・儲かる商売とは?
・儲かるビジネスで成功するには?
このような疑問をお持ちではありませんか。
儲かる商売は、ゲームクリエイターや中小企業コンサルタントのように、売上をあげつつ、経費が抑えられる職業が挙げられます。
また、ビジネスで儲けるコツを1つ挙げるならば、数字の管理を行うことです。事業の収支状況を把握していることが必要になります。
本記事では、儲かる商売の紹介と、儲かるビジネスで成功する大事なポイントを他にも解説します。
最後にビジネスを始める上での注意点にもふれていますので、最後まで読み終えるとリスクを軽減した状態でビジネスに取り組むことができます。
それでは、みていきましょう。
知っておくべき儲からない仕事
知っておくべき儲からない仕事の特徴が2つあります。
・雇われている仕事は儲かりづらい
・経費のかかる仕事は儲かりづらい
売上と経費のバランスは重要です。それでは早速みていきましょう。
雇われている仕事は儲かりづらい
まずはじめに、雇われている仕事で儲かる仕事はほとんどありません。弁護士やパイロットなどのように資格を持っていると、高給取りになる可能性がありますが、大抵のサラリーマンはもらえても上限は限られています。
例えば、営業成績が2倍になったからといって、給与が2倍になることはまずありません。それは、会社も利益をまるまる給与にあてることはないからです。経費に使用したり、将来のために会社は貯金をしたりします。ですから、稼いだ分を、そのままもらうことは実現しにくいでしょう。
雇われていると利益は給与以外に使われることがあるため、満額もらえないのです。これだけはまず把握しておきましょう。
経費のかかる仕事は儲かりづらい
リスクを負うビジネスをすることは儲からないので、控えた方がよいでしょう。売上を上げているにもかかわらず経費をかけてしまうことで、利益が残らないことがあります。
例えば、営業会社で家賃が高い1等地にオフィスがある場合、どれだけ営業で売上を上げても、経費として引かれる分が大きければ、手元に残るお金は当然少なくなります。
ブランディングが大事だからといって、それだけ経費をかけてしまうと、結局儲からない状態になってしまうのです。
儲かる仕事の3つの特徴
儲かる仕事の3つの特徴をご紹介します。
1.需要拡大の余地がある
2.AIに置き換えが難しい
3.衣食住・インフラに関わる必需品を取り扱う
最近はAIの台頭が目立ちます。人間でないとできない仕事を見つけることが重要です。それではみていきましょう。
需要拡大の余地がある
儲かる仕事は、ブルーオーシャンになっている業界です。ライバルが少ない状態であれば、売上を大きく上げて分散することなく、お金が自分の手元に入ります。
例を挙げると、10年前のYouTubeはまさにブルーオーシャンでした。これから伸びるビジネスに早く目をつけて取り組めるかが重要です。
とはいえ、そんなに簡単に探せるものではありません。常日頃から世の中の課題やニーズに目を向ける必要があるでしょう。
AIに置き換えが難しい
2つ目の特徴は、AIに代替されにくい仕事です。ただ最近、徐々にA Iに置き換わっている仕事が増えています。
例えば、無人レジは顕著な事例でしょう。コンビニに行くと無人レジがあり、店員さんがいないこともあります。また、品物の補充も自動で行なっている店舗もあります。
だんだん店員がいらない時代に変わっているのです。
儲けたいならば、人間にしかできないものという観点で仕事を見つけるとよいでしょう。
衣食住・インフラに関わる必需品を取り扱う
ニーズが無くなりにくい仕事も儲かる仕事の特徴です。一過性のブームではなく、人間が生きていく中で必要なものは残り続けます。
衣食住に関わるものや、インフラなどがそこに該当するでしょう。
生きていく上で欠かせない要素は、という観点で仕事を選ぶとよいです。
儲かる商売10選
これから儲かる仕事トップ10を取り上げていきます。
1位:ゲームクリエイター
2位:中小企業向けコンサルタント
3位:コピーライター
