メルカリやメルペイが使える加盟店・ネットショップで買い物をするなら「メルペイのあと払い(スマート払い)」が便利です。その都度支払わなくても、翌月に一気に決済することができるからです。
しかも定額払いを使えば、クレジットカードのように支払いを分割したりさらに延期したりすることも可能です。ただ、「メルペイスマート払い」や「メルペイスマートマネー」など似たような言葉が多いので混同してしまう方もいるかもしれません。
今回は、そんなメルカリのあと払い(スマート払い)やメルペイスマートマネーとの違い、使い方、審査基準や注意事項についてわかりやすく解説します。
メルペイのあと払いとは?スマート払いとの違いは?
まず「メルペイあと払い」と「メルペイスマート払い」の違いについて解説します。
メルペイの「あと払い」と「スマート払い」は同じ
実は、「メルペイあと払い」と「メルペイスマート払い」は、まったく同じものを意味しています。
もともとは「メルペイあと払い」と呼ばれていましたが、2019年から「メルペイスマート払い」に改名されました。
よって本記事でも、「メルペイスマート払い」という表現で統一します。
メルペイスマート払いとは、ある月に利用した金額をすべて翌月の好きなタイミングでまとめて支払えるサービスです。
手数料も金利もまったくかからないため、出費が多い月や、給与の振り込みが少し先になる場合などに非常に便利でしょう。
ただし、利用する際には上限額が設定されており、それ以上の支払いには使えないので気をつけてください。
上限額はユーザーによってメルカリ側から個別に設定されるシステムになっており、その基準は明らかにされていません。
自身の上限額がいくらかは、アプリで簡単に確認できます。以下の要領で調べてください。
支払い→メルペイ設定→メルペイのあと払い→利用上限金額
定額払いもできる
メルペイスマート払いには、「定額払い」というサービスもあります。
これは、支払いを翌月だけにするのではなく、クレジットカードのようにその先で分割払いにできるというものです。
つまり、今月購入した10万円のギターがあったとして、それを3ヶ月とか半年かけて分割して支払いたいという場合に使うことができます。
ただしこの場合は、メルペイスマート払いと違って、審査が必要になりますし、20歳以上でなければ利用できません。
メルペイスマート払い「定額払い」の審査基準と上限額
続いて、メルペイスマート払いの「定額払い」の審査基準と上限額、利用方法について解説しましょう。
審査基準について
メルペイスマート払いの「定額払い」は、支払いを月々に分割できます。しかも支払い金額はいつでも変更可能なため、お金に余裕がある場合は、支払い期間を短縮することが可能です。一旦、買い物を済ませたあとで、「定額払い」に変更することもできるのでとても便利です。
ただし前述のように利用するには審査が必要ですが、その基準は明らかにされておらず、問い合わせてもいっさい回答してもらえません。したがって、利用できるかどうかは審査を申請しなければわからないのです。
ただ、メルカリの利用実績が多くて、支払いの遅延をしたことがないという方は、審査に通りやすいようです。
上限金額は?
「定額払い」の上限額は、50万円までとなっており、その額はメルカリ側で決められます。変動することもあり、毎月の支払い金額は自分で設定します。
ただし、いくら分を定額払いにするのか、その残高によって設定できる月々の最低支払い金額は、以下の例のように異なります。
例えば、
・1,000〜37,999円まで→1,000円から設定可能。
・38,000〜75,999円まで→2,000円から設定可能
・76,000〜114,999円まで→3,000円から設定可能
といった具合です。
また支払い金額はいつでも自由に変更することが可能です。
定額払いの利用方法
定額払いの利用方法を、以下の2パターンに分けて解説しましょう。
・購入手続きのとき
・アプリから定額払いにしたい商品を選択して設定するとき
【購入手続きのとき】
購入手続き画面で支払い方法を「メルペイスマート払い」か「メルカード」から該当するものを選んでください。
「定額払い」をタップします。ここで毎月の支払い金額を設定してください。
「購入する」をタップすると定額払いの手続きは完了です。
【アプリから定額払いにしたい商品を選択して設定するとき】
「支払い」→「最近のご利用」あるいは、「支払い」→「ご利用」→「毎月のご利用状況」から、定額払いにしたい商品を選んでください。
「分けて支払う」をタップしてください。
定額払いの設定額を決めて、「確定して次へ進む」をタップします。
「定額払いの設定を確定する」をタップしたら完了です。
「メルペイスマートマネー」もある
続いて、メルペイスマート払いによく似た言葉の「メルペイスマートマネー」について解説しましょう。
両者はとても似た響きですが、まったくの別物です。
メルペイスマートマネーとは?
