メルカリでカラコンを売ってはいけない理由とは?出品禁止物について紹介!

メルカリは、使わなくなったものやいらないものを売却する場所として適しています。しかし、中には出品ができないものもあり、規約を無視して出品するとペナルティを受ける可能性があります。

たとえばカラコンは、自分が使う予定のないものを出品したいと思う人も少なくありません。しかし、カラコンの出品は禁止されているため、安易に出品するとお金を得るどころかさらなる損失を被ってしまいます。

今回は、カラコンがメルカリで出品を禁止されている理由や、その他出品できない商品群について紹介します。カラコンの出品を検討していた人は、ペナルティを回避するためにもぜひ目を通してください。

目次

メルカリでカラコンが出品できない理由

カラコンが出品できない理由は、一言で言うと法律に抵触してしまうからです。カラコンは薬機法の対象となっているため、許可を得ず転売したり人に渡したりすることができません。

カラコンは、製造や販売するために様々な許可を取らなければいけない商品です。一般の人がメルカリで気軽に取引できないため、注意してください。

出品しようとしてもすぐに取り消されてしまいますし、何度もおこなっていると悪質だと判断され、ペナルティを受ける可能性があります。リスクに見合うほどの利益を生み出せる商品でもないため、出品はしないことをおすすめします。

カラコンを売るとどうなる?

違法だと知りながらカラコンを販売した場合、法律違反で罰則を受けます。

具体的には、「3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金または両方」の刑罰に処される可能性があります。

もちろん、違法だと知らなかった場合でも罰則が適用される可能性が高いです。そのため、カラコンはメルカリで販売するべきではありません。

メルカリ以外での出品について

カラコンの規制は、メルカリが決めているわけではなく法律で決められているものです。したがって、メルカリ以外のフリマアプリやオークションサイトなどでも、例外なく出品ができません。

また、販売だけでなく無料で譲り渡す行為も、明確な法律違反です。発覚した場合、善意であっても罰則を受ける可能性が高いため、カラコンはどんな形であれ、他人に渡す行為は厳禁と言えます。

カラコンを販売する方法はない

世間では、Twitterで直接やり取りをしたり、友人に譲ったりといった方法でカラコンを売ったり譲ったりする人がいます。しかし、これらの行為は決して合法なわけではなく、万が一とがめられた場合は法律違反として罰せられる可能性が高いです。

大々的におこなっていなければ、一回の取引でいきなり逮捕される可能性は低いと言えます。とはいえ大丈夫だという保証は全くないため、どうしてもカラコンを販売したいなら自己責任かつ誰にもバレないようにおこなうしかありません。

リスクが大きすぎることから、カラコンの販売や譲り渡しは非推奨です。

カラコン売買のトラブル例

カラコンは目に装着するアイテムであり、トラブルになったときの被害が大きくなりやすいと言えます。実際、譲り受けたカラコンを使って目が腫れてしまった人はたくさんいます。

もし善意で譲ったとしても、そのあとカラコンを使った相手にトラブルが発生した場合、相手から恨まれたり自分が後悔したりする可能性が高いです。

また、カラコンの取引をした相手からの情報で、警察に捕まってしまうケースもあります。このように、法律違反の商品であるカラコンは、隠れて販売してもトラブルが尽きません。

カラコンの処分方法

カラコンを販売したり譲ったりするのはリスクが大きいため、不要なカラコンは素直に処分するのが最も確実です。

カラコンには使用期限があるため、いつか使うかもととっておいても無駄になる可能性が高いです。また、年月が経って目の調子が変化した場合には、カラコンが合わなくなるケースもあります。

カラコンをとっておくメリットはあまりないため、ゴミの日に捨てるといった方法で直接処分することをおすすめします。

不要なカラコンを買ってしまった場合の対処方法

前述した通り、カラコンの販売や譲渡はリスクが高いため、カラコンの処分方法はゴミとして捨てることが最も確実です。しかし、間違って買ってしまった場合など、新品のカラコンを捨ててしまうのはあまりにもったいないと言えます。

ここでは、不要なカラコンを買ってしまった場合の対処方法について紹介します。うまくいけば損失を減らせる可能性があるため、ぜひ頭に入れておきましょう。

返品できるケースがある

新品のカラコンであれば、返品や交換に応じてもらえる可能性があります。そのため、販売店に確認をとってみてください。

お客様都合による返品を受け付けていないお店も多いため、確実な方法ではありません。しかし、どうせ無理だと思って損をしてしまうくらいなら、ダメもとで聞いてみたほうが良い結果を生むケースは多いです。

返品不可だと言われた場合には、素直にゴミに出すしかありません。

メルカリにカラコンを出品した場合のペナルティ

カラコンが取引禁止だと知らず、メルカリで出品しているケースはまれにあります。カラコンの出品が法律違反であることは先述した通りですが、それとは別にメルカリ側のガイドラインにも違反しているため、追加のペナルティも発生する可能性が高いです。

ここでは、メルカリ側からのペナルティについて紹介します。メルカリの利用度によっては、法律違反の罰則よりも重いペナルティになるケースもあるため、絶対に頭に入れてください。

ペナルティの内容

ペナルティの多くは、一定期間の利用制限です。メルカリでの売買やコメントなどといった主要な機能が一切使えなくなってしまいます。

軽めの違反だったり、最初の違反だったりする場合は、24時間程度の利用制限で済みます。しかし、ペナルティを繰り返したり違反が悪質だと判断されたりすると、利用制限の期間はどんどん長くなってしまうため注意が必要です。

