メルカリでタバコを売る方法はある?出品できないものも併せて紹介!

近年では、不要品を処分する手段の一つとして、メルカリのようなフリマアプリを利用するユーザーが増えています。しかし、不要になったからといって、なんでも自由に販売できるというわけではありません。中には法律で販売が制限されているものもあるのです。

この記事では、メルカリにおけるタバコ販売の是非や、出品できないものについてまとめています。ぜひ参考にしてください。

目次

出品物に関する法律について

個人がタバコを販売することについて、法律ではどのように定められているのでしょうか。この項目では、タバコやそれに関連する品物の出品が違法なのかどうか、具体例を挙げながらそれぞれ解説していきます。

メルカリにタバコを売りに出すのは法律違反となる

タバコや葉巻などをはじめとしたニコチンを含む品物は、特別な許可を持つ法人しか売ることができません。したがって、個人がメルカリなどにタバコを出品することは違法となります。たとえ販売目的で仕入れていないとしても、売るだけで法律違反とみなされるので注意しましょう。

電子タバコの出品も違法なのか?

アイコスやグローなどの場合、本体部分にはニコチンが含まれていませんので、メルカリなどで販売することが可能です。ただし、スティックやリキッドをセットにして売るには、特別な許可が必要となるでしょう。以上の理由から、リサイクルショップなどでも、本体のみしか買い取ってもらえないケースが多くなっています。

アイコスやグロー、プルームテックの購入について

電子タバコの本体だけを販売する場合には特別な許可は必要なく、Amazonや家電量販店など、さまざまな場所で入手できます。また、メルカリやリサイクルショップで、中古品が販売されているケースも多くあります。

ただし、リサイクルショップで買い取ってもらえるのは、未使用品や状態の良いものに限られている可能性が大きいです。不要になった電子タバコを売りに出す際には、買取の条件を満たしているかどうか、よく確認をしましょう。

プルームテックのカートリッジは販売できる?

プルームテックは、本体とカートリッジ、タバコカプセルの3つを組み合わせて使用する道具です。この内、ニコチンが含まれているのは、タバコカプセルのみとなっています。したがって、本体とカートリッジはメルカリで販売することが可能です。ただし、未開封のものでないと買ってもらえない場合もあります。

グロー、アイコスのスティックは?

グローやアイコス専用のスティックには、ニコチンが含まれています。つまり、メルカリで売りに出すと法律違反とみなされます。質屋やリサイクルショップでも、買い取ってもらえないケースがほとんどでしょう。

メルカリの規則について

メルカリではタバコ類の出品について、どのような規則を設けているのでしょうか。この項目では、メルカリの利用規約の中から、タバコに関する項目をピックアップして紹介していきます。

タバコの出品は禁止されている

ニコチンを含むタバコなどの品は、法律で個人による販売が禁止されています。当然、メルカリの規則でも出品禁止と明記されており、これに違反すると罰則の対象となります。

ただし、アイコスの本体やプルームテックのカートリッジなど、ニコチンを含まないタバコ用品であれば、売りに出すことが可能です。

参考:たばこ(禁止されている出品物) – メルカリガイド

違反した場合はどうなる?

メルカリの規則に違反したことが発覚した際には、アカウント停止などの処罰が下されます。また、国内でのニコチンの販売・譲渡は法律違反でもあるため、何らかの法的な処分も予想されます。くれぐれも規則を破ることのないよう、注意してください。

中には「バレなければよい」と考えて、禁止物を販売する人もいますが、多くの場合、他のユーザーに通報されます。リスクを冒してまで売りに出すメリットは、ほぼ無いと言えるでしょう。

その他販売が禁止されているもの

メルカリでは、タバコの他にどのような品物の販売が禁止されているのでしょうか。この項目では、メルカリガイドに記載されている出品禁止物の中から、いくつかをピックアップして紹介していきます。

すべての禁止物について知りたい方は、公式のガイドページで確認してください。

参考:禁止されている出品物 – メルカリガイド

新品でない健康食品・サプリメント

メルカリでは衛生面や安全面の観点から、開封済みの食品類の販売を禁止しています。例外として、個包装タイプで一つ一つに賞味期限が記載されている場合のみ出品が可能です。その際には、必ず賞味期限が分かるような写真を撮り、商品画像として登録しましょう。

また、サプリメントに関しては、上記の規則に加え「薬機法」も考慮する必要があります。薬機法とは、医薬品や化粧品を売る際に関係する法律で、これに違反する品物は出品することができません。特に、海外から取り寄せたサプリメントを売る時には、注意が必要です。中には国内では医薬品に当てはまる成分が含まれているものもあり、この場合はサプリメントとして売りに出すことができません。

使用歴のある学生服・体操着

衛生面や青少年の保護の観点から、使用歴のある制服や体操着などの販売も禁止されています。たとえクリーニング済みであったとしても、売ることはできないので気を付けてください。

ただし、例外として競技用の水着や、コスプレ用の衣装は販売が許可されています。出品する際には、本物の学生服ではないことが分かるように、詳細な説明を付け加えましょう。本物の制服だと誤解を招く表現が使われている場合、商品自体に問題がなくとも規則違反とみなされるケースもあります。制服や体操服に似た品物を売りに出す時には、くれぐれも注意してください。

現金

現金を売るという行為は、法律的に見ると「金銭を貸して利息を受け取った」とみなされます。登録を受けていない個人が貸金業を営むことは、法律で禁止されています。場合によっては警察によって逮捕されるリスクもあるでしょう。

