メルカリで定額払いを利用するデメリットとは?損をするケースについて具体的に解説!

メルカリでは、決済の際に「定額払い」が使えます。高額な商品を購入したときなどに分割で支払うことができるため、とても便利です。

ただし、定額払いを利用する際には手数料がかかります。使い方によっては、手数料が増えて損をすることもありい、計画的に利用することが重要です。

この記事では、メルカリにおける定額払いのメリットとデメリットをご紹介していきます。支払い回数による料金の違いについても詳しく説明するので、ぜひ参考にしてください。

目次

メルカリの定額払いシステムの仕組み

この項目では、メルカリの定額払いの仕組みについて具体的に解説していきます。

定額払いはメルペイを使った支払い方法の一種

メルカリにおける定額払いとは、一般的にメルペイを使った支払い方法である「メルペイスマート払い」を指します。代金の決済を月々一定にでき、まとまったお金がなくても高額な買い物ができるのが特徴です。

毎月の支払い額はユーザー自身が設定でき、無理のない範囲で利用することが可能です。この辺りのシステムは、クレジットカードのリボ払いとよく似ています。

手続きを行い、審査を通らなければならない

メルカリの定額払いを使うには、あらかじめ手続きを行い、審査に通らなければなりません。審査には数日かかるので、初めて定額払いを利用する際は、スケジュールに余裕を持たせましょう。

また、定額払いの手続きをする際には、あらかじめ「アプリでかんたん本人確認」を行わなければなりません。本人確認がまだお済みでない方は、公式のガイドに従って、手続きを行ってください。

参考:アプリでかんたん本人確認とは? – メルカリガイド

メルカードでの支払いも定額払いの対象になる

メルカリが発行するクレジットカードである「メルカード」を持っている場合は、メルカリで商品を買うときだけでなく、加盟店でのカード決済も定額払いの対象になります。

定額払いのメリット

この項目では、定額払いを利用するメリットとして挙げられるポイントを4つご紹介いたします。

決済金額を毎月一定にすることが可能

定額払いを使えば、毎月の決済額が一定になります。月々メルカリに支払う値段があらかじめ決まっているので、お金の管理がしやすくなります。

例えば、その月の収入からメルカリへの支払い分をあらかじめ確保しておけば、残りのお金は他のことに自由に使えるため、非常に便利です。

定額払いにするかどうかを個別で設定可能

メルカリの定額払いシステムは、対象となる決済を個別に選ぶことが可能です。商品ごとに一括払いにするか、定額払いにするかを決められるので、自分の予算に合わせて活用できます。

例えば、普段の買い物は一括払いにして、高額な買い物をするときだけ定額払いにするなどもできます。

安心して金額の高い商品が買える

メルカリの定額払いなら決済する価格が一定なので、予算をすぐに用意できないときでも高額な商品を買うことが可能です。手元に十分な現金がない場合でも購入可能なのは、安心できるポイントでしょう。

キャンペーンの対象になることがある

メルカリのキャンペーンの中には、定額払いを対象としたものがあります。過去には、定額払いにした金額の50%ものポイントが還元されたり、最大で10,000ポイントが還元されたりするといったキャンペーンも開催されました。

今後も、さまざまなキャンペーンが実施される可能性があります。キャンペーンに関する最新情報は、公式サイトやアプリで確認できるため、小まめにチェックしてみてください。

定額払いのデメリット

定額払いは月々の支払いが一定になり、非常に便利な反面、注意しなければならない点もあります。

この項目では、定額払いのデメリットとして挙げられるポイントを3つご紹介いたします。

手数料が高い

メルカリの定額払いを使う際には、年率15.0%の手数料がかかります。手数料は定額払いの対象になっている残高に対して発生します。つまり、支払う日数が増えるほどに手数料も高くなってしまうのです。

