利益が出ない人には理由がある？メルカリで利益を出すコツをご紹介！

「メルカリで本当に利益は出せるのか」「販売している商品がなかなか売れない」といった疑問や悩みをお持ちではありませんか。当記事では、メルカリの利益がでない出品者の特徴や、売り上げを伸ばすための解決策について解説していきます。

例えば利益が出ない出品者の特徴として、販売手数料や送料を考慮せず販売単価を設定しているため、赤字になっているケースがあります。このように、利益が出ない出品者には、何かしらの要因があるのです。

まずは、メルカリの仕組みから売れない要因を理解することが大事です。当記事を最後まで読むことで、利益を確保して出品する方法が理解できるようになることでしょう。

メルカリで利益は出せる？

利益はやり方次第で伸ばすことができます。メルカリにおける最低価格である300円での出品でも、継続することで利益は出せるのです。ただし、抑えるべき点を漏らしてしまうと、赤字につながることもあるため、注意が必要です。

メルカリで利益を出すために必要なこと

先述したように、メルカリで利益を出せるかどうかはやり方次第です。2,000万人のユーザーがいる中、利益が出ない出品者には原因があります。

例えば、販売単価を適当に設定していたり、過剰包装で送料が上がってしまうことが挙げられます。まずはメルカリの仕組みを理解し、利益が出ない出品者の特徴を押さえることで、商品が売れないリスクを軽減することが可能です。

メルカリの販売手数料と送料

この項目では、メルカリの販売手数料と送料について解説していきます。適当に価格を設定したことで、商品が売れてから実は赤字だったと気づくのでは遅いので、利益を確保するためにも、販売手数料と送料の情報はきちんと把握しておくべきです。

販売手数料は10％

メルカリで商品が売れたときにかかる販売手数料は10％です。例えば、1,000円で商品が売れた場合、販売手数料は100円となります。

それ以外に特定の作品の二次創作物が売れた場合は、さらに10％差し引かれます。ただしこの特定商品の部分は、ほとんど機会がないと思いますので、基本的には、販売手数料10％分のみと考えておきましょう。

送料は梱包するサイズ、利用サービスごとに異なる

メルカリの送料は商品のサイズごとに異なります。商品を送る際は匿名サービス、商品追跡サービス、宛名書き不要サービスがつくものとつかないものがあります。

送料が安いという理由だけで選定すると、トラブルの元につながることもありますので、選ぶ際は慎重に選定しましょう。代表的な配送方法は以下の通りです。

らくらくメルカリ便

・サイズ

厚さ3cm以内

最大サイズ：31.2cm×22.8cm以内（A4サイズ）

最小サイズ：23cm×11.5cm(長3封筒も利用可能)

・料金（税込）

1kg以内　全国一律210円

・商品例

アクセサリー、コスメ、小さなおもちゃ、本、薄手の衣類など

ゆうゆうメルカリ便

・サイズ

3辺合計 100cm以内

・料金（いずれも税込）

25kg以内 60サイズ：770円、80サイズ：870円、100サイズ：1,070円

・商品例

バッグ、靴、小型家電、薄手の衣類など

定形郵便

・サイズ

厚さ1cm以内

最大サイズ：23.5cm×12.0cm以内

最小サイズ：14.0cm×9.0cm

・料金（いずれも税込）

25g以内：84円、50g以内：94円

・商品例

トレーディングカード、写真など薄くて軽いものなど

定形外郵便

・サイズ

【規格内】34.0cm×25.0cm、3cm以内

【規格外】3辺合計90cm以内（縦60cm以内）

・料金（いずれも税込）

【規格内】50g～1kgまで6段階で設定あり 120円～580円

【規格外】50g～4kgまで8段階で設定あり 200円～1,350円

・商品例

ポスター、CD、DVD、雑貨、定形封筒に入らないものなど

付随サービスがつくかどうかに関しては、以下の「配送方法早わかり表」をご確認ください。

参考：配送方法早わかり表 – メルカリガイド（PDF）

メルカリで稼げない出品者の5つの特徴

メルカリで稼げない出品者には5つの要因があります。この項目でご紹介する要因に、自分の行動が当てはまっていないか今一度確認してみましょう。

・販売商品のニーズがない

・販売価格が相場と合っていない

・安価商品を大量販売している

・写真の質が悪い

・出品する時間帯がターゲット層が利用する時間と合っていない

販売商品のニーズがない

出品している商品のニーズがない場合、商品の売れ行きは滞ります。そもそもの話ですが、需要があるからこそ売れます。不用品だからといって出品して、どれだけ値引きしても売れないならば、ニーズがないと判断してください。

