不要になった冷蔵庫を処分するには、通常、お金がかかります。しかし、誰かに売ることができれば、むしろ利益を得ることが可能です。せっかくなら、不用品を売却してお得に処分したいところです。
この記事では、冷蔵庫を売りに出す方法を詳しく紹介していきます。興味のある方はぜひ参考にしてください。
冷蔵庫を売りに出すには?
冷蔵庫を売りに出すには、一体どのような手段があるのでしょうか。この項目では、買い取りサービスの種類、値段の相場などについて詳しく解説していきます。
3種の買い取りサービス
大型家電の買い取りサービスは、大きく分けて以下の3種が挙げられます。
- 宅配買取:業者に荷物を発送し、査定をしてもらう
- 店頭買取:店舗に直接荷物を持ち込み、査定してもらう
- 出張買取:自宅に業者を呼び、査定してもらう
これらの方法にはそれぞれメリットとデメリットがあります。この中から、自分の目的に適した方法を選ぶことが大切です。
また、冷蔵庫の場合はサイズの問題も考慮しなければなりません。宅配買取などを利用する場合、対応しているサイズに限りがある可能性があります。冷蔵庫の大きさによっては、サービスが利用できないケースもあるため注意しましょう。
値段の相場は?
冷蔵庫の売り値は、種類や大きさなどによって大きく変わってきます。基本的には、サイズが大きくて新しいものの方が、より高く売れる傾向にあります。各サイズの大まかな相場は、以下を参考にしてください。
- ~200L:3,000~8,000円
- 300L~400L:10,000~15,000円
- 400L~:10,000~50,000円
この中でも、400L以上のものはファミリー向けの大容量サイズで、最も需要が高くなっています。そのため、多少古いものでもそれなりの値段で売ることができます。
リサイクル費用はかかる?
冷蔵庫をゴミとして処分する場合、リサイクル法に基づいて、有料で処分しなければなりません。処分にかかる金額は、3,740円~4,730円となっています。
ただし、費用を負担しなければならないのは、あくまでも「処分」する場合に限ります。これらのルールは、家電を「売却」する場合には当てはまりません。
つまり、不要になった冷蔵庫を売りに出す場合には、他の不要品と同様、必要に応じて送料やサービス利用手数料のみを支払うだけで問題ありません。
フリマアプリを活用してみよう
家電を売りに出す方法は、各種買取サービスを利用する他にもあります。そのうちの一つが「フリマアプリ」です。フリマアプリのメリットは、自分で価格を設定できる点です。
買取サービスでは業者が値段を決めるため、提示された金額に納得がいかないケースも見られます。対して、フリマアプリでは、売り手と買い手の双方が価格に納得した場合にのみ取引が行われます。多少時間がかかっても、なるべく高値で売りたいという場合におすすめです。
大型家電を売るならメルカリがおすすめ
フリマアプリにもいくつかの種類がありますが、冷蔵庫を売るならメルカリがおすすめです。なぜなら、多種多様な配送サービスから選べるからです。
中でも、「梱包・発送たのメル便」は、集荷から発送までの作業を代行してもらえるため、手間をかけずに家電を売ることができます。
メルカリを利用する際に気を付けるべきこと
フリマアプリで家電製品を売りに出す際には、どのようなことに気を付けるべきでしょうか。この項目では、メルカリを利用する上での注意点を4つご紹介していきます。
詳細な説明を行う
ネットで買い物をする際には、画像やテキストによる説明のみで品物の良し悪しを判断します。そのため、これらの情報が不十分だと判断材料が少なく、買い手が付きにくくなります。品物を買ってもらいやすくするためには、なるべく詳細な商品説明を行いましょう。
冷蔵庫を売る際に求められる情報は、以下のような点です。
- 品物の大きさ
- 使用期間
- メーカー名
- 商品名
- 年式
- キズや汚れ
- 付属品の有無やその状態
公式のホームページなどに記載されている情報はもちろんのこと、実際の使用感なども併せて記載するとよいでしょう。さらに、よく使われている略称なども併記すると、検索に引っ掛かりやすくなります。
