メルカリでまとめ買い・値引きなど、まとめて購入後のコメント例文紹介

メルカリの商品コメント欄で、「まとめ買い」という言葉を目にしたことがある方はいないでしょうか？

出品者の商品を気に入って、まとめて買いたいときがあります。まとめ買いは購入者にとっても、出品者にとってもお得に、効率的に取引できる方法です。この記事では、メルカリのまとめ買いで値引き交渉やまとめて値下げをする注意点や例文、まとめ買いで出品者が損しないための対策、値下げ交渉された際の対応方法について解説します。

まとめ買いで値下げをすることで購入者がお得に買える反面、出品者が損してしまう恐れもあります。メルカリでお互いに気持ちよく取引するためにも、この記事で解説するまとめ買いの注意点や例文をぜひ参考にしてください。

メルカリのまとめ買い｜まとめて購入とは？値引きできる？

メルカリで気に入った商品を見つけた時「もう一個欲しい」「同じ出品者が出している別の物も欲しい」と思ったことがあるのではないでしょうか？そのようなときは、出品者と交渉して合意できればまとめて購入(まとめ買い)できます。

購入前にメルカリ出品者のプロフィールで、まとめて購入（まとめ買い）できる物はないか見てみましょう。出品者の中には同じ商品をいくつか出品している場合や、関連商品を出品していて、まとめて値下げ交渉に応じてくれる場合もあります。

メルカリの複数まとめて購入(まとめ買い)でなぜ値引き・値下げできる？

メルカリでまとめて購入（まとめ買い）する分、少し安くしてほしいと思うのが買う側の本音です。大量買いをする際にまとめて値下げの相談をすると、応じてもらいやすくなります。

その理由は以下の2つです。

1. 送料が安くなる
2. 発送の手間が省ける

それぞれ解説します。

1. 送料が安くなる

1個ずつ出品していると、商品が売れるたびに送料がかかります。商品によってはまとめて購入（まとめ買い）してもらい一度に発送できれば、複数回分かかったはずの送料が1回分で済むため、その分送料が浮くのです。

例えば文庫本を2冊購入したいとき、ネコポスを利用すれば1回につき送料210円です。2冊を別々で発送するのにかかる費用は420円ですが、まとめて発送すれば210円で済みます。この浮いた210円分を値下げの根拠として提示できるのです。

2. 梱包、発送の手間が省けるから

商品を梱包して発送するのはめんどくさいものです。商品をまとめて発送できれば、出品者の手間が省けるため、値下げのお願いがしやすくなります。

メルカリ出品者にまとめ買いのメリットがあることを提示すれば、値下げの相談に対応してくれるのです。

メルカリのまとめ買いや複数購入に対応している出品者へ値下げ(値引き)交渉するときの注意点3つ

メルカリでまとめて値下げを相手にお願いするときは、以下3つの注意点があります。まとめ買いに限らず、メルカリを利用する際のマナーとして理解しておきましょう。

【メルカリまとめ買いに対応している出品者へ値下げ交渉するときの注意点】1. 丁寧な文面を心がける

メルカリで値下げ交渉をするときは、商品のコメント欄でやりとりを行います。その際、丁寧な文面を意識しましょう。直接会って値下げのお願いをするときはフランクな話し方でもいいですが、メルカリでは見ず知らずの相手に文面で伝えなければなりません。お願いを了承してもらうためにも、低姿勢で相手への思いやりを持ったコメントをしましょう。

メルカリのコメント欄は誰でも見ることができます。横柄な文面でコメントをしていると、それを見た他のユーザーはあなたと取引をしたくないと思うでしょう。今後の取引に影響してくる可能性もあるので、文面には気をつけてください。

どのような文面にすればいいのか後ほど例文で紹介しますので、参考にしてください。

【メルカリまとめ買いに対応している出品者へ値下げ交渉するときの注意点】2. 具体的な金額を提示する

「いくらにしてほしい」と伝えるのは失礼ではないかと思う人もいるでしょう。メルカリではそんなことありません。むしろ「いくらまでまとめて値下げして欲しい」とはっきりと伝えることによって、出品者もそのお願いを受け入れるか否か判断できます。「値下げは可能か」「まとめて値下げは可能か」とだけ聞かれても、出品者としては回答しにくいものです。