「メルペイスマートマネー」は、マネーと名がつくように、メルカリからお金を借りられるサービスです。貸金業法に則った融資と理解してください。
融資であるからには、審査もありますし、金利(3.0〜15.0%)も支払う必要があります。支払いを滞納すれば延滞金も請求されます。また、20歳未満や71歳以上の方は利用できません。
審査をパスするには?
メルペイスマートマネーは、審査を申し込むと1〜2日で結果が通知されますが、場合によってはそれ以上かかることもあります。
ただし明確な審査基準は明かされていません。担保や保証人は必要ありません。
はっきりといえることは、貸金業法に基づく融資のため、「信用情報」は審査の対象となります。また、メルカリの利用実績も審査に加味されると正式にうたわれています。
審査基準の詳細
信用情報とは、過去のクレジットカードの使用履歴や延滞の情報で、その内容にネガティブなものが含まれていると、審査にパスできない可能性が高まります。
ちなみに信用情報は、自分でも確認することができます。
具体的には、メルカリが加盟している割賦販売法・貸金業法指定信用機関「CIC」のサイトにアクセスし、所定の手続きを踏めば可能です。
開示されるのは、
・クレジット情報・・・クレジットやローンの契約内容や支払い状況、残高など
・申し込み情報・・・クレジット会社が、本人から申し込みに際して支払い能力の有無などを確認した情報
・利用記録・・・クレジットカードの利用プロセスでクレジットカード会社が審査のために信用情報を確認した記録
・参考情報・・・CICが独自で集めた本人に関する情報など
また、利用実績は、登録してから現在に至るまでにメルカリサービスをどれだけの頻度で利用したか、その金額や支払い状況についても審査対象になると考えられます。
また、メルカリでは、利用規約が細かく定められています。違反行為や迷惑行為に加えてユーザーからの評価なども審査に影響するとみて間違いないでしょう。
【参考】CIC(CREDIT INFORMATION CENTER)
メルペイスマートマネーのメリット
ここからは、メルペイスマートマネーのメリットについてさらに詳しく解説していきましょう。
アプリで全手続きが完了する
メルペイスマートマネーは、借入の申し込みから返済までをすべてアプリから行うことができます。
そのたびに金融機関やATMなどに行く必要がないので便利です。
申し込み手順は以下の通りです。
「マイページ」から「メルペイスマートマネー」を選択します。
「申し込みをはじめる」をタップし、必要な情報を入力すれば申し込みは完了です。
審査にパスすれば、すぐに借入ができ、アプリ内で返済することができます。
最大30万円までしか借りられない
メルペイスマートマネーでは、最大30万円までしか借り入れることができません。しかも、個人によって融資限度額が決められるため、30万円を一度に借りることができないケースもありえます。
一般的なクレジットカードなら楽に30万円以上借入できることが少なくありません。しかしメルペイスマートマネーは、年収がどれだけ高くとも、メルカリをどれだけ多用していたとしても、最大で30万円しか融資されないため、無理な借り入れをせずに済む点はメリットといえます。ちなみに最低借入額は1,000円からです。
郵便物・在籍確認がない
メルペイスマートマネーで借り入れをした場合、一般的なクレジットカードのように、カードが発行されることはありません。よって、自宅にカードが送られてきたり、請求書が郵送されてきたりすることもないので安心です。
また勤務先への在籍確認もないため、余分な神経を使うこともないでしょう。
売上金やポイントで返済できる
返済は、銀行口座からの引き落とし以外に、メルペイ内の売上金やポイントで返済することも可能です。
不要物などを出品したり、キャンペーンや友達招待でポイントを獲得したりして返済に充てるイメージです。
