ラクマの売上金は楽天銀行で受け取るのが吉！メリットや注意点をご紹介！
フリマアプリといえば、メルカリを思い浮かべる方は多いでしょう。しかし、ラクマにもメルカリとは違うメリットがあるため、おすすめのフリマアプリであることに変わりはありません。
特に、楽天銀行と組み合わせることで、お得さはさらに膨れ上がります。振込手数料が無料になったり、売上金が即時使えたりと、メリットが多いからです。
今回は、ラクマのメリットや、楽天銀行と組み合わせることのメリットについて紹介します。ラクマでの売買を検討中の方はもちろん、楽天のサービスとも併用させたい方も、ぜひ目を通してください。
ラクマの特徴
はじめに、ラクマの大まかな特徴について解説します。ラクマはメルカリやヤフオク!などと同じフリマアプリの一種です。大手企業である楽天が運営しており、アプリの累計DL数は3,500万を超えています。また、楽天の各種サービスと連動しているため、他のフリマアプリにはない特徴も多いです。
この項目では、ラクマの特徴についてご紹介します。ラクマのメリットとも言える部分なので、利用してみたいと思う方はぜひ参考にしてください。
手数料が比較的安い
メルカリとの大きな違いが、販売手数料の安さです。手数料は商品を売るごとに必ず発生するため、たくさん売れば売るほど、コストの差が明確になっていきます。
実際に発生する手数料ですが、メルカリが10%であるのに対して、ラクマは6%と4%も下回っている点が特徴です。1万円の商品を売った場合、400円分も利益に差が出ます。
手数料の差は純利益に直結するため、同じだけ売れるならラクマを利用したほうが確実に儲けが出ます。利益を出しやすいという点は、単純ながら明確なメリットでしょう。
売上金が使いやすい
ラクマで得た売上金は、使い道が豊富である点も特徴です。一般的に、フリマアプリで得た売上金の使い道は、手数料を払って銀行に振り込むか、フリマアプリ内で消費することが多いですが、ラクマのポイントは、楽天キャッシュを経由して様々な買い物ができます。
銀行振込と違い手数料が発生せず、チャージに時間もかからないため、非常に使い勝手が良いです。さらに、楽天キャッシュを利用すればポイントも貯まるため、一石二鳥です。
楽天銀行と組み合わせてお得に利用できる
ラクマは楽天銀行に売上金を振り込む場合、即日振込が可能です。他銀行のように数日かかるといったことはありません。
正確には、当日の8時59分までに振込手続きを行うことで、当日中に振込が完了します。加えて、振込金額が1万円以上あれば手数料がかからないため、金額面でのロスをなくせます。
即日振込かつ手数料がかからないため、他の振込先よりかなり使い勝手が良いと言えるでしょう。楽天銀行は預金残高が多いと引き出しの無料回数が増えるなどの特典もあるため、二重にメリットがある仕組みとなってます。
信頼性の高い取引が可能
フリマアプリは個人間での取引なため、トラブルが絶えません。しかし、ラクマにはトラブル発生のリスクを減らすための制度として、「購入申請」があります。
購入申請は、取引をする前に直接購入の意思表示をするための仕組みです。相手を選ぶ際に、過去の取引履歴などを確認できるため、質の悪いユーザーを事前に選別し、質の高い取引が行えます。
特に、高額な出品は万が一の損失も大きいため、確実な相手に売りたいと考える人は多いです。購入申請を活用することで取引の確実性をより高められるため、信用を大事にする方ほどラクマの利用をおすすめします。
手軽に出品できる
ラクマでは、バーコードをスキャンするだけで細かい入力をまとめて省略できます。出品作業は手間がかかりますが、バーコード出品であればある程度まで入力する必要がないため、手間を大きく軽減可能です。
もちろん、必要に応じて修正も可能なので、単純にメリットが多い仕組みとなっています。価格はそのときのおおまかな相場を表示してくれるため、価格設定に悩んでいる商品の参考にもなります。
楽天ポイントがより貯まる
ラクマで商品を購入したり、売上金を楽天キャッシュにチャージしたりして利用することによって、楽天ポイントが貯まります。
楽天ポイントは楽天の各種サービスで利用できるため、用途が非常に広いです。人によっては、携帯料金や電気料金などの支払いも楽天ポイントで行えるため、お得に使える確率は非常に高いでしょう。
また、定期的にポイントアップのキャンペーンも行っているため、利用するほどポイントが貯まっていきます。各種サービスと連動させて効率的にポイントを貯められるのは、他のフリマアプリではなかなか得られないメリットです。
楽天カードと組み合わせてさらにお得に
ラクマの売上金は、直接楽天キャッシュにチャージも可能ですが、楽天カードを間に挟むことで、さらにお得に利用できます。
ラクマの売上金を楽天銀行に振り込み、楽天カード経由で楽天キャッシュにチャージすることにより、手数料を一切払うことなく、チャージ分に対して0.5%のポイントが発生します。
さらに、楽天ペイも組み合わせることで、最大1.5%のポイントを得ることも可能です。とにかく楽天のサービスは組み合わせるほどポイントが貯まりやすくなるため、あらゆるサービスをつなぐ楽天カードの取得は、非常にメリットが大きいです。
銀行振込で手数料を発生させない方法
メルカリをはじめ、多くのフリマアプリは売上金を振り込む際に、手数料が発生します。手数料は振込の都度発生するため、単純に損失です。
しかし、ラクマは楽天銀行を利用することで、特定の条件を満たすと振込手数料を無料にできます。フリマアプリを長く使い続けるほど、手数料の損失は大きくなるため、損失を無くせる手段があるのは大きなメリットです。
この項目では、ラクマの手数料を発生させない方法について紹介します。少額だと思って甘く考えていると多額の損失につながるため、必ず意識しておきましょう。
