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Amazonで商品を輸入する際にかかる消費税は?海外輸入にかかる税と計算方法を解説

個人利用目的、販売目的問わず、Amazonなどの海外ECサイトを使って商品を輸入する場合は、消費税や関税などの税がかかることを忘れてはいけません。

現在輸入品にかかる消費税率は、標準税率対象物で10%、食料品などの軽減税率対象物だと8%です。この消費税は、輸入品を引き取る者(消費者)が負担します。

国内物流の場合だと単純に商品価格が課税対象になりますが、輸入品の場合はそうはいきません。海外から輸入する場合、商品価格だけでなく海外送料を含む各種手数料を合計した金額に対して消費税が課されます。

「商品の10%だど思っていたら、想定以上の税が発生してしまった…」なんて事態を避けるためには、輸入の際にかかる税金についての知識が必須です。

今回は、そんな海外から商品を輸入する際にかかる税の種類や計算方法、その注意点について解説していきます。

海外から商品を輸入する際に発生する費用の種類

海外から商品を輸入する場合、主に以下の4つの費用が発生します。

・送料…これは解説するまでもなく、国内の通販などでもかかる費用です。
・関税…商品を輸入する際の税金のことです。
・消費税…今回メインで解説する税金です。計算方法などに決まりがあります。
・通関手数料…税関で商品の通関作業をする際に発生する手数料です。

【1】関税

そもそも関税とは何のためにあるのかというと、自国の商品を守るためです。例えば海外商品の方が安いからと言って、海外から安い商品ばかり輸入していると、国内で製造された商品が売れなくなってしまいます。そうならないために、輸入品には関税が課されるのです。

関税率には、簡易税率と一般税率の二種類があります。いずれの税率が適用されるかは、課税金額(商品代金+送料)によって決まります。課税金額の合計が20万円未満なら簡易税率、20万円以上なら一般税率となります。

それぞれの税率の詳細は、税関のホームページでご確認ください。

参考:少額輸入貨物の簡易税率

参考:実行関税率表

【2】国際送料

海外のAmazonから商品を輸入するには、3種類の配送方法があります。

・Standard Shipping(9~14営業日で商品到着)
・Expedited Shipping(6~10営業日で商品到着)
・Priority Courier Shipping(2~4営業日で商品到着)

商品の到着が早いものほど送料が高くなりますので、よく確認してから選ぶようにしましょう。

それぞれの送料についてはAmazon.comのヘルプページで確認できますのでご覧ください。

参考:Shipping Rates to Japan

Per Shipmentは基本送料、Per Itemは商品ごとの送料です。この基本送料と商品ごとの送料×個数の合計が、輸入の際にかかる送料となります。

【3】消費税

消費税は国内での買い物でも払っているので分かりやすいかと思います。

2019年10月に消費税が10%に引き上げられたのに伴って、海外から輸入した商品に対する消費税も10%になりました。しかし、飲食料品に関しては軽減税率が適用されるので8%のままです(2020年2月現在)。

輸入の際の消費税について注意すべきポイントは、商品価格に対して消費税がかかるのではないという事です。輸入の際には、基本的には商品価格+送料+関税の合計金額に対して消費税がかかります。

一部例外もありますが、単純に商品価格の10%を払えば良いというわけではない事は覚えておきましょう。

【4】通関手数料

通関手数料は、あまり聞き馴染みのない言葉かもしれません。

通関手数料とは、税関への申告等の通関作業の際にかかる手数料の事です。この、通関作業を個人で行うのは大変ですので、業者に代行してもらうのが通例です。この代行業者に支払うのが通関手数料です。

料金は業者により異なります。業者ごとの手数料は以下のようになっています。
・国際郵便、EMS…課税される荷物につき200円。
・FedEx…500円か、関税+消費税の2%のうち高い方。
・DHL…関税+消費税の合計が700円未満であれば無料。5万円未満であれば1,000円。5万円以上であれば立て替え額の2%。

個人輸入の際の消費税とは?

国内で買い物をすると、現在は10%の消費税を支払います。支払われた消費税相当額は、店舗を通して税務署へ送られています。私たちは間接的に消費税を納税しているという事になります。

先程お話ししたように、国内の買い物では消費税の計算は単純ですが、海外からの輸入品となると計算が面倒になります。ここでは、個人利用目的で商品を輸入した場合の消費税についてお話しします。

海外輸入で消費税はどう計算される?

そもそも個人輸入とは、文字どおり個人での使用を目的として商品を輸入する事です。販売目的の場合は、規模の大小にかかわらず商業輸入となります。商業輸入の場合は計算方法が変わってきますが、今回は個人輸入の話をします。

まず、個人輸入の場合は、商品価格全てに消費税が課されるのではありません。商品価格の60%に課税されます。つまり、課税価格は商品価格×0.6で計算します。下のAmazon購入画面でいうと、赤枠の数字(5,600円)×0.6が課税価格となります。

そして、前述のとおり、消費税はこの課税価格だけでなく、課税価格と関税の合計額に対してかかります。計算方法は、(課税価格+関税)×0.1(10%)です。個人輸入の場合は、送料は消費税の計算には含めません。

免税になる場合がある?

