メルカリでサプリの転売はしてもよい?違反となるケースを詳しく解説!

メルカリは、不要になったものを気軽に売ることができる人気のフリマアプリです。ただし、どんな商品でも売ってよいというわけではなく、出品に関して細かいルールが定められています。

違反した商品を売りに出すと、罰則の対象になる恐れがあります。最悪の場合、サービスの利用ができなくなる可能性があるので、くれぐれも気を付けてください。

では、メルカリにサプリを出品する場合、どのような規則に気をつけるべきなのでしょうか。トラブルを未然に防ぐためにも、出品できるもの、できないものを事前に確認しておきましょう。

この記事では、メルカリで販売が禁止されているサプリと、サプリを売る際の注意点などを解説していきます。興味のある方はぜひ参考にしてください。

目次

サプリメントを売る際に気を付けるべきこと

いくら規制に従って商品を扱っていたとしても、売り方によっては規制に違反する可能性があります。サプリメントはユーザーの健康に関わる商品であるため、販売に際して非常に厳しいルールが設けられているのです。

中には法律違反となるケースもあります。関連する規則をしっかり確認してから売りに出しましょう。この項目では、サプリを売る際に特に気を付けるべきポイントをご紹介していきます。

メルカリにおけるサプリ販売の是非

基本的には、メルカリでサプリメントを販売するのは問題ありません。ただし、どのようなものでも売ってよいというわけではなく、規約によりOKなものとNGなものに分けられています。

メルカリに売りに出してもよいサプリの条件は、以下の3つを満たしたものに限ります。

  • 医薬品に該当していない
  • 国内製のものである
  • 消費期限と食品表示がされているもの(画像の掲載必須)

これらに当てはまらない商品は、原則販売禁止となっているため、誤って出品してしまうことがないよう、くれぐれも注意してください。

紹介文を書くときは禁止ワードに注意

アイテムを売るときは、その魅力を最大限にアピールするために、盛大な宣伝文句を並べることがあります。ただし、このときの言葉選びには細心の注意が必要です。なぜなら、サプリを販売する際には使用してはいけない表現が定められているからです。

サプリはあくまで栄養補助食品であり、医薬品ではないため、明確な効果を謳う表現は禁止されています。何らかの悩みや不調に効果があるような言葉は使わないように気をつけてください。例えば「デトックス」や「バストアップ」「脂肪燃焼効果」などを謳う文言などがこれに該当します。

明示しなければならない情報がある

サプリはあくまでも「食品」なので、食べ物を売るときと同様に、消費期限や食品表示を掲示しなければなりません。当然ですが、消費期限が過ぎているものの販売も禁止されています。

また、出品時に期限が切れていなくても、相手の元に届いた日から1週間以内に期限が切れるものも売ることができません。

開封しない

食品の販売に関しての規則の中には、他にも気をつけなければならないものがあります。そのうちのひとつが、一度開封したものを出品してはいけないというルールです。

使用済みのサプリが不要になった場合や、大容量のものを小分けにして売りたい場合などは出品を諦めてください。メルカリでサプリを出品する際には、必ず購入時の状態のまま出品しましょう。

海外製のものは避ける

サプリはもちろん日本だけでなく、海外でもたくさん売られています。中には、日本のユーザーに人気のあるものもあり、販売目的で仕入れたいという方もいるでしょう。しかし、海外製のサプリはメルカリでの販売が禁止されています。誤って売りに出すと罰則の対象となる恐れがあるので、気をつけてください。

その他のサイトに売る場合でも、ものによっては薬機法や輸入に関する法律などに抵触する恐れがあります。売ってもよいものかどうかの確認は、くれぐれも怠らないようにしましょう。

なお、外国製のサプリが販売できるサイトに出品する場合、基本的にそのままの状態では売ることができません。成分表示を日本語に置き換え、なおかつその成分が日本でサプリとして販売可能なものであるのかどうかを確認する必要があります。また、販売に際しても特別な許可が必要となります。

以上のように、外国製のサプリは販売するまでに数々のハードルをクリアしなければならないため、初心者にはあまりおすすめできません。

医薬品は出品しない

サプリの類似品として、医薬品があります。見た目がよく似ており、間違いやすいアイテムですが、誤って販売すると規約違反となります。サプリとは違い、医薬品を扱うには特別な資格が必要です。法律により、医師や薬剤師の資格がなければ販売してはならないと定められているのです。

その商品が医薬品であるかどうかを確認するには、効能の欄をチェックしてみましょう。医薬品はサプリとは違い、具体的な効能を表記することが許可されています。併せて「医薬品」との表記もされているので、よく確認してみてください。このような表示があるものは売らないよう注意しましょう。

なお、サプリか医薬品かどちらなのか分からないものに関しては、売らない方が無難でしょう。医薬品である可能性を捨てきれないためです。メルカリで商品を売りに出す際には、確信をもって出品できるもの以外は扱わないようにしましょう。