他銀行への振込手数料
振込をする場合、手数料として210円が発生します。金額にかかわらずこの金額がかかってしまうため、振込回数が多いほど損失が膨らんでいきます。
振込回数は極力減らしたいですが、売上金は獲得から1年が経過すると消滅してしまうため、いつまでも振込を先延ばしにするわけにもいきません。楽天銀行以外を利用している場合、手数料による損失は避けられないでしょう。
振込手数料が無料にするための手順
ラクマの売上金は、楽天銀行に1万円以上振り込むことで、手数料を無料にできます。1万円未満の場合、楽天銀行でも振込手数料が発生するため、注意してください。
1万円以上の売上金は一見ハードルが高いと思いがちですが、売上金の期限である1年以内に1万円以上売上があればいいため、そこまで難易度は高くありません。
振込申請を行う際のポイント
振込申請は、基本的に金額を指定するだけなので、誰でも簡単に行えます。しかし、必要な注意点もいくつかあるため、手続き途中で振込ができなくなったり、せっかくの売上金がなくなってしまったりするケースも少なくありません。
この項目では、売上金を振込申請する際のポイントや、注意点について紹介します。
本人名義の口座しか使えない
売上金を受け取れる銀行口座は、ラクマに登録したユーザー本人のものだけです。これは楽天銀行だけでなく、他銀行を振込先に選ぶ場合も同様です。
ラクマの登録ユーザーが自分ではなかったり、銀行口座の名義が自分以外の人だったりする場合、振込はできません。どちらも容易には変更できないため、振り込む前に必ず確認しておきましょう。
一度に振込可能な上限金額
一度の振込申請で振り込める金額は、1,000～50,000円です。50,000円以上売上金がある場合は、複数回に渡って振込申請をする必要があります。
振込申請には回数制限がないため、申請すること自体はそこまで難しくありません。しかし、複数回に渡る申請は手間がかかるほか、楽天銀行以外への振込の場合は、申請の度に手数料が発生してしまうのが難点です。
また、999円以下の金額は振込申請ができません。売上金を増やして申請を行うほか、楽天キャッシュにチャージするといった方法でも利用できます。
振込申請はキャンセル不可能
一度行った振込申請が完了した場合、キャンセルはできません。そのため、振込金額や振込先の確認は、必ず行ってください。
特に、振込先を間違えて楽天銀行以外に複数回振込をした場合、多くの手数料が発生して損失が増えてしまいます。やり直しがきかないからこそ、確認は徹底することが大切です。
売上金は1年で失効する
ラクマの売上金は、発生から1年が経過すると、古い順から失効していきます。振込手数料が惜しいからと振込しないままでいると、いずれ売上金自体がなくなってしまうのです。
売上金を無駄にしないためには、手数料のかからない楽天銀行にこまめに振り込むのが効果的です。また、振込できない999円以下の金額については、楽天キャッシュにチャージすることで使用できるため、追加で売上金が稼げなくても余すことなく使い切れます。
振込申請ができない原因
手続きに問題がないはずなのに、振込ができないという場合、さまざまな原因が考えられます。振込申請ができない理由を正確に把握しなければ、解決はできません。
この項目では、振込申請ができない場合に考えられる原因と、対策について紹介します。振込申請がうまくいかない場合は、ぜひ参考にしてください。
口座情報を間違えている
振込申請時に最も多いミスが、口座情報のミスです。銀行名や支店名、口座番号などどれか一つでも入力ミスがあると、振込は実施されません。振込申請を完了させる前に、入力した内容に誤りがないか必ず確認してください。
また、まれに銀行側の情報が変更されるケースもあるため、自分の把握している情報が現在の情報と合っているか、事前にチェックしておきましょう。
口座情報が間違っていて振込できなかった場合でも、振込手数料はしっかり発生するケースもあります。余計な損失を避けるためにも、確認を徹底してください。
本人確認の手続き途中
ラクマでは、50,000円を超える商品を販売したり、特定の商品を購入したりした場合に、本人確認が必要になるケースがあります。
本人確認自体は、必要書類をアップロードするだけなので、特別難しいことではありません。ただし、本人確認中は不正利用防止の観点から、振込申請ができなくなっています。楽天キャッシュへのチャージなども同様に不可能なため、売上金を移動できない場合は本人確認の有無をチェックしてください。
この本人確認の手続きは、ラクマや楽天キャッシュで行っている本人確認とはまた別のものです。そのため、場合によっては連続で本人確認を求められるケースもあり、手続きを忘れがちなので注意が必要です。
ラクマと銀行口座の名義が異なる
振込先の名義は、ラクマの名義と同じでなければいけません。異なっていると、振込先の口座として選べないので注意が必要です。
何らかの事情で名義が変わっていた場合は、アプリのユーザー情報の項目から、名義の変更手続きを行ってください。
名義の変更は手続きが大変なので、可能であればラクマを登録する時点で、振込先に間違いがないか確認しておきましょう。
まとめ
ラクマは販売手数料が安かったり、楽天銀行と連携して振込手数料を無料にできたりと、他のフリマアプリにはないメリットがたくさんあります。利用人口も多いため、不用品の売却はもちろん、ビジネス目的での利用も十分可能です。
売上金は、楽天銀行へ10,000円以上振り込むことで、手数料が発生しません。また、楽天キャッシュにチャージする方法でも手数料は必要ないため、損失なく売上金を利用できる点は大きなメリットです。
ただし、振込先の口座はラクマと名義が同じである必要があります。また、1年経つと売上金が消えてしまうため、早めの振込を心がけてください。
