メルカリで自分が出品したはずの商品を検索しても画面で見られないことがあります。普通ならありえないことですが、実際にはそのようなことが起きるケースがあり得るのです。
何か悪いことでもしたのか、それとも操作の仕方に根本的な間違いがあるのかと気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、メルカリで商品が見れなくなる原因とその対処法をご紹介いたします。ブロックされている場合に商品が見られなくなるのかどうかについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
商品が見られない5つの原因
この項目では、検索しても画面上で自分の商品が見られなくなる原因を解説いたします。具体的には、以下の5つが挙げられます。
- 商品名と商品説明内にキーワードがない
- 商品名がまったく同じものを複数出品している
- 大量出品のしすぎ
- 出品禁止商品を出品している
- 圏外飛ばしにあっている
商品名と商品説明内にキーワードがない
まず、「商品名」と「商品説明」に自身が検索の際に使っているキーワードが含まれていない可能性があります。
検索したとき、システム上は検索ワードと自身の商品ページ上の「商品名」「商品説明」内にあるワードが照合され、一致すればヒットするようになっています。
そのため、自分では記入していなかったワード、例えば「レディース 40代」を検索窓に入力して検索しても、画面上に表示されることはありません。
ご自身では「レディース 40代」で自分の商品が表示されるか確かめたいと思っても、上記のような条件が揃っていなければいくら探しても見られないということです。
したがって、対処法としては、検索ワードを変えるか、上記の例であれば「レディース 40代」という特定のワードを商品名か商品説明欄に追加することが挙げられます。このことについては後ほどあらためて解説します。
商品名がまったく同じものを複数出品している
同じ商品がいくつもあって、同時に出品することがあるかもしれません。その場合は、機械的に商品名をまったく同じにすることもあるでしょう。
こういったケースの場合に検索しても、表示されるのが1点のみということがあるのです。同じ商品の場合は、わざわざすべてを表示する必要がないとシステムが判断すると考えられます。
また、この後述する「大量出品」による転売を疑われていて、事務局が商品の詳細を精査している最中というケースもありえます。
大量出品のしすぎ
同じ商品や類似品を同時期に数点、数十点と出品すると、転売を疑われて検索できなくなることがあります。
メルカリでは、過去に転売を禁止していた時期がありました。転売とは、仕入れた商品に利益を上乗せして出品するという行為です。
いわゆる転売ヤーといわれる人たちが、個人として純粋にフリーマーケットを楽しむのではなく、儲けのためだけに不当に高額な価格で大量に売りつけるということをすると、ユーザーの利益を損なう可能性があります。そのため、厳しく規制していたのです。
現在は、表立って禁止行為とは認定されていません。しかし、実際は事務局が強く警戒していることに変わりはないのです。
そのため、転売が疑われる場合は、一時的に検索にヒットしないようにして事務局が詳しく精査していることがあります。
出品禁止商品を出品している
規約において出品を固く禁じている商品が数多く存在します。それを知らずに出品してしまった場合も、事務局によって検索できなくされることがあります。
- 医薬品や医療機器
- 危険物
- 偽造品
- たばこ
- 現金・金券
- 農薬・肥料
- 福袋
- 盗品
- 18禁・アダルト関連
- 危険ドラッグ
禁止されている出品物は他にもたくさんあり、かなり細かく規定されています。詳しくは以下のページを参照してください。
圏外飛ばしにあっている
検索しても商品が見られないという場合に意外と多いのが、この「圏外飛ばし」です。
圏外飛ばしとは、その名の通り検索してもその対象とされず、事務局によってあえて圏外に飛ばされてしまうという意味です。SNSでも似たような対策がとられることがあるので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
理由としては、先述した出品禁止商品を販売している場合も大いに考えられます。それ以外にも、故意か過失かは別として、以下のような事務局が禁止している行為を行ったか、その疑いがある場合に圏外に飛ばされます。
- 商品の手渡しを強要した
- 脅迫したなどの迷惑行為を行った
- メルカリ以外のサービスに勧誘した
- 商品の交換を求めた
- 虚偽の説明を行った
- 無在庫販売をした
なお「無在庫販売」とは、手元にない商品をあるように偽り、売れてから商品を手配するという手法を指します。メルカリでは、自分が所有するなど手元にある商品を写真に撮り、その現物を購入者に届けるというのが原則になっています。したがって、そうでない商品を写真に掲載したり、購入後に仕入れたりといった行為を固く禁じているのです。
上記以外にもさまざまな禁止行為があるので、詳しく知りたい方は、以下のページを参照してください。
商品を見られるようにする方法
この項目では、検索しても商品が見られない場合の対処方法を7つご紹介いたします。
- 商品ページを修正してみる
- 再度検索する
- 通信環境が安定している場所で試す
- アプリのバージョンをアップする
- 不具合の情報を確認する
- メンテナンスの終了を待つ
- スマートフォンの容量を確保する
商品ページを修正してみる
まず商品ページを修正することをおすすめします。
手順としては、「商品名」を変更する→「商品説明の内容」を変更する→出品商品を削除し、再出品する という順番で行います。
先述した通り、検索に使われやすいであろうキーワードを再考したり、ユーザーに誤解を与えるような表現や禁止行為に該当する言い方などがあれば修正したりします。
これらを試しても改善されない場合は、一度商品を削除のうえ、再度出品してみてください。
