メルカリで発送する際の包装の仕方を解説!購入者が喜ぶ梱包とは?

メルカリで商品が売れた時、包装・梱包にどのくらい気を使えばいいのか迷う人は多いでしょう。

あまりに雑な梱包では、商品を傷めたり、購入者を嫌な気持ちにさせたりしてしまうかもしれません。かと言って高い資材を惜しげもなく使って厳重に梱包すれば、利益が少なくなってしまいます。

この記事では、一般的な商品を扱うケースでの適切な梱包のやり方を見ていきます。加えて、さまざまな梱包資材について解説します。梱包の基礎を大まかに学びたい人におすすめです。

目次

購入者の評価がよくなる梱包のコツを解説!

配送中に何らかのトラブルがあって、商品が壊れてしまったり汚れてしまったりすることもあります。もしかするとそれは、正しく丁寧な梱包がなされていれば防げたかもしれません。

一方、破損を恐れるあまり、厳重すぎる梱包をするのも考えものです。梱包の手間に加え、資材や送料の負担が大きくなります。また、購入者にとっても、あまりに商品が取り出しにくいと、好印象を抱いてもらえないかもしれません。

この項では、安全性と心証のよさを両立できる、適切な梱包のポイントを解説します。

適切なサイズの段ボールを用意する

発送に段ボールを使う場合は、商品のサイズに対して適切なものを選びましょう

大きすぎる段ボールを使うと商品が内部で動きやすくなり、破損の危険性が高まります。それを防ぐために緩衝材をたくさん使えば、余分な費用がかかります。購入者が処分しなくてはならないゴミも増えるので、印象もよくありません。さらに、段ボールのサイズ次第では配送料金も高くなるデメリットもあります。

とは言え、配送料を惜しんで、小さすぎる段ボールに強引に詰め込むのもNGです。緩衝材を使わず、商品と段ボールが直接接していると、外部からの衝撃に弱くなります。適切な量の梱包材を使用しましょう。

商品サイズと梱包材の比率が7:3~8:2くらいが理想的です。そのあたりを意識して段ボールを準備しましょう。

ガムテープの貼り方も、商品のサイズや重さに合わせて適切な方法を選ぶ必要があります。基本的にはH字貼りがいいでしょう。また、重い商品や高額商品ならばH字+十字貼りを選びます。縦貼りのみだと段ボールそのものが変形しやすくなり、中身が破損する危険も高まるので注意してください。

参考:メルカリ・配送方法丸わかり表

ビニール袋で隙間なく包装し、万が一にも濡れないように注意する

配送時に起こりやすいトラブルは、雨などの水分が中身まで浸透して、商品が濡れてしまうケースです。特に紙や布の商品の場合、濡れれば商品として致命傷になりかねません。万が一にもそうならないように、一番最初にビニール袋で丁寧に包装する必要があります

梱包に気泡緩衝材などを使う場合も、最初にビニール袋を使ってからの二重包装を心がけましょう。気泡緩衝材だけでは隙間があるため、水分が侵食する危険があるからです。

理想を言えば、ビニール袋そのものも二重にしておきましょう。しっかり空気を抜いて袋の口を閉じ、今度は反対側が閉じ口になるように包むと、水濡れ対策として万全です。ビニール袋だけなら厚みもそれほど増えないので、慎重を期するならおすすめです。

その場合、テープなどを剥がす手間が増えるため、購入者に面倒と思われる可能性もあります。少しでも緩和するには、テープの剥がし口をあらかじめ少し内側に折って、剥がしやすくしておくやり方が有効です。テープの上に「剥がし口はこちら→」などと書き込んでおくのも親切です。

一番外側の梱包は、中身が透けないものを使う

商品によっては、段ボールを使わずにもっと小さいサイズで発送することもあるでしょう。その場合、外から中身が見えないような梱包資材を使うことが大切です。

丈夫で中身が透けないものであれば、紙素材でもビニール素材でも問題はありません。ただし、外部からの衝撃には弱くなりがちなので、中身の梱包は厳重にする必要があります。

中身が見える状態だと、強度的な不安に加え、配送員に中身を知られてしまいます。メルカリを利用する多くの人は匿名配送を望みます。それなのに中身が知られる状態で発送するのは、購入者の心証を非常に悪くしかねないので避けましょう。

100円均一で揃えやすい梱包用のアイテムを紹介!

