本がメルカリで売れたときは、どうやって梱包するの?

メルカリに出品していた本が売れたときは、梱包のやり方に注意しなければなりません。本は意外とデリケートな商品ですから、きちんと保護するように梱包する必要があります。仮に購入者の手元に届いた時点で濡れたり角が潰れたりしていると、購入者からクレームが来てしまいます。これを防ぐ為にも、正しい梱包のやり方を理解しておくことが必要です。

今回は本を保護する梱包のやり方から、梱包で高評価を得られる工夫までご紹介します。すぐに実践できる簡単な内容なので、覚えてみてください。

目次

本を梱包するために必要なグッズ

まずは本を梱包する基本的な方法を学んでいきましょう。ここでは本を梱包するために必要なグッズをご紹介します。梱包を始める前に、これらのものが手元にあるかを確かめておきましょう。手元になかった場合でも、ホームセンターや100円ショップですぐに購入できます。

ビニール袋

本を水濡れから保護するためのアイテムとして、ビニール袋は絶対に用意するようにしましょう。スーパーやコンビニのレジ袋が手に入りやすいですが、ビニール袋に強度が欲しい場合はOPP袋がおすすめです。100円ショップなどに売っているOPP袋はさまざまなサイズが販売されているので、本の大きさに合わせた梱包に利用できます。

ビニール袋を安く大量に手に入れたい時は、100円ショップで食品保存用のビニール袋を購入するのがおすすめです。OPP袋は10~20枚入りがほとんどですが、食品保存用のビニール袋はそれ以上の枚数入りで売られています。厚さや大きさにもよりますが、170枚入りというビニール袋もあります。

緩衝材

本を衝撃から保護するための緩衝材も、必須アイテムの1つです。プチプチに代表されるような気泡緩衝材のほか、お皿などを包むのに使うクッションシートも利用できます。

緩衝材も、ホームセンターや100円ショップなどに売っています。袋状になっているものや、大判のシートになっているものもあります。大判シートは荷物の大きさに合わせてカットして使いましょう。

テープ類

梱包するためにはテープも必要です。本を梱包する際は2種類のテープを用意しておきましょう。

まずは、本を包んだビニール袋をとめるためのテープです。水対策としてのビニール袋をとめるので、水を防げる素材のテープが望ましいです。梱包の見た目もよくしたいので、セロハンテープのような透明の物を使うようにしてください。

もうひとつは、封筒や段ボールの口をとめるクラフトテープです。こちらはよくある茶色のテープで構いません。色がついたクラフトテープも売っていますが、見た目が仰々しくなりやすい点に注意が必要です。

封筒

発送する本が1冊や2冊のときは、らくらくメルカリ便の「ネコポス」やゆうゆうメルカリ便の「ゆうパケット」を利用して配送料金を安く済ませられます。このときは、規定サイズに対応した大きさの封筒を使って梱包することになります。封筒に梱包するときは、中身が透けて見えない色の封筒を利用しましょう。

100円ショップに売っている封筒の中には、内側に緩衝材が付いている「クッションシート」もあります。緩衝材を別に購入する手間も省けるのでおすすめです。

段ボール

発送する本がたくさんあるときは、段ボールを利用しましょう。スーパーに行けば商品持ち帰り用の段ボールが無料で手に入りますが、段ボールの状態が気になる場合はホームセンターや100円ショップで購入しましょう。

本を梱包する手順

ここまでは梱包に使うグッズを紹介しましたが、実際にどのように使って梱包するのでしょうか。そのやり方はとても簡単です。梱包する手順を見ていきましょう。

ビニール袋に入れる

まずはビニール袋に本を入れます。このあとの工程で必要以上に荷物が膨らむのを防ぐために、ビニールを本にぴったりと合わせることを意識しましょう。だからといって、本のサイズギリギリの袋を使うのは、破けるリスクを考えて避けるべきです。袋のサイズは本よりも大きいものを選び、本を入れた袋の端を折り込んでセロハンテープでとめましょう。

緩衝材で包む

本をビニール袋に入れたら、その上から緩衝材で包みましょう。封筒に入れて発送する場合、厚さが規定サイズを超えないように注意してください。そのためには、緩衝材のサイズを本の大きさにきちんと合わせることがポイントです。

大判のシートになっている緩衝材を使う時は、カットする前に本の大きさときちんと合わせるようにしてください。袋状になっている緩衝材を使う場合は、ビニール袋と同じように端を折り込んでテープでとめましょう。

