メルカリには、多くの利用者がいます。その中には、悪質なアカウントだったり、質の悪いユーザーだったりが少なからず存在しています。
普段から利用している中で、万が一そういったアカウントに出会ってしまったら、無理してやり取りをする必要はありません。すぐにブロックしてしまいましょう。
ただし、ブロック機能はやみくもに使うとリスクもあるため、使いどころを見極めることが大切です。ブロックの効果や、相手に及ぼす影響は正確に把握しておきましょう。
今回は、メルカリのブロック機能の使い方や、注意点について紹介します。悪質なユーザーの対処に困っている人は、ぜひ目を通してください。
ブロック機能の概要
ブロック機能とは一言で言うと、悪質なユーザーに対してこちらの商品を購入したり、コメントしたりできなくするための機能です。
ブロックしたユーザーからは一切のコンタクトがとれなくなるため、それ以上相手と関わらずに済みます。
ブロック機能が有用な場面
ブロック機能を使う場面とは、自分にとって害のあるユーザーと接触してしまった場合です。
たとえば、個人に対してひたすら誹謗中傷をしてくる相手だったり、意図的に取引を遅延して迷惑をかけようとしてきたりする相手が該当します。
こういった相手にまともに取り合っても、こちらが消耗するだけですし売上にも繋がりません。それどころか、商品の売れるタイミングを逃してしまう可能性が高いです。
そのため、悪意あるユーザーに対してはブロック機能を使って、メルカリを円滑に利用できるように工夫することが重要になってきます。
ブロック機能の使い方
ここでは、ブロック機能の使い方について紹介します。ブロック自体は簡単におこなえるため、やり方を覚えておけばだれでも可能です。
また、ブロックの解除方法についても、併せて解説します。万が一間違った相手をブロックしてしまった場合に、すぐ解除できるようにしておきましょう。
ブロックするユーザーのアイコンを表示する
取引画面などには、ユーザーのアイコンが表示されます。まずは、ブロックしたい相手のアイコンをタップしてください。
右上の[︙]をタップする
アイコンをタップすると、画面右上に[︙]のマークが表示されます。これをタップしてください。
ユーザーをブロックする
「このユーザーをブロック」というタブが表示されるので、それをタップします。
すると確認画面が表示されるので、最後に「ブロックする」をタップして完了です。
ブロックした相手は、プロフィール画面にブロック中の表記が出るため、確認してください。
ブロックを解除する方法
ブロックの解除も、簡単におこなえます。手順は以下の通りです。
1.メルカリのトップ画面からメニューを開く
2.「ブロックした一覧」の項目をタップ
3.ブロックした相手がすべて表示されるので、解除したいユーザーのアイコンをタップ
4.「解除する」をタップして、完了
これでブロックが解除され、これまでと同じようにやり取りが可能です。
こちらからはいつでもブロックが解除できるので、ブロックに対してのハードルを上げる必要はないと言えます。
ブロックされた相手の状態
相手からブロックされた場合、商品の購入はもちろん、商品に対してのいいねやコメント、フォローなどすべてができなくなってしまいます。
アクションをおこそうとすると、ブロックされている旨の表示がでて、アクションが拒否されます。
ブロックを解除するには、相手にブロックを解除してもらうしかありません。しかし、こちらから相手にブロック解除のお願いを届ける方法はないため、実質的にブロック解除は不可能であると言えます。
ブロックされると相手にバレるのか?
ブロックした際、相手に通知がいくことはありません。ただし、相手がアクションをおこそうとした際にブロックされている旨の告知がでるため、その時点で自分がブロックされていることは把握できます。
とはいえ、ブロックされた相手がこちらにアクションをかけたり、メッセージを送ったりはできません。相手はブロックされた事実を知るだけでなにもできないため、関わりたくない相手に対しては安心してブロック機能を使いましょう。
ブロック機能を使ううえでの注意点
ブロック機能は非常に便利ですが、使い方には注意が必要です。軽い気持ちで使うとこちらの評価を下げる原因になってしまったり、そもそも利用媒体によってはブロック機能が使えなかったりするケースもあります。
ブロックのメリットとデメリットを正確に把握しておき、必要な場面でのみ適宜使っていくようにしましょう。
ここでは、ブロック機能を使うことによる注意点について紹介します。誰もが少なからず経験するケースもあるため、必ず頭に入れておきましょう。
取引中の相手へのブロックはリスクが高い
ブロックされた相手は、一切のアクションが取れません。しかし、取引中だけは例外で、ブロックしても取引が中断されるわけではありませんし、メッセージのやり取りも可能です。
万が一取引中にブロックされたことを相手が知ったら、抗議のメッセージを送ってきたり、取引を遅延させたりとこちらに害をもたらす可能性があります。また、取引完了後の評価も下げられてしまう可能性が高いため、今後のまっとうな取引にも悪影響を及ぼすケースが多いです。
取引相手をブロックしたい場合は、必ず取引が完了してからおこなってください。取引さえ終わってしまえば、ブロックに相手が気づいてもこちらに影響はありません。
しつこいユーザーは、別アカウントからコンタクトを取ってくる
ブロックしたアカウントからは、いかなる方法でもコンタクトは取れません。しかし、しつこいユーザーの中には、新しくアカウントを作り、そのアカウントからこちらに接触してくるケースもあります。
メルカリでは、複数アカウントの所持は違法です。そのため、相手がブロックしたユーザーだと自分から自白してくれるのであれば、運営に通報してアカウントを削除してもらえる確率が高いと言えます。
