メルカリ出品するにあたり、商品画像のクオリティは非常に大切です。同じ商品でも撮り方によって印象が大きく異なるため、それが売れ行きに強く影響するからです。
そこでおすすめするのが、画像加工ができるアプリです。
画像加工アプリを使うと、商品が綺麗に見せられるのはもちろん、背景を切り取ったり、ぼかしたり、複数の写真をひとまとめにしたりとさまざまな演出が可能になります。
そこで今回は、メルカリのカメラ撮影におすすめの加工アプリを紹介し、アプリ選びのポイントや売れる画像の撮り方・加工の注意点などについて解説します。
画像加工アプリがおすすめの理由
まずメルカリのカメラ撮影で画像加工アプリがおすすめの理由について解説しましょう。
スマホがあればOK!
画像加工アプリは、App StoreやGooglePlayといったアプリストアから入手できるスマホ向けのアプリケーションです。
そのため、操作はスマホ一つあれば完了します。パソコンやマウスを使って画像をいじるのではなく、すべてスマホ画面上で加工できるので、そのままメルカリの出品ページに掲載することが可能です。
出品予定の商品が自宅にある場合はさほど問題ないかもしれませんが、何らかの理由で自宅以外の他の場所に出向かないと撮影できない場合は、スマホだけでことが済むため非常に便利でしょう。
どこでも加工ができる
画像加工アプリなら、場所を選ばすどこででも加工作業ができます。電車や車での移動中、仕事の合間、散歩や遊びに行った先でも、わずかの時間で思い思いの画像に修正することが可能です。
とくに忙しい人にとっては、この手軽さが大きなメリットになるでしょう。
とっておきの機能が豊富
画像加工アプリは、その名の通りさまざまな機能を使って写真を加工できるのが、何よりの大きな利点です。
例えば、以下のような機能が使えます。
・コラージュ(複数の写真を一つにまとめる)できる
・背景をぼかしたり、切り取ったりできる
・色を補正できる
・被写体を綺麗に修正できる
・テキストやスタンプが挿入できる
・画像に外枠を入れられる
おすすめの無料アプリ4選
画像加工アプリには、無料タイプと有料タイプがあります。
最初に無料タイプでおすすめのアプリを4つ紹介しましょう。
Snapseed
Googleが、画像加工技術を結集して作り上げた世界的に人気の画像加工アプリです。App Storeでも入手できます。
無料のため画像加工アプリを使ったことがない方には、ぜひおすすめです。
さまざまなツールが装備されていますが、中でも以下の3つの機能は利用する価値が大いにあるでしょう。
・画像調整・・・明るさ・彩度・アンビアンス・ハイライト・シャドウ・色温度を自由に調整することで画面の雰囲気が変化する。
・ブラシ・・・指でなぞるだけで「明るさ」「露出」「色温度」「彩度」を変更できる。
・射影変換・・・画像の遠近を操作して、商品の歪みなどが補正できる。
PhotoLayers
非常に見映えがする合成写真を作れるアプリです。こちらもApp StoreとGooglePlayから入手できます。
・要らない背景などを切り取れる
・11枚までの別々の写真をコラージュできる
・色味の補正ができる
商品画像を撮影する際、場所や天候、光の加減によってイメージ通りに撮れないことがよくあります。
そんな場合に、背景を切り取ったり、カラーを細かく補正したりすると驚くほど素敵な写真に変身させることができます。
無料でここまでできるのは、かなりお得といってよいでしょう。ぜひお試しください。
Foodie
食品を撮影するなら、右に出るものはいないといって良いほど優れたアプリで、非常に人気があります。こちらもApp StoreとGooglePlayから無料でインストールできます。
おすすめ機能は以下の5つです。
・食べ物フィルター・・・食べ物だけで22種類のフィルターがあるが、他にも室内や風景、人物のフィルターが数十種類用意されている。
・ベストアングル機能・・・カメラが水平になっているかが簡単にわかる。
・明るさ調整機能・・・手動で40段階の明度調整ができる。自然光が足りないときのトーチ機能も充実。
・アウトフォーカス機能・・・被写体の食べ物以外にぼかしを入れることができる。
・共有機能・・・加工画像をスマホに保存するだけでなく、SNSにアップすることも可能。
B612
