雑貨の仕入れ方法と雑貨屋の始め方。まずはECモールへの出店からやってみよう!

物販をしたい方には雑貨屋をおすすめします。雑貨は利益率が高いですし、安く仕入れることができるお店やサイトもたくさんあります。ただし、扱う商品によっては許可証が必要な場合もあります。

今回は、雑貨屋の始め方とおすすめの仕入れ先を解説します。こちらの雑貨屋創業マニュアルを読んで、あなたも雑貨屋を始めてみてください。

目次

雑貨屋の特徴と注意点

まずは、雑貨屋の特徴と雑貨屋を始める際の注意点を説明します。

利益率が高い

雑貨は仕入原価が安いため、雑貨屋は小売業の中でも利益率が高いのが特徴です。

経費を抑えられる

雑貨は場所を取らないため、よほどの量でもない限り家で保管できます。そのため、倉庫を借りる費用がかかりません。

コンセプト必須

雑貨屋は始めやすいため、ライバルが非常に多いのがネックです。そのため、ただ出店するだけでは売れません。他の店と差別化する必要があります。

実店舗を出す際は近所の雑貨屋を、ネットショップに出店する際は他の出品者を調査して、差別化の方法を考えましょう。特に、あなた独自のコンセプトを持って経営することが大事です。

市場調査

また、市場調査も欠かせません。最初は雑貨の中でもライバルが少ないニッチな市場を見つけて、実績を積んでから大きな市場で戦いましょう。

店舗名に注意

店舗名はコンセプトが伝わりやすく、読みやすい名前にしましょう。

ただし、他店と同じ店名にすると商号関連のトラブルになる可能性があるので、同じ名前のお店がすでに存在していないか調査した上で店舗名を決めてください。

ネットショップと実店舗の違い

続いて、ネットショップと実店舗の違いを解説します。

ネットショップ

ネットショップと言っても、厳密には2種類の出店方法があります。

1つ目は、自社ECサイトを自力で作成・運営して販売する方法です。この方法は、サイトの作成や集客に専門知識が必要なだけでなく集客にある程度の時間がかかります。ただし、一度集客システムを確立できれば、サイトは大きな資産になります。

2つ目は、Amazonや楽天などのECモールに出店する方法です。集客やサイト作成の手間はかかりませんが、利用料・販売手数料などを徴収されます。また、ブランディングが難しいというデメリットもあります。

実店舗

実店舗販売は、土地・テナントを借りた上でお店を作る必要があるため、初期費用がかなりかかります。

初期費用がかからないネットショップがおすすめ

ライバルが多い雑貨販売業は、必ずしも成功するとは限りません。そのため、初心者には初期費用がかかる実店舗販売はおすすめしません。実店舗を持ちたくても、最初はECモール出店から始め、コツを掴んでから実店舗に切り替えることをおすすめします。

雑貨屋の開業に必要な手続き

続いて、雑貨屋を始める上で必要な各種手続きを説明します。

中古品を扱う場合

まず中古の雑貨を扱う場合は、「古物商許可」が必要です。古物商許可申請には19,000円の手数料がかかります。申請に必要な書類は以下のとおりです。

・古物商許可申請書一式

・誓約書

・略歴書

・住民票の写し

・身分証明書

サイトを運営して販売する場合は、上記の書類に加えてURLの使用権限疎明資料が必要です。また、実店舗販売する場合は、店舗の賃貸借契約書のコピーも必要になります。

輸入品を扱う場合

輸入品を扱う場合、商品によっては届け出が必要な場合があります。詳しくは以下のリンク先をご確認ください。

参考: 法律・制度情報

雑貨の仕入れ方法

最後におすすめの仕入れ先を紹介します。

実店舗

まず1つ目は、実店舗で購入する方法です。わざわざ足を運ぶ必要はありますが、卸問屋で長く仕入れていると、売れ筋商品の情報が手に入ったりします

見本市・イベント

2つ目は、見本市やイベントで仕入れる方法です。イベントでは新作商品の発表が多いですし、メーカーと直接交渉することもできます。

ヤフオク

3つ目は、ヤフオクです。

参考: ヤフオク

ヤフオクは2000万人以上が利用する日本最大のオークションサイトです。常時6000万点以上の商品が出品されています。商品カテゴリも幅広く、様々な雑貨が格安で出品されています。

メルカリ

4つ目は、フリマアプリの代名詞「メルカリ」です。

参考: メルカリ

メルカリは女性利用者が多いため、女性向けの中古雑貨の仕入れにおすすめです。

Minne

5つ目は、Minneです。

参考: Minne

Minneは日本最大級のハンドメイド専門ECモールです。利用者の大半は20~30代の女性で、雑貨も多いです。

ハンドメイド作品を出品する人の目的には、「利益」と「趣味」の2種類があります。趣味目的の作家は「材料費を回収できればいい」くらいの気持ちで出品しているため、値段が安いです。ハンドメイド雑貨を仕入れる際は、趣味目的の作家を探しましょう。

Creema

6つ目は、Creemaです。

参考: Creema

Creemaも日本最大級のハンドメイドECモールです。利用者は20代後半~40代前半の女性が大半を占めており、雑貨も多く販売されています。

eBay

7つ目は、eBayです。

参考: eBay

eBayはアメリカ発の世界最大級のオークションサイトです。しかし固定価格出品が多いため、フリマ感覚で購入できます。雑貨を海外から仕入れるのにおすすめのサイトです。

雑貨屋はコンセプトが大事

雑貨販売は仕入れもしやすく利益率も高いため、ライバルが非常に多いです。

事前のリサーチをしっかりすること、他社と差別化できるコンセプトを持って運営すること、この2つが雑貨販売で成功する鍵です

この記事でご紹介した雑貨屋の始め方や仕入先を参考に、ぜひ売れる雑貨屋を創ってください。

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