いっぽう、秘密のまま何食わぬ顔で取引をされた場合、こちらも気づけませんし、後から分かっても運営が対応してくれるとは限りません。
ブロックはこういったトラブルを誘発するリスクがあるため、どんな相手でもとりあえずブロックすれば良いというわけでもないのです。
嫌な相手だからブロックするのではなく、そもそもブロックする必要がある相手と関わらないように、相手を観察することが重要と言えます。
ブロック機能が使えるのはアプリだけ
メルカリのブロック機能は、アプリからのみおこなえます。同じメルカリでも、PCから利用している場合は、ブロック機能そのものが存在しません。
普段の作業はPCだけでも問題ありませんが、ブロックだけはアプリからおこなってください。また、アプリのほうがいつでも対応できるなどのメリットもあるため、アプリ版を使っていない人は、少しずつアプリも併用して使っていくことをおすすめします。
ブロックでのトラブルを避けるためのコツ
ブロックする相手は、必然的に悪質なユーザーに限られます。しかし、気に入らないユーザーを手あたり次第ブロックしていると、上記のようにアカウントを変えて接触してきたり、逆恨みを受けたりしてしまうリスクが高いです。
たとえ相手が100%悪質な相手だったとしても、ブロックまでの過程を工夫することで、逆恨みのリスクは大きく軽減できます。余計なリスクを負わないためにも、ブロックのコツについて知っておきましょう。
ここでは、ブロック時のトラブルを回避するためのポイントについて紹介します。
やり取りは常に丁寧な対応をする
心無い言葉や、根拠のない誹謗中傷に対しては、こちらもつい声を荒げてしまいたくなります。しかし、ここで応戦してしまうと相手もヒートアップしてしまいますし、第三者から見てもどっちもどっちに見えてしまいます。
相手がどんな言動だったとしても、こちらはあくまで丁寧な対応を心がけてください。丁寧な言葉遣いを続けるうちに、相手が盛り下がってトラブルを回避できる可能性もあります。
相手を言い負かそうとすると、お互いに傷が深くなってしまうだけです。損害を最小に抑えるためにも、こちら側は常に紳士的な態度を取り続けてください。
それでもだめなら運営に通報する
こちらが丁寧に対応していれば、大抵のトラブルは回避できます。しかし、中にはどうやっても対応ができない相手も一定数存在します。
自分での対処が難しい場合には、メルカリの運営を頼ってください。相手にガイドライン違反の行為があったと認められれば、アカウント凍結などの処分を下してくれます。
100%対応してくれるとは限りませんが、相手の言い分が一方的であれば、多くの場合では対処してくれます。また、運営が見たときに喧嘩両成敗にならないためにも、こちらは常に丁寧な対応を心がけることが大切です。
ブロックに関するよくある質問集
ブロックは相手を拒否する行為なので、初めての内は不安や疑問が浮かんでくる人もたくさんいます。
しかし、恐れるあまりブロック機能を使わないのでは、こちらが一方的に消耗するばかりです。
ここでは、ブロックに関するよくある質問をまとめました。ブロック機能について分からないことがある人は、ぜひ参考にしてください。
ブロックされたユーザーの商品は見られない?
ブロックされた場合でも、相手の商品ページの一覧は確認できます。
ただし、あくまで可能なのは閲覧だけで、コメントやいいね、フォローなどの行為は一切できません。
基本的にこちらに害を及ぼすことはないので、安心してブロック機能を使ってください。
ブロックされた理由は確認できる?
ブロックされた理由は、ブロックした相手にしか分かりません。相手に問い合わせることもできないため、能動的に知る方法はないと言えます。
ブロックされた理由を知りたいなら、ブロック前の自分のアクションを振り返ってみてください。露骨な誹謗中傷はもちろんのこと、相手からの返信を無視したり、値下げ交渉を何度もおこなったりしていないでしょうか。
もちろん、ブロックされた原因は一つとは限りません。なかには、特に理由がないのにブロックする人もいます。答えのない疑問に悩み続けても仕方ないので、ブロックされた側はある程度の割り切りも大切です。
ブロックは最大何人まで可能?
ブロック人数に、制限はありません。悪質なユーザーが多いのであれば、100人でも200人でもブロックすることは可能です。
とはいえ、実際に悪質なユーザーの割合はそこまで高くありません。取引数のわりにブロックした相手が多すぎると感じるのであれば、自分の中でのブロックの基準を一度振り返ってみてください。
誰彼構わずブロックしていては、リピーターがつきません。あくまでブロックは、最終手段であることを忘れないでください。
ブロックされた相手の商品は購入できる?
ブロックされた相手の商品を購入するためには、まずブロックを解除してもらう必要があります。
しかし、こちらから連絡がとれない以上、相手にブロックを解除してもらう方法はありません。別アカウントからの催促など、もってのほかです。
よって、ブロックされたユーザーの商品は、二度と購入できないと思っておきましょう。
まとめ
メルカリのブロック機能を使えば、悪質なユーザーからのアクションを防止できます。無理難題に答えてこちらが消耗するくらいなら、きっぱりと関係を断ち切りましょう。
相手がアクションをおこすとブロックしたことがバレてしまいますが、相手にできることはないため問題はありません。ただし、別アカウントからの接触してくる可能性がある点には、注意が必要です。
どっちもどっちにならないために、ブロックしたい相手にも、丁寧な対応を心がけてください。それでも対応できない相手であれば、運営に通報するのがおすすめです。
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