メルカリの本人確認はどれくらい時間がかかる？本人確認の方法やメリットなどを詳しく解説！

メルカリを本格的に利用するなら、本人確認は欠かせません。本人確認なしの利用は、様々な制限がかかってしまうので、不便に感じる場面が多くなってしまうからです。

とはいえ、本人確認はすぐに終わるわけではありません。ある程度時間に余裕をもって、早めに行動をおこすことが大切です。

今回は、メルカリで本人確認をする際にかかる時間や、本人確認のメリットについてご紹介します。メルカリの利用頻度が高い方や、副業で稼ごうと思っている方は、本人確認の必要性を知るためにもぜひ目を通してください。

本人確認の意義

メルカリにおける本人確認とは、自分の顔と身分証明書を提出し、アカウントに紐づけることを指します。

厳密にはメルカリに対してではなく、メルカリで利用できる決済サービスである、メルペイに対しておこなうので注意してください。

本人確認を済ませることで、アカウントの安全性を高められ、詐欺被害などの防止に役立ちます。また、取引相手目線としても、本人確認済みのアカウント相手のほうが、安心して取引に望めます。

本人確認をしないことによる不都合はある？

本人確認が無くても、メルカリのサービスを利用できないと言ったことはありません。ただし、本人確認をしないと利用が制限されるサービスがたくさんあるため、不都合が多くなることもまた事実です。

例えば、得た売上金やポイントに期限が設けられてしまうため、こまめに出金が必要になってきます。その出金に対しても、銀行での現金化しかできないため、その都度手数料がかかる点がデメリットです。

さらに、出品数にも制限がかかってしまうため、売上を伸ばすための障害になってしまいます。これらの制限は、すべて本人確認をすることで解消されます。

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本人確認にかかる時間は？

本人確認は、必要書類を提出してすぐ終わるわけではありません。手続きには時間がかかるため、どうしても日数が経ってしまうためです。

メルカリを利用していて、早急に本人確認が必要になる場面は多くありません。しかし、確認作業をしないことで生まれる損失やデメリットがあるため、可能な限り早めに本人確認は済ませておくことをおすすめします。

この項目では、メルカリの本人確認にかかるおおまかな時間について解説します。

基本的には2～3日で完了するケースが多い

一般的に、本人確認の審査には2～3日程度の時間がかかります。申請のタイミングや提出内容によっては、5日程度かかるケースもあるため、すぐに返事が来なくても気長に待ちましょう。

提出内容に不備があったり、審査に時間がかかる内容だったりした場合は、それ以上に伸びることも考えられます。一度にたくさんの申請が来たり、不備のあった書類の再提出などをしていたりすると、数週間かかってしまうことも少なくありません。

申請してすぐに審査が完了することに期待せず、早めに手続きをしておきましょう。そうすれば、必要なときに申請が間に合っていないという事態を防止できます。

「アプリでかんたん本人確認」ならすぐ申請が完了する

メルカリの本人確認で最も時間がかからないのは、「アプリでかんたん本人確認」を利用する方法です。 アプリ上から必要書類を撮影して送信するだけなので、作業自体は5分程度で完了します。

本人確認書類には運転免許証やマイナンバーカードが利用できるため、これらを所有しているならわざわざ別の書類を用意する必要はありません。

審査結果は最短で翌日には完了します。休日や祝日、申請者が多いなどの理由で通知が遅れるケースは多々あるため、あくまで目安程度に考えてください。

また、審査完了の通知が来ても、すぐに反映されるわけではありません。反映までの時間はまちまちなので、半日程度は気長に待ちましょう。

本人確認に時間がかかってしまう理由

提出書類に不備がなければ、本人確認は数日で完了します。逆に言えば、本人確認に時間がかかってしまう理由のほとんどは提出書類の不備によるものです。

本人確認に慣れていない方は、最初の提出時に不備が生まれやすいため、よく確認してから提出するようにしてください。

この項目では、本人確認時に不備が生まれやすいポイントについてご紹介します。書類提出の不備が少ないほど審査の時間が短縮されるため、ぜひ参考にしてください。

顔の認証がうまくいっていない

本人確認の際におこなう顔認証は、指示に従って様々なポーズを取ります。普段から自分を撮る経験が少ない方にとっては案外難しい作業で、ぎこちないポーズになったり表情がゆがんでしまったりすることが多いです。

例えば髪で顔が隠れてしまったり、光の反射でうまく顔が写らなかったりといったケースは珍しくありません。写真の出来栄えには、周囲の環境によっても左右されるからです。

周囲の環境や光量などにも配慮して、なるべく指示通りの写真を撮影できるように工夫するよう心がけましょう。

申請内容に記入漏れがある

申請した内容に記入漏れがあれば、当然審査には通りません。本人確認の最後にはチェックリストが表示されるため、それを参考に記入漏れがないかしっかり確認しましょう。

また、通信環境が不安定で送信自体がうまくいっていないケースもあります。うまく送信できない場合は、時間や場所を変えることで、問題なく送信できる場合が多いです。

どうしても理由が分からないときは直接問い合わせる

思い当たる原因をすべて改善しても本人確認ができない場合は、直接メルカリの運営に問い合わせるとよいでしょう。原因がすぐにはっきりするため、すべき対応が明確に分かります。