自撮り写真用に開発されたアプリですが、クオリティが非常に高いのでメルカリでも使う価値は十分にあるでしょう。こちらもApp StoreとGooglePlayで入手できます。
目を大きくするとか、頬を滑らかに見せるなどして顔の見映えをよくできます。
1,500種類という多彩なスタンプが使える点もおすすめです。
メルカリでは使えませんが、画像を補正することもできるので、SNSを多用する人にはうってつけでしょう。
おすすめの有料アプリ
続いては、おすすめの有料アプリを紹介します。
PhotoRoom
PhotoRoomを使うと、プロ顔負けの写真加工が可能です。App StoreとGooglePlayから入手可能です。
・AIが自動で背景を提示
・高精度の自動切り抜き
・レタッチ機能で不要な部分を容易に削除
・テキストの挿入
・合成やコラージュができる
・テンプレは1,000種類以上から選択可能
有料版(週/660円・年/9,900円)は7日間の無料トライアルがあるので、試してみて必要なければ解約すればよいでしょう。
Adobe Photoshop Express
画像編集で世界トップクラスの実績を誇るAdobeのアプリだけに、非常に優れた加工機能を有します。
以下のような機能があります。
・編集・・・透明度や色味・歪みの補正など幅広い画像編集が可能。
・レタッチ・・・顔を高度に編集。
・コラージュ・・・複数の画像をひとまとめにする。
・合成
プレミアム機能は有料で、月に550円(12ヶ月プランは3,800円)かかります。
ProShot
こちらは、一眼レフのような美しい写真が撮れるカメラアプリになります。App StoreとGooglePlayから入手可能です。
スマホでありながら一眼レフのようにピント調整やシャッター速度を変えて、どなたにも理想通りの写真が撮れるでしょう。
1,000円のアプリ内課金があります。
PicsArt
ツール数が3,000以上という画像加工アプリで、世界トップクラスの人気を誇ります。App StoreとGooglePlayからインストールできます。
代表的な機能は、以下のとおりです。
・コラージュ機能
・テキストの挿入
・スタンプ
・レタッチ
・エフェクト(フィルターが多数)
・ペイント・・・イラストや文字が書ける
・ブラシ
動画編集をしないなら無料版でも十分でしょう。
Fotor
非常にシンプルな操作なため、初心者でも十分に使いこなせる、多彩な画像編集が可能なアプリです。
・ぼかし
・明るさ補正
・シミやしわを目立たせない美顔機能
・コラージュ機能
以上のような機能があり、有料版は月8.99ドル(年間契約は39.99ドル)で利用できます。
画像加工アプリの選び方
続いては、画像加工アプリの選び方を紹介しましょう。
ポイントは以下の通りです。
・機能をチェックする
・被写体に合っているかを調べる
・操作性を確かめる
各項目について詳しく見ていきましょう。
機能をチェックする
画像加工アプリには、実にさまざまな機能が用意されています。
メルカリで使う場合は、画像が補正できたり、色調整ができたり、綺麗な背景が挿入できたりすると便利でしょう。
フィルター機能もアプリによって個性や特徴があるので、無料で試せるものは実際にどんどん使ってみるのがおすすめです。
被写体に合っているかを調べる
自分が出品する商品に合った加工ができるアプリかどうかも重要です。
例えば食品なら先ほど紹介した「Foodie」、モデルの見た目をよくしたいなら「B612」といった具合です。
これも文章による説明をそのまま信じるのではなく、実際に自分で使って良さを確かめることが重要でしょう。
操作性を確かめる
意外に後回しにしてしまうのが、操作性でしょう。
つい美しい画像や見映えのするインパクトな仕上がりを意識するあまり、操作しやすいかどうかを考えずに使い始めるケースがよくあります。
しかし使いにくいものは、繰り返し利用しているうちに面倒になり、やがて使わなくなる可能性が高いです。やはりここでも、実際にインストールして自分にとって使いやすいかどうかを確認することが大切です。
売れる画像を撮るテクニック
ここからは、メルカリで売れる画像を撮るテクニックを紹介しましょう。
スクエアに撮る
メルカリではスクエア(正方形)に撮影するのが、基本です。
そうでないと実際に商品ページに画像を掲載した際に、歪んでしまう可能性があるからです。