輸入する商品の課税価格の合計が1万円以下の場合は、個人輸入、商業輸入問わず消費税、関税共に免税となります。

但し、課税価格の算出方法は違うので注意しましょう。

課税価格の算出方法

個人輸入の場合の課税価格は、商品価格×0.6で計算します。

一方、商業輸入の場合は、商品価格+送料+保険料+その他諸経費の合計額が課税価格となります。

そして、この商品に対する課税価格の合計金額が1万円以下になった時のみ、消費税、関税が免税となります。

送料に消費税はかからない?

上記で説明したように、個人輸入の場合の課税価格には送料は含めません。海外輸入品に課される消費税について、課税価格に送料を含めて解説される事がありますが、個人利用を目的としている場合は対象外ですので注意しましょう。

どのような目的で輸入するかで、計算方法や含める諸経費は違ってくるということです。

課税価格の算出方法

結局、消費税率をかける対象となる金額の算出方法は以下のようになります。

個人輸入の場合
商品代金×0.6+関税の合計額

商業輸入の場合
商品代金+関税+送料+保険料+その他の諸経費の合計額

個人輸入の場合の消費税計算手順

では、もう一度個人輸入の場合の消費税の計算方法を順に見ていきましょう。

【1】商品代金に0.6をかける(商品代金の60%が課税価格となるため)
【2】【1】で出した金額と関税を足す
【3】【2】の価格に0.1(消費税10%)をかける

以上の手順を踏めば、個人輸入した商品に課される消費税を簡単に計算できます。

海外Amazonからの輸入がおすすめな理由

たまに「○○のサイトから購入すると消費税や関税がかからなかった」という話を耳にしますが、それは誤りです。どの通販サイトから購入しても、同じ方法で税は算出されます。

ただ、海外Amazonでは日本側の税を事前に徴収するシステムがあります。このため、免税されたように錯覚しますが、実際は事前に徴収されているだけです。

日本の税を事前に徴収するAmazonのシステムが「Import fees doposit」と呼ばれるものです。

画像の赤枠の部分が「Import fees doposit」です。ここで商品価格と必要な税の合計が分かります。これにより、購入の際に関税や消費税を心配せずに商品を購入する事ができるので、初心者でも海外輸入を始めやすくなっています。

ちなみに、Amazonで支払った金額と実際の税に過不足があった場合ですが、実際の税の方が金額が多かった時はAmazonが負担、逆に少なかった時はAmazonから返金されますので、利用者が追加で負担する必要はありません。

輸入でかかった消費税はどうやって支払うの?

では、実際に消費税はどのように支払えば良いのかについて解説します。

国内で買い物する場合は、会計時に一緒に支払いますよね。海外Amazonを利用する場合も事前に商品価格と一緒に徴収されます。しかし、一般的な海外輸入では違います。

そもそも個人輸入の場合は、税の計算は自分で行う必要はありません。なぜなら、国際輸送の担当業者が代理で通関作業や関税、消費税の納付を行ってくれるからです。これが初めにお話しした通関業者です。業者が代理で税を納付しているので、購入者は商品が届いたときに業者へ金額を支払う事になります。

通常の個人輸入の流れは以下の通りです。
【1】海外から商品が保税地域内の倉庫に届く
【2】倉庫内で関税、消費税の決定がある
【3】郵便もしくは民間の業者が代理で納税する
【4】荷物を届けるときに代理で納付した分を購入者から徴収する

つまり購入者は、商品と代金を交換すれば良いだけです。ネット通販の代引きの様なイメージですね。

関税と消費税は別物

「関税がかからない=消費税もかからない」という認識の方がたまにいますが、それは間違いです。関税と消費税は別物です。お伝えしたように関税は国内産業を守るためにかかる税金、消費税は商品を消費することに対する税金です。

関税と消費税、どちらもかからないのは、「個人使用目的で輸入した商品」かつ「課税価格の合計が1万円以下」の時だけです。その他は関税がかからなくても消費税はかかりますので、間違いの無いよう注意してください。

かかった消費税を確認するには?

