メルカリでお酒を売るのは違法?関係する免許や法律について詳しく解説!

メルカリは、不要になった物を気軽に売れる便利なサービスです。しかし、中には出品が禁止されているものもあります。気付かずに販売してしまうと、何らかの罰則を受ける可能性もあるので注意しましょう。そのためにも、品物を売りに出す前には、事前に販売が可能なのかどうかを確認しなければなりません。

では、お酒に関してはどのようなルールが定められているのでしょうか?この記事では、酒類を売ることについてのメルカリの規約や、関係する法律などを紹介していきます。気になる方は、ぜひ参考にしてください。

目次

お酒の販売が違法となるケース

お酒の販売は、場合によっては免許が必要になることもあります。もしも無免許で売ると法律違反となり、摘発される恐れがあるので、十分気をつけてください。

では、メルカリにお酒を売りに出す行為は、はたして違法となるのでしょうか?ここからは、お酒の販売に関する法律を解説していきます。

無免許で販売業を行うと法律違反となる

メルカリでお酒を売る場合、ある一定の条件を満たしていれば誰でも販売することができます。その条件とは、以下の2点のいずれかです。

自分用に購入したもの

人から貰ったもの

以上のように、販売を目的として仕入れたものではない酒類に関しては、販売に関して無免許のユーザーでも売ることが許可されています。

では、転売を目的にお酒を仕入れ、売りに出す行為はどうでしょうか?この場合は、「酒類小売業免許」の取得が必要です。これは酒税法によって定められた決まりで、違反すると罰則の対象となる可能性があります。

酒類の転売で稼ぐには?

メルカリを利用してお酒の転売をする場合は、免許があれば特に問題ありません。では、酒類販売で稼ぐためにはどうすればよいのでしょうか?

ここからは、売り上げを伸ばすためのコツを3つほど紹介していきます。

相場よりも安く仕入れて販売する

利益を上げるためには、できる限り安い値段で仕入れるようにしましょう。これは、どの品物を扱う時にも大事なことです。扱う品の相場を調べ、それよりも安い値段で売っているものを探して見てください。

また、商品を安く仕入れるために、販売店による値引きキャンペーンなどのタイミングを狙うのもおすすめです。仕入れ先の情報を小まめにチェックし、セールのタイミングでまとめて仕入れを行いましょう。

人気の品を販売する

お酒の中には、マニアの間で非常に人気の高い銘柄があります。プレミア化しているものを狙えば、元の値段よりも高く買い取ってもらえる可能性が上がります。

プレミア化している品の特徴は、珍しいものであったり、国外で人気があったりなど様々です。勘のみで売れている商品を見つけ出すのは、非常に困難です。したがって、事前に人気が高騰している銘柄を調べてから、仕入れを行うことをおすすめします。

需要の高いお酒の種類

お酒の販売で利益を上げるには、人気の高い種類の品を扱うことが大切です。ここからは、需要の高いお酒のカテゴリーを紹介していきます。ぜひとも、仕入れの際の参考にしてください。

ウイスキー

現在は、ウイスキーの中でも日本産のウイスキーが人気高騰中です。中には、元値の10倍以上にもなる品物もあります。

また、ウイスキーは劣化しにくいのも大きな特徴です。保管するにあたり特別な知識や設備がなくてもあまり問題がないため、個人でも扱いやすいでしょう。

焼酎

焼酎もウイスキーと製法が似ているため劣化しにくく、管理が容易です。長期間の保管も可能なため、値段が高騰したタイミングを狙って売りに出すことも可能でしょう。

また、ウイスキーに比べると比較的安いものが多いので、仕入れのための費用があまり用意できない場合にもおすすめです。

ただし、人気の銘柄でないと利益率はよくありません。そのため、事前のリサーチが重要となります。

日本酒

日本酒は、国内だけでなく海外のユーザーにも人気のお酒です。プレミアがついている品を狙えば、高額で売れる可能性もあるでしょう。ただし、ウイスキーや焼酎などと違い、長期の保管には向かないものがほとんどです。賞味期限が半年ほどのものが多いので、期限を過ぎてしまわないように注意しなければなりません。