メルカリアプリで撮ると自動的にスクエアになりますし、多くのスマホにもスクエアで撮る機能があるので、それを利用してください。
複数のアングルから撮る
メルカリでは、商品1点につき10枚までの画像が掲載できます。よって、複数のアングルからさまざまな写真を撮るのがよいでしょう。
買い手側は実際に商品を手に取ることができません。そのため、パターンの違う複数の画像があると助かります。とくに傷や汚れ、スイッチの場所、使い方の手順などは、適宜アップの画像を入れるようにすると安心です。
傷や汚れなどを見せずに売ってしまうと、送った後でトラブルになりかねないため、ぜひ注意してください。
落ち着いた状態で撮る
商品画像を撮る際は、精神的に余裕がある落ち着いた状態がベストです。
一度にたくさんの商品を出品する場合は、急ぐあまり撮影作業が雑になりがちです。気持ちに余裕がないと画像の出来にも悪影響を及ぼします。
よって、仕事から帰って疲れているときや出かける前のバタバタしている時間、また子育てや家事でイライラしているときなどは、思い切って出品作業を控えてみるのもよいでしょう。
そしてゆっくりできる休日などを見計らって撮影する方が、よい商品ページが完成するのでかえって得をする可能性が高まります。
売れる画像を撮るためのカメラテクニック以外のポイント
続いて、売れる画像を撮るためのカメラテクニック以外のポイントについて紹介しましょう。
商品を綺麗にする
商品を美しく、綺麗に撮ることは、とても大切です。しかし、そもそも被写体が汚れているといくら上手に撮影しても仕上がりの良さには限界があるでしょう。
そのため、可能な範囲で構わないので、ホコリを除去し、汚れを拭き取ったり磨いたりして商品を綺麗にしてから撮るようにしてください。
洋服やカーテンやクロスといった布製品はアイロンをかけるのを忘れないようにしてください。
背景を工夫する
商品画像は、背景も非常に重要です。インテリアや綺麗な壁、おしゃれなポスターや観葉植物などが見えるだけで印象が大きく違ってきます。
うまく演出できない場合は、画像加工アプリで背景を入れるようにするとよいでしょう。
明るいところで撮る
商品画像は明るさも非常に大切です。暗い画像は、印象が悪くなるため多くのユーザーがスルーしてしまうからです。
自然光や照明を上手に生かして、清潔感のある明るい画像に仕上げてください。どうしても明るさが足りなければ、この場合も画像加工アプリを使うのがおすすめです。
商品のイメージが伝わることを意識する
商品を実際に使っているイメージが湧く画像に仕上げることも意識してください。
キッチン周りの商品なら台所で撮影するとか、洋服ならハンガーにかけたり、実際に着用したりして撮るのがよいでしょう。
ユーザーは自分が使う際のイメージが湧くと、購買意欲がグンとアップすることがあるのでおすすめです。
画像加工アプリの注意点
最後に、メルカリで画像加工アプリを使う際の注意点について解説しましょう。
加工のしすぎは要注意!
本記事で紹介した画像加工アプリは、いずれも非常に優秀で、驚くほど質の高い加工が可能になります。
そのため、アプリを操作しているうちにどんどんエスカレートしてしまって、現物とかけ離れた見た目にならないように注意する必要があるでしょう。
メルカリでは、実際に出品する商品と異なる画像を掲載するのは禁止されています。厳密にいうと販売する商品を撮影してはいるのですが、度が過ぎると購入者をあざむく結果になりかねません。
すると発送した後で、返品や返金などに対応しなければならなくなるでしょう。これは非常に面倒ですし、受取評価を悪くする要因にもなり得ます。
その結果は、すべて自分にマイナスとなって帰ってきてしまうので、くれぐれも「やりすぎ」には気をつけるようにしてください。
まとめ
メルカリ出品するなら、商品画像には画像加工アプリがおすすめです。
無料のアプリでもさまざまな機能が使えるので、出品する商品の印象をよくすることができます。
すると売れ行きにも直結するため、ぜひ上手に活用してみてください。
ただし、加工のしすぎは後々トラブルに発展する恐れがあるので、くれぐれも常識の範囲にとどめておくことが大切でしょう。
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