運営への問い合わせには、メルカリのお問い合わせフォームを利用しましょう。

本人確認によるメリット

この項目では、本人確認をおこなうことによるメリットについてご紹介します。メルカリの利用頻度が高い方ほど、メリットの恩恵を大きく受けられます。

いずれも手間をかけてまで申請する価値のある内容なので、メルカリを使い続けるのであれば、必ず本人確認を済ませておきましょう。

売上金を無期限に保有できる

メルカリで得た売上金は、本人確認をしないと180日で失効してしまいます。しかし、本人確認を済ませればその制限がなくなるため、いつまでも売上金のまま保有可能です。

売上金を現金化する場合、銀行振込だと手数料がかかってしまいます。期限がなければ振込回数を極力減らせるため、金額のロスなく売上金を得られます。

うっかり期限を過ぎてせっかく得た売上金が失効してしまうといったミスも防げるため、非常に大きなメリットです。

ポイント購入を経由せず、直接メルペイで支払いができる

メルカリで売上金をメルペイに変換する場合、わざわざメルペイポイントを購入しないといけないため、手間がかかってしまいます。

しかし、本人確認をすれば売上金を直接メルペイ残高として利用できるため、余計な手間をかけず売上金を利用できます。

この使用方法であれば、振込の必要がないため手数料もかかりません。効率的に売上金を使いたい場合には、非常に有用な方法です。

出金用口座とは別に支払い用の口座を登録できる

本人確認を済ませることで、支払い用の銀行口座を登録可能となります。これは、既存の出金用の口座とは別のものです。

支払い用の口座を登録していると、口座残高からメルペイに、直接残高のチャージができます。入金に手間がかからなくなるため、メルペイの利用がより便利になるメリットがあります。

本人確認済みであることが相手に伝わる

本人確認の有無は、取引相手にも一目で分かります。同じ商品を取り扱っているとしても、本人確認済みのほうが取引相手として信頼できるため、より売り上げを伸ばせる確率が高いです。

取引相手を安心させられるのは、直接的ではないものの非常に大きなメリットです。特に、ネット販売のように直接相手の人となりが分からない場所では、本人確認のようにステータスとなる目安が非常に重要になってきます。

本人確認していないと商品が売れないというわけではありませんが、どうしても優先順位は下がってしまいます。少しでも取引相手を増やしたいなら、本人確認は必須でしょう。

本人確認にデメリットはある？

メリットの多い本人確認ですが、その一方でデメリットはあるのでしょうか。

結論から言えば、メルカリを利用するうえで、本人確認にデメリットはありません。本人確認によって、機能や行動が制限されるといったことはないためです。

一方で、本人確認しなければ様々な制限を受けます。メリットをいち早く享受するためにも、本人確認は積極的におこなうべきと言えるでしょう。

ただし、個人情報を提出する行為そのものには、若干のリスクが伴います。万が一提出元から情報が漏洩した場合、自分の個人情報が公になってしまう可能性があるからです。

個人情報漏洩のリスクとは

企業に提出する個人情報が、どの企業も厳重に管理しています。しかし、事実として、個人情報が流出している企業は後を絶ちません。

現にメルカリも、過去に二度個人情報の流出がありました。どんなに厳重管理していても、人間が扱っている以上流出のリスクは避けられません。

情報が流出した場合、悪用されて悪質な訪問販売を受けたり、近くで待ち伏せされたりといったリスクが考えられます。

ただし、確率としては決して高くありません。また、メルカリだけに限らず、Googleをはじめとした大手企業や、国が管理している機関からも個人情報は流出する可能性があります。 100%流出を防ぐ方法はないので、リスクを過度に恐れないことも大切です。

本人確認の方法

メルカリで実施できる本人確認の方法は、大きく分けて2種類あります。この項目では、それぞれのやり方についてご紹介いたしますので、ご自身のやりやすい方法を選びましょう。

いずれの場合でも、作業に時間はかかりません。本人確認書類さえ手元に用意できているなら、すぐにでも手続きを進めましょう。

マイナンバーカードを利用する方法

マイナンバーカードを持っていれば、個人情報の提出元として利用できます。手順は以下の通りです。

1. メルカリのアプリを開き、メニュー内にある「メルペイ」をタップ
2. 画面下部の「本人確認」をタップ
3. 「同意して撮影を開始する」をタップする
4. 「マイナンバーカード」を選択し、パスワードを入力する
5. ICチップをスマホで読み取れば完了

作業自体は5分もかかりません。非常に簡単なので、マイナンバーカードを持っている方はぜひ活用してください。

自撮りで本人確認する方法

マイナンバーカード以外の本人確認書類は、自撮りによって提出します。手順は以下の通りです。

1. マイナンバーカードと同じ方法で、「同意して撮影を開始する」までタップする
2. 撮影する本人確認書類を選択し、「同意して次へ」をタップする
3. 指示に従って、本人確認書類と自身の顔写真を撮影する

以上で手続きは完了です。使う書類によって若干手続きが異なるため、間違えないように注意してください。

まとめ

メルカリは、本人確認をしないと多くの機能が制限されてしまいます。たまに不要品を売る程度なら問題ありませんが、こまめに買い物をしたり、利益目的でたくさん出品したりする方にとっては、本人確認が欠かせません。

申請に不備がなければ、本人確認は数日で完了します。主な失敗例としては、写真撮影のミスや記入漏れが多いため、よく確認してから申請をしましょう。

本人確認が済めば、売上金の期日がなくなったり、出品制限が解除されたりと、非常にメリットが大きいです。申請自体は手間もかからないため、リスクを恐れず前向きに本人確認をおこなってください。