国内で有名なフリマアプリには、メルカリやラクマ(旧フリル)等がありますが、いずれも不用品を手軽に出品・購入できることから、多くのユーザーに利用されています。
自宅に眠っている不用品、売れるかもしれないのに眠ったままにしておくのは勿体ないですよね。
複数のフリマアプリを利用している人の中には、「同じ商品を複数のフリマアプリで販売したら、売れやすくなるのではないか?」と考える方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、メルカリとラクマの同時出品は可能なのか、商品が売れやすくなるポイントを解説いたします!
そもそもメルカリでは他サイトとの同時出品はOK?
以前はメルカリの利用規約で他サイトとの同時出品は禁止されていましたが、現在は利用規約が変更されていて、他サイトとの同時出品を禁止する文言は記載されていないようです。
参考:メルカリ利用規約
同時出品そのものは違反ではない!
他サイトへの同時出品を禁止する文言がメルカリの利用規約から削除されたことについて、独占禁止法違反となる可能性があるためと推測されています。
同様に、ラクマの利用規約にも同時出品を禁止する文言は記載されていません。
参考:ラクマ利用規約
メルカリとラクマ、どっちがいい?
それでは、商品を出品する場合、メルカリとラクマではどちらがおすすめなのでしょうか?
メルカリとラクマの売れやすさの違い
実際にメルカリとラクマで同時出品をした人の中には、ラクマの方が売れやすかったという意見もありますが、もちろん時と場合にもよります。
しかし、メルカリの方がラクマより利用者数やアプリダウンロード数が多いため、出品した商品が埋もれてしまいやすいという観点から、ラクマの方が購入に繋がりやすいのではないかとも考えられます。
また、メルカリよりラクマの方が取引が成立した際の手数料が少ないことから、ラクマの方が価格を下げて販売することができるため、結果的に売れやすいということにはなります。
メルカリとラクマの同時出品で売れやすくなる理由
利用者数の違い以外にも、システムがメルカリとは異なることから、メルカリとラクマを併用することで売れやすくなる理由は存在します。
本項では、メルカリとラクマの同時出品で売れやすくなる出品方法をご紹介いたします!
①メルカリでの調査
まずはメルカリで、出品したい商品がどのくらいの価格で出品されているのか、その価格で購入されているか、値下げ交渉は行われているかなどをチェックしましょう。出品をする際の参考になります。
②メルカリでの出品
①で調査した結果を踏まえて、まずは商品を「売りたい価格」に設定してメルカリで出品しましょう。売上金から手数料や送料が差し引かれての計算になるため、手元に入ってくる利益を考えた上で価格設定をしてください。
③ラクマでの出品
メルカリの出品で閲覧数やいいね数など、ユーザーからの反応をある程度見たあと、ラクマでも同じ価格で出品します。もしラクマで値下げ交渉のコメントがついた場合は、基本的に応じるようにしましょう。メルカリで差し引かれる手数料が10%なのに対して、ラクマで差し引かれる手数料は6%のため、メルカリに比べ値下げをしやすいと言えるのです。
販売価格から手数料と送料を差し引いた額が売上金になる
商品が売れると、アプリ内に売上金が反映されますが、実際に利益として出品者の手元に入ってくるのは、販売価格から送料と手数料を差し引いた額になります。
せっかく取引が成立しても、送料と手数料を差し引いたら大した儲けにならなかった……なんてことは避けたいですよね。
それでは、具体的にどのくらいの金額が差し引かれるのでしょうか?本項では、メルカリ・ラクマそれぞれの場合でご紹介いたします。
メルカリとラクマの手数料
メルカリとラクマの販売手数料は、以下の通りです。
手数料は取引が成立すると、自動的に売上金から引かれる仕組みになっています。例えば、5,000円で出品している商品が購入されると、メルカリでは500円、ラクマでは300円の販売手数料が引かれるという計算です。
販売手数料はメルカリに比べてラクマの方が少ないので、メルカリで売れるよりラクマで売れた方がお得とも言えますね。
送料はどのくらい引かれる?
メルカリやラクマの取引では基本的に送料は出品者が負担する(=販売価格に送料が含まれている)ケースが多く見られます。そのため、販売価格を決定する際は、送料も加味して考える必要があります。
送料は発送方法によって異なり、発送する窓口で支払うこともありますが、メルカリのらくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便、ラクマのラクマパックなどでは、送料は取引完了時に売上金から自動的に引かれます。
一般的には、出品する商品のサイズ・厚さ、重さなどによって発送方法・送料が異なるため、販売利益を確保するためには商品に合わせた発送方法を選択し、かかる送料を上乗せして販売することが重要です。
次項では、それぞれのサービスごとに送料をご紹介いたします。
らくらくメルカリ便の場合
らくらくメルカリ便はヤマト運輸が取り扱っている発送方法で、送料は以下のようになっています。
また、通常の配送と比べて、以下のような特徴があります。
・らくらくメルカリ便を利用した場合、通常送料より最大69%の割引
・匿名配送に対応
・宅急便コンパクトや宅急便は+30円で集荷対応
・配送状況確認サポートがある
・ヤマト営業所、セブンイレブン、ファミリーマート、宅配便ロッカーへの持ち込みが可能
ゆうゆうメルカリ便の場合
ゆうゆうメルカリ便は郵便局が取り扱っている配送方法で、送料は以下のようになっています。
また、以下のような特徴があります。
・匿名配送に対応
・ゆうパケットポストの場合、郵便ポストから発送可能
・配送状況確認サポートがある
・郵便局・ローソンへの持ち込みが可能
かんたんラクマパックの場合(ヤマト運輸)
かんたんラクマパックは、ヤマト運輸が取り扱っている配送方法です。送料は以下のようになっています。
また、以下のような特徴があります。
・宛名書き不要(匿名配送非対応)
・配送状況確認サポートがある
・ヤマト営業所・ファミリーマートへの持ち込みが可能
かんたんラクマパックの場合(日本郵便)
かんたんラクマパックは、日本郵便が取り扱っている配送方法です。送料は以下のようになっています。
また、かんたんラクマパックには、以下のような特徴があります。
・宛名書き不要(匿名配送に対応)
・配送状況確認サポートがある
・郵便局・ローソンへの持ち込みが可能
結局、メルカリとラクマではどっちで発送するのがいい?
