メルカリとラクマの手数料を徹底的に比較!併せてフリマアプリを利用する際の注意点も解説

フリマアプリは、今や多くのユーザーに愛される人気のサービスです。では、結局のところ、どのサイトを利用するのが得策なのでしょうか。

売り手側には売りやすさや手数料の低さなど、さまざまな要望があります。自身の希望通りになるかどうかは、売り手にとって、サービスを選ぶ際の重要な判断基準となるのです。

今回は、「メルカリ」と「ラクマ」の2つのサービスに絞って、それぞれの特徴を解説していきます。どのサービスをメインで使うか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

メルカリとは

メルカリは、株式会社メルカリによって運営されている大手フリマアプリで、2013年にアプリがリリースされて以降、ユーザーの数が急増しているアプリです。2023年には月に約2,200万人のユーザーがサイトにアクセスしています。

フリマアプリの中で最もユーザー数が多く、買い手を獲得する機会を増やしたい方にとって最適なサービスと言えるでしょう。

メルカリの主な特徴

メルカリには、独自の機能がいくつもあります。例えば、商品の配送は、ヤマト運輸と提携した「らくらくメルカリ便」や、日本郵便と提携した「ゆうゆうメルカリ便」があり、コンビニから商品を送れる手軽さで人気です。

また、オリジナルの梱包資材が販売されていて、各配送サービスの規格にあった資材を簡単に見つけられます。

メルカリを利用するメリット

メルカリの強みのひとつとして挙げられるのは、利用者数の多さです。買い手がたくさんいるため、他のサイトでは売れにくいものでも、買い手を見つける可能性が高くなります。不用品を処分するためにいち早く買い手を見つけたいという方に最適です。

また、配送に関するサービスが手厚い点も大きな魅力です。個人情報を明かさずに荷物のやり取りができる「匿名配送」のほか、コンビニでの発送・受け取りにも対応しています。他にも、「たのメル便」のように、大きな荷物の梱包が依頼できるサービスもあります。

ラクマとは

ラクマは、楽天グループ株式会社が運営するフリマアプリで、2012年にリリースされた「フリル」というアプリから始まりました。

フリルは日本で初めてリリースされたフリマサイトで、2014年にテレビコマーシャルが放映されて以降、ユーザー数が急増しました。2018年には「旧ラクマ」と統合され、現在の「ラクマ」に生まれ変わっています。

ラクマの主な特徴

ラクマは楽天が運営するサービスであるため、楽天の他のサービスとの相性が良いという特徴があります。

ラクマにログインする際に楽天IDが使えるほか、収益を楽天キャッシュに入金することが可能です。さらに、楽天スーパーポイントを使って、ラクマの商品を買うこともできます。特に楽天のユーザーにとって、お得なフリマアプリと言えるでしょう。

また、ラクマには女性の利用者がたくさんいるため、女性向けのファッション雑貨や、ハンドメイド作品を売りに出すのにも適しています。

ラクマを利用するメリット

ラクマのメリットとしてまず挙げられるのは、取引の安全性です。他のサイトでは、購入者が購入を決めたら自動的に取引が始まるのに対し、ラクマでは「購入申請制度」が導入されています。

この制度によって、購入者からの申し出を受けるかどうかは、販売者自身が判断できるようになっています。つまり、自分が取り引きしたいと思った場合だけ商品を売ることができるのです。

メルカリと比較すると、ラクマのユーザー数は少ないものの、着実に利用者を増やしています。今後も需要が高まることが予想され、今から利用を始めても十分に活用できるでしょう。

2つのサービスの違い

メルカリとラクマには共通点が多くありますが、異なる点もいくつかあります。どちらのサービスを利用するか検討する際には、両者の違いについてよく調べ、吟味する必要があります。

この項目では、それぞれのタイミングで発生する料金を中心に、両サービスの違いについて解説していきます。

販売手数料について

以前は、メルカリで商品を売る際に課せられる手数料は売り上げの10%で、ラクマは6%でした。しかし、2023年8月にラクマの規約が変更され、現在は販売実績に応じて手数料率が変動するようになっています。

ラクマの現在の販売手数料は最大で10%、最小で4.5%です。料金を最安に抑えるための具体的な条件は、前月の取引件数が10件以上で、かつ、売り上げが10万円以上であることです。

手数料を最安に抑えたい場合、かなり厳しい基準をクリアする必要があるものの、フリマアプリを本格的なビジネスの場として活用したい方にとって、ラクマはよい選択肢の一つとなります。

参考:販売手数料が変動する仕組み – フリマアプリラクマガイド集

配送料について

両サイトには、それぞれ独自の配送方法が用意されています。メルカリは「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」、ラクマは「かんたんラクマパック」などが挙げられます。

どちらが得かは、荷物の大きさや選んだ配送方法の種類によって変わってきます。例えば、ネコポスならメルカリが210円、ラクマが200円で、後者の方が得と言えます。

一方、80サイズの宅急便の場合、メルカリが850円、ラクマが1,000円となっており、前者の方が得であることが分かります。

以上のように、条件によって結果が異なり、一概にどちらの方が得だとは言えません。少しでも安く荷物を送りたいのであれば、あらかじめ配送方法を決めておき、その上で配送料がより安く済むアプリを選ぶとよいでしょう。

両サービスの配送料について、もっと詳しく知りたい場合は、公式サイトを参考にしてください。

参考:配送方法 早わかり表 – メルカリガイド

参考:かんたんラクマパック – ラクマ

支払い手数料について

両アプリとも、購入者が現金払いを選ぶと、手数料が発生する仕組みとなっています。具体的な金額は商品の価格に応じて決まります。この際、手数料の具体的な下限や上限は、メルカリが100円~880円であるのに対し、ラクマは100円~200円となっています。