最終的には無期限の利用制限アカウントの強制停止などのペナルティを受けます。事実上二度とメルカリが利用できないと同義なので、普段からメルカリを利用している人や、メルカリで転売ビジネスをしている人にとっては非常に大きな損害です。

メルカリで出品が禁止されているものの一例

メルカリで出品が禁止されているのは、カラコンだけではありません。ガイドラインではいろいろな商品が規制されており、どれも出品すればペナルティを受けてしまいます。

ここでは、カラコン以外に出品禁止になっている商品の一例を紹介します。意図的な出品はもちろん、万が一出品されていた場合も、トラブルの原因になるので購入は避けてください。

メルカリのガイドラインについては、こちらを参考にしてください。

偽ブランド、正規品かわからないもの

高額ブランド商品ほど、似せて作られた偽ブランド品が多く出回っています。まっとうな転売ビジネスをしている人でも、偽ブランド品をつかまされてしまうケースは珍しくありません。

また、ブランド商品の出品には、本物だと証明できるものが必要です。証明なしで販売する場合はその旨を商品説明に記載し、本物のブランド商品として出品してはいけません。

偽ブランドは意図的に出品する人もいるため、規制されている中でも非常に被害が大きい商品群です。自分が購入する側になったとしても、本物だと証明できるものを慎重に選ぶことが大切です。

権利を侵害する商品

知的財産権を侵害する商品は、例外なく出品できません。たとえば有名キャラクターを模したロゴをつけたハンドメイド商品や、芸能人の写真を張り付けたグッズなどがよく該当します。

似せるつもりがなくても、権利者が似ていると判断した場合、ガイドライン違反として出品が取り下げられる可能性があります。ハンドメイドなど自作の商品を販売する場合は、必ずオリジナルの作品を作ってください。

入手経路が不適切な商品

メルカリで出品できるのは、自作したものやまっとうな手段で入手したものだけです。不適切な入手経路から手に入れた商品を出品すると、ペナルティの対象になってしまいます。

たとえば盗難品だったり拾ったものだったりは、意図的に出品するとメルカリからのペナルティだけにとどまらず、窃盗罪や詐欺罪などにより逮捕されてしまう可能性が高いです。

また、一般では流通していないものの販売も規制対象になり得るため、出品する商品は入手経路が明確なもののみを選んでください。

犯罪に利用される可能性があるもの

実際の武器はもちろん出品禁止ですが、違法改造したモデルガンなども危険性が高く出品できません。

また、制服は様々な犯罪に利用される可能性が高いため、基本的に出品不可です。自分の着ていた制服を出品するといった行為がガイドラインに抵触しやすいため、注意してください。

ほかにも、利用方法次第で危険が発生するものなどは、一部規制されているケースがあります。利用規約を確認し、出品したい商品に規制が入っていないか確認してください。

安全性が疑問視されるもの

普段から利用しているものでも、危険性があったり安全性が怪しまれたりするものは出品できません。たとえば花火や薬などが分かりやすい例です。

また、安全性の面から、小分けした化粧品や開封した衛生用品なども出品はできません。万が一購入者にトラブルが発生した場合、責任が取れないからです。

他にも、使用期限のきれたものは正常な効果を期待できないことから、出品規制の対象です。

基準を満たしていないバッテリー類

外付けのバッテリー類は、新品に近い状態でないと出品できません。劣化したものは膨張したり破損したりするリスクが高く、トラブルになりやすいからです。

また、商品の安全性を表す規格であるPSCマークPSEマークがないバッテリー類も、販売できません。バッテリー類はどんどん規制が厳しくなっているので、家にあるものを売る場合にはよく確認してください。

中古の下着類

衣類の販売は、メルカリでも広く行われています。しかし、中古の下着類は規制対象なので、販売できません。これは汚れの度合いによって決まるわけではなく、一度でも着用したものはどんなにきれいでも出品は不可能です。

また、新品であることが証明できない場合も、同じく出品規制の対象になってしまいます。個人が下着が新品であると証明するのは困難なので、基本的に下着類はすべて出品できないと思ってください。

学校の制服や体操着、水着など

学校で使用する制服や体操着、水着は出品できません。先述した犯罪への悪用が懸念されるほか、青少年の教育上不適切な利用方法をされる恐れがあるからです。

出品時にこれらと誤解されやすい商品に対しても、規制が及ぶ可能性があるので注意してください。

正規のパッケージに入っていない化粧品やサプリメント

化粧品は正規のパッケージに入っている場合のみ、出品が可能です。自分でオリジナルの調合をおこなっていたり、ほかの容器に小分けして販売したりといった行為は認められていません。

化粧品に限らず、シャンプーや乳液なども対象です。また、別容器に移しての販売が規制されているという意味では、サプリメントなども該当します。

そのほかに、輸入品である化粧品も規制対象になっています。特に、個人輸入によって手に入れたものは規制のリスクが高いため、出品は控えてください。

参考:メルカリの出品禁止物ガイドライン

まとめ

カラコンは医療機器として扱われるため、一般の人がメルカリに出品して売買することはできません。無料の譲渡であっても違反対象になってしまう可能性があり、最悪の場合法律違反として罰則を受けてしまいます。

カラコンを処分したい場合は、まず購入したお店に返品や交換をお願いしてみましょう。断られた場合には、素直にゴミに出して捨てるのが最も確実です。

カラコンだけでなく、偽ブランド品や小分けした化粧品など、メルカリには出品できないものがたくさんあります。ガイドラインをよく確認して、ペナルティを受けないよう注意してください。

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