4位:ドローンパイロット
5位:パーソナルトレーナー
6位:放課後デイサービスのオーナー
7位:高齢者向け配食サービスのオーナー
8位:農家
9位:オンライン家庭教師
10位:投資家
それぞれ見ていきましょう。
ゲームクリエイター
ゲームクリエイターは、ゲームソフト・アプリの開発を行う職種です。
儲かる理由は以下の3つになります。
1.世界中で需要が多い
2.メタバースなど最新技術が多い
3.AIの代替えがききにくい
特に3番目について、ゲームを作る上で専門知識はスキルが欠かせないため、AIに取って代わるのは難しいとされています。
この点で希少性が高いため、給与も他の職業と比べ高いです。
中小企業向けコンサルタント
中小企業向けコンサルタントは、企業の財務や経営状況を分析して課題を抽出し、適切にアドバイスする仕事です。課題で多いのは、売上の伸び悩み、後継者問題、企業インフラのIT化など様々あります。
この職業のAIの代替えが難しい職業とされており、希少性が高くなっています。
最近ではDX化やIT化を求める企業も多く、専門的なコンサルができ、どこの企業にも負けない強みを持っていると有利です。
コピーライター
コピーライターは、商品の特徴を文章で表現して、購買を訴求させる仕事です。商品や店舗を持つ必要がないため、利益がほぼ手元に入ります。
ただし、チャットGPTなどAIで代用される懸念が出てきています。
人気商売でもあるため、人とのつながりで仕事を獲得することも継続して仕事をもらえる秘訣です。
ドローンパイロット
ドローンパイロットは、ドローンを操縦して空撮したり、宅配したりドローンを操縦する仕事です。市場規模は年々大きくなっており、2021年では2,308億円と前年より500億円近く伸びています。
専門的な仕事に見えますが、ドローンが小型化していたり、高性能化していたりするため、誰でも操縦しやすくなっているのが実情です。
とは言っても、クライアントが求めるクオリティの撮影が誰でもできるわけではないため、操縦するスキルは必要になります。
ドローンを使った要望は農薬散布、空撮や宅配など多様化していますので、多くのニーズに対応できると、需要が大きいでしょう。
パーソナルトレーナー
パーソナルトレーナーは、ダイエットだったり健康目的だったりする人に対して、エクササイズやトレーニングを指導する仕事です。
近年健康や美容を求める需要が高まっており、パーソナルトレーナーをつけてトレーニングするケースが増えています。
トレーニングは定期的なメンテナンスが必要なため、一度固定客がつけば継続的な収入を見込むことが可能です。
フランチャイズ制度を取れば、企業のブランドを背負うことができ集客の面でも優位に働くため、活用してみるのも選択肢の一つです。
放課後デイサービスのオーナー
放課後デイサービスのオーナーは、障害を持った子供が放課後や長期休暇で利用できる福祉サービスを運営する人を指します。
放課後デイサービスは福祉事業の中でも儲かると言われている事業であり、収支も障害者福祉活動の平均を上回っています。
補助金も充実しているため、開業時の資金面の不安も解消されており、始めやすくなっているのが特徴です。
高齢者向け配食サービスのオーナー
高齢者向けに栄養バランスを考慮した食事を提供する配食サービスのオーナーの仕事です。
高齢化が進む中需要は拡大しており、配食サービスの市場規模は2025年までに2,400億円が見込まれるほどになっています。
在庫や店舗を持たず運営できるため、利益率の高い仕事となっており需要が高くなっています。
農家
健康志向が高まるなか、農家も将来性が期待されています。日本政策金融公庫の調査で、食に対して健康志向である人が半数以上で、回答者の約6割は国産かどうかを気にして購入しているとのことです。
農家で儲けるには独自性を持つことが大事です。例えば日本初の無農薬●●だったり、輸出に特化した農作物の生産だったりなどです。