審査が早い
審査が1〜2日と非常に早い点も、メルカリスマートマネーの利点です。
ただし、そのお金をメルカリ関連で使うのではなく、現金へ換えて使いたい場合は、銀行口座への振込申請が必要になります。振込申請には数日かかることがあるため、審査は早く済んでも実際に現金を入手するには、もう少し時間を要すると考えてください。
返済のシミュレーションができる
メルペイスマートマネーでは、返済期間と利息額をシミュレーションすることができます。
方法は以下の通りです。
【借り入れ前のシミュレーション】
「マイページ」から「メルペイスマートマネー」を選択してください。
遷移画面で、「借入希望額」と「月々の返済額」を入れると結果が確認できます。
【借入後に返済金額を変更してシミュレーションする場合】
「マイページ」から「メルペイスマートマネー」を選択してください。
「月々の返済額を変更する」を選びます。
「月々の返済額」から変更したい金額を選んでください。
メルペイスマート払いの注意点
最後に、メルカリスマート払いを利用するうえでの注意点を紹介しましょう。
上限金額が変動することがある
繰り返しになりますが、メルペイスマート払いの上限金額は、「50万円」です。しかもこれは最大額のため、個人によってまちまちになると理解してください。
そしてこの上限金額は、メルカリサービスの利用実績や友達招待、また過去の違反行為やペナルティなどによって予告なしに変動することがあります。ただし、明確な変動基準は公表されていないので、どんな時でもメルペイスマート払いが100%利用できると思い込むのは危険です。常に上限金額の変動リスクを頭において使うようにしてください。
決済方法によっては手数料がかかる場合がある
メルペイスマート払いで翌月に決済する方法は、以下の4通りです。
・銀行口座からの自動引き落とし
・メルペイ残高
・ATM
・コンビニ
銀行口座からの自動引き落としとメルペイ残高は、手数料は要りません。
しかし、ATMとコンビニ払いについては、以下のように毎回手数料がかかります。
2,000円未満→220円
2,000円以上20,000円未満→330円
20,000円以上35,000円未満→550円
35,000円以上40,000円未満→770円
40,000円以上→880円
何度も利用するとなると、手数料だけでも相当額にのぼるので、できるだけ自動引き落としかメルペイ残高を利用してください。
チャージ方法に注意
メルペイスマート払いでメルペイ残高からの支払いをするために、ポイントをチャージする必要があるケースが考えられます。
ところがチャージは、銀行口座かセブン銀行ATMのみで、クレジットカードは使えないので気をつけてください。
ただしチャージには手数料がからないため、何度行っても損はありません。チャージしたポイントは現金に戻せないルールとなっているため、まとまった金額をチャージするよりは、必要に応じて行う方がよいでしょう。
延滞すると高額の支払いが必要
メルペイスマート払いでは、期日までに支払えない場合は延滞金を請求されます。
その額は、滞納した分に対する年率14.6%を日割りにならしたものになります。
まとめ
メルペイスマート払いは、振込を翌月にまとめることができるので、お金に余裕がないときやいちいち決済するのが面倒なときにはとても便利です。しかも自分の好きなタイミングで支払えるため、とても助かります。
さらに金額の大きい場合は、定額払いがおすすめと言えるでしょう。資金に余裕のないときは、メルペイスマートマネーで借り入れる方法もあります。いずれもメルペイ残高やポイントで支払ったり、返済したりできるので使いやすいでしょう。
メルカリ以外で使える加盟店やネットショップもどんどん増えているため、ぜひ上手に活用してお得感を味わってください。
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