おすすめのサプリメント

この項目では、転売におすすめのサプリメントを二つご紹介いたします。

小林製薬 ナットウキナーゼ

小林製薬のナットウキナーゼは、血管の健康を保つためにおすすめの成分である「ナットウキナーゼ」や、魚に含まれるDHAなどが含まれているサプリです。

楽天などのセール時には1,000円前後で入手することができ、メルカリでの相場は1,800円程となっています。

参考:ナットウキナーゼ – 小林製薬株式会社

サントリー セサミンEX

サントリーのセサミンEXは、ゴマから採れるセサミンをはじめとした、若々しさを保つためにおすすめの成分が入ったサプリです。

初回のみのおためし品では4,536円相当のものを1,080円で手に入れることができ、メルカリでの相場は2,980円ほどと、利益率がかなり高くなっています。

参考:セサミンEX – サントリー

利益を上げるための3つのコツ

サプリの転売で儲けを出すためには、起こりうるリスクをできるだけ避けつつ、可能な限り安く仕入れることが重要です。この項目では、利益を伸ばすためのコツを3つご紹介します。

リスクのある商品は避ける

サプリの中には、法律やサービスの利用規約によって販売が許可されていないものがあります。自分が売ろうと考えているものがそのような規則に違反しないかどうか、事前によく確認しましょう。

また、中には出品してもよいかどうか判断が難しいものも存在します。そのような場合は、取り扱いを避けるのが無難です。そうすれば、知らない間に規約違反をしていたなどというトラブルを避けることができます。

ポイントをうまく活用する

ネットで仕入れを行った場合、サービスによってはポイントがもらえることがあります。貯まったポイントをうまく活用すれば、さらにお得に仕入れを行うことができます。

初回限定の品を複数手に入れる方法

サプリの中には、初回限定で大幅な割引が行われるものがあります。これを複数入手することができれば、大きな利益につながるでしょう。

1人につき1点しか入手できないアイテムの在庫をある程度確保する方法は、外注を活用することです。ある程度の謝礼を用意して協力者を募り、発送先として自分の住所を指定するよう依頼しましょう。そうすれば、別枠の申し込みとして扱われ、初回限定品を複数手に入れることができます。

偽物には要注意

ユーザー人気が高いサプリの中には、偽物が出回っているものがときどきあります。知らずに出品すると罰則の対象となる恐れがあるので、くれぐれも気を付けてください。

また、自身が偽物を購入した場合にも注意が必要です。内容成分の安全性が保障できないので、そのまま飲み続けることによって、健康被害が出る可能性がないとは言えません。本物でないと気付いたら、直ちに使用を中止して通報しましょう。

過去に逮捕事例もある

過去には、国内未承認の成分が入ったサプリを販売した出品者が逮捕された事例があります。国内で認証されていない成分が入ったサプリの販売は、薬機法により禁止されています。外国製のサプリには未承認の成分が入っている可能性があるので、事前によく確認しましょう。

また、メルカリをはじめフリマサービスによっては、リスク回避のため、そもそも海外のサプリの販売を禁止している場合があります。出品に際しては、法律と利用規約の両方を忘れずにチェックしましょう。

外国製のサプリを避けた方がよい理由とは?

外国製のサプリを仕入れ・販売することを避けた方がよい理由の一つとして、薬機法に抵触する恐れがあるという点が挙げられます。

加えて、他にも外国製サプリを避けるべき理由が存在します。この項目では、その内容について詳しく解説していきます。

個人目的の輸入品は原則販売禁止であるため

海外のサプリを仕入れるとなると、外国のショップから輸入することになりますが、その際には注意が必要です。なぜなら、個人輸入に関しては厳格なルールが定められており、販売目的の輸入と個人使用目的の輸入は分けて考えられているからです。

販売目的でサプリを輸入する場合は、厚生労働大臣の許可が必要です。したがって、厚生労働大臣に認可されていない輸入品は個人使用が認められているのみで、第三者に販売することはできません。

メルカリの規約でも禁止されている

外国製サプリの販売自体は法律で禁止されているわけではなく、適切な手続きを踏めば可能なケースもあります。

ただし、先述したようにメルカリでは規約によって外国製サプリの出品自体を全面的に禁止しています。つまり、法的にクリアしていたとしても、メルカリの規則に違反するというわけです。

どうしても外国製のサプリを売りたいというのであれば、別のフリマサービスの利用を検討してみてください。

ルールを守った上で安全にサプリ転売を行いましょう

サプリを売る際には、守らなければならないルールがたくさんあります。場合によっては法律に触れるリスクもあるため、せどり初心者にとっては難しいと感じる方もいらっしゃることでしょう。

しかし、サプリをうまく仕入れて売ることができれば、相応の利益を生むことが可能です。中には千円以上の利益が出るものもあり、せどりにおすすめのジャンルとなっています。

ただし、取り扱いには細心の注意を払わなければなりません。不適切な扱いをすると、規約違反になる可能性があるのでくれぐれも注意してください。例えば、誤って医薬品の表示がある商品を売った場合は薬機法違反とみなされ、罰則の対象となります。

その他にも、開封済みのものは不可とされていたり、外国製のものは販売できなかったりします。これらのルールに違反すると、最悪の場合、アカウントの停止や、内容によっては逮捕に至ることもあり得ます。実際、過去には国内未承認の成分を含んだサプリを売ったとして、罪に問われた人もいます。同じような過ちを犯さないよう、十分に気をつけてください。サプリメントを転売する前には、法律と利用規約の両方をチェックしておきましょう。

なお、少しでも多く利益を出したいのであれば、仕入れ値を可能な限り下げることが重要です。セールや初回限定割引などを狙い、極力安く仕入れられるよう研究してみてください。場合によっては、外注を利用するのもおすすめです。

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