ただし、中には古酒など長期保管が可能な品物もあります。人気の品物を仕入れてすぐに売りに出すか、賞味期限の長いものを選んでじっくりと売り時を待つか、どちらか好きなスタイルを選択しましょう。

より高く売るためのコツ

お酒をなるべく高く売るためには、いくつか意識しておくとよいことがあります。ここからは、仕入れたお酒の価値を上げるためのコツを紹介していきます。仕入れる商品の選定にも役立つ知識なので、ぜひ覚えてください。

未開封の状態で売りに出す

お酒を高く売るには、品質を保つことが大切です。そのためには、未開封の品を選ぶのがおすすめです。なぜなら、開封済みの品は劣化が早く進むため、価値が落ちてしまうからです。

もしも既に開封してしまった場合は、なるべく早く売りに出すことをおすすめします。この際、少しでも品質をキープするため、冷暗所で保管することを忘れないようにしましょう。

箱やフィルムが付いた状態で売る

お酒を購入するユーザーの中には、飲むためだけでなく、コレクションするために買う人もいます。そのため、パッケージがついているかどうかで大きく価値が変わるのです。箱やフィルムなどが残っていた場合は、セットにして売りに出しましょう。

酒類販売に関係する免許

お酒を継続的に販売するためには、専用の免許が必要となります。さらに、その中でもいくつかの種類に分かれています。

ここからは、酒類の取り扱いや販売に関する免許の中から、「メルカリでお酒を売るケース」に関係するものに焦点を当てて、詳しく解説していきます。

免許にはいくつかの種類がある

お酒を販売するために必要な免許は、大きく「酒類小売業免許」と「酒類卸売業免許」の2種類に分けられます。この内、メルカリでお酒を売る時に必要なのは前者です。

また、酒類小売業免許の中でも、さらに細かく種類が分けられています。これに含まれる免許は、以下の3種です。

・一般酒類小売業免許

・通信販売酒類小売業免許

・特殊酒類小売業免許

以上の中で、メルカリでお酒を売る際に必要とされるのが、「通信販売酒類小売業免許」となります。

免許を取るための条件

では、お酒の販売に関する免許を取る際、どのような条件を満たす必要があるのでしょうか?満たさなければならない要件は、以下の4つです。

・人的要件:納税の義務を果たしているか、法律を守っているかなど

・場所的要件:他の事業としっかり区別されているかなど

・経営基礎的要件:酒類販売の経験があるか、事業の経営がしっかりと行えているかなど

・需給調整要件:飲食店などの接客業を行っていないかなど

これらの条件を満たしていない人は、酒類販売の免許を取ることはできないので注意してください。

お酒の転売をするときに気を付けるべきこと

お酒のせどりを始めるにあたり、いくつか注意しなければならないことがあります。法律に関係する事柄もあるので、慎重に確認しましょう。ここからは、お酒の販売をする際に気をつけるべきことを3つほど紹介していきます。

長い準備期間が必要

お酒を売る目的で仕入れ・販売をするためには、免許が必要です。この免許を取得するには、数ヶ月ほどの時間がかかります。さらに、満たさなければならない要件の内の一つである「経営基礎的要件」には、3年以上の酒類販売経験が含まれています。

つまり、あらかじめ酒類を扱っている販売店等で、ある程度の期間働かなければなりません。そのため、全くの未経験から免許を取ることを考えると、かなり長い時間がかかることが予想されます。

また、一般の消費者に向けて事業を行う場合は、許可がなかなかもらえないこともあります。以上の内容を鑑みると、他の品物を扱った方が効率がよいケースもあるでしょう。

無免許で販売を行うと摘発されるリスクも

免許の取得が面倒だからといって、無免許でお酒を販売してはいけません。免許を持たない者による酒類の販売は、法律によって固く禁じられています。これに違反すると、1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金に処される恐れがあります。