分割で支払うことで一度に支払う金額は少なくなりますが、その分、一括で支払うよりも全体の支払い額は多くなります。定額払いを頻繁に使うと損をすることになるので、十分注意してください。

審査や年齢制限がある

定額払いには年齢制限があり、18歳未満は対象外となります。また、事前に本人確認を行ったうえで審査を受けなければなりません。この審査に通らなければ、定額払いの利用が不可となります。

審査の詳細については公表されていないものの、メルカリでの取引実績やメルペイの利用状況などが影響するようです。

そのため、過去にメルカリでトラブルを起こしたことがあったり、メルペイあと払いの支払いを延滞していたりすると、審査結果に悪影響を及ぼす可能性があります。

定額払いが使えないケースもある

メルカリの定額払いでは、たとえ審査に通過していても、条件によっては使えない場合がある点も注意が必要です。

例えば、チケットカテゴリーの商品を買った際や、定額払いの設定額が低すぎる場合などでは、定額払いが使えません。その他の条件について詳しく知りたい方は、公式ガイドページを確認してください。

参考:定額払いの設定方法 – メルカリガイド

支払いが遅れた場合はどうなる?

定額払いの支払いが遅れると、ペナルティが発生します。この項目では、メルカリの定額払いの支払いが遅れた場合のペナルティついて、具体的に解説していきます。

信用情報に傷がつく

メルカリの定額払いの支払いが期日までに行われなかった場合、信用情報機関に滞納のデータが残ります。信用情報機関には、他にもクレジットカードやカードローンの利用に関するデータなどが保存されており、そのデータはメルカリ以外の金融機関と共有されています。

一度、信用情報機関のブラックリストに載ると、カードローンの申し込みやクレジットカードの新規作成が困難になるので、注意が必要です。

損害金の支払い義務が生じる

定額払いの支払いが遅れると、年率14.6%の遅延損害金が生じます。この際、遅延損害金の計算は、実際には1日単位で行われます。例えば、10万円の支払いが10日遅れた時の計算は、以下のようになります。

まず、年利14.6%の日割り金利を計算しましょう。これは年利を365日(うるう年の場合は366日)で割ったもので、計算式は下記の通りです。

0.146÷365=0.0004

次に、1日あたりの金利に延滞金額である10万円をかけて、1日あたりの遅延損害金を割り出します。

10,000×0.0004=40

最後に、1日あたりの遅延損害金に延滞日数である10日をかけて、遅延損害金の総額を計算しましょう。

40×10=400

つまり、10万円を10日間滞納した場合、遅延損害金は400円となります。

上記のことからも分かる通り、滞納日数が多ければ多いほど、支払うべき損害金が増えていきます。支払いを遅らせないことが理想ですが、もし滞納した場合は、なるべく早く支払いを済ませ、損失を最小限に抑えましょう。

メルカリの関連サービスが使えなくなる

定額払いの支払いが滞っている間は、メルカリの後払い決済サービス全般が利用不可となります。

また、延滞が長引くと、後払い決済の利用そのものが制限されます。他にも、メルカリの一部のサービスが利用できなくなったり、売上金が没収されたりするほか、強制退会処分を受ける恐れもあります。

以上のようなペナルティが課されるため、定額払いの支払いは延滞しないよう、くれぐれも気をつけてください。

メルカリの定額払いについての詳細

この項目では、メルカリの定額払いのシステムについての詳細を解説いたします。メルカリの定額払いについてより詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

手数料は年率15.0%

メルカリの定額払いの手数料は、年率15.0%です。

手数料は定額払いの対象となる残高に対して1日ごとに生じ、日率に計算し直すと約0.041%です。仮に支払い額が5万円だとすると、1日あたりの手数料は20.5円、1ヶ月では615円となります。

手数料の計算方法

自分が実際に支払う手数料を計算するには、まず1日あたりの手数料を計算しましょう。計算式は以下の通りです。

0.00041×[対象となる残高]=[1日あたりの手数料]

