メルカリで品物を売りに出すためには、品物の画像を撮影したり、説明文を作成したりと、さまざまな作業が必要です。1品売りに出すごとに上記の作業を繰り返すのは、なかなか大変な作業だと感じる人も多いのではないでしょうか。
この記事では、メルカリの面倒な出品作業を効率化するためのコツをいくつか紹介していきます。併せて、シーン別の定型文も提案しているので、ぜひとも活用してください。
面倒な作業の代表例
メルカリで品物を売りに出す際の面倒な作業とは、具体的にどんなことでしょうか?
ここからは、売り手としてサービスを利用する際に、特に大変だと感じやすい作業の代表例をいくつか紹介していきます。
商品画像の用意
メルカリで品物を売りに出すには、品物の情報の一部として画像を掲載する必要があります。サービスの規約で転載画像のみの使用は禁止されており、写真を自分で撮影することが前提となっています。
単に写真を撮るだけなら、スマホがあれば手軽に行えます。しかし、品物をより魅力的に見せるためには、ある程度工夫をしなければなりません。背景の雰囲気や明るさなどを調整し、見栄えのよい写真にしようとすると、それなりの手間がかかるのです。
品物の情報の入力
出品ページには、品物の状態を説明する文章を入力する必要があります。
どのメーカーのものなのかを確認したり、品物の大きさを計測したりしなければならず、多少の手間がかかります。また、傷や汚れの程度をチェックし、それらを説明文に記載する必要もあります。
品物の説明文を作るには、上記のような検品作業と文字入力作業が伴います。結果として、かなりの時間と手間がかかるのです。
質問への返信
メルカリにはコメント機能があり、品物を売りに出した際に、買い手から質問を受けることがあります。
購入する前に品物について質問をする買い手が多く、ひとりひとりに丁寧な対応をするのは大変です。中には、何度も質問をしてくるユーザーがいて、そのつど返答を送るのを面倒に感じることもあります。
価格交渉の応対
メルカリでは価格交渉が盛んで、売りに出されている品に対して、値引きを求めるコメントが寄せられることがよくあります。
交渉に応じるにしても断るにしても、コメントに返信をしなければなりません。そのたびに対応をするとなると、どうしても手間がかかります。
梱包および発送作業
売れた品物は、すべて自分で梱包して発送しなければなりません。場合によっては、資材の準備から始めなければならず、なかなか手間がかかります。
また、発送の手続き自体も、面倒に感じる作業の一つです。中には集荷に来てくれるケースもありますが、ほとんどの場合はコンビニや専用窓口に、直接荷物を持ち込まなければなりません。
クレームの対応
品物が買い手の元に届いた時点で、取引がすべて完了というわけではありません。場合によってはクレームが発生し、その対応に追われることがあります。
正当な理由によるクレームがほとんどですが、中には買い手側による身勝手なものもあります。いずれにせよ、何らかの対処をする必要があり、少々面倒なものです。
もしも、クレームの原因が売り手側のミスによるものであれば、誠意のある対応が求められます。しかし、買い手側の勝手な都合によるものであれば、毅然と対応しましょう。どうしても状況が改善しない場合は、事務局に相談することで解決できます。
返品の対応
買い手からクレームを受けた場合、もし自分側の不備が原因であれば、返品に応じるべきです。
また、相手の自己都合による返品に関しては、受け入れるかどうかを自由に判断できます。ただし、わがままなユーザーは、自分の要求が通らないとしつこく迫ってくることもあります。スムーズに解決したいのであれば、返品に応じた方が無難と言えます。
面倒な作業を効率化するためのテクニック
これまでは、売り手としてメルカリを利用する際に発生する、面倒な作業の代表例を紹介してきました。
ここからは、手間のかかる作業を少しでも効率化するための、おすすめのテクニックを紹介していきます。
バーコードで出品できる機能がある
メルカリでは、一部の商品で「バーコード出品」機能が利用できます。品物に関する基本情報や売れそうな価格を自動で設定してくれるので、作業がとても楽です。
なお、自動入力された情報は後から編集でき、説明を追加できます。この機能が使える品物のカテゴリーは本や家電など一部のジャンルに限定されますが、当てはまる場合は活用するのがおすすめです。対象の品物カテゴリーについて詳しく知りたい場合は、公式のヘルプページで確認してください。
梱包材はまとめ買いをしておくと楽
品物を送る際、そのつど適切な梱包資材を探すのは、あまり効率的とは言えません。あらかじめまとめて用意しておくと、とても楽になります。
また、どの運送会社を主に利用するかも、前もって決めておくことをおすすめします。配送方法によっては、業者専用の資材を用意しなければならないためです。
あらかじめ問題への対処法を調べておく
作業に時間がかかる理由のひとつとして、問題への対処法が分からず迷うことが挙げられます。逆に言えば、事前に何をすべきかわかっていれば、スムーズに解決することが可能です。
例えば、取引相手からクレームがきたとき、あらかじめ対応方法がわかっていれば、無駄なやり取りをせずに済みます。
問題に直面するごとに悩んだり、調べたりしていると多くの時間がかかります。時間があるときに予習しておけば、いざというときにすぐに適切な対処ができ、時間の短縮に繋がります。
シーン別メッセージ定型文
コメントへの返事をひとつひとつ手動で入力するのは、非常に手間がかかります。あらかじめ定型文を作っておけば、コピー&ペーストをするだけで簡単に返信できます。
ここからは、よくあるシチュエーションに合わせた例文を、いくつか紹介していきます。
無理な値下げ交渉を断る際のメッセージ