スマート農業と言われるようにITを使った管理をすることで、人手を使わず生産的に農業を行うことも、儲ける上で必要な要素になります。
オンライン家庭教師
オンライン家庭教師は、オンラインで学生に勉強を指導する仕事です。オンライン学習は場所を選ばず指導することができるため、自由度が高く副業などにも向いています。
市場規模も拡大の方向に向かっています。2020年〜2027年に向けて16.1%以上の成長率があると言われています。
初期投資は低く、ヘッドホンやパソコン、WEBカメラを揃える程度で、コストを抑えて取り組める点もメリットです。
参入障壁が低く、成長産業のため儲ける点では可能性が高い市場になっています。
投資家
投資家は資産を運用して利益や配当を稼ぐ仕事です。手元資金が大きければ、リターンも大きく見込めます。
投資の種類は様々です。
・国内・海外投資
・FX
・仮想通貨
・投資信託
・NISA
など様々な投資があります。FXや仮想通貨のように価格の変動が大きいものは、儲かるチャンスも大きいですが、その分損する可能性もあります。
掛け金は、最悪無くなっても生活に支障がないところで進めるとよいです。
初めて投資を始めるならば、NISAやIDECOのように少額投資ができるところから始めるとよいでしょう。
儲かるビジネスを成功させるための3つの必要な要素
儲かるビジネスを成功させるために必要なポイントをご紹介します。
1.目的を明確にしてやるべきことを継続する
2.情報を取り、勉強し続ける
3.自分のビジネスの収支管理を行う
この点を押さえることがビジネスで儲けるために必要な要素です。それでは、早速みていきましょう。
目的を明確にしてやるべきことを継続する
ビジネスを決めて目的が明確になったら、毎日やるべきことを継続させることが重要です。
続けて行動していくには、「何のためにビジネスを始めたのか」をはっきりさせておくことが必要になります。目的が不明確だと、やる理由が曖昧になり行動する動機をなくしてしまうからです。
始めたら、とにかく行動して改善することが大事です。そうすれば、徐々に成果は積み上がっていきます。
勉強し続ける
ビジネスを成功させる上で、情報にアンテナを張り、勉強しつづけることも大事です。
時代の変化は早いため、学ぶことを忘れてしまうと途端にビジネスがうまくいかなくなることがあります。顧客が求めるニーズは多様化しています。
常に新しい情報を掴んでビジネスに取り入れていくことが必要です。反映していくことでビジネスが成功する確率を上げていけるでしょう。
自分のビジネスの収支管理を行う
最後に数字の管理はビジネスで儲けるためには、必須です。
数字苦手だから、あまりやりたくないですは通用しません。どれだけ売上げて、どのくらいの経費を使ったか、収支の管理をすることが必要になります。
この管理ができていないと、いざという時に投資することもできないですし、お金を出すとなったものの実は資金が足りていないという、事後のトラブルにつながる可能性があります。
もし、お金の管理がどうしても自分は苦手であれば、会計士などプロに任せることも選択のひとつでしょう。
商売を始める上での4つの注意点
商売を始める上で、この4つに注意して取り組むようにしましょう。
1.怪しいビジネスに手を出さない
2.曖昧な目標設定にしない
3.ランニングコストをかけすぎない
4.収支管理を適当にやらない
簡単に儲かるといったフレーズで勧誘してくるビジネスがあります。簡単に話に乗らず、いったん自分で調べて、エビデンスを取るようにしましょう。
それをするだけでも、リスクを回避できる可能性があります。
それでは、4つの注意点をそれぞれ見ていきましょう。
怪しいビジネスに手を出さない
怪しいビジネスには注意しましょう。世の中には数多くの詐欺まがいのビジネスが存在します。
「簡単に稼げる」だったり、「1日万円の利益が出る」だったり、つい手を出したくなるようなフレーズで呼びかけていることがあります。
こうした勧誘についてはまず疑って、調べたり根拠あるエビデンスを取ったりするようにしましょう。