梱包で使う資材の大半は、100円均一でも手に入ります。適切な梱包方法を身につけていれば、100円均一の資材でも充分に、安全性の高い発送をすることができます。この項では、少しでも発送に関わる経費を減らしたいと考えている人に、100円均一で買えるおすすめのアイテムをいくつか紹介します。

プチプチ(気泡緩衝材)

緩衝材の代表格と言えば、プチプチ(気泡緩衝材)です。幅広い場面で活躍するので、発送する機会の多い人は、ロール状の大きいサイズのものを購入しておくとお得です。

一方、それほど頻繁に発送をしない人なら、100円均一で手に入るものでも十分です。小さいものを発送する際にも、ある程度のサイズに切り取られている100円均一の緩衝材は便利です。

商品の厚さを測りやすい定規

一目で商品の厚さを判別できる定規があり、役立ちます。

特にネコポスやゆうパケットなど、料金の安い配送方法は、厚さ3cm以内と決められています。縦横のサイズは小さくても、厚みのせいで利用できないケースもあるため、事前にサッと厚さだけを測れる定規を用意しておくと効率的です。

規格があらかじめわかっている段ボール

最初から3辺の合計の長さがわかっている段ボールがあり、100円均一で買うことができます。

宅急便などの配送方法は、段ボールの3辺の合計で細かく値段が決められています。長さをわざわざ測らなくても、配送料金の目星がつけられるのは便利です。

新品で比較的丈夫なビニール袋

最初に商品を包むためのビニール袋やOPP袋なども、色々なサイズが100円均一で取り揃えられています。

ビニール包装の一番の目的は、水に濡れるのを防ぐことです。そのため、ビニール袋の使い回しは望ましくありません。穴が開いている危険があるので、できる限り新しいものを使う必要があります。100円でもかなりの枚数が入っているので、いくつかのサイズを揃えておき、商品のサイズに合わせて適切に選びましょう。

折り曲げて計測できるメジャー

自分で用意した段ボールを使うときは、3辺のサイズを測る必要があります。そんな時に便利なのが、折り曲げて計測できるメジャーです。

荷物の形に合わせて折り曲げながら測ることができ、作業が効率的に進みます。

メルカリ独自の梱包材を使えば安心!取り扱い店舗を紹介!

メルカリでも専用の梱包資材を取り扱っています。100円均一で揃えるよりも、ものによっては割高になりますが、メルカリ発送に最適化されているので非常に便利です。同時にきちんとした梱包材を使うことで、購入者に安心と好印象を与えることにもつながります。

また、2019年から順次、いくつかのコンビニやスーパーマーケットでも、メルカリの梱包材を取り扱うようになりました。この項では、メルカリで扱っている梱包材と、購入できる店舗などを紹介していきます。

メルカリストアを利用する

まずは本家本元のメルカリストアから見ていきましょう。メルカリストアを利用するには、メルカリアプリの出品画面にアクセスしてください。「メルカリストアを見る」を押すとメルカリストアへ移動します。

ストアで取り扱っている商品のラインナップは以下の通りです。

メルカリストアの特徴は、単品売りをしていない点です。つまり、何点かまとめて買わなくてはなりませんが、他の販売店よりも若干割安になっています。また、100サイズの専用段ボールは、メルカリストアでしか購入できません。

購入金額が2,000円以上であれば、送料が無料になります。それ以下の場合は、別途350円の送料が必要になります。ある程度まとめて梱包材がほしいときは、メルカリストアを利用しましょう。

イトーヨーカドーを利用する

大手スーパーマーケットのイトーヨーカドーでも、2020年8月からメルカリ用梱包資材の取り扱いを開始しています。ラインナップは以下の通りです。

・ネコポス用ダンボール箱(66円)
・宅急便コンパクト専用箱(70円)
・60サイズ用ダンボール(119円)
・80サイズ用ダンボール(159円)
・クッション封筒2枚(130円)
・宅配ビニール袋5枚(140円)
・オリジナル圧縮袋2枚(140円)
・オリジナル緩衝材5枚(130円)
・オリジナルマスキングテープ(130円)
・オリジナルメッセージふせん(140円)