過去には、無免許でお酒を販売したとして、リサイクル業者が摘発された事例があります。免許を持っていない場合は、不要になったお酒を処分したい場合にのみ、売りに出すようにしましょう。

空きビンの販売も法律違反になることがあるので注意

中身が入っていないお酒の空きビンの扱いに関しても、一つ気をつけなければならない点があります。

お酒の空きビンもコレクション目的で購入する人がいるため、せどりにおすすめです。この場合、お酒を直接売っている訳ではないので、酒類販売の免許は必要ありません。不要になったお酒の空きビンを売る程度であれば、なんら問題もないでしょう。

しかし、販売目的で仕入れ・転売を行う場合には古物商の許可が必要となります。これに違反すると、古物営業法に違反したとみなされ、罰則の対象となるので注意しましょう。古物営業の許可を取るには、管轄の警察署に行って手続きを行ってください。

人気の銘柄

最後に、お酒のせどりを行う時におすすめの銘柄を紹介していきます。人気の品物を選べば、比較的簡単に稼ぎを上げることができます。以下の内容を参考に、仕入れを行ってみてください。

サントリー山崎

ジャパニーズウイスキーの中でも特に人気の高い品は、「サントリー山崎」です。その中でも、ヴィンテージ品はかなり高値で取引されています。ものによっては、数百万以上で売れることもあるのです。

ニッカウヰスキー竹鶴

発売された当初は安価で販売されていましたが、テレビドラマなどの影響もあり、近年では価格が高騰しています。中には数十万円ほどで取引されている品もあり、比較的利益を上げやすいといえます。

ザ・マッカラン

海外の銘柄で人気が高いのは、「ザ・マッカラン」です。高級ウイスキーとしてのイメージが強く、比較的高値を付けやすいでしょう。中には、一億円を超える値段で売れたものもあります。

森伊蔵

焼酎の中では、「森伊蔵」がおすすめです。有名な「魔王」や「村尾」などと並べられることが多く、非常に人気が高い銘柄となっています。

また、一升瓶そのものに価値がつくこともあり、特に古いものは高値で取引されています。

十四代

日本酒の高級銘柄といえば、「十四代」です。非常に人気が高く、販売に際して抽選が行われるほど入手が難しくなっています。

また、日本のユーザーのみならず、海外ユーザーからの人気が高いのも特徴です。需要に対して供給が少ないため、高い値段で売りに出しても買い手が付きやすいでしょう。

お酒の販売をするときは法律違反にならないよう気を付けましょう

メルカリでは、不要になったものを売る程度であれば、誰でもお酒を売ることができます。しかし、販売を目的に仕入れを行い、継続して売りに出す行為は、免許がなければ法律違反となります。守らなければ処罰の対象になるので、くれぐれも注意してください。これらを踏まえ、事前に関係する法律をチェックしておくと安心です。

なお、酒類販売の免許を取るには、いくつかの条件を満たしていなければなりません。その中には、お酒を取り扱う店での勤務経験も含まれます。これには、3年以上の経験が求められるので、場合によってはかなり長期間を費やす恐れがあるでしょう。無理をしてお酒を扱うよりも、他の商材を選んだ方が効率よく稼げるケースがあることも頭に入れておきたいものです。

さらに、たとえ問題なく免許が取得できたとしても、需要の高い品を選ばなければ思うように利益を上げられません。お酒の中でも特に人気が高いのは、ウイスキーや焼酎、日本酒などです。その中でも、銘柄によって人気度が変わります。仕入れを行う際には、事前に念入りなリサーチを行うことが大切です。

以上の点を押さえれば、メルカリでもお酒のせどりを行うことができます。ぜひともこの記事を参考に、酒類の転売を始めてみてはいかがでしょうか。

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