また、販売する品物が中古であることは、特にわかりやすく明記しましょう。中には説明をよく読まず、新古品だと勘違いして購入してしまうユーザーもいます。誤解されたまま取り引きを続けると、トラブルに発展する可能性もあるので注意してください。なお、あらかじめ説明欄に記載したとしても、直接やり取りを行う際に再度確認をすると安心です。
汚れたまま売りに出さない
使用済みの冷蔵庫は、大なり小なり汚れているものです。汚れを放置したまま売りに出すと、価値が下がる恐れがあります。程度がひどい場合はクレームの原因になる可能性もあるので、気を付けてください。
品物に付いた汚れは、あらかじめ清掃しておくのがベターです。可能であれば消臭処理なども行っておくと、さらに買い手が付きやすくなります。
写真は多めに掲載する
品物の画像は、購入を決める際の大切な判断材料となります。全体を写したものだけでなく、ドアを開けた様子や引き出しの中など、詳細が分かる写真を多数掲載すると親切です。
適正価格で売りに出す
品物を買ってもらうためには、適正価格で売りに出すことが重要です。あまりにも高すぎる値段で出品すると、買い手が付きにくくなるからです。
品物の相場を調査するのであれば、メルカリ内で同様の商品を検索する方法が有効です。全く同一の商品が見つからなかったとしても、条件が似ている商品の値段を参考にすれば問題ありません。
大型家電を売る際におすすめの配送サービス
大型家電は発送までの作業がとても大変です。他の商品に比べて壊れやすいため、厳重に梱包する必要があるからです。中途半端な梱包では、品物の品質を損なう恐れがあるので注意してください。
メルカリではいくつかの配送サービスを選ぶことが可能です。中には、プロに発送までの作業を代行してもらえる方法もあります。この項目では、おすすめの配送方法とその詳細をご紹介していきます。
「梱包・発送たのメル便」がおすすめ
冷蔵庫をはじめとした大型家電を送る場合には、メルカリの「梱包・発送たのメル便」がおすすめです。この配送方法は、プロに発送までの作業を代行してもらえるのが特徴です。面倒な作業を自分で行わなくて済むほか、扱いが難しい品物を適切に梱包してもらえるため安心です。
また、この配送方法では匿名配送が利用可能です。併せて、宛名書きの必要もないため、手間を大幅に節約することができるのが大きなメリットとなっています。希望の配送方法を指定するには、出品ページの下部にある「配送の方法」という項目から希望の方法を選びましょう。
なお、「梱包・発送たのメル便」を選んだ場合、集荷の日時を指定しなければなりません。希望の日程を入力したら、その日にスタッフが品物を受け取りに来ます。あらかじめ梱包をする必要こそないものの、水抜きなどの準備作業は必要となるので、忘れずに行っておきましょう。
送料について
荷物の送料は通常、箱の大きさによって決まります。一般的な冷蔵庫の場合、大きさは250~350サイズで、料金は8,600~18,500円となります。
ここで気を付けなければならないのは、品物の重量です。配送方法によっては、荷物のサイズに加えて、重さについての規定もあります。上記の料金が当てはまるのは、重さ100kgの荷物までとなるので注意しましょう。これを超える品物の場合は、追加料金を支払う必要があります。料金の目安は、以下を参考にしてください(すべて税込)。
- 101kg~120kg:【搬出】11,000円、【搬入】11,000円、【両方】22,000円
- 121kg~140kg:【搬出】16,500円、【搬入】16,500円、【両方】33,000円
- 141kg~150kg:【搬出】22,000円、【搬入】22,000円、【両方】44,000円
品物の値段を決める時には、以上の費用を考慮した値段設定にする必要があります。これらを差し引いた値段で売りに出すと、赤字になる恐れがあるので気を付けましょう。
自分で荷物を発送する場合の手順
荷物の三辺の合計が160㎝以内である場合には、自分で梱包・発送を行うことも可能です。この項目では、自分で荷物を発送する場合の手順を詳しくご紹介していきます。
用意すべき資材
冷蔵庫を梱包する際には、以下のような資材を用意しましょう。
- プチプチなどの緩衝材
- 段ボール
- ガムテープ
- 巻きダンボール
品物の破損を防ぐためには、プチプチなどの一般的な緩衝材に加え、段ボールでも保護する必要があります。各資材はホームセンターなどで手に入れることができます。あらかじめ用意しておきましょう。
