう。ことによっては、ラッピングをといて再度梱包し直さなければならないケースも考えられます。すると梱包材などのコストが余分にかかることにもなります。

ちなみに、メルカリでは出品商品の最低価格が「300円」と決められています。これ以上安くすると送料の方が多くかかって利益が出にくくなる恐れがあるからです。よってバラ売りにすると300円を下回りそうな商品については、依頼そのものを遠慮するのがマナーともいえるでしょう。

商品価値が下がる

商品価値が下がって損をするからという理由も挙げられます。

たとえば全10巻のコミックがあるとしましょう。バラ売りにするとメルカリだけでなく、Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングといった他のECサイトも含めてライバルが一気に増加します。つまり買う側にすると入手しやすいありふれた商品となるため、売れにくくなるばかりか価格も下げる必要がでてくるのです。10巻すべて揃っている方が競合は少なく、プレミアムがついて売れると利益が大きくなると期待できます。

同じことが小説やDVD、キャラクターグッズ、子供服、食器セット、同じブランドの化粧品や食品といったアイテムにもあてはまります。よってこれらのようなケースの場合は、バラ売りを拒否される可能性があるでしょう。どうしても欲しいものが含まれている場合は、損を覚悟の上ですべて購入するしかありません。

送料負担が多くなる

メルカリでは、出品者サイドで送料負担するのが常識化しています。事務局もその方が売れやすくなるので推奨しているくらいです。そのため、かりに10個セットの商品を個別で売るとなれば、送る回数が増える分だけ送料も多くかかる可能性が高まります。もちろん、残りの9個が売れる保証はないので、出品者としてはバラ売りすることによって余計なリスクを負うことにもなるでしょう。

【売る側】バラ売りを承諾する際のコメント例文

続いては、売る側、つまり出品者向けのコメント例文を紹介します。バラ売りは念頭になくともコメントで依頼が寄せられることは十分に考えられます。もし承諾するとすれば、提示された条件をそのまま飲むか、あるいはこちらが条件を提示して交渉するという2パターンが考えられます。それぞれについて見ていきましょう。

そのまま承諾する場合

【例文】

「この度はコメントを頂きありがとうございます。ご要望のバラ売りに対応させていただきます。つきましては、コメントでご提示いただいた◯◯円で販売させていただきます。すぐに別の商品ページを作成の上ご連絡いたしますので、そちらからお買い求めください。よろしくお願いいたします。」

バラ売りにする場合は、商品ページを作り変えるようにしてください。画像をバラのものに変え、商品説明と価格も変更します。

条件付きで承諾する場合

【例文】

「この度は数ある商品の中からお選びいただき誠にありがとうございます。バラ売りに対応させていただきます。つきましては、1点〇〇円でいかがでしょうか。これ以上安くするとなるとコスト面で難しくなるため、残念ですがお断りせざるを得ません。ご検討のほどよろしくお願いいたします。」

相手の希望価格が特にない場合は、こちらから具体的な金額をハッキリ提示すると交渉が進みやすいです。予算ギリギリであればその旨を明記し、ある程度交渉の余地を持たせる場合は、とくにこちらの都合は書かずに高めの価格を提示して相手の出方を見るのもよいでしょう。その方が高く売れる可能性があります。

【売る側】バラ売りを断る際のコメント例文

続いて、バラ売りを断る場合のコメント例文を紹介します。

考えをハッキリと伝える

「この度はコメントをいただき誠にありがとうございます。せっかくのお申し出ではございますが、バラ売りには一切対応しておりませんのでお断りさせていただきます。申し訳ありません。またの機会がございましたら、よろしくお願いいたします。」

バラ売りの考えがない場合は、その旨をハッキリと記載して断るようにしてください。丁重な表現を意識すれば、断ること自体はまったく問題ありません。それもフリーマーケットサービス内におけるごく普通のやり取りですから、過度に気にせずキッパリと断って構わないでしょう。

【売る側】バラ売りの基礎知識

最後に、出品者サイドでバラ売りに関して知っておくべき基礎知識について解説しておきましょう。

選択させる売り方は禁止

メルカリでは、複数の商品からユーザーに選択をして買わせるというやり方を禁じています。サイズ違いや色違いの商品を画像にアップしてその中から好きなものを注文させるといったパターンです。よって、バラ売りへの変更は、一つ間違えると事務局からペナルティの対象とみなされる恐れがあるので要注意です。先にも述べたように、バラ売りに応じる場合は、その商品ページを作り直したうえで販売するようにしてください。

バラ売り希望を受け付けたくない場合

そもそもバラ売り希望を受け付けたくないという場合は、商品ページかプロフィールに「バラ売り不可」と明記するようにしてください。こうしておくとバラ売り依頼が格段に減るだけでなく、万が一あったとしても「商品ページにも記載しておりますが、バラ売りには対応しておりません。」という形で断りやすくなるのでおすすめです。

まとめ

バラ売りは、買う側からすると必要な商品だけが手に入るため非常に便利です。しかし出品者からすると商品が売れるという意味では嬉しいことかもしれませんが、実際に対応するとなると商品ページを作り直したり、梱包し直したりとかえって手間とコストが余計にかかるデメリットがあります。加えて、バラ売りすることによって売り上げが減少する恐れもあるため、もし要請があった場合は応じるかどうかを慎重に判断する必要があるでしょう。

ただバラ売りは、値下げ交渉なども含めてフリマアプリならではの魅力の一つともいえるので、あまり難しく考えすぎないようにしてください。

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