怪しいビジネスで仮に一時的に稼げたとしても、そのビジネスが何かのタイミングで無くなったとしたら、あなた自身のスキルが身についていないため、稼ぎつづけることができなくなります。
まずは自分の力をつけることが大事です。
曖昧な目標設定にしない
目標は明確に持つようにしましょう。曖昧なまま行動すると、行き当たりばったりの結果を生んでしまいます。
まずは、期限を持って数値化していくとよいです。
期限がないといつまでも、目標を先延ばしにしがちになります。また、数値化した方が良い理由は、今の状態がいいのか悪いのかを判断しやすいからです。
改善が必要ならば、いつまでにどのような状態を目指すべきなのかを、決めるようにしましょう。
ランニングコストをかけすぎない
ランニングコストを抑えることも重要です。ランニングコストは定期的にかかる経費のことで、光熱費や家賃、人件費などが該当します。
売上がどれだけ上がっても、経費がそれ以上にかかっているならば、ビジネスとしては成り立ちません。
ですので、ランニングコストを抑えることが重要なのです。
収支管理を適当にやらない
ビジネスの収支管理をきちんと行いましょう。
先ほどのランニングコストの話にもつながりますが、ビジネスの収支が把握できていない状態は危険です。収支管理ができていないと、必要以上に投資してしまったり、無駄な経費をかけすぎてしまったりする可能性があります。
売上と経費をチェックするタイミングは明確にして、実行するようにしましょう。
儲かる商売につくために必要な3つの資格
儲かる仕事をするためのおすすめの資格をご紹介します。
・公認会計士
・司法書士
・弁理士
これらの資格を取得すれば一般的な正社員よりも高収入を得られます。ただし、合格の難易度が高いため、勉強を長時間する必要があります。
まずはそれぞれ解説しますので、見ていきましょう。
公認会計士
公認会計士は、財務の幅広いサポートが行える国家資格です。難易度が非常に高いと言われていますが、取得すると多くの業務につくことができます。
独立開業できることはもちろんですが、監査法人の担当や企業内の財務担当などにつくことも可能です。
平均年収は992万円(厚生労働省の賃金構造基本統計調査)と高額ですので、勉強することは苦にならない、財務関連に興味があると言う人はぜひチャレンジしてみると良いでしょう。
司法書士
司法書士は法律の知識を持って法的手続きを代理することができる資格です。厚生労働省の調査によると、全国の司法書士の平均年収は971万となっています。
5%の合格率で非常に難易度の高いものですが、取得すると独立して儲けることが可能です。また、司法書士事務所で働いて一定の所得を稼ぐことができます。
ただし、先述した通り難易度の高い資格になっていますので、それなりに勉強していくことが必要です。
弁理士
弁理士は、知的財産権に関する業務を扱う際に必要な資格です。平均は700〜750万円と言われており、一般的な正社員より高い職業です。
こちらも試験に合格する必要があります。資格を獲得すれば、独立開業も可能ですし、企業の法務系の仕事につくことも可能です。
まとめ
ビジネスで儲ける仕事の特徴は、ゲームクリエイターやコンサルタントなどのように売上を作りつつ、必要経費を最小限に抑えられる職業です。
こうした職業につくには一定のスキルや情報収集が欠かせません。ですので、毎日のルーティンを決めたり、勉強し続けたりする勤勉性は成功する上で必須な要素になります。
注意しなければいけないのは、楽して稼ぎたいからと言って、簡単に稼げると言うビジネスに安易に飛び付いてはいけません。残念ながら詐欺に近い情報が多いからです。
「ヤフーオークション」などでも簡単に稼げるという情報が多く出品されていますが、詐欺に近い情報が多いため簡単に飛びつかないようにしてください。
しっかり注意点を理解した上でビジネスに向き合えば、儲かる仕事は数多くあります。自分にあった仕事を見つけてチャレンジしてみるとよいでしょう。