梱包の手順
冷蔵庫の場合は、荷物を梱包する前にあらかじめ水抜きをしておく必要があります。これは、梱包を外注する場合でも行わなければならない作業です。よく覚えておきましょう。水抜きの手順の詳細は、以下の通りです。
製氷器が付いている場合、数日前にあらかじめ給水タンクを外しておきましょう。コンセントやアースを抜き、電源を切りったら、庫内を片付けます。
庫内の片付けが済んだら、水受け皿や蒸発皿にたまった水を捨ててください。水抜きの方法は、冷蔵庫の種類によって若干異なります。あらかじめ説明書などで確認してから、作業を行うようにしてください。
次に、冷蔵庫を梱包する手順について、詳しく解説していきます。
コードをひとまとめにし、ガムテープなどを使って冷蔵庫に貼り付けましょう。その後、冷蔵庫の前後や左右をプチプチなどで保護してください。
最後に、カットしたダンボールで全体を覆い、さらに上から巻きダンボールで包み込んだら完了です。
おすすめの配送方法
自身で梱包を行った冷蔵庫を送る場合には、「らくらくメルカリ便」がおすすめです。匿名配送が利用できるほか、補償も付いていて安心です。
さらに、追加料金を支払うことで、自宅に荷物を回収しに来てもらえます。自分の手で品物を持ち込む手間が削減されるのも、大きなメリットです。
送料は荷物の大きさによって異なりますが、最も大きい160サイズで1,700円となっています。さらに詳しい料金が知りたい場合は、公式サイトを確認しましょう。
参考:らくらくメルカリ便の送料・梱包サイズを教えてください – メルカリShopsガイド
フリマアプリを利用する上での注意点
フリマアプリを利用する際には、いくつか注意しなければならない点があります。この項目では、フリマアプリを利用する上であらかじめ把握しておいた方がよいポイントを3つご紹介します。
商品が売れない可能性もある
フリマアプリに品物を売りに出したとしても、必ずしも買い手がつくとは限りません。場合によっては、どんなに安くしても購入希望者が現れないケースもあります。
しばらく待っても買い手がつかない場合には、諦めて買取サービスを使うか、ゴミとして処分することも検討すべきでしょう。
売れるタイミングが予想できない
フリマアプリでは、買い手が現れるまで商品を売ることができません。つまり、それまでの間、品物を自宅に保管しておかなければならないのです。
引っ越しなどで冷蔵庫を手放したい場合、希望日時までに買い手がつかないと困ったことになります。荷物を保管しておくスペースが確保できない際は、買取サービスを利用するとよいでしょう。
多くの手間がかかる
メルカリで品物を売りに出す際には、出品から発送までを自分で行わなければなりません。加えて、購入を希望するユーザーとのやり取りも自身で行う必要があるため、手間や時間がかかります。
そのため、フリマアプリで商品を売るのは、忙しくて時間が取れない方には、不向きな方法だと言えます。
不要になった冷蔵庫を売りに出してお得に処分しよう
冷蔵庫をはじめとした一部の大型家電は、リサイクル法によって、処分する際にお金がかかる仕組みとなっています。しかし、売却する場合は処分費用を負担する必要がありません。つまり、不要になった家電をお得に手放すためには、売却するのが一番よい方法と言えます。
冷蔵庫を売りに出す手段は、買取業者に持ち込む方法とフリマアプリに売りに出す方法の2種類に分けられます。前者はすぐに手放すことができる反面、自身で値段を決めることができないのが難点です。対して、後者は自分で好きな値段を設定することができます。ただし、場合によっては買い手が付かない可能性もあるので注意しましょう。
冷蔵庫を自分で販売する場合は、梱包などにも気を付けなければなりません。冷蔵庫は壊れやすい品であるため、緩衝材などを適切に使う必要があります。また、梱包する前に水抜きなどの作業も必要となります。あらかじめ確認しておきましょう。
もしも、冷蔵庫を処分する際には、以上の点を参考にしてください。この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
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