封筒や段ボールに入れる

最後に本を封筒や段ボールに入れていきます。

封筒に入れる場合は、入れた状態での厚さを確認しておきましょう。3㎝を超えるか超えないかで、利用できる発送方法が変わります。本の種類にもよりますが、梱包の段階で膨らまないように意識できていれば3㎝以内には収まるでしょう。

封筒に入れた段階で封筒の中に余裕がある場合は、緩衝材を増やすか封筒を折り畳むなどして、本が封筒の中で動かないように工夫してください。

段ボールに入れる時はまず底に緩衝材を敷き詰め、その上から本を隙間が空かないように入れていきます。こちらも中で本が動かないように、隙間には緩衝材を詰め込みます。最後に蓋をクラフトテープでとじれば完成です。

本をより丁寧に梱包するテクニック

基本的な梱包方法を確認し終わったところで、ここからはより丁寧に梱包するやり方を紹介していきます。応用編というべき内容になりますが、覚えておくとより綺麗な梱包ができるようになります。高評価やリピート購入にも繋がるので、ぜひやり方を覚えて実践してみてください。

マスキングテープを使う

上の項目では、ビニール袋はセロハンテープでとめるよう紹介しました。これをマスキングテープに置き換えてとめるというテクニックがあります。防水性や粘着性ではセロハンテープに劣りますが、マスキングテープには開封しやすいという利点があります。

袋の口を二重三重に織り込んで閉じられるのなら、マスキングテープを使ってとめてみるのも有効です。マスキングテープにはデザインに富んだ商品もあるので、見た目も華やかになります。

テープの端を折り返す

防水性や粘着性を確保したいからセロハンテープを使いたいという場合でも、購入者がテープを剥がしやすくさせる工夫は可能です。やり方は簡単で、とめたテープの端を少しだけ折り返すだけOKです。

購入者は、折り返された部分を掴めば簡単に剥がせるようになります。ここが掴めるということを示すために、折った部分にペンで色を塗るとより丁寧になります。

段ボール紙や厚紙で挟む

梱包したときの厚さに余裕がある場合、本を段ボール紙や厚紙で挟むという工夫も有効です。本の保護に一役買うだけでなく、表紙を隠すこともできます。どうしても中身が透けて見えてしまう封筒しかない場合にも有効な方法です。

段ボール紙が用意できない時は、使わない段ボールを切って使ってもOKです。

ビニール袋には1冊ずつ入れる

ビニール袋を用意する時、ゴミ袋のように大きめのものが用意できることがあります。そうなった場合は複数の本を1つの袋にまとめたくなるところですが、それは推奨しません。ビニール袋に本を入れる時は、1冊ずつ個別に入れるようにしてください。

一枚の袋に複数冊の本を入れると、運送中に本同士が擦れてしまいます。場合によっては破けるなどの損傷にも繋がりかねません。本をビニール袋に入れるのは本を保護することが目的である事を、きちんと認識しておきましょう。

ガムテープを使う時のポイント

ここではガムテープに関する2つのポイントをご紹介します。

まずひとつめは、布テープの使用です。封筒や段ボールの口をとじるガムテープですが、クラフトテープのほかに布テープを使う梱包のやりかた方もあります。布テープはクラフトテープよりも粘着性が強いので、梱包をより頑丈にすることができます。

2つめが、段ボールの補強です。本を段ボールに敷き詰めるように入れると中身の総重量が重くなり、段ボールの強度がそれに負けてしまうこともあります。これを防ぐ為にも、段ボールの底をより強固にとめることが必要です。段ボールの縁の部分にガムテープを貼って補強しましょう。

緩衝材を節約する梱包方法

上の項目でも説明したとおり、本を梱包する際には緩衝剤の使用を推奨します。ですが、緩衝材が売り切れていた場合には代替できる何かを使う必要があります。また、梱包したあとの厚みをおさえるために、プチプチを使わずに梱包したい場合もあるかと思います。

ここでは、緩衝材の使用を極力控えた梱包方法についてご紹介します。

緩衝材を使わない梱包

緩衝材の代わりになるものはいろいろとあります。上の項目でも紹介した段ボール紙もその1つです。他には余ったビニール袋や布の切れ端も有効に使えます。段ボールに入れて使う時は、本と本の間にビニール袋を敷き、その上から本を並べて使います。隙間にビニール袋や布を詰める時は、丸めて入れるようにしてください。