ラクマ・ペイペイフリマなど、別のプラットフォームで出品するか、他の手段を考えた方が賢明でしょう。

販売価格が相場と合っていない

例えば利益を取ろうとして、相場価格よりあまりにも高い価格で設定すると売れません。メルカリではなるべく安く購入しようとするユーザーが多いため、相場価格を確認した上で価格を設定するようにしましょう。

一方で、逆に安くしすぎると利益が出なくなります。販売手数料と送料を考慮すると、赤字になる可能性がありますので、価格を設定する際はこの二点を踏まえて設定しましょう。

安価商品を大量販売している

商品を販売する際は、商品の仕入れ、購入者とのやり取り、梱包・出荷など、作業に手間がかかります。安い商品を複数の出品者に販売することは、費用対効果が悪いと言えるでしょう。

また、先述した通り、安く売ることは利益を出すことができません。商品購入原価、販売手数料、送料などがかかるからです。大量に安売りすることは控えて、利益が取れる商品を販売していきましょう。

安く売るにしても、作業が簡易的で送料負担が少ないなど、様々な面を考慮して出品するべきです。

写真の質が悪い

メルカリでは約20億の商品が出品されていると言われています。その中からユーザーに自分の商品を購入してもらうためにも、出品する商品画像の質は重要です。

皆さんがネットで商品を選ぶとき、画像がきれいな商品と、そうでない商品があった場合、きれいな商品の方を手にとる確率が高いと思います。もし商品の画像に自信がないのであれば、外注することも選択肢に入れると良いでしょう。

出品する時間帯がターゲット層が利用する時間と合っていない

商品を出品するタイミングと、自分の商品のターゲット層がメルカリを利用している時間帯と合っていないことも売れない要因です。

アクセスが多い時間より前に出品した場合、他の新しい投稿に埋もれてしまいます。結果閲覧数が少ない状況になってしまい、売れにくくなります。そのため、出品する商品によって投稿する時間を意識するよう心がけましょう。

例えば、サラリーマンであれば通勤時間や、夕方の仕事終わりの時間などを想定して投稿すると、閲覧される可能性が上がるでしょう。

300円出品のコツと売れない場合の対処法

メルカリにおける最低出品額は300円からになりますが、やり方次第で利益を伸ばすことは可能です。実際どのくらいの利益がでるのかは、配送方法によっても異なります。この項目では、300円出品のコツと売れない場合の対処法について解説します。

送料が270円未満になる配送方法を選択する

メルカリでかかる経費は、大きく分けて販売手数料と送料の2つです。最低出品金額で出品した場合、300円の10％が手数料になりますので、残り270円以下の送料で商品を発送する必要があります。

270円未満で手配できる配送方法一覧

ここでは、270円未満で手配できる送料についてまとめていますので、参考にしてください。それぞれ送付の仕方次第で利益を確保することは可能です。

ネコポス

サイズ：A4サイズ・3cm以内

発送：ヤマト運輸・セブンイレブンなど

配送料（税込）：1kg以内・210円

利益：60円

ゆうパケット

サイズ：A4サイズ・3cm以内

発送場所：郵便局・ローソン

配送料（税込）：サイズ1kg以内・230円

利益：40円

ゆうパケットポスト【発送用シール】

サイズ3片合計60cm以内・ポストに入るもの

発送場所：郵便ポスト

配送料（税込）：2kg以内・215円＋シール1枚当たり5円

利益：50円

最低出品価格の300円で出品しても売れない場合は、以下でご紹介する3つの方法を試してください。

再出品することで他の商品に埋もれることなく表示される

同じ商品を繰り返し出品することで、商品が埋もれることなく目につきやすい状態を維持できます。先述した通り、出品する時間帯は意識するようにしましょう。

他の商品とまとめて売ることでニーズを引き出す

商品が売れないときは、まとめ売りをすることでニーズ喚起できます。例えば1品300円で販売しているならば、2つで500円で販売したり、他の商品と抱き合わせて販売したりするのも良いでしょう。