値下げ交渉への対応は、とても手間がかかる作業です。相手の提示価格に納得できれば、スムーズに取引へと持ち込めますが、中には大幅な値引きを要求してくる人もいます。場合によっては赤字になる恐れがあり、時には交渉を断らなければなりません。
相手に気を使いながら断りのメッセージを伝えるのは、とても神経を使います。そのような時には、以下の例文を参考に返答してみてください。
・値引き自体を断る場合
「お問い合わせ、ありがとうございます。申し訳ありませんが、こちらの品物は値引きいたしかねます。」
・こちらから新たに金額を提案する場合
「お問い合わせ、ありがとうございます。残念ながら、赤字になってしまうため、ご希望の価格でのお取引はいたしかねます。〇〇円までなら値引き可能ですが、いかがでしょうか?検討していただければ幸いです。」
答えることが難しい質問に対する返信
買い手からコメントされる質問の中には、意図が不明で答えにくいものや、覚えていられないような詳細なことなどがあります。
返答を送るのが面倒だと感じた場合、そもそも取引を控えたい場合は、以下のようなメッセージを返しましょう。
・答えたくない質問をされた場合
「コメントありがとうございます。申し訳ありませんが、その質問にはお答えすることができません。どうしても気になるようであれば、ご購入はお控えくださいますようお願いします。」
・具体的な内容を覚えていない場合
「ご質問ありがとうございます。申し訳ありませんが、具体的な内容につきましては記憶が定かではございません。ご心配なようであれば、ご購入を見送られることをおすすめします。」
説明文に記載してあることについて質問された時の返信
どんなに丁寧に説明を書いても、読んでもらえなければ意味がありません。実際、買い手ユーザーの中には、説明文をよく読まず、すでに説明してあることについて質問してくる人が一定数います。
同じ質問に対して何度も回答をしていると手間がかかります。以下のような定型文を作成しておきましょう。
「お問い合わせ、ありがとうございます。ご質問の件ですが、商品説明欄に記載をしております。お手数をおかけしますが、ご確認いただけますと幸いです。」
「コメントありがとうございます。ご質問の件につきましては、品物の説明欄をご確認ください。その他の情報も記載されておりますので、ご参考にしていただければ幸いです。」
相手から返信がない際の確認メッセージ
時々、コメントに返信をしても、相手からの反応がないことがあります。自発的に返信してくるまで待っていると、他の買い手を逃してしまう恐れがあり、効率がよいとは言えません。
コメントの返信がなかなか来ないときは、次のようなメッセージで催促しましょう。
「お世話になっております。先日送ったコメントは、ご確認いただけましたでしょうか?もしご覧になっていたら、お手数ですが、ご返信いただけますと幸いです。何卒、よろしくお願いいたします。」
「お世話になっております。先日お送りしたコメントは、もうご確認いただけましたでしょうか?こちらの都合で恐縮ですが、〇日までにご返信いただけない場合は、ご購入の意思がないものとしてコメントを削除させていただきます。ご留意いただければ幸いです。」
メッセージのやり取りを最小限に抑えるコツ
そもそも、取引に関するメッセージのやり取りが煩わしく、最小限にしたいと考える人もいるのではないでしょうか。
ここからは、メッセージのやり取りを極力避けるためにできることを紹介していきます。
コピーして使える定型文を用意する
メッセージに対する返答は、それほど変化に富んでいるわけではありません。いくつかのシチュエーションを想定して定型文を作っておけば、コピー&ペーストで済ますことが可能です。
例えば、単なる挨拶文を送るだけなら、「出品者の〇〇です。よろしくお願いいたします。」という定型文を作り、流用すればよいのです。
メッセージが不要であることをアピールする
挨拶などの基本的なメッセージのやり取りは、してもしなくても取引に支障はありません。そのため、メッセージのやり取りを省略するのも、作業を効率化するための一つの手段だと言えます。
相手にメッセージが不要であることを伝えたい時には、プロフィールや品物の説明文にその旨を明記しておくのがおすすめです。ただし、必ずしも相手が説明を読んでくれるとは限りません。相手からコメントなどが送られてきても、気を悪くして失礼な対応をしないよう注意してください。
なお、品物について質問された場合や、配達の時間帯について相談したい場合など、どうしても相手とのコミュニケーションが必要な場面もあります。状況に応じて臨機応変に対応することを意識しましょう。
時短テクニックを活用して効率的にサービスを使いましょう
作業を効率よく進めるためには、あらゆることを想定し、事前に準備しておくことが大切です。よく使う梱包資材をあらかじめ用意しておいたり、起こりうるトラブルへの対処法を調べておいたりなどで、取り引きがスムーズに進みます。
また、よく使うやり取りの文面は、定型文を使うと効率が良くなります。例えば、値引きを断る際のメッセージや簡単な挨拶は、同じ文章を使いまわしても違和感がありません。あらかじめメモ帳などに定型文のリストを作り、そのつどコピー&ペーストで対応をすると、作業の時間が短縮できます。
時には、やり取りそのものを省略することも有効です。例えば、基本的な挨拶は、取り引きを行う上で必須というわけではりません。あくまでも、お互いが気持ちよくサービスを利用するために行っているものです。事前にメッセージが不要であることをアピールすれば、そもそも面倒なやり取り自体を省くことができるのです。
以上のように、事前に対策をしておけば、面倒な作業のいくつかは省略できます。ぜひとも、この記事を参考に、便利な時短テクニックを取り入れてみてください。
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