メルカリでまとめて値下げのお願いをする際は、具体的な金額を提示し出品者が回答しやすいよう配慮しましょう。

【メルカリまとめ買いに対応している出品者へ値下げ交渉するときの注意点】3. 無茶な値引きを依頼しない

メルカリで値下げ交渉をする際は、無茶な値下げにならないように注意しましょう。値下げの判断基準は以下の2パターンです。

1. 取引相場をもとにする
2. 販売価格の1割ほどにする

それぞれ解説します。

1. 取引相場をもとにする

よく使う手段としてメルカリ上での相場をもとに交渉します。欲しい商品を検索し、直近で売れている取引ではいくらで売れているのか確認しましょう。

商品の価格が相場よりも高い場合は、値下げしてもらえないか交渉する余地があります。

2. 販売価格の1割ほどにする

出品数が多くない商品で相場がわかりにくい場合は、いくらまで値下げをお願いしていいのか悩みます。

メルカリにおける暗黙のルールで、値引き額は「販売価格の1割程度」と言われています。1,000円の商品であれば900円に、2,000円の商品だと1,800円ぐらいが妥当です。

もっと安くして欲しい気持ちもわかりますが、出品者に失礼のないよう節度を持った値引き依頼をしましょう。

メルカリでまとめ買い｜まとめて購入するときの例文3選！値引きしてほしい場合は？

同じ出品者からまとめて購入（まとめ買い）したいときの例文を、パターン別に3つ紹介します。

メルカリでまとめて購入する時の例文1 メルカリで同じ商品をまとめ買いしたいとき

「はじめまして。突然のコメント失礼いたします。こちらの商品を購入したいと思っております。◯◯様の他の商品ページに、こちらと同じ商品を出品されているのを拝見しました。そちらをまとめて購入することは可能でしょうか？消耗品なので、買い置きしたいと思っております。お忙しいところ恐れ入りますが、ご検討をお願いいたします。」

冒頭に商品を購入したい旨を伝え、他のページにある商品を一緒に購入したいと伝えましょう。「なぜまとめて購入（まとめ買い）したいのか」を一緒に伝えると出品者は納得してくれやすくなるものです。最近、まとめ買いをする人の中には、転売目的の人もいます。同じ商品をまとめ買いしたい時は、転売目的ではないと伝えることで、お互いに安心して取引できるのです。

メルカリでまとめて購入する時の例文2 別の商品を一緒に購入したいとき

「はじめまして。突然のコメント失礼いたします。こちらの商品を購入したいと考えております。◯◯様の他の商品ページにある××も一緒に購入することは可能でしょうか？大きさが異なる商品のため、まとめ買いではなく別々で購入した方がよろしいでしょうか？◯○様にご負担がかからない方法で購入したいと思っております。何卒よろしくお願いいたします。」

別の商品も一緒に購入したいときは、まとめ買いした方がいいのか1つずつ購入した方がいいのか出品者に確認しましょう。大きさが異なるものを一緒に発送する場合、まとめることで配送料が高くなってしまったり、梱包の手間がかかったりするなど出品者に負担がかかることがあるからです。別々の商品でも、同じ出品者から購入しようと思ったときには、一度まとめ買いの相談をしてみるといいでしょう。

メルカリでまとめて購入する時の例文3 一緒に購入するので値下げして欲しいとき

「はじめまして。突然のコメント失礼いたします。こちらの商品を購入したいと思っております。別の商品ページにある△△も一緒に購入したいのですが、まとめて購入した場合、送料分お値下げしていただくことは可能でしょうか？ご検討いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。」

ただし、前述のように出品者に失礼のないよう節度を持った値引き依頼にしましょう。また、まとめて購入（まとめ買い）することで逆に送料が高くなることもあるので、値引きを断られる可能性があることも理解しておいてください。

メルカリのまとめ買いで値下げ（値引き）対応して損しないためにできる3つのこと：出品者

早く商品が売れて欲しいと思っている出品者は、まとめて購入（まとめ買い）してくれるのであれば値引きやまとめて値下げしてあげたいと思うでしょう。まとめ買いしてくれる見返りとしての値引きは悪いことではありませんが、その分自分の利益が減るのです。

ここでは、まとめ買いによる値引きで損しないためにできることを3つ紹介します。まとめ買いしたいという相手の要望に応えながらも、しっかりと自分の利益は確保しましょう。

【メルカリでまとめて値下げする方法】1. まとめた場合と個別の場合の送料を確認する

値下げに応じる前に、個別の場合とまとめた場合の送料を比較しましょう。まとめて発送する際、個別発送のときと梱包サイズが大幅に変わらなければ、送料に影響はありません。一方で、まとめて発送するために梱包サイズが大きくなるときは要注意です。

まとめ買いの場合と個別購入の場合で、送料のシミュレーションをしてみると、以下のいずれかのケースに当てはまります。

1. 個別の方が少し高い
2. まとめた方が大幅に高い
3. まとめた方が少し安い
4. まとめた方が大幅に安い

4のように送料分安くなる場合はまとめて値下げするなどの値下げ対応をしてもいいでしょう。ただし、送料以上に値引きしてしまわないようきちんと利益の計算をしておきましょう。