次に、1ヶ月あたりの手数料を計算します。

[1日あたりの手数料]×30日=1ヶ月あたりの手数料

ここで注意しなければならないのは、手数料は支払い対象の残高によって変わってくるという点です。

つまり、合計3万円の支払いを10回に分けて行う場合、1度目の支払いを終えた後は、残りの27,369円に対して手数料が発生するのです。料金がその都度変わるので、計算をする際には気を付けてください。

なお、わざわざ手数料を計算しなくても、メルカリ側が自動的に料金を算出し、毎月の決済から差し引かれます。そのため、実際に月々支払う金額は一定です。手数料の計算が面倒な場合は、しなくても問題ありません。

手続きの手順

定額払いを使うには、まず手続きを行わなければなりません。以下の手順を参考に、手続きを行いましょう。

メルカリのアプリを開き、画面下部の「支払い」をタップします。

カード型の表示部分をスワイプし、「その他の便利な支払い」から「定額払い」へと進みましょう。

「利用目的を確認して申し込む」をタップします。指示に従って手続きを行えば、申し込み完了です。

なお、申し込みを行うには、あらかじめ「アプリでかんたん本人確認」を済ませている必要があります。

支払い回数によって手数料は大きく変わる

定額払いの手数料は、1日ごとに課せられます。つまり、支払い回数によって料金が変わってくるということになります。この項目では、具体的な例を用いて、手数料がどのくらい異なるのかを説明していきます。

10回に分けて払うケース

すでに定額払いを契約している場合は、メルカリのアプリから手数料のシミュレーションができます。詳しくは、公式のガイドページをチェックしてください。まだ契約していない場合は、JCCA(日本クレジットカード協会)のシミュレーションページが便利です。

メルカリの手数料とは計算方法が若干異なりますが、おおよその金額を算出してくれます。今回も、JCCAのページを使って料金を計算してみます。

例えば、総額10万円の支払いを10回に分けて行った場合、最終的な手数料の合計は5,584円になります。

参考:定額払いのシミュレーション – メルカリガイド

参考:リボ払いについて – 日本クレジットカード協会

20回に分けて払うケース

では総額10万円の支払いを20回に分けると、手数料はいくらになるでしょうか。10万円を20回に分けて支払う場合、手数料の総額は11,831円です。10回に分けて支払う場合と比べると、6,247円高い結果となりました。

上記のように、支払い回数が増えれば増えるほど、手数料が増える仕組みになっています。

損をしないために意識すべきこと

メルカリの定額払いは、使い方を間違えると大きく損をします。この項目では、なるべく損失を出さないために気をつけたいポイントを、3つご紹介いたします。

多用するとかえって損をする可能性がある

定額払いは、多用すると手数料が増え、残高が減りにくくなるという一面があります。

1回あたりの決済額が少なかったり、そもそもの残高が多かったりすると、元金がなかなか減りません。計画的に利用しないと、手数料ばかりが増えていくことになりかねない点は注意が必要です。

月々の返済額は多めに設定する

支払い回数が少ないほど、手数料が安く済みます。資金に余裕があるのなら、月々の返済額を増やして回数を少なくした方が得策でしょう。

ここぞという時にのみ使用するのがおすすめ

定額払いは、結果として一括払いよりも割高になります。そのため、一括で支払える買い物に使っても、手数料を多く支払うことになり、かえって損をする結果となります。

定額払いの利用は、一括では買えないような高い買い物のときにだけ利用することをおすすめします。

定額払いは使い時を見極めて利用しましょう

メルカリの定額払いは、毎月の決済を一定にできるため、お金の余裕がないときでも高額な商品を購入できます。しかしその反面、年齢制限があったり、手数料がかかったりとデメリットが多くなります。

特に手数料は、年率15.0%と決して低いものではありません。定額払いを使いすぎると手数料が増え、大きな負担となります。むやみに使うのではなく、計画的な活用が求められます。

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