以上のことから、購入者の立場でフリマアプリを利用する際、支払い手数料が発生する条件であれば、ラクマの方が得だと言えるでしょう。

参考:メルカリの手数料 – メルカリガイド

参考:支払いに手数料はかかりますか? – フリマアプリラクマガイド集

現金化の手数料について

商品を売って得た収益を現金化する際の手数料は、メルカリが200円、ラクマが210円となっており、前者の方が若干安いことが分かります。

ちなみに、手数料は申請ごとにかかる仕組みです。両サービスに価格差はあまりないものの、現金化を申し込む頻度が多くなる場合は、メルカリを選ぶのが得策です。

参考:振込申請とは – メルカリガイド

参考:売上を現金で受け取る – フリマアプリラクマガイド集

現金化申請ができる最低金額について

一度に現金化できる金額には、下限が設けられています。メルカリの場合は200円から、ラクマの場合は1,000円からとなっています。

以上の点を踏まえると、どうしても少額を現金化したい場合は、メルカリを選ぶべきだと言えます。ただし、手数料は金額に関係なく、一定額発生します。こまめに少額を現金化するのは、必要以上にコストがかかるのでおすすめできません。

また、収益の使用方法は、現金化をする以外にもあります。できる限り損をしたくないというのであれば、手数料のかからない方法で活用しましょう。

参考:振込申請とは – メルカリガイド

参考:売上を現金で受け取る – フリマアプリラクマガイド集

各サービスで利用できる配送方法の違い

メルカリとラクマには、いずれも専用の配送サービスがあります。この項目では、両サービスの配送方式の特徴について、詳しく説明していきます。

専用の配送サービス

メルカリには、専用の配送サービスが2種類用意されています。ひとつが「らくらくメルカリ便」で、もうひとつが「ゆうゆうメルカリ便」です。どちらも匿名で荷物を送ることができ、宛名書きが不要です。補償がついているので、万が一問題が起きても安心です。

一方、ラクマ独自の配送方法は「かんたんラクマパック」のみとなっています。こちらも匿名配送が利用可能であるほか、補償制度もあります。

両アプリの配送サービスは、同じ条件下でも配送料が異なります。さらには、集荷サービスが受けられる条件にも違いが見られます。

匿名配送の集荷に対応しているのはメルカリだけ

両サービスともに個人情報を明かさずに荷物を送ることが可能ですが、集荷に対応しているのは、メルカリの「らくらくメルカリ便」のみです。なお、集荷を依頼するためには別途100円の手数料がかかります。

ラクマで個人情報を伏せたまま取引がしたい場合は、集荷を利用せず、自分で荷物を持ち込んで発送手続きを行わなければなりません。

また、両アプリはPUDOからの発送にも対応しています。PUDOとは、荷物の発送・受け取りができる宅配ロッカーのことで、コンビニや駅などに設置されています。24時間利用可能で、特に忙しい方に便利です。

注意すべきポイント

フリマアプリを利用する際には、利用規約に違反しないよう注意しなければなりません。

この項目では、特に気をつけるべき2つのポイントをご紹介いたします。各サービスを利用する前に、よく確認しておきましょう。

同じものを複数のアプリで売るのは規約違反になるので注意

中には、同じ商品を2つ以上のアプリに売りに出し、先に買い手がついたアプリで販売しようと考える方もいるのではないでしょうか。しかし、1つの商品を複数のフリマアプリに売りに出すことは、固く禁止されています

上記のような行為は「二重出品」と呼ばれ、トラブルの原因となります。一方のアプリで買い手がついた商品は、もう一方のアプリでは売ることができなくなります。

同時に購入の申し込みがあった場合、どちらかの買い手に迷惑がかかってしまうため、二重出品は絶対にやめましょう。

販売が許可されていないアイテムを事前によく確認する

フリマアプリには、売りに出してはいけないアイテムがいくつかあります。

具体的な例としては、偽ブランド品金券、生き物などが挙げられます。中には、許可なく販売すると法律に違反するものもあるので、事前に利用規約をよく確認しておきましょう。

例えば、個人使用目的で輸入した外国製品を売りに出すことは、法律によって禁じられています。販売目的での輸入と個人使用目的での輸入では、課せられる税金の額が異なるからです。

上記の法律に違反すると、罰金や懲役などの刑罰が科される可能性もあります。知らずに取引すると大変なことになることもあるので、くれぐれも注意してください。

ちなみに、金券を売りたい場合は、フリマアプリに出品するのではなく、専門の買取業者に売りに行くのが無難です。実際、多くのフリマアプリで金券の取引が禁止されています。専門の買取業者は、数少ない選択肢のうちの一つです。

自分のニーズに合ったアプリを選びましょう

メルカリとラクマは、どちらも高い人気を誇っているフリマアプリです。両サービスの特徴を比較すると、手軽さを求める方にはメルカリ、手数料の安さを求める方にはラクマが向いている可能性が高いと言えます。

ただし、実際にどちらのサービスが適しているのかは、売りに出す商品や、選ぶ配送方法、各種手数料などの条件によって変わってきます。自分がどういった用途でサービスを利用したいのかを考え、よく検討する必要があります。

また、何ができるかということだけでなく、何ができないかという点も考慮しなければなりません。例えば、個人情報を明かさずに集荷してほしい場合、ラクマは適していません。匿名配送時の集荷に対応しているのは、メルカリの「らくらくメルカリ便」のみです。

さらに、いずれのアプリを利用する場合も、事前に利用規約をよく確認することをおすすめします。利用規約をよく読まずにサービスを利用すると、知らないうちに規約違反を犯す可能性があります。それが原因で利用停止になっては、元も子もありません。場合によっては法律違反になるケースもあります。

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