再度検索する
上記の方法をおこなっても改善されない場合は、再度検索したあと再び商品名や説明文を変更してみましょう。以下の順番に従って試してください。
- 出品してすぐの状態で見られない場合は、30分前後の時間が経過してから再度検索する
- 出品商品とまったく同じ「商品の名前」「値段」「商品の状態」で検索してみる
- 写真や商品の名前、商品説明文を変更してみる
- 上記の方法で改善されない場合は、再度出品する
通信環境を変える
使っているスマートフォンの通信環境がよくないために検索ができないケースもあります。その場合は、自宅のWi-Fiに切り替えたり、通信環境を変えるなどして試してください。
また、アクセスしているのが、メルカリが混み合う時間帯である場合も考えられます。特に22時以降や、平日の12時〜13時、週末などはアクセスが集中します。そのため、このような時間帯を外して検索するのもよいでしょう。
アプリのバージョンをアップする
メルカリアプリが更新されていないと、検索に支障が出る可能性があります。もし、アプリのバージョンが古い場合は、以下の手順でアップデートをしてみてください。
iPhoneの場合
- App storeを開く
- 「メルカリ」を検索
- メルカリに「アップデート」と表示されていたらタップしてアップデートする
Androidの場合
- Google Play storeを開く
- 右へスライドし、「マイアプリ」をタップ
- メルカリを選択して「更新」をタップ
不具合の情報を確認する
ユーザーとしては予期せぬ不具合が、システム上で発生していることがあり、この場合も検索不可能になる可能性が考えられます。
この場合は、「ニュース」や「X(旧Twitter)の公式アカウント」で確認できます。
ニュースは、アプリ画面からお知らせ→ニュースで確認することができます。PCの場合は、マイページからニュース一覧に進みましょう。Xの公式アカウントには以下のリンクからアクセスしてください。
メンテナンスの終了を待つ
上記のニュースで確認できることが多いですが、何らかの理由で緊急のメンテナンスが生じても、検索できなくなることがあります。
この場合は、メンテナンス終了を待つしかありません。
スマートフォンの容量を確保する
お使いのスマートフォンの容量がいっぱいになっている場合も、検索できないことがあります。
そのため、使っていないアプリや必要のない写真・動画を削除したり、クラウドやSDカード、パソコンなどにデータ移行したりして容量を確保するようにしてください。
ブロックされる理由とその対処法
ブロックされている場合、検索候補にそのユーザーの商品は表示されるのか否か、気になる方も多いでしょう。
この項目では、ブロックされる理由とその対処法について解説いたします。
ブロックされていても商品の閲覧自体は可能
実はブロックされていても、商品の検索は可能です。しかし、検索はできても、ブロックされていると以下のようなアクションが取れなくなる点は注意が必要です。
- 購入できない
- コメントが送れない
- いいね!ができない
- フォローができない
ブロックされる理由1.コメントがしつこい
ブロックされる理由は、大きく、「購入前」と「購入後」に分けることができます。
購入前に商品の疑問点や不明点などについてコメントで質問することはよくあるでしょう。しかし、その数が多すぎたり、細かすぎたり、同じことを何度も繰り返し尋ねたりすると、疎ましく思われてブロックされることがあります。
常識の範囲を超えた値下げ交渉も嫌がられることがあるので注意が必要でしょう。
ブロックされる理由2.取引時の態度が悪い
購入手続きをした後の態度が悪くて嫌われた場合もブロックされることがあります。
度々購入後のキャンセルを行ったり、届いた商品にケチをつける、受取評価をしない、不当に良くない評価をつけるといった行為は出品者から疎ましく思われる原因となるため、このような行為に身に覚えのある方は気をつけてください。
自分は嫌がらせのつもりがなくても、相手からそう判断されるとブロックされてしまうことがあるので、さまざまなパターンが考えられるでしょう。しかし一旦ブロックされると、その理由を直接相手に確かめることは難しくなります。
ブロックを解除してもらえるかは相手次第だが、基本的には難しい
上述のように、ブロックの理由には、実にさまざまなものがあります。
とても不条理に思えるかもしれませんが、相手が「何となくうざい」と感じたり、たまたまコメントをしたときに相手の機嫌が悪かったということさえないとは言えません。
ブロックは誰もが好きなタイミングで行えるうえ、いったんブロックされるとコメントを送ることができないので、ブロックの真意を尋ねたり、謝罪したりといったこともできません。
そのため、相手が心変わりしてブロックを解除してくれるのを待つほかないのです。
そこで、どうしても欲しい商品があるなら、いつまでもその出品者にばかり固執していないで、他のユーザーから購入することを考える方が現実的でしょう。それ同時に、ブロックされた理由に心当たりがあれば、今後は注意して同じ繰り返しをしないように気をつけることが大切です。
まとめ
メルカリで出品したはずの商品が見ることができないと、ドキッとするかもしれせん。ときに慣れていない方からすると、何か悪いことをしたのか、何らかの設定や操作が間違っているのかと不安になることもあるでしょう。
たしかに、禁止商品を出品していたり、禁止行為を行なっていたりする場合は、検索できなくなるばかりか、それ以上の厳しいペナルティが科せられる可能性もあります。
しかしそうではなく、メルカリ側の不具合が原因していることも考えられます。自身のスマホや通信環境が起因していることもあるでしょう。
もし検索してもヒットしないということがあっても、まずは落ち着いて記事内で紹介した対処法を一つずつ試してみてください。それでも難しければ事務局に問い合わせしましょう。
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