ミンネで品物を売るコツとは?売れない時の対処法も併せて解説!
最近では、ミンネのようなサイトを使うことで、誰でも簡単にハンドメイド作品を販売できるようになりました。これらのサービスを最大限活用するには、一体どうしたらよいのでしょうか?
この記事では、ミンネでビジネスを成功させるためのコツや、困った時の対処法を解説していきます。興味のある方はぜひ参考にしてください。
そもそもミンネとは?
まずはじめに、ミンネというサービスがどのようなものかをおさらいしておきましょう。サイトを適切に利用するためには、その特徴をしっかりと理解しておかなければなりません。そのうえで、サイトを利用するユーザー層に好まれやすい商品を展開していきましょう。
ここからは、ミンネというサービスの概要を紹介していきます。
どのような品物を売りに出せるのか?
ミンネでは、どのようなアイテムを販売することができるのでしょうか?このサイトでは、ハンドメイドの作品全般を売ることができます。アクセサリーや服、雑貨などをはじめとした約20種類ほどのカテゴリーが存在し、中にはイラストや写真などのデジタルデータも含まれています。
さらには、個人の作家はもちろんのこと、企業やブランドも出品することが可能です。サイトに売りに出されている作品の数は1万点を超える程となっており、買い手ユーザーからの信頼性が高いのも特徴です。以上のような観点から、安心して自身の作品を出品できるサービスの一つと言えます。
サイトへの登録手順
実際にミンネへの登録を行う際には、どのような方法があるのでしょうか?手段は大きく分けて3種類あります。
ここからは、それぞれの手順を詳しく解説していきます。サービスへの登録を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
WEB上から行う場合
WEBサイトから登録を行う場合は、まずミンネのトップページへアクセスしてください。
画面右上の「ログイン」をクリックし、「会員登録」を選択しましょう。
必要な項目を入力したら規約をよく読み、「利用規約に同意して会員登録」を選べば完了です。
参考:ミンネ トップページ
Facebookから行う場合
ミンネへの登録の際には、Facebookのアカウントを使うこともできます。手順は以下の通りです。
サイトのトップページへアクセスし、画面右上の「ログイン」を選択→「会員登録」へと進みます。
「Facebookで会員登録」を選んでください。
必要な項目を入力し、次の手順へと進みましょう。
Facebookに登録しているアドレス宛にメールが届くので、本文に記載されているURLへアクセスしてください。
ユーザーID・パスワードを打ち込み、「利用規約に同意して登録」をクリックしましょう。
アプリから行う場合
スマホから登録する場合は、アプリから手続きを行うことも可能です。
まずはミンネのアプリをダウンロードしてください。
アプリを起動し、「会員登録・ログインする」をタップしましょう。
各種項目を入力し、「利用規約に同意して会員登録」を選択すれば完了です。
この後、必要に応じて通知の設定などを行いましょう。
売れやすくするためのコツ
ミンネで販売中の品物をより売れやすくするためには、どのようなことが必要でしょうか?ここからは、買い手が付きやすくなるコツを5つほど紹介していきます。
写真を工夫する
買い手は、文字などの情報よりも、画像や映像などを優先して見る傾向にあります。品物を直接手に取ることができない特性上、こうしたビジュアルイメージが購買意欲を刺激する大きな要因となるのです。したがって、品物をより魅力的に見せる写真を撮ることがとても重要になってきます。
アイテムの魅力を引き立たせるためのコツは、以下の4点です。
・明るいところで撮影する
・アイテムを正面から写す
・細かい部分までよく見えるように撮る
・背景をごちゃごちゃさせない
加えて、品物の色なども考慮した背景の設定などをすると、さらに印象がよくなります。イメージカラーを設定して統一感のある写真にしたり、反対に、補色などを使い、品物の色が目立ちやすくしたりするのも有効です。
大切なのは、品物を引き立たせることです。主役となるアイテムが背景に埋もれたり、イメージが統一されていなかったりすると、せっかくの魅力が損なわれます。背景や小物などを工夫して、品物の魅力を最大限アピールできるような写真に仕上げましょう。
情報を充実させる
ネット上での買い物は、品物を直接手に取ることができない特性上、実際に使用した時のイメージが湧きにくいというデメリットがあります。これをカバーするためには、なるべく具体的な情報を記載することが大切です。例えば、アイテムのサイズや使用感、肌触りなどといった、写真では伝わりにくい情報をメインに伝えていきましょう。
加えて、よく質問されるような内容も、あらかじめ明記しておくのが得策です。その際には、Q&A形式などすると、より端的で分かりやすい文章になります。
なお、アレルギー反応を引き起こす可能性のあるものを使用している場合は、その旨も説明しておきましょう。トラブルを未然に防ぐことが可能です。
品数を増やす
サイトに出品されている品の数が増えれば、その分、自分を知ってもらう機会にも恵まれます。買い手が自分のことを気に入ってくれれば、リピートもしくは他の品物へのリーチも狙えます。
買い手側の立場からしても、出品数が少ないユーザーよりも、販売している品物の数が多いユーザーの方が安心です。したがって、サイトに登録したばかりの売り手ユーザーがまずすべきことは、とにかくアイテムの数を増やすことです。
ターゲット層を絞り込む
出品する品物は、ある程度統一感のあるものの方が、リピートにつながりやすい傾向にあります。自分の品物に興味を持った人が欲しがりそうな作品を、積極的に制作するのがおすすめです。
作品の傾向を決定するためには、ターゲット層を明確に定めることが大切です。例えば、20代前半の社会人女性をターゲットとするなら、トレンドを重視した比較的安価なデザインにするなどといった具合です。具体的な人物像を思い浮かべることによって、自ずとどのようなアイテムを売りに出すべきかが分かってくるはずです。
情報の発信を積極的に行う
買い手に興味を持ってもらうためには、ただ待っているだけでは不十分です。自ら積極的に情報の発信を行いましょう。宣伝活動には、InstagramなどのSNSを活用するのがおすすめです。ミンネに登録しているユーザーが好むSNSを利用することで、宣伝の効果がより発揮されやすくなります。
また、ミンネ内でも宣伝活動を行うことができます。おすすめなのは、自身の商品ページを活用する方法です。自分の作品のページ内に、他の類似作品へのリンクを記載すると、興味を持ったユーザーがそのページを訪れる可能性が上がります。その結果、複数購入やリピートにつながるのです。
適切な値段設定をするには?