取り扱いの開始はコンビニより遅れましたが、その分、豊富な品揃えになっています。メルカリストアよりもまとめ売りの数が少なめで、単品で買えるものもあります。また、ネット通販でも購入できるものがあり、とても便利です。ネット通販ではゆうパケットプラスやゆうパケットポストの箱も売っています。

数は少ないものの、いくつかの店舗にはメルカリポストも設置されています。ネコポスと宅急便コンパクトに限りますが、メルカリポストを使えば非対面での発送が可能です。

ちなみに、配送方法の簡単な見取り図は以下の通りです。

・「らくらくメルカリ便」→ネコポス&宅急便→ヤマト運輸
・「ゆうゆうメルカリ便」→ゆうパケット&ゆうパック→日本郵便

つまり、メルカリポストを使う場合は、自動的に「らくらくメルカリ便」での発送になります。

セブン-イレブンを利用する

コンビニ各社では、主に2019年からメルカリ用資材の取り扱いを開始しています。セブン-イレブンで購入できるラインナップは、店舗により若干の差異はありますが、だいたい以下の通りです。

・宅配ビニール袋5枚(140円)
・クッション封筒2枚(130円)
・ネコポス用ダンボール(66円)
・宅急便コンパクト専用箱(70円)
・オリジナル圧縮袋2枚(140円)
・オリジナル緩衝材5枚(130円)
・はじメル出品キット(250円)

種類は多くありませんが、最低限の発送には対応できる品揃えになっています。特に「らくらくメルカリ便」を使う際は便利でしょう。

ファミリーマートを利用する

続いてファミリーマートのラインナップは以下の通りです。

・宅配ビニール袋5枚(140円)
・クッション封筒2枚(130円)
・宅急便コンパクト専用箱(70円)
・ネコポス用ダンボール箱(66円)
・オリジナル圧縮袋2枚(140円)
・オリジナル緩衝材5枚(130円)

ほぼセブン-イレブンと同一の品揃えです。

ローソンを利用する

次にローソンのラインナップを見ていきます。

・ゆうパケットプラス専用箱(65円)
・ゆうパケットポスト専用箱(65円)
・宅配ビニール袋5枚(141円)
・ゆうパケット用ダンボール箱(65円)
・クッション封筒2枚(131円)
・オリジナル圧縮袋2枚(141円)
・オリジナルマスキングテープ(131円)
・オリジナルメッセージふせん(131円)

コンビニ大手3社の中で、ローソンだけは「ゆうゆうメルカリ便」の発送に適した品揃えになっています。マスキングテープとふせんを取り扱っているのも特徴的で、緩衝材は取り扱っていません。また他のコンビニなどに比べて、包装用の資材が1円だけ高くなっています。

郵便局を利用する

郵便局で取り扱っている資材は以下の通りです。

・ゆうパケットポスト専用箱(65円)
・ゆうパケットプラス専用箱(65円)

すぐ近くに郵便局があり、「ゆうゆうメルカリ便」を使う予定であれば利用してみましょう。

商品の種類に応じた、適切な梱包方法を紹介!

商品の種類や形によって、適切な梱包の方法が違ってきます。この項ではいくつかの例を挙げて、それぞれの商品にとって最適な梱包のやり方を解説します。

壊れやすい小物の梱包方法

アクセサリーなどの小物は、ちょっとした衝撃でも折れ曲がったり傷ついたりしやすいので、細やかな気遣いが必要です。

ピアスやネックレスなどは、台座や箱を利用しましょう。箱の中でも動きにくいようにマスキングテープなどで固定し、箱そのものも厳重に梱包する必要があります。水濡れ防止のビニールに入れてから緩衝材で包み、内外からの衝撃を防げるように注意しましょう。

台座や箱がない場合は、厚紙などにしっかり固定して、動いたりからんだりすることのないようにしましょう。テープの痕が汚れにならないように、貼る場所にも注意を払う必要があります。

薄手の衣類の梱包方法

Tシャツやズボンなど薄手の衣類は、アイロンをかけてからきれいに折り畳むことでかなり薄くできます。水濡れ防止のビニール袋を二重にして、さらに、外から見えない不透明の封筒や袋に入れて発送するといいでしょう。