ただし、現在使われていない貨幣である「古銭」であれば、売りに出すことが可能です。家に眠っている古銭がある方は、ぜひ出品してみてください。

ここでひとつ注意しなければならないのは、「現在使われていないもの」に限るという点です。記念通貨などであっても、現在使われている貨幣は出品することができません。

商品券・金券

メルカリでは現金の他にも、金銭と同等に扱われるもの全般の販売が禁止されています。商品券やプリペイドカード、ギフト券などは出品することができません。これらのものを現金化したい場合は、金券ショップなどを利用するのが得策です。

期限切れの化粧品

メルカリでは、使用済みの化粧品の取引も頻繁に行われています。しかし、化粧品の中には使用期限付きのものもあり、期限が過ぎたものを売った場合は、規則違反になります。

また、別の容器に小分けにして売りに出すことも禁止されているほか、認可のない個人が作ったハンドメイドの化粧品も出品禁止となっています。その他にも細かな規則が定められているので、詳細が気になる方はメルカリガイドを確認してください。

参考:許可なく製造した化粧品類や小分けした化粧品類(禁止されている出品物) – メルカリガイド

他者の権利を侵害するもの

他社の著作権や商標権、肖像権などを侵害する可能性のあるものの販売も禁止されています。これに該当するのは、ブランド品を利用したリメイク作品や、人気キャラクターを取り入れたハンドメイドグッズなどです。

もちろん、アイドルの写真を利用した手作りグッズなども規則違反に当てはまります。メルカリに手作りのアイテムを売りに出す時には、完全にオリジナルの創作物であるかどうかを確認しましょう。

また、ブランド品の偽物の出品も同じ理由で禁止されています。ブランド品を出品する際には、レシートなど本物だと証明できるものの写真を添えるようにしましょう。本物だと確証の持てない品物は、規制の対象になる可能性があります。

生き物

メルカリでは、昆虫や魚類を含む「生き物」全般の出品が禁止されています。もちろん、犬や猫などの哺乳類も同様です。

そもそも、犬や猫などの生物は、登録を受けた事業者しか販売することができません。これは法律で定められていることなので、他のサービスを利用する時も同じです。例外として、昆虫や魚類は個人で売りに出すことが認められています。メルカリでは規約上出品が禁止されていますが、利用するサービスによっては売ることも可能でしょう。

ただし、これらの規則はあくまで生きている生物に当てはまるルールです。標本や食用に加工されたものは、その他規則に違反していなければ、メルカリでも問題なく売ることができます。

武器・危険物

メルカリでは、たとえ護身用や趣味のものであっても、殺傷能力のある武器等の販売は禁止されています。例えば、催涙スプレーやスタンガン、銃刀法違反の可能性があるモデルガンなどがこれに該当します。

ただし、スポーツ用の道具や生活用の刃物に関しては、この限りではありません。アーチェリーや弓道の弓矢、包丁などなら売りに出すことが可能です。

個人の情報が含まれるもの

卒業アルバムや名刺などのパーソナルな情報が含まれるものは、悪用の危険性があるため、販売が禁止されています。

また、メルカリで得た他者の個人情報を、他の目的に利用することも認められていません。選ぶ配送方法によっては他者の住所などを知る機会もあるので、個人情報の取り扱いにはくれぐれも注意してください。

データのみの販売

電子クーポンのコードやダウンロードコンテンツ、ゲームアカウントなどのデジタルデータは、トラブルを回避するため、販売が規制されています。もしも電子データを売りに出したい場合には、メルカリではない他のサービスを利用しましょう。

医薬品

医薬品を売るためには、国からの許可を取得する必要があります。個人がメルカリに医薬品を売りに出すことは法律違反にあたるため、販売が規制されています。必要が無くなった処方薬などを処分したくなったとしても、フリマアプリで販売するのはやめましょう。

ただし、パッケージに「医薬部外品」や「一般医療機器」と記載があるものであれば、売りに出すことが可能です。他にも、絆創膏やピンセットなどの小物類は違反になりません。

臓器や血液

臓器等の人体の一部や血液などを販売した場合、公序良俗に反する行為とみなされるので注意してください。その他にも、犯罪を助長する内容や、半道徳的な内容の出品も規制されています。メルカリを利用する際には、人を不快にさせないような最低限の配慮が求められます。

転売目的で手に入れたチケット

メルカリでは、個人利用目的で入手したものの、予定が合わなくなってしまった場合に限りチケット類の販売が認められています。転売目的で入手したと思われるチケットに関しては、出品することができないので注意してください。

また、電子コード式のチケットなど、これまでに紹介した禁止項目に当てはまるようなチケットも違反となります。

ルールを守って正しくサービスを利用しましょう

メルカリにおけるタバコの販売に関しては、法律の問題により、かなり厳しいルールが敷かれています。個人ではニコチンを含む品を売ることができないため、紙タバコや電子タバコのスティックなどを現金化するのは難しいでしょう。

しかし、ニコチンを含まないパーツのみであれば、メルカリに出品することができます。状態が良ければリサイクルショップなどでも買い取ってもらえるので、処分する予定のものがあれば売りに出してみるのもよいでしょう。

また、ニコチンを含むタバコグッズの他にも、メルカリで禁止されている出品物はたくさんあります。武器や偽ブランド品などのほか、化粧品や食品など、細かな条件を満たさなければ売りに出すことができないものも多くあります。先例のない出品物を扱う際には、売りに出してもよいものかどうか、事前にガイドページをよく確認してください。

もしもメルカリの規則に違反したら、最悪の場合、アカウント停止などの処分が下されることもあります。また、中には同時に法律に違反してしまうケースもあるでしょう。

その場合、警察によって逮捕されるリスクも考えられるので、十分注意してください。サービスを利用する際には、定められたルールをしっかりと確認して、違反することのないように努めましょう。

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