出品者も販売単価が上がることで利益が大きくなり、買い手も購買意欲を掻き立てられる効果が期待できます。

出品しても売れないものは処分する

最後に、売れない商品は処分することも検討していきましょう。最低価格で販売しても売れないのであれば、処分したり友人に聞いて需要があれば譲渡するとよいでしょう。

売れないものを出品し続けて、メンテナンスの時間を使うのであれば、新たに売れる商品の選定や販売に時間を使う方が効果的です。

赤字にならないために押さえておきたい2つのポイント

この項目では、出品することで赤字にならないために大事なポイントを2つ伝授いたします。

・出品前に送料を確認する

・梱包費を抑える

出品前に送料を確認する

出品する前に必ず送料を確認しておきましょう。度々述べている通り、メルカリで商品を販売する際には、10%の販売手数料と送料がかかります。送料を確認せずに価格設定してしまい、販売後に気づくようでは取り返しがつきません。

価格設定する場合は、想定する利益から逆算したうえで、送料の確認をして決めることが大事です。

梱包費を抑える

梱包費用を抑えることも赤字を防ぐために重要な要素です。梱包する目的は、商品の破損を防いだり、水濡れすることから守るためです。その目的を果たすものであれば、100円ショップで購入して経費を抑えることもできるでしょう。

水濡れを防ぎたいのであれば、OPP袋を使用しましょう。また、段ボール内で商品が動いて破損しないようにするために、クッション代わりとして、緩衝材を入れて対応してください。

自宅に配送される荷物に入っている緩衝材はなるべく、発送用として保管しておくと良いでしょう。

メルカリで売れないときに利用したいフリマアプリ

どうしてもメルカリで商品が売れないときは、メルカリに執着せず他のフリマアプリを利用することも一つの手です。この項目では、メルカリで売れないときにおすすめのフリマアプリをご紹介いたします。

メルカリと他社フリマアプリの手数料・ユーザー数比較

商品が売れないときは、メルカリよりも販売手数料が安い、フリマアプリを使うことも検討してみましょう。例えばメルカリは10％かかりますが、他のアプリでは以下のようになっています。

ラクマ：販売手数料6％

ペイペイフリマ：販売手数料5％

メルカリよりも販売手数料が安いため、売上が大きくなるほど、手元に残る金額が大きくなるのが利点です。例えばメルカリで10,000円の売上をあげれば、1,000円の手数料が発生しますが、ペイペイフリマの場合は500円と、メルカリの半分の金額が手元に残るのは魅力的でしょう。

ただし利用しているユーザー数は、メルカリが2000万人であるのに対し、ラクマやペイペイフリマは500万人と大きな違いがあるため、商品が売れる可能性は下がることが想定されます。以上の点を踏まえて他者のフリマアプリの利用を検討すると良いでしょう。

まとめ

当記事では、メルカリで利益が出せない出品者の要因を踏まえたうえで、利益を伸ばすコツについて解説してきました。メルカリで赤字にならないポイントは、販売手数料、送料を押さえた上で販売価格を設定することです。

なかなかは商品が売れないという方は、「再出品を繰り返す」「商品を出品するタイミングをターゲットの活動時間に合わせて投稿」「まとめ売りをする」といった点を実践すると良いでしょう。

商品の内容にもよりますが、ただ出品しているだけでは、安定して販売することは難しいです。当記事の内容を踏まえて出品することで、失敗するリスクは軽減できますので、ぜひ試してみてください。