このやり方は、新聞紙で行う方が商品の保護性能は上です。しかし新聞紙は見た目の印象が悪く、開封の際に購入者の手を汚す可能性があります。新聞紙の処分もしなければならないので、新聞紙を使われることを不快に思う人もいるようです。

本の角だけ保護する使い方

緩衝材を節約して使いたいという場合には、本の角になる部分だけ使うというやり方もあります。そもそも本に緩衝材を使う理由が、角を打った際の折れ曲がりを防ぐためです。表紙などの保護はビニール袋で充分な場合には、緩衝材で保護すべき部位は本の角だけとなります。

ビニール袋で包んだ本の上下の角だけを覆うことができる大きさに緩衝材をカットし、セロハンテープなどでとめれば完成です。本の胴にあたる部分に緩衝材を使わないので、厚さを少しでも薄きさせたいときにも有効な手段となります。

梱包で良い評価をもらうためのチェックポイント

最後に紹介するのは、良い評価をもらえるために必要な梱包のチェックポイントです。ここまで紹介してきた内容の復習も兼ねる内容になるので、おさらいしてみてください。実際に梱包作業する際のチェックリストとして使って頂くのもいいでしょう。

封筒や段ボールのサイズを適切に選ぶ

上の項目でも少し触れましたが、封筒や段ボールは本の大きさに合ったものを使いましょう。封筒や段ボールの中で本が動いてしまうと、本が角を打ったり擦れたりしてしまいます。封筒を使う時は、余った縁の部分は折り込んでテープでとめてください。段ボールを使う時は、緩衝材を敷き詰めて本が固定されるように梱包しましょう。

このとき封筒が大きすぎるとテープでとめる部分が無駄に多くなり、見た目が悪くなってしまいます。段ボールが大きすぎた場合、詰め込む緩衝材の量が無駄に増えてしまいます。無駄に詰め込んだ緩衝材は誰が捨てるのかを考えるようにしてください。

中身が見えないように工夫する

本に限らない話ですが、第三者へと送る荷物は中身が透けて見えないように梱包することが必要です。配達員や購入者以外の受取人に中身を把握させないことで、プライバシーを保護する目的があってのことです。段ボールで中身が見えるということはないでしょうが、袋を使う時は用心してください。

上の項目でも説明したとおり、色が付いた紙製の袋を使うと中身が見えにくいです。また、段ボール紙や厚紙などで表紙を隠すという方法も有効です。

ビニール袋を二重にする

本を梱包する際の基本的な方法として、まずビニール袋で包み込むという手順を説明しました。このとき丈夫なOPP袋を使用している場合は一枚でしっかりと保護されますが、薄手のビニール袋を使った場合は袋を二重にして入れてみましょう。水濡れや傷への対策がより強固になります。

特に上の項目で紹介した、角だけ緩衝材を使うというやり方の時は袋を二重にすることを強くおすすめします。

汚れを拭き取る

梱包して送る荷物は商品であり、購入者がお金を出して買った物です。当たり前のことですが、汚れがないように綺麗にしてから梱包しましょう。本の場合、表紙に指紋や汚れが付いていることが多いです。綺麗なタオルか、メガネ拭きのような布で表面をぬぐっておきましょう。商品を拭き取るために使うマイクロファイバー素材のタオルを用意しておくと便利です。

また本の場合は、折れてしまっているページがないかどうかも確認しておきましょう。

値札は取っておく

せどりを行う人にありがちなミスが、古本を仕入れたお店の値札をそのままにしておくケースです。これはよくありません。メルカリで購入するよりも古本屋で買う方が安かったと、購入者に思わせないようにする必要があります。

梱包する前に本の見た目をきちんと確認するはずです。そのときに値札が付いていたら、必ず取っておきましょう。値札がシールになっていた場合は、剥がした部分を綺麗にすることも忘れないでください。

本の梱包をマスターしよう

本を梱包する方法について、基本的な考え方から実践に際して覚えておくべきポイントまでご紹介してきました。本はメルカリの中でも特に活発に取引されているジャンルの1つですから、初心者の方でも売りやすいです。本の梱包方法で注意したポイントは他の商品にも応用できるので、メルカリを有効に活用するためにもまず本の梱包をマスターしてみてください。

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