1と3のように送料が少ししか変わらない場合は、個別でもまとめてでも利益に差はありません。値下げしてあげたいと思うのであれば、送料ほど値引きせず50～100円程度の値下げにしておくといいでしょう。

【メルカリでまとめて値下げする方法】2. 送料が高くなるときはまとめ買いに応じない

上記の「2.まとめた方が大幅に高い」に当てはまる場合は、まとめ買いに応じるのはやめましょう。送料が高くなりすぎると、利益がなくなってしまう恐れがあるからです。

「申し訳ございません。まとめて発送すると送料が割高になるため、値引きはできかねます。」と根拠も一緒に伝えると相手に納得してもらいやすいでしょう。

早く商品を売りたいのであれば、まとめ買いではなく別々に購入してもらうよう促し、少しだけ値引きするのも一つの方法です。「それぞれをご購入いただけるのであれば、1つあたり50円ほど値引きさせていただきます。」と付け足しておきましょう。この程度の値引き対応であれば、損失はまとめ買いよりも少なく済みます。

【メルカリでまとめて値下げする方法】3. 考えるのが面倒ならまとめ買い対応不可と出品者側が明記する

送料の計算はなかなか手間がかかります。利益の計算をするのが面倒であれば、プロフィールや商品説明に「まとめ買いによる値下げ交渉には応じません」と明記しておくことで、値下げをお願いされることが減るでしょう。

いちいちまとめ買い時の送料を考えて利益を計算したり、コメントのやりとりをしたりする手間がなく、値引きによる損失も防げます。

メルカリでまとめ買いなどでまとめて値下げ（値引き）依頼がきたときの対応や例文3選：出品者

メルカリでまとめ買い時の、値下げをお願いされたときの例文を3つ紹介します。

【メルカリまとめて購入、値下げ依頼への対応】例文1 値引きを受け入れるとき

「コメントいただきありがとうございます。◯○円までお値下げいたします。ご返信いただいてから価格を変更いたしますので、ご購入される際はご連絡お待ちしております。」

相手が提示した金額に納得し、値下げする場合はできるだけ早く回答しましょう。相手が他に安い商品を見つけて購入されるのを防ぐためです。

また、価格の変更は相手の返信を待ってから行いましょう。なぜなら、価格変更をしてすぐに別のユーザーから購入される可能性があるからです。価格変更して専用出品（取り置き）にするのも一つの方法ですが、本当に購入されるのかがわかりません。購入意思が確認できてから専用出品対応にするのが無難でしょう。

【メルカリまとめて購入、値下げ依頼への対応】例文2 具体的な提示金額がわからないとき

「コメントいただきありがとうございます。◯○円まで値下げ可能です。購入を希望される場合は、価格変更いたしますのでお知らせください。」

「値下げは可能ですか？」のようにいくらまで値下げしてほしいのか具体的な金額がわからない場合には、こちらから値下げできる金額を提示しましょう。この場合も、相手から購入の意思確認ができるまで価格変更はしない方がいいです。

【メルカリまとめて購入、値下げ依頼への対応】例文3 値下げしないとき

「申し訳ございません。こちらの商品は出品したばかりのため、現時点では値下げを考えておりません。ご検討のほどよろしくお願いいたします。」

値下げしない場合は、はっきりと断っても大丈夫です。例文では「出品したばかり」なので値下げしなくても売れる可能性があるという理由で断っています。他にも、まとめ買いで値引きをお願いされた際は、「まとめて発送すると送料が高くなるため値下げできません」と断ることも可能です。

また、「現時点では値下げを考えていない」と記載することで、しばらく経っても商品が売れなかったときに値下げしてもコメント欄との矛盾が生じなくなります。

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まとめ・メルカリでのまとめ買いの値下げ（値引き）コメント例文

この記事では、メルカリでまとめ買いでまとめて値下げ(まとめて値引き)をお願いする注意点と例文、出品者が損しないための対策や値引き対応の例文を解説しました。

メルカリのまとめ買いでまとめて値下げ(まとめて値引き)をうまく活用すれば、購入者はお得に商品を買え、出品者は効率的に商品を売ることができます。ただし、コメントでまとめ買い交渉のやりとりをする際は、相手に不快な思いをさせないよう文面は丁寧にしましょう。

メルカリで商品を早く売りたい気持ちもわかりますが、自分が損をしないか送料や利益を計算した上でまとめ買いやまとめて値下げ(まとめて値引き)に応じるか判断が必要です。

この記事を読んで、メルカリでお得に商品をまとめ買い・販売してみましょう。