上記に挙げたようなメルカリ・ラクマが提供している発送サービス以外にも、普通郵便での発送やゆうパックなど、さまざまな発送方法があります。
また、通常の発送方法以外にも、メルカリには梱包・発送までを任せることのできるたのメル便や、商品が売れるまで倉庫で預かってくれて売れたら梱包・発送を行ってくれるあとよろ便などのサービスが充実しています。
一概にどの発送方法がお得ということはなく、扱う商品の種類や大きさ、重さに合わせて、適切な発送方法を選ぶことが重要なのです。
「利益はそこまで求めていないけど、とにかく手軽に不用品を売却したい」という方は、上記のようなサービスを利用してみるのも一つの選択肢です。
メルカリとラクマで同時出品をする場合に注意することとは?
メルカリとラクマで同時出品をする際に、同時に購入されてしまった等のトラブルを防ぐために、注意が必要なポイントがあります。
本項では、メルカリとラクマでの同時出品をする際に注意事項についてご紹介いたします!
どちらかで商品が売れたら、他サイトでの出品を停止する
同時出品をする際に一番注意したいのが、複数の販売サイトで同時に購入されてしまうことです。
複数の販売サイトで同じ商品を扱っている場合、実際に販売できるのは1点までですので、もしどちらかで購入され取引が開始した場合、他サイトでの出品を停止(削除)する必要があります。
取引が同時に成立してしまった場合、事情を説明してキャンセルをしなければならないため、購入者の怒りを買ってしまう可能性もありますし、最悪の場合トラブルに発展してしまったり、アカウント停止などの措置を受けてしまったりする可能性も考えられます。
手元にない商品が出品状態になってしまわないように細心の注意を払うとともに、可能であれば商品紹介ページに同時出品している旨を記載しましょう。
ラクマの設定で購入申請ありにできる
メルカリはシステム上、いつでも購入者が購入することができ、購入者が購入処理を完了した時点で取引が開始されるシステムになっていますが、ラクマには購入申請というシステムがあります。
万が一メルカリとラクマで同時に商品が購入されてしまっても、ラクマに届いた購入申請を承認しなければ両方で取引が開始してしまうことはありません。
また、念のためにメルカリの方にも他サイトと同時出品している旨を記載し、購入の際に一言コメントをするように促すのも効果的でしょう。
ですが、記載してあっても強制力はないため、ラクマを購入申請ありにしておくことが重要です。
万が一同時購入されてしまったら?
細心の注意を払っていても、なんらかの理由で同時に購入されてしまうこともあるかと思います。その場合は、どのように対処すれば良いのでしょうか?
次項を確認して、適切な対処法を取り、トラブルやクレームに繋がらないように最善を尽くしましょう。
同時購入された場合の対処法
もしラクマに購入申請が届いている状態でメルカリで購入されてしまった場合、手数料の低いラクマで販売したい気持ちもわかりますが、ここはラクマでの購入申請を拒否し、メルカリの取引を優先することが大切です。
取引が成立し、決済が完了しているのに商品が販売できないとあっては、完全に出品者の都合であり、購入者の怒りを買ってしまう、クレームに繋がってしまう可能性も否定できません。
また、万が一ラクマで購入申請の設定を忘れてしまっていた場合も、事情をきちんと説明しどちらかの取引をキャンセルすることが重要です。
誠意ある対応を心がければ、トラブルに発展する可能性も低くなるでしょう。
他に不用品を売却する方法はある?
メルカリやラクマなどのフリマアプリの利用は、不用品を手軽に現金化することのできる人気の方法ですが、時間や手間がかかってしまう点もデメリットとして挙げられます。
それでは、メルカリやラクマ以外に不用品を売却する方法はあるのでしょうか?次項でご紹介いたします。
メルカリとラクマ以外の不用品売却方法って?
フリマアプリは、高値で売りたい方にとっては最適な不用品売却方法です。買取店に買い取ってもらうことも一つの手段ですが、その商品が欲しい人との直接取引に比べ、利益が少なくなってしまいます。
もし売りたい商品が大量にある場合、全てを手作業で買取店に運ばなければならない点も面倒ですよね。
ですが、フリマアプリを利用する場合、商品の写真を撮って説明文を記入し出品、売れたあとのやり取りや梱包・発送など、全て自分で行わなければならないため、忙しい方にとっては面倒だとも言えるでしょう。
利益に関係なくとりあえず不用品を断捨離して売却したいということであれば、買取宅配や買取店を利用したり、ジモティーなどのアプリでマッチングして直接取引をしたりするという手段もあります。
フリマアプリに限らず、自分に合った方法で不用品を有効活用できたら良いですよね。
フリマアプリを上手に活用しよう
本記事では、メルカリとラクマの同時出品について抑えるべきポイントをご紹介いたしました。
同時出品はメリットも大きいですが、注意しなければいけないことも多いので、フリマアプリ初心者の方はまずは1つの販売サイトに絞って販売することをおすすめいたします。
慣れてきたら、より多くの販売機会を作るために、同時出品を検討してみるのも良いでしょう。
同時出品をする際は、本記事でご紹介した注意事項に充分注意し、無用なトラブルに発展しないように気をつけましょう。
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