梱包後のサイズが厚さ3cm以内におさまれば、ネコポスやゆうパケットなど、安価な配送方法を選ぶことができます。もちろん、強引に圧縮するのはよくありませんが、無理のない範囲でサイズを調整しましょう。

厚手の衣類の梱包方法

セーターやトレーナーなど厚手の衣類も基本的には丁寧にたたみ、隙間なくビニール袋に入れます。ただし、サイズ的には段ボールを使っての発送になることがほとんどです。衣類を中央に置いたら中で動いたりしないように、底面・側面・上面それぞれに適切な量の緩衝材を使いましょう。

送料の負担を減らすために、圧縮袋を使って発送するやり方も有効です。ただし、この場合は、購入確定前に相手にその旨が伝わるように、商品説明やコメントに記載しておきましょう。圧縮した衣類を購入者の同意なく発送すると、トラブルの種になります。

圧縮袋は掃除機で空気を吸い取る形のものではなく、できるだけ手で圧縮できるものを選びましょう。圧縮した時に商品が傷ついてしまう可能性が低くなります。ちなみに、メルカリストアで取り扱っている圧縮袋は、手で圧縮するタイプになっています。

圧縮袋を使うことで水濡れ防止にもなります。また、不透明で外から中身が見えないのも安心ポイントです。

参考:メルカリストア・圧縮袋

グラスや皿など、割れ物・壊れ物の梱包方法

割れる可能性がある商品は、商品の形に合わせて、ひとつひとつ丁寧に緩衝材で隙間なく包みましょう。割れ物は濡れても破損しませんが、先にやわらかめのビニール袋に入れておくと、より安心です。

また、配送用の段ボールに複数の商品を入れる場合は注意が必要です。緩衝材で包んであっても、商品同士が密に接していると、圧力で割れてしまう危険性も出てきます。商品の形状に合わせて、隙間に入れる緩衝材の形を工夫しましょう

高額なブランドバッグなどの梱包方法

高価なものを配送するときは、より細かい部分に気をつけて梱包する必要があります。特にバッグなどはちょっとでも衝撃を受けると、シワがよったり型崩れしたりするので要注意です。サイズを小さくしたいからと、無理に押し込めたり折り畳んだりするのも、当然NGです。

さらに、バッグなどは中で金具がこすれるだけでも破損の原因になります。金具の部分を個別に、小さく切った緩衝材で丁寧に巻いておきましょう。その上で全体を緩衝材でしっかり包み、段ボール自体の強度が高くなるように、ガムテープでH字+十字貼りするなどをしましょう。

梱包箇所が多くなる分、相手が剥がしやすいような工夫をしましょう。例えば、テープの隅を折っておいたり、剥がし口に矢印を書き込んでおいたりすると親切です。

購入者としては高い買い物になるため、少しでも不満があると悪い評価につながりやすくなります。相手の印象がよくなるように、細心の注意を払いましょう。

家具や家電製品の梱包方法

電化製品は濡れないようにビニール袋に入れてから、隙間なく緩衝材で巻いていきましょう。また、コンセントやスイッチなど、破損しやすい部位は個別に緩衝材で補強しておくと効果的です。取扱説明書などを同梱するなら、そちらも水濡れや折れ曲がりがないように注意します。ビニール袋に入れて角を緩衝材で補強するなど、丁寧な梱包を心がけましょう。

ただし、あまりにサイズの大きなものだと、素人では適切に梱包・発送するのが難しくなります。そんな時に便利なのは「梱包・発送たのメル便」というサービスです。配送のプロが自宅までやって来て、梱包してくれるので安心です。配送補償もあるので、自身の梱包では不安な大型家電などは、プロの手に委ねるのもいいでしょう。

相手への思いやりと送料削減を両立させた、賢い梱包のやり方を学ぼう

この記事では、メルカリで販売した商品を送る際の適切な梱包法と、梱包材の選び方を解説してきました。

丁寧に梱包し、購入者に気持ちよく受け取ってもらうことで、メルカリ出品者としての評価はどんどんよくなっていきます。その上で、送料や資材の出費をできる限り抑えられれば、効率的に稼げるようになります。

絶対の正解というものはありませんが、さまざまな選択肢を頭に入れ、状況に応じて賢い梱包の方法を選べるようになりましょう。この記事がその助けとなれば幸いです。

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