海外輸入で商品を購入する際には、商品の代金自体はクレジットカード決済や海外送金で事前に支払い、税は後払いとなります。通関業者がFedExやDHLの場合は、代引き、もしくは後日クレジットカード決済するか現金で支払うようになります。どちらにせよ事前に税額がはっきり分からないと不安になりますよね。

FedExやDHLでは、以下のアカウントサービスを使えば、必要な税を簡単にまとめることができます。

参考:フェデックスビリングオンライン

参考:DHLアカウント

海外輸入の際に注意しなければならないのが、税の請求時に請求明細書、商品のインボイス、輸入許可証の3点セットがあるかどうかです。

インボイスには商品の価格が記載されており、輸入許可証には運賃や送料の記載があります。輸入者にはこれらの書類を保管する義務があり、税務調査で確認されることもあるので、確実に手元に置いておくようにしましょう。

業者によっては頼まなければ輸入許可証を発行してくれない事があるので、もし輸入許可証が無い場合は必ず依頼するようにしましょう。

海外輸入で絶対にやってはいけない!?アンダーバリューって?

海外から商品を輸入する際には、「アンダーバリュー」にも注意が必要です。アンダーバリューをやってしまうと、最悪の場合、刑事罰が科されることもあります。

では、アンダーバリューとは何か、詳しく解説していきます。

インボイスは注意して見る!

アンダーバリューを防ぐには、インボイスをよく理解し、確認しなければいけません。

インボイスには、先程説明した通り、商品価格が記載されています。日本では仕切り書とも呼ばれるものです。海外から商品を輸入する際にかかる消費税はこのインボイスを元に算出されるので、税関に申告するときに必要な書類です。

実はインボイスに記載する価格は、証明する必要が無く自由に書けるのです。それにより何が起こるかというと、実際よりも安い商品価格を記載すれば、税金が安くなるということです。この行為がアンダーバリューと呼ばれるものです。例えば10万円の商品をインボイスに5万円と記載すれば、単純計算でも半分の税で済みます。

これは明らかな脱税行為であり、犯罪ですので、決してやってはいけません。

知らないうちにアンダーバリューされることもある?

自分は不正行為をするつもりはなくても勝手にアンダーバリューが行われている事もあるので注意が必要です。

どういうことかというと、セラー業者が勝手に商品価格を実際よりも安く記載してしまう事があるのです。アンダーバリューはインボイスの記載を変えるだけなので、実際の代金はしっかり徴収しており、業者に損は無いです。税が安くなった方が購入者に喜ばれるので、サービスのつもりでアンダーバリューする事はよくあることです。

セラーにインボイスには正しい記載をするよう頼んだら「そんなことを言われたのは初めてだ」と言われたという例もあります。それほどアンダーバリューは常態化しているという事です。気づかないうちに不正行為が行われているかもしれません。十分注意しておきましょう。

アンダーバリューがバレたらどうなる?

アンダーバリューが一度摘発されると、過去の取引まで調査が入ります。そうすると、過去に遡って税の支払いが必要となる事もあります。

また、今後輸入ができなくなったり、輸入の際の審査が厳しくなったり、商品の到着までに時間がかかったりと、輸入手続きに支障が生じるおそれもあります。個人輸入の場合でも不便になるでしょうし、ビジネスとして商業輸入していた場合は確実に事業に悪影響を及ぼすでしょう。

最悪の場合、刑事罰を科される事もありますので、アンダーバリューには細心の注意を払いましょう。

マイナンバーでアンダーバリューがバレる?

マイナンバーが原因で、アンダーバリューがバレやすくなるのではないかという噂があります。

海外へ送金するには、金融機関でマイナンバーを提示する必要があります。これにより、誰がどのくらいの額を支払ったかが分かるので、摘発されやすくなるのではないかと言われているのです。

消費税が安かったらアンダーバリューを疑え!

消費税額を計算してみたところ、予想していたよりも遥かに安かった場合は、アンダーバリューを疑いましょう。

例えば10万円の商品を購入した場合、10万円×0.6=6万円が課税価格です。課税価格6万円×0.1=6,000円が単純計算でこの輸入にかかる消費税となります。もしインボイスが5万円の記載になっていた場合、課税価格が5万円×0.6=3万円。消費税は3万円×0.1=3,000円で半額になりますので、明らかに安いですよね。

もし、予想よりも請求された税額が安い場合は、インボイスも確認してください。実際の金額と異なる金額の記載があれば、セラーに対して早急に正しい金額の記載を依頼しましょう。

個人輸入であれ、商業輸入であれ、正しい方法で商品を輸入することが大事です。違法な方法で利益を上げても意味がありません。

正しい知識を身につけた上で海外輸入にチャレンジしよう!

海外から商品を輸入する場合は、国内での買い物と勝手が違い、消費税だけでなく関税もかかわるので難しく感じるかもしれませんが、輸入目的をはっきりさせておけば税金で悩む心配はありません。

正しい知識を身につけておけばアンダーバリューを見抜くこともできるので、知らない間に脱税していたなんてトラブルに巻き込まれる事もなくなるでしょう。

まずは、消費税、関税についてよく理解しましょう。その上で、ご自身が使いやすいと思う海外Amazonから輸入を始めてみてはいかがでしょうか?

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