海外輸出ビジネスのメリット・デメリットと始め方!個人輸出で儲けるには?

現在は様々な個人ビジネスがあります。海外輸出もその1つです。輸出ビジネスは初期費用がほとんどかからず、ライバルも少ないため、個人でも稼ぎやすいです。しかし、注意点もいくつかあります。

そこで今回は、個人輸出ビジネスのメリット・デメリットと、輸出の始め方を徹底解説します。

目次

個人輸出ビジネスの6大メリット

まず最初に個人輸出ビジネスのメリットを6つ紹介します。

初期費用が安い

1つ目は、初期費用が安いことです。

土地を借りたり店舗を建てたりする必要がないため、一般的なビジネスと比べて初期費用が安いです。パソコンとネット環境さえあれば初期費用は0円です。

仕入れにお金はかかりますが、無在庫販売なら注文が来てから仕入れればいいため、赤字リスクもありません。

利益が大きい

2つ目は、利益が大きいことです。

海外では日本製品に対して「クオリティが高い」というイメージがあります。そのため、「Made in Japan」というだけで相場が上がります。

仕入れ値の倍以上の値段で売れることも少なくありません。

ブルーオーシャンが多い

3つ目は、ブルーオーシャンが多いことです。

輸出ビジネスには外国語・国際配送・関税など様々な参入障壁があります。そのため、国内物販に比べるとライバルが非常に少ないです。

また、国内物販と海外物販では市場規模が桁違いに異なります。日本最大のオークションサイト「ヤフオク」の利用者は2000万人近くいますが、世界最大級のオークションサイト「eBay」の利用者は2億人以上です。市場規模は10倍以上です。

つまり、輸出ビジネスは国内物販より市場規模が桁違いに大きいにも関わらず、ライバルが非常に少ないのです。したがって、いまだに市場が飽和しておらず、ブルーオーシャンがたくさんあります。少しリサーチするだけで独占販売も可能です。

在宅で完結する

4つ目は、在宅で完結することです。

現在は仕入れも出店も全てネット上で完結するため、パソコンとネット環境さえあれば取引は在宅で完結します。さらに、ネットバンキングを利用したり発送代行業者を利用すれば、家から一歩も出ることなく生活することもできます。

クレームが少ない

5つ目は、クレームが少ないことです。

海外製品は日本製品と比べると、全体的にクオリティが低いです。細かい汚れ・傷は珍しくありませんし、不良品もしばしばあります。そのため、海外の消費者は商品の品質に対して日本人より寛容です。

日本製品は丈夫でクオリティも高いため、海外消費者からクレームが来ることはあまりありません。

個人事業の中では社会的地位が高い

6つ目は、個人事業の中では比較的社会的地位が高いことです。

個人事業はたくさんありますが、社会的地位の低い業種が非常に多いです。

  • アフィリエイト
  • Youtuber
  • 転売、せどり

特に転売は世間のイメージが悪いです。正規品を買い占めて定価より高く売る人が増えたためです。しかし、同じ転売でも販売先が海外になると「輸出業」として認識されます。

国内転売も海外輸出もやっていることは同じ「転売」ですが、「海外輸出」というだけで社会的地位が一気に上がります。

そのため、個人輸出ビジネスは友達や家族にも自慢することができます。

個人輸出ビジネスの3大デメリット

しかし、個人輸出ビジネスには以下のようなデメリットも存在します。

為替変動の影響がある

1つ目は、為替変動の影響を受けることです。為替は常に変動しています。

円高のときは海外で日本製品が割高になるため、売れ行きは悪くなります。しかし、海外から商品を仕入れる場合は安く仕入れることができます。

逆に円安のときは海外で日本製品が安くなるため、売れ行きが良くなります。しかし、海外商品を購入する場合は価格が高くなります。

そのため、海外輸出をする際は海外輸入も並行してやることをおすすめします。円安の時期は積極的に輸出して商品を売り、円高の時期は海外から安く仕入れた商品をヤフオクなどに出品すると効率よく稼ぐことができます。

取引相手とのやり取りは全て外国語

2つ目は、取引相手とのやり取りを全て外国語でする必要があることです。これが個人輸出ビジネスをやる上での最大の障壁と言われています。

しかし、取引で必要な外国語は限られています。定型文だけ覚えれば、一応取引することは可能です。もっとも、クレームに対応するとなると、やはり外国語の知識が必要です。

翻訳アプリも完璧ではないため、外国語ができるスタッフを雇うことをおすすめします。

配送トラブルが多い

3つ目は、配送トラブルが多いことです。
日本の配送業者と比べると、海外の配送業者は荷物の扱いが雑です。

  • 未着
  • 商品の破損
  • 商品の紛失

などのトラブルがしばしばおきます。
したがって、海外に発送する際は国内向けの梱包よりも丁寧に梱包した上で、EMSや書留など追跡番号が発行される配送方法で商品を発送しましょう。

ただし、以下の国・地域は荷物の追跡ができませんので注意してください。

  • アフリカ全土
  • 南米全土
  • オーストラリア
  • カナダ

個人輸出ビジネスの始め方と注意点

続いて、個人輸出ビジネスの始め方と注意点を解説します。

個人輸出ビジネスに必要なもの

個人輸出ビジネスを始めるために最低限必要なものは以下の通りです。

  • パソコン
  • ネット環境
  • 銀行口座
  • クレジットカード
  • PayPalアカウント

海外取引ではPayPal決済が便利です。PayPalを利用すれば取引相手に口座番号やクレジットカード情報を知られずに済みます。

また、配送トラブルが起きた場合も「売り手保護制度」を利用すれば補償を受けることができます。

出店するECサイトの選定

個人輸出ビジネスを始める際、最初にすべきことは出店するEC出店サイトの選定です。
個人輸出をする方法は大きく分けて4つあります。難易度が高い順に並べると以下のようになります。

(1)海外に個人店舗を出す
(2)海外のショッピングモールに出店する
(3)海外向けの自社ECサイトを作る
(4)海外向けのECモールに出店する

ゼロから個人輸出ビジネスを始める場合は、海外向けの越境ECモール(モール型のECサイト)に出店することをおすすめします。

おすすめECモールをいくつか紹介します。

1つ目は、「Amazon」です。
サイトのデザインが日本のサイトと似ているため非常に使いやすいです。以下の14カ国にはAmazonがあります。

アメリカ
イギリス
フランス
ドイツ
カナダ
中国
イタリア
スペイン
ブラジル
インド
メキシコ
オーストラリア
オランダ
トルコ

2つ目は、「eBay」です。
eBayは世界最大級のオークションサイトですが、定額出品が非常に多く、Amazonと同じ感覚で出品できます。

3つ目は、「京東商城 JD.com」です。
これは中国国内シェア第2位を誇るECモールです。第1位は「天猫商城 Tmall.com」ですが、「天猫商城 Tmall.com」は出店基準が厳格なため、個人での出店は難しいです。一方「京東商城 JD.com」は出店基準もそこまで厳しくありませんし、日本企業の誘致に力を入れています。
個人で中国輸出をするなら「京東商城 JD.com」がおすすめです。

日本商品の需要調査

出店先ECサイトを決めたら、需要のある日本商品を探しましょう。
商品需要は国によってもECサイトによっても違います。各国・各ECサイトで売れ筋の日本商品をリサーチしましょう。

最も簡単に商品需要を調べられるのはeBayです。eBayでは以下の手順で過去の出品商品を調べることができます。

1.検索フォームの「Search(検索)」の右にある「Advanced(詳細検索)」をクリック

2.「Completed items(出品終了商品)」にチェック

3.商品名を入力して検索


価格が緑色で表示された商品が落札済み商品、価格が黒色で表示された商品は未落札商品です。落札済み商品が多ければ需要の高い商品と言えます。また、落札価格から相場も把握することができます。

仕入れ先の確保

輸出する商品が決まったら、仕入れ先を確保しましょう。日本国内の大手仕入れ先を以下に示します。

ほとんどの商品は上記5サイトから仕入れることができます。ただし、商品ジャンルによってはもっと良い仕入れ先があることもあります。

例えば、海外需要の高い「アニメ関連商品」はアニメグッズ専門フリマサイト「オタマート」がおすすめです。

販売スタイルの確立

次に販売スタイルを確立しましょう。販売スタイルは大きく分けて2つあります。

  • 有在庫販売
  • 無在庫販売

リスクがないのは無在庫販売(注文があってから仕入れる)ですが、無在庫販売を禁止しているECモールもあります。そのようなモールでの無在庫販売がバレると退会処分になることがほとんどです。

したがって、無在庫販売が禁止されているECモールでは最初から有在庫販売スタイルでいきましょう。

国際配送ルートの確保

続いて配送ルートを手配しましょう。日本から海外に発送する主な方法を以下に示します。

 ◆日本郵便 

  • EMS
  • SAL便
  • SAL便書留
  • eパケット
  • eパケットライト
  • 航空便(AIR)
  • 航空便書留

◆ヤマト国際宅急便

◆佐川 飛脚国際宅急便

おすすめは荷物の追跡ができるEMSや書留です。

個人輸出ビジネスと法人輸出ビジネスの比較

最後に個人で海外輸出を行う場合と、法人形態で海外輸出を行う場合の共通点や相違点を紹介します。

責任は同じ

まず共通点は取引に対する責任です。

  • 商品が破損した
  • 間違った商品が届いた
  • 商品が届かない

などのトラブルになった際、個人だろうと法人だろうと責任は変わりません。対応が悪ければ、個人でも損害賠償請求されることがあります。

仕入れは法人有利

続いて、個人と法人の違いについて説明します。
一番の違いは仕入れの幅です。

法人だと信頼があるため、卸業者から安く仕入れることができます。
しかし、個人だと卸交渉しても断られることが多いです。

販売戦略の違い

2つ目の違いは販売戦略です。
法人は大量に安く仕入れられるため、大きな市場で勝負できます。これに対して個人は、仕入れ値が少し高いため、利益を考えると法人よりどうしても価格が高くなってしまいます。そのため、法人と同じ大きな市場では戦えません。

したがって、個人輸出業者は、法人がいない小さな市場で勝負する必要があります。

個人輸出は初心者でもできる

個人輸出は利益率も高くライバルも少ないため、初心者でも比較的簡単にできるビジネスの1つです。
ぜひお試しください。

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この記事を監修した人

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