いくら魅力的な作品であっても、購入者が高すぎると感じた場合は、当然ながら売れにくくなります。高過ぎず安過ぎない、適切な値段を設定することが大切です。ここからは、適正価格の見極め方を具体的に解説していきます。
1品あたりの原価を計算する
値段を設定するにあたり、まずは1つの作品にどれほどの原価がかかっているのかを確認する必要があります。材料費に加えて梱包材の値段、アトリエの光熱費など、さまざまな費用を加味して考えなければなりません。
材料を複数購入している場合などは、作品1つあたりの価格を計算し直しましょう。例えば、20個入りで1,000円のパーツを2個使用する作品の場合、作品1つあたりにかかる材料費は100円となります。
各種手数料と利益をプラスする
ミンネを利用して品物を売る場合、販売手数料が徴収されます。品物の値段を設定する際には、それらの費用もプラスして考えなければなりません。これらを考慮せずに価格を決めると、赤字になることがあるので注意しましょう。
また、併せて自身の取り分も加えなければ、利益は出ません。作品を作るためにかかった手間と時間に見合った額の利益を設定しましょう。
売れない時の対処法
ミンネで作品を売りに出したからといって、誰しもがすぐにもうけられるわけではありません。中には売れ行きが思うように伸びず、悩むユーザーもいます。自身がそのような状況になった時には、どのように対処すべきなのでしょうか?
ここからは、品物がなかなか売れない時にすべきことを解説していきます。
売れている品の特徴を観察
まず、自分が売りに出している品物と人気のある品物との間に、どのような違いがあるのかを分析することから始めましょう。注目を集めている作品の特徴を細かく分析し、自身の作品に取り入れられる要素はないかどうか考えてください。
値下げを行うかどうかは慎重に判断する
売れ行きの悪い品物を売れやすくする方法の一つに、「値引き」という手段があります。しかし、これはあくまでも最終手段であると考えるべきです。値段を下げれば、その分利益が減ります。場合によっては、赤字の可能性も考えられるのです。
もしも品物の値下げを行いたい場合は、そのタイミングと金額を慎重に見極めましょう。
出品数を増やす
繰り返しになりますが、多くのアイテムの中から自分の作品を見つけてもらうためには、作品数を増やすことが有効です。そもそもの出品数が増えれば、それだけユーザーの検索に引っかかる確率が上がります。1つでも作品を見つけてもらえれば、それをたどって他の作品に興味を持ってもらえる可能性が期待できるというわけです。
加えて、自身の作品のページ内に類似の作品へのリンクを記載しておけば、さらにリーチ数を伸ばすことが可能です。
他のサイトも活用する
もしもミンネでの売れ行きがよくなくても、あきらめるには時期尚早です。なぜなら、サイトによって、人気の出やすい品物の傾向が若干異なる可能性があるためです。
行き詰まったら、別のサイトでの出品を試してみるのも一つの手です。一方のサイトで人気のない作品でも、他方のサイトでは人気が出る可能性が残されています。諦めずにいろいろな手段を試すことが大切です。
例えば「メルカリ」などでもハンドメイド作品が多数出品されていますので、出品してみて下さい。思わぬ価格で販売できるかもしれません。
ミンネを活用して自分の作品を販売しましょう
ミンネとは、自身のハンドメイド作品を気軽に売りに出すことができるサービスの一つです。
多数の企業やブランドなども出品している、信頼性の高いサイトであるため、ユーザー数が多いのが特徴です。そのため、新規で始めたばかりで固定客が少ない作家でも、比較的簡単に利益を上げることができます。このような観点から、作家デビューをするにはうってつけのサイトだと言えます。
とはいえ、サイトの知名度に頼ってばかりではいられません。サイト内でも多少の格差はあり、人気上位のユーザーの方が売れ行きがよい傾向にあります。また、まだ実績のない新規のユーザーからアイテムを購入するのは、不安に感じるという買い手も珍しくありません。したがって、ミンネの利用を開始してしばらくのうちは、コツコツと実績を積み上げていくことが大切なのです。
どうしても売り上げが伸びない時には、品物の値段が適正であるかどうか、丁寧な商品説明ができているかなどを確認してみましょう。それらに不足がないにもかかわらず品物が売れない場合は、今回の記事で紹介した内容を参考に対策を行ってみてください。
人気のある作品の特徴を分析し、自身の作品にも取り入れたり、出品数を増やしたりなどといった対策が考えられます。また、SNSなどを利用した宣伝活動も効果的です。自信の作品に込めた思いやこだわりなどを発信していけば、作家自身に固定ファンが付くこともあります。こうした層のユーザーに積極的にアピールすることで、継続的なリピートが期待できるのです。
これからミンネを利用してハンドメイド作品を売ろうと考えている方は、上記の点に留意して活動を行ってみてください。この記